魔銃使いは迷宮を駆ける   作:魔法少女()

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第二十五話

 意識を取り戻したのはダンジョンからバベルの地下へと続く螺旋状に掘り込まれた階段の所でベル君に背負われている所での事だった。

 

「ミリア、大丈夫?」

「……すいません、気絶してましたか」

 

 最後の記憶では弾切れになった後にクラフトマガジンしてー……うん。ウォーシャドウが背後から近づいてきてて一撃でばっさりと斬り捨てられた気がする。マジック・シールドで攻撃自体はヒットしてなかったが、精神力(マインド)をがっつり削られて意識が飛んだらしい。

 俺はアレだな、他の魔法使いと違って防御性能あるって訳でも無いなこれ。攻撃喰らうとマジック・シールドで防いでくれるとは言え、マジックシールドの破損時に発生する精神力(マインド)消費が馬鹿にならん位に大きいから。結局被害(ダメージ)は防げても気絶しちまう。要するに普通の魔法使いと変わらん。攻撃喰らったらアウトだよ。

 

 と言うかベル君顔半分血塗れじゃないか。大丈夫か。

 

「ベル、下してください」

「ごめん、上まで頑張るからそこまで待って」

 

 あ、階段で人を下すのは流石に危ないか。ここ手すりも無いしな。と言うか足取りが凄く不安を誘うんだが、大丈夫かベル君。マジで。

 

「ねぇミリア……」

「なんですか」

 

 どうしたんかね。

 

「……僕、強くなれるかな」

 

 あー、不安なんかな……。でもはっきり言える事はある。

 

「なれますよ」

 

 と言うか現在進行形で俺とベルの戦闘能力に差があり過ぎる気がする。はっきり言ってベルは現段階で俺よりかなり強い。ウォーシャドウの攻撃を見切る事なんて出来ずに喰らっちまった俺とは違ってベルはギリギリとは言え回避したりしてたしなぁ。

 ……と言うか血塗れのベル君見てると気分悪くなってくるな。本当に大丈夫かこれ。

 

「それよりも怪我、大丈夫ですか?」

「うん、派手に血が出てるけど傷自体はもう塞がったし」

 

 ポーション、無いのか……。マインドダウンから復帰直後に魔法使うのってどうなんかね。いやでも今もマインドが不足してんのかね。使ったら気絶しそうなんだが、やっぱ見てられんよなぁ。

 

「『癒しの光よ』『レッサーヒール』」

 

 出血自体は止まってたが、やっぱ怪我はなぁ。放置すると感染症が……いや、冒険者が感染症にかかるのはないのか? と言うか、気絶しなかったな。

 

「ミリア、大丈夫?」

「気絶すると思ったけど……大丈夫みたいね」

 

 一晩で回復力があがった? なわけないか。

 

 

 

 

 

「朝……」

 

 バベルの地下から這い上がるかの如く地上に出た俺とベル君を出迎えたのは朝焼けの街並みだった。

 ふと思い返すのは夕焼けの中でベル君にファミリアの勧誘をされた光景だ、あれが無ければ俺はどうなっていたのか。考えるだけで背筋が震える。だが同時にベル君への感謝も沸き上がってくる。

 

「ベル」

「なに?」

 

 仕切り直しって訳じゃ無いがきちんと自己紹介しておくかな。

 

「私の名前はミリア、ミリア・ノースリスです」

「……? えっと……」

 

 困惑した表情のベル君、当然だよな。ベル君からすれば唐突な自己紹介だし。でも俺にとっては初めての自己紹介だ。ヘスティア様に貰った名前での。

 

「初めて出会ったのが、貴方で本当に良かったですよ」

 

 他の冒険者なら見捨てられていたか、もしくは……いや、もしもを考えるのはやめておこう。俺はベル君とヘスティア様に救われた。

 ベル君にはダンジョンの中でゴブリンから救われてヘスティア様と引き合わせてくれた、ヘスティア様には自分を見失ってさ迷っていたのを救われた。

 感謝してもしきれないぐらいに、胸がいっぱいだ。この感謝の気持ちを言葉として言い表すことは出来ないだろう。だから、せめて、伝わる範囲が小さくとも伝えよう。

 

