魔銃使いは迷宮を駆ける   作:魔法少女()

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第一〇五話

 商人連中のしつこい追撃。黒い三連星どころか、黒い十八連星だった訳で、いくらなんでも数が多すぎてさばききれない。途中、ベルがこちらに気付いて動きかけたが神ヘルメスが止めた。

 なぜベルのそばに神ヘルメスがいるのか気になるところではあるが、ベルを止めたのはナイス判断。乱入された結果、話が拗れて面倒な方向──いちゃもんつけられて強制的に取引契約を結ばれる流れになったらヤバかったんだ。

 とはいえ本当にしつこい。しかも……半ば脅し染みた事も言っていた。『今取引しなければ後悔する』だとよ、バカですかね? 契約関係で脅す様な事を言えば警戒するのも当たり前だろうに。

 やんわりとふわふわした言動でなんとかのらりくらりと回避を続けていると、途中でフィンがダンスに誘ってきた。それとなく周囲の商人を圧で押しのけ、俺の前に現れたフィンは唐突に跪いて『ぜひ僕と踊ってほしい』と直球のドストレートをぶち込んできやがった。周囲がざわめくのも厭わず、顔を上げてウィンクしたイケメンにはこちらも嘆息。仕方なく彼の手を取った訳だが……。

 

「助けてくれた事には感謝していますよ」

「いや、僕の方がお礼を言う側さ」

 

 優しくエスコートして商人の輪を抜け出しながら礼を言えば、フィンは苦笑を浮かべつつ周囲をそれとなく見回した。俺もつられて見回せば、女性達の発情した獣を思わせる視線に晒され、思わず身震いした。

 いや、待って、冒険者の女性って……肉食過ぎない?

 確かに見た目は美しく、可憐な女性も多い。しかし、それを打ち消しかねない勢いでフィンに熱い視線を向ける女性ばかり。もっぱら、腕っぷしに自信のある者は冒険者になる訳で……普通の男性冒険者は粗野で汚いイメージが強い。そんな中、冒険者の男性にしては非常に珍しく庇護欲を誘うフィンの容姿、そして第一級冒険者という肩書が女性の気を引くのだ。

 それで、女性の方も基本は腕っぷしに自信がある訳で、結果として女性もかなり強い。個性とか腕っぷしとかいろいろ。本来なら女性が男性と殴り合えばただでは済まないはずが、神の恩恵のおかげでまっとうに殴り合える訳だ。結果として女性も気が強い者が増え────そういった女性がこの場に多いっぽい?

 

「【ブレイバー】様、すいませんやっぱ踊るのやめたいんですが。殺されそうです」

「……埋め合わせはする」

「いや、割と真面目に命が危なそうなんですが」

 

 本気で言いたい。殺意に満ちた視線多すぎ。『何あの小娘』とか聞こえるよ……ナイフ握りしめてても違和感のない女性ばかりに見えますねぇ。いや、確かに競争率は激しいんだろうけど、いくらなんでも殺意剥き出しの女性多くない? ティオネちゃんが可愛く見えるレベル……うわ、殺気の三割がアマゾネスなんだが。物騒な種族だなぁ。

 

「【ブレイバー】様、埋め合わせを今すぐしてほしいのですが」

 

 胃に穴があきそう。

 

「何をすればいいのかな?」

「【剣姫】とうちの団長を躍らせてあげれません?」

 

 ベル君の事だし、アイズさんと踊れるなら踊りたいだろう。というかそういう報酬があってもいいよね?

 さっきからアイズさんの所に数人の神や男性が群がって『僕と踊ってください!』『ごめんなさい』の即答で切り捨てられまくってるのが見えるし。助けてもらっておいて要求するのはアレ過ぎるが、いくらなんでも女性の嫉妬で殺されかねないところに引っ張り出されておしまいだったら、商人に囲まれてたほうがはるかにマシだし。

 

「……良いけど、誘うのは彼の方からでないと体裁が悪いんじゃないかい?」

「私が説得しますので……貴方は神ロキをどうにかしてくれれば」

 

 難関は神ロキの存在である。今はヘスティア様と言い争いを────待って、ついさっき止めたばっかりなのにまた言い争いしてるんだけど。ちょっと仲良すぎじゃないですかね……。

 

「わかったよ」

 

 針の筵に立たされた気分のまま微笑みつつもベルと神ヘルメスの元に向かえば、ヘルメスがニヤニヤ笑いながら、ベルが申し訳なさそうに俺とフィンを出迎えた。

 