「ありがとう」

 

 驚きの表情から困惑した表情に変化して、ベル君は照れたように頬を掻きながら呟いた。

 

「僕の方こそ、ありがとう。ミリアが居なかったら危なかったし……それとごめん。ミノタウロスから逃げたとき、置いていっちゃって……」

 

 ミノタウロスと出会ったときの事はよく覚えていないが、そのときの俺の思考からしてほぼ間違いなく俺は自ら囮となるべく行動しただろう。ベル君を助けて自分は死ぬ、俺の好みそうなシチュエーションってやつだしな。だからって此処でベル君にそう伝える必要もないか。

 

「なら、今度ミノタウロスに襲われたら……その時はかっこよくミノタウロスを倒してくださいね」

 

 まぁ、何年先のことになるかは知らんがね。早くともランクアップには二年ぐらいかかるみたいだし。

 

「わかった、次は必ず」

 

 いい雰囲気になったのは良いんだが結局はボロボロになって倒れる寸前のベル君と、マインドダウン寸前の俺の二人はなんとか歩いてヘスティア様の待つ本拠の廃教会まで行かなきゃなんだよな。これ、帰れるのか?

 

 

 

 

 

 若干見慣れてきた廃教会の入り口でキョロキョロと周囲を見回して心配そうな表情を浮かべたヘスティア様を見つけて呆気にとられた。本当に寝ずに待っていた様子だ……なんつーかな、凄く申し訳ない。

 

「ベル君! ミリア君!」

 

 肩を貸していたベル君をヘスティア様に任せる。申し訳ないが寝た訳でも無いのにマインドが回復する訳でも無いし、その所為で気絶寸前なんだ。怪我はベルの方は血で汚れてはいても俺の回復魔法で癒したしないはず。ただ疲労はどうにもならん。んで俺の方は俺の方でマジックシールドのおかげで怪我は何一つ無い。但しマインドダウンの影響でふらふらだよ。

 

「神様……僕、強くなりたいです」

 

 おぉう。カッコいい宣言じゃないか。朝日が降り注ぐ廃教会の前で主神である女神に向かっての宣言。ダンジョンの中であれだけ吠えたんだ、その宣言の重さは伊達でもなんでもないだろう。

 かっこいいな畜生。俺もあんだけ吠えられる様な人間になりたいな。まぁ、無理だろうけど。

 

「ベル君、ミリア君、おかえり」

「ただいま、神様」

「ただいまです」

 

 あぁ、この笑顔が見れて本当に良かった。何度死ぬ事かと思ったが、この笑顔が見れるなら頑張った甲斐があったってもんだよ。

 

 

 

 

 

 血塗れのベル君をシャワー室で綺麗にしてっと……ベル君の裸を意図せず見てしまった訳だが。なかなか良い体つきと言うか、細身ではあっても弱々しい訳じゃ無いんだな。後ベル君の()()()は普通であったとだけ。

 まぁ、ベル君は多分意識朦朧で気付いていなかったとは思うがね。適当にパジャマに着替えさせてーっと……俺のパジャマ、ヘスティア様がくれたんだがなんでこう女の子女の子した可愛らしいパジャマを選んでくるかねぇ……安かったからアレなんだけど。

 しかしまぁ、マインドダウン寸前だった気はするけどなかなか動けるもんだねぇ。気絶しそうでしないこの……なんだ、ギリギリ感?