「やぁ、お似合いのカップルだねお二人さん」

「冗談でも笑えない事言わないでください。死にたいんですか?」

 

 そこのバルコニーから突き落とすぞ。

 

「さっきぶりだね【リトル・ルーキー】、それと神ヘルメス」

「あ、えっと……こんばんは」

 

 若干気圧された様な雰囲気を感じさせるベルに首をかしげるフィン。ベルが一瞬こっちを見て、またも申し訳なさそうな雰囲気をしている。別にベルじゃあの商人相手は無理だったろうから気にしてないんだが。

 何やら意気消沈してるのは気になるが。アイズさんと踊れば気もはれるんじゃないか?

 

「【リトル・ルーキー】では落ち着かないかい? だったらベル・クラネルと呼ばせてもらうけれど」

「い、いえ、その……呼び捨てでお願いします」

「ふむ、僕は今から彼女とダンスに行くんだけど、君に少しお願いがあってね」

 

 お願い、と聞いた瞬間にベルが驚きの表情を浮かべて姿勢を正す。第一級冒険者からのお願いとは何だと身構えるベルに対し、フィンは小さく笑みを浮かべて口を開いた。

 

「悪いんだけど、アイズと踊ってやってくれないかい?」

「へ?」

「アイズはああ見えて、一度も踊った事がなくてね」

 

 それに僕が離れてるとああなるから。そういってアイズさんの方を示すフィン。示されたアイズさんはまたも誘蛾灯に誘われるかの如く近寄ってくる男性に頭を下げられ、神も人も問わずに『ごめんなさい』と言い続ける機械になっている。というかアイズさんも困ったような疲れた様な表情でロキをちらちらとみている。

 いつもは番犬よろしく神ロキがべっとりついて回っているのだろうが、その神ロキがヘスティア様に掛かり切りなせいで今晩はアイズさんがひっきりなしに男性に誘われ続けて辟易しているらしい。

 

「それで、僕も離れてる今、あんなふうにアイズが誘いを断り続ける羽目になっているんだ。申し訳ないけど、ベル・クラネル、君がアイズをダンスに誘ってやってくれないかい?」

「えぇっ!? ぼ、僕がっ!?」

 

 驚きの表情を浮かべたベルに対し、フィンがきさくそうにうなずく。

 

「ああ、君の誘いなら断らないだろうからね。頼むよ」

「で、でも……僕なんかが誘う訳には……」

 

 そう言いつつも本心では誘いたいのだろう。ベルがちらちらとアイズさんの方に視線を向けている。説得してみるかと口を開こうとした瞬間、ヘルメスが大業な仕草で両手を広げて立ち上がった。

 

「オレに任せてくれ! なんたって愛の神だ!」

「……はぁ?」

 

 思わず変な声が飛び出たわ。何言ってんだこいつ。

 胡乱げな視線を向けると、パチリと音がしそうな程のウィンクをしてみせたヘルメスがベルの手を取って歩き出した。フィンの方に視線を向ければ、肩をすくめられる。

 

「まあ、任せてみよう。悪い事には……ならない、はずだ。多分だけど」

「だと良いですね」

 

 神ヘルメスは背中を刺してくる神だぞ。そう思いながらも腕を引かれるベルの後に続いていく。

 

「神ロキとヘスティア様は」

「それもオレが何とかしよう!」

「無理、無理ですって!」

 

 ついに取っ組み合いをし始めた神ロキとヘスティア様の方に視線を向けて自信満々に言い放った神ヘルメス。ベルは腕を引かれながらも必死に無理だと伝えている。どこか青ざめている姿に嘆息しつつもベルの腰をぽんとたたいた。

 

「ベル、男は度胸ですよ」

「僕はミリアみたいにはなれないよ!」

 

 なんだそれは、俺が男みたいだと言いたいのか。まあ、ある意味では間違っていないが。

 アイズさんに踊りを申し込み、即殺され続けている男連中を掻き分けて神ヘルメスが颯爽とベルを伴いながらアイズさんの前に躍り出た。ついでに後ろからそれに続いた俺とフィンをアイズさんがちらりと見つめ、ヘルメスに向き直ろうとした瞬間、神ヘルメスに腕を掴まれたベルに気付いて目を見開く。

 