 

「いいかいベル君、今日はソファーじゃなくてベッドに寝るんだ」

 

 あんだけ頑張ったんだ。それぐらいはしないとなぁ。

 

「すいません、神様……ぼく、もう眠くて」

 

 今にも寝落ちしそうなベル君。もう限界っぽいなぁ。

 

「その代り、僕も一緒に寝かせて貰おうかな~」

 

 おぉう。いや、ヘスティア様のベッドだから別に構わんと思うんだが。ベル君にはご褒美……いや、これ寝落ち寸前で意味無さそう? 照れる余裕も無いぐらいに眠たそうだし。

 

「いいですよ……じゃあ一緒に寝ましょうか」

「なぬぅっ!? どわっ!?」

 

 おぉう。大丈夫か……驚きの余りベッドに倒れたぞ。『一緒に寝よう』と誘ってもこれまでずっと固辞し続けたベル君が肯定するのは驚くのはわかるんだが、多分ベル君の()()()()()はヘスティア様が思う様なあんな事やこんな事じゃないと思うんだよなぁ。それに疲れてるだろうから多分半分寝ぼけて……あぁ、照れてなにやら言い訳を始めたヘスティア様だけどベル君はもう寝てるし。

 

「ひゃぁっ! いやっ! そのっ! 何時もならベル君が驚く訳で僕はそんなベル君の反応を期待してだねっ?! その、だからつまりだね――――ってもう寝てるしぃっ!?」

 

 あぁ、我が女神はなんと可愛い事か……とりあえず俺はソファーで寝るか。怪我人って程じゃないしね。と言うか限界だわ、眠い。おやすみ。

 

 

 

 

 しっかり休んで目覚めたらベッドで三人で並んで寝てた訳なんだが。まぁベル君も男の子な訳で……男なら誰にも経験はあるだろう。朝は元気になるって奴だ。

 何がって? ナニがだよ。朝起きたらベル君とヘスティア様の間に居た訳だ。三人で川の字、なんとも幸せな事で、俺なんか……いや、自分を卑下する考えはヘスティア様にやめる様に言われてたか。ともかく目覚めたその時はまぁ幸せを噛み締めた訳だよ。これからベル君が強くなるにあたってどうやって援護……援護するにも俺も強くならないとだしなぁなんて考えてたらだね。ベル君のナニが元気で当たった訳だよ。誰に? ヘスティア様に? 川の字で真ん中に俺が居たって言ったろ? つまり俺に。

 まぁ……俺は気にしないんだが。ベル君が気にするだろう? 目覚めと共に腿の辺りに感じる固い様な感触。なんだと思えばベル君のベル君だった訳だ。

 

「ごめん」

 

 小さく丸まる様に頭を下げるベル君に俺はどんな反応をすればいいんだろうか。気にしちゃいないし生理現象で用を足したり飯食ったりって当たり前の事だからなぁ。むしろベル君が元気になった証な訳で……良い事じゃん? ベル君的にはかなり羞恥的なイベントな訳で、相手によっては『この変態っ!』とビンタされるぐらいの事とはいえさ?

 

「ベル、私は気にしてませんので……と言うか無かったことにしましょう。そうするのが一番です」

 

 理解は出来るぞ。朝起きたら女の子に元気なマイサンがアレだったら驚くよね? でも大丈夫だ。そう言う経験(朝立ち)は俺にもあったし。女と一緒に朝まで過ごすって経験は無かったからアレだけど。

 

 ぐっすり寝こけるヘスティア様の方を見てからベルに呟く。

 

「相手がヘスティア様では無くて良かったですね」

 

 多分そのまま襲われてたぞ。

 

 

 

 

 

 ステイタスの更新の最中のヘスティア様の百面相は見ていてなかなか楽しいものであった。ヘスティア様本人からすれば嬉しくは無さそうだが。

 ちなみに俺のステイタスもがっつり上がったぞ。早熟スキル万歳!

 

 力:I14 → I30

 耐久:I32 → I45

 器用:I23 → I58

 敏捷:I14 → I40

 魔力:I74 → G239

 

 なんと驚異の250オーバーの成長である……魔力がガン伸びしたんだが、どうにもバランスが悪い。

 これは仕方ないと言えばそうなのだが、マジックシールドがかなり厄介なスキルである。いや、普通に便利と言えばそうなんだが耐久を伸ばすには被弾(ダメージ)を負う必要があるんだが……マジックシールドの効力によって攻撃を喰らう=精神力(マインド)の消費と言う構図の為、中途半端な攻撃を喰らうともれなくマインドがゴリゴリ減っていく訳で、耐久が伸びない。んで耐久を伸ばすために攻撃を喰らう条件ってのがマジックシールドを一撃で粉砕してなおかつ俺にダメージを与えてくる攻撃力を持つモンスターと戦うか、マインドダウンしてぶっ倒れた俺を攻撃してもらうかのどっちかである。