「あ……」

「ああ、麗しの【剣姫】! どうかこのヘルメスと踊って頂けないだろうか!」

 

 周囲に集まっていた男連中が『ヘルメスが行ったぞ』『百人目はヘルメスか』『断るだろ。百人切り達成かぁ』などと笑っている。ついでにヘルメスの凶行に気付いた神ロキがヘスティア様と取っ組み合いをやめてヘルメスを射殺す様な目で睨みつけている。

 アイズさんは一瞬ぽかんとしたのち、ヘスティア様と神ロキの方を見やる。それから意を決したのか断ろうと口を開く寸前。神ヘルメスが言葉を被せる様に演技臭い仕草で語りだす。

 

「おおっと! しまった! これから急用があるんだった!? 今思い出してしまったよ!!」

 

 わざとらしい芝居を始めたヘルメスに周囲の男連中が首を傾げだし、アイズさんはあっけにとられたのか困惑の表情を浮かべている。

 

「誘った女性を放り出すなんて、神として、いや男として廃る──ベル君、代役を頼んだよ」

「え?」

 

 すぐ後ろで即興劇でも見ていた気分のベルの肩を掴んでアイズさんの前に引きずり出すヘルメス。思わず額に手を当ててため息。強引過ぎるだろ……いや、一応通りは通ってるといえばそうなんだが取ってつけた様な言い訳だなぁ。

 

「ヘルメス様!?」

「いいかい、ベル君? (オレ)の顔に泥を塗らないでくれ」

 

 バチコンと音がしそうなわざとらしいウィンク。神ヘルメスは静かにその場を後にし、それとなくヘスティア様と神ロキの視線を塞ぐ様に眷属二名を配置して気付かれない様にしていた。

 気まぐれな神に代役(めんどう)を押し付けられたという大義名分を手にしたベル君。とはいえ一押しすべきかなぁ。

 アイズさんの方は『建前』をそのまま受け止めたのか、ベルの方に向き直って返事を待っている。まって、余りにもわかりやすい建前だったというのに、アイズさんはそれを字面通りにベルが代役を務めると思っているらしいぞ。

 

「【ブレイバー】、あの」

「言わないでくれ。わかってる」

 

 いくら何でもあの神ヘルメスの奇行をそのまま受け入れるアイズさんは天然が過ぎるだろう。そしてベルの方は百面相しそうな勢いで表情がコロコロと変わっていっている。一押しで落ちそうな感じしてるし、いけ【ブレイバー】! ダメ押しだ! トレーナー気分でフィンをちょいちょいとつつけば、フィンが苦笑しつつもベルの腰をたたいた。

 

「このままだとアイズも恥をかく事になる」

「……!」

 

 周囲の神、人問わずに集まった者達が壁となって俺たちを取り囲んで壁を作っている。

 

「記念すべき百人切りの対象は【リトル・ルーキー】かぁ」「ヘルメスになげっぱされてるし」「ああ、兎君じゃ無理だろうなぁ」

 

 周囲の男連中は初めから踊ってもらえるなんて思っちゃいないのか心無い言葉が降り注ぎ、ベルが若干怯んで言葉を詰まらせている。おい、断られるかどうかなんて結果を見なきゃわからんだろ。黙ってろよ。

 周囲の男連中を睨むさ中、フィンがいきなり前に回り込んできた。なんだ?

 

「【魔銃使い】、僕と一曲踊って頂けませんか」

 

 ……? さっき誘われて────手本の積りか? アイズさんとベルが此方を見ているさ中、二度目の誘いを行ったフィンに呆れつつも差し出された手を取る。

 

「喜んで」

 

 全然嬉しくもないが、それでもここで断ると面倒事になりかねないしな。仕方なくその手を微笑みつつも取れば、フィンは微笑み返してベルの方を見て小声で声をかけた。

 

「頼んだよ、ベル・クラネル」

 

 人混みが自然と割れて道ができ、中央のホールに足を運ぶフィンにエスコートされつつもちらりとベルを見れば、後ろでベルが勇気を振り絞ってアイズさんに手を差し出してダンスに誘っている光景が見えた。

 まあ、断られる事はないだろう。

 

 後ろで響き渡る驚きと驚愕の声、そしてどこからともなく響くヘルメスの悲鳴を聞きつつもフィンの袖を軽く引っ張る。

 

「ありがとうございます」

「いや、僕は一押ししただけさ」

 

 謙遜したフィンの様子になんとか肩の力を抜く。ダンス自体は経験が無い訳じゃないが、男性側しか知らんからうまく踊れるかはわからんなぁ。

 

 自然とフィンが俺の腰に手をやってきたので、俺もフィンの肩に手をかけ、自然とダンスをし始めた。特に問題は────あったわ。

 背丈の差はおおよそ20cmはある俺とフィン。決して、フィンが下手な訳じゃない。しかし上手という訳ではない。引っ張られる感覚を味わいつつも嘆息。

 

「もしかして、女性と踊るのは初めてですか?」

「そうだよ」

 

 背丈の関係もあるし、伴侶とする女性以外と踊る気は無いと苦笑を浮かべたフィンの胸に頭突きしたい気分になりつつも、フィンに引っ張られながら踊る。下手じゃない、下手ではないんだ。

 言ってしまえば、教科書通りの踊り方をしているだけで。むしろ()()()()()という意味では上手だ。だが、教科書通りの踊りっていうのは欠点がある訳だ。

 

「【ブレイバー】様、少し背丈の差を考えてくれると助かります」

 

 別に耐えられない程ではないんだが、やっぱり引っ張られながら踊るのはつらい。これが俺とベルとかの組み合わせだと間違いなく俺が振り回されるんだろうなぁ。背丈の差を意識しないと教科書通りのままではあまりよくない。

 

「……きついかい?」

「少し」

 

 フィンの手を取り、こちらのペースに強制的に合わせていく。そうするとフィンが若干表情を崩して納得した様な吐息を零した。

 

「なるほど、教科書通りだとダメみたいだね」

「基本的なダンスはあまり身長差がある方と踊る様にはできてませんからね」

 

 基本的なダンス、教科書通りの踊り方というのは背丈の差が±10ぐらいを意識して作られている場合が多い。それ以上の差がある場合はその都度、調整しないと()()()()()()感覚が残ってしまうのだ。

 フィンの踊りが微修正され、数十秒で完璧に修正されて引っ張られるのではなく、導かれる様な感覚になったところで、フィンが頬を引き攣らせ始めた。

 

「どうしました? 完璧にできてますよ?」

 

 というか流石だな。普通なら指摘されて数秒で修正なんてできないぞ。だというのに頬を引き攣らせるフィンはさっと俺と場所を入れ替えて先ほど見ていたらしい光景を俺にも見せてきた。

 うわ……ベルとアイズさんのダンス、酷過ぎ……?

 足を引っかけて転倒しかけ────冒険者特有の高性能な身体能力を駆使して転倒だけは回避する。そんなダンスというよりは互いに足を引っ張りあうダンスではない何かを繰り広げている姿を見て俺も思わず微笑みの仮面が吹っ飛んだ。

 足を踏んでないだけマシか? いや、いくらなんでも酷過ぎなんだが。あ、ベルとアイズさんが互いを意識しすぎてるのか互いに視線を外したまま踊ろうとしてる。そりゃそうなるだろ……。

 

「……あの、アイズさんダンスの経験は? ちなみにベルは無いと思います」

「初めてのダンスだね」

 

 あはは、初めて同士かぁ。いや、その……もうちょっと配慮するべきだったか。せめてダンスの基本だけでもさらっと教えておくべきだったか。

 あ、アイズさんがベルの胸に頭突きかましてる。咽こんでいるベル君が汗をだらだら流しながら四苦八苦して踊ろうとしているのを見て、なんかおかしくて笑みが零れた。いや、笑ってちゃまずいんだけどね。

 

「どうする? 僕たちがそれとなく教えるかい?」

「その必要はなさそうですね」

 

 あの場まで足を運ぶ事はそう難しくはない。踊りながら移動する事もできるぐらいにはフィンはダンスが上手いし、俺もリードされるぐらいなら余裕だし。

 けれど、ベルとアイズさんの傍に見覚えのある男神二人と少女二人が踊りながら近づいてダンスの心得をそれとなく教えているっぽい。ミアハ様にタケミカヅチ様、ナァーザさんにミコトがそれぞれにアドバイスをしたのか、先ほどの頭突きしていた時よりはだいぶマシな踊りが出来る様になっていた。

 というか、周囲をよく見てみると格式ばったダンスをしているのは俺とフィンだけで、ほかの面々は割とやりたい放題だな。旋律に合わせてステップもどきを踏むだけのペアが多い。

 そりゃ本格的な舞踏会な訳じゃないからそうなるのか。となると……逆に俺とフィンが浮いてね?

 

「浮いてますね」

「……みたいだね」

 

 格式ばった舞踏を披露する俺とフィン、教科書通りの踊り方しか知らないしどうすりゃ良いんだ。周りみたいに合わせようにもさっぱりわからんぞ……。

 

「このままでいいんじゃないかい?」

「……ですかね」

 

 もういいや。フィンに身を任せておくほうが楽だし、変に意識しても仕方ない。微笑みの仮面だけは張り付けてフィンに身を任せた。

 

『────うおおおおおおおおおおおッ!? アイズたーんっ、何やっとるんや!! おいっコラ、ドチビッッ、放せぇー!!』

『はぁ? 何を言ってうわぁあああああああああああ!? ベルくーん!!』

 

 あ、二柱の女神様が気付いたらしい。凄まじい絶叫を上げて会場に乗り込んで二人を引っぺがそうとしているのを見て嘆息。ヘスティア様には悪いけど、ベルが嬉しそうだし今はちょっとそっとしといてあげたい。フィンに目配せして神ロキを止める様に頼むと、フィンは苦笑しながらつぶやく。

 

「神ヘルメスが手を打った様だ」

 

 視線を向けた先。ファルガーだったか。神ヘルメスの眷属の男性の方がヘスティア様を、アスフィさんが神ロキを抑え込んで消えていく。ヘスティア様に傷一つでも付けたらあの獣人撃ち抜こう。一瞬、ファルガーが身震いして消えていったのを見送ったところで物騒な台詞が聞こえた。

 

『……オッタル、ここにミノタウロスの群れを連れてこれないかしら?』

『不可能です。フレイヤ様……』

 

 獣人の大男を傍に控えさせた美神様が美しい微笑みを浮かべながらさらっと恐ろしい事を呟いてらっしゃる……やめてくださいフレイヤ様!

 

「大変な女神に目を付けられたみたいだね」

「【ブレイバー】様、全然役に立ってないですよね? ほぼ神ヘルメスが事を進めましたし」

 

 踊りつつもフィンに微笑みかけると、フィンが頬を引き攣らせた。

 

「……確かに、その通りだ」

「では、踊りに付き合ってあげたお礼に、フレイヤ様の暴走を止めてください」

「それはオッタルに頼んでくれ」

 

 忠実な(しもべ)のオッタルに止められるとは思えないんだよなぁ……。

 マシになったステップを踏むベルとアイズさん。ようやくうるさくなっていた女神様二柱も消え、二人きりの世界に入っている。先ほどの意気消沈してた様な表情が消え去っている事に安堵しつつ、神ヘルメスのご冥福を────祈る必要ねぇな。うん、地獄に落ちろとまではいかないが、安寧とか不必要な気がする。




 直ったと思ったのにまぁた再発してやんの……。
 次回話からかなり追い詰められるっていうのに、こんなんじゃ先が思いやられるよ。

 とりあえず、次回話からアポロンのターン始まります!




 それとは少し話が変わりますが、TSロリモノ増えないですねぇ。
 2~3話投稿してエタるばかり……もっと力を入れてだね……。

 感想・評価が来なくてやる気が出ないのか。それとも続きが浮かばないのか。

 前者なら、とりあえずプロローグだけ出されても感想の書き様がないだろうし、その時点で評価入れられてもって話になるので……そうですね。せめてミノタウロス、とまではいきませんがシルバーバック(怪物祭)までは頑張って更新すべきかとぉ。むしろそこまで更新してようやく反響が出るぐらいになるんじゃないかなって思います。
 ……この作品、割と序盤の方(初回ミノタウロス戦でボコられた当り)から反響はありましたが、今までになかった作風だったから目立っただけですし、というかミノタウロス遭遇イベントすらいってないのはちょっと……。
 というか初回ミノタウロスまで進めればワンチャンあるんじゃないですかね。

 続きが浮かばない場合? それは、その……どうしようもないですかね。
 私は続きが浮かばなかったらとりあえずゲームやって気晴らししますし。ドルフロでG41ちゃんを愛でたりとか、Grim Dawnで装備厳選したりとか、EDF5で友人とどれだけ吹っ飛ぶか選手権やったりだとか。
 気晴らししても浮かばない? えぇっと、原作読むとか? ほかのダンまち二次読むとか……? 発想力は、その、頑張ってとしか……。

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