 

 はっきり言っていい? どっちも無理だわ。

 

 お前、今の俺のマジックシールドって相当ダメージ喰らわないと壊れる事なんてないぞ。それを破壊する攻撃力を持つモンスター? どう考えてもミノタウロスクラスの攻撃能力が必要な訳で……つまり格上と戦わなきゃになるんだ。冗談じゃネェ。

 もう一つの方法は単純に死ぬ。気絶状態でモンスターの前に放り出されるとか考えたくないよ。エ○同人みたいに気絶してるのを良い事に色々とやられる……なんて状態じゃないしね。マジで殺しにかかってくるし、普通に殺されてお終い。リョナ展開がお好き? 結構、俺はそんな展開望んじゃいない。

 

 んで逆に考えるんだ。このまま魔力をガンガン伸ばしてマジックシールドによって難攻不落のミリアちゃんになってしまえばいいんだと。

 ……マインドが尽きる=死とか言うおぞましい構図になっているがまあ良い。俺はこのまま強くなるぞ!

 

「そっそんなに伸びてるんですか!? 僕のステイタスっ!」

「あぁ、今の君は恐ろしく成長する速度が早い、言っちゃえば成長期だ」

 

 一応、俺もだがね。スキルに関しては伏せておく形になった。俺と違って嘘を弄するのが下手糞なベル君だからね、しょうがないね……俺の場合はステイタスに関してはガンガン嘘吐いて誤魔化してくれだと。ある意味では信頼されてるんだろうが少し悲しい。

 と言うかベルと俺のステイタス差が現時点でもかなりあるな。魔法と言う優位性が無ければ間違いなくベルに置いて行かれてただろう。魔法さまさまである。

 あぁキューイ不貞腐れるなよ、後で林檎買ってやるからさ。

 

「これは僕個人の見解に過ぎないけど。君には才能があると思う」

 

 おぉう、嬉しそうに口元がにやけてるなベル君。まぁ才能があるなんて褒められれば誰だって嬉しいもんだ。俺だってそうだし。実際俺のステイタスよりもベル君のステイタスの方が圧倒的に高い。魔法の所為で動かないし接近戦もしないってのが若干関係してるがそれでもベル君の成長は早い。と言うか早すぎる気がする。このままだとほぼ間違いなく現状の速度差だと置いて行かれる。そりゃぁ不味いよ、頑張らなきゃ。

 

「君はきっと強くなる。そして君自身も今よりも強くなりたいと望んでいる」

「はい」

 

 即応するベル君。良い返事だ。ただ急ぎ過ぎて足元を掬われたりしないかは心配ではあるんだがね。

 

「……その君の意思は尊重する。応援も手伝いもする。力も貸そう」

 

 俺も全力で手助けする所存であ……痛っ、こら噛むなキューイ。もう少し待て。良い所なんだよ。

 

「だから約束して欲しい。もう無理はしないって……お願いだから、僕を置いていかないでおくれ」

「はい、無茶しません。強くなれるように頑張りますけど、絶対神様を置いていきません。心配させません」

 

 ベル君の宣言は何時みても心が痺れるねぇ。……あのさキューイ、マジで噛むのやめてくんない? 怒ってるのはわかるよ? 昨日お土産期待してたんだよね? それが無かった上に枕にして寝てたのは謝るって、この後ロゥキィヘミスァのフォームに行く途中に買ってあげるから、ね?

 

「その言葉が聞ければ安心だ。それとミリア君も、僕を置いていかないでおくれよ?」

「当然で痛っ!? ちょっキューイ待って!」

 

 こいつさっきからがぶがぶ噛みついてきやがる。割とマジで怒ってるっぽいな。寝てる時に知らぬ間に枕にしてたのは謝るつってんだろおい。

 

「ふふっ」「ミリア、大丈夫?」

「血は出てないので大丈夫ですよ」

「キュイッ!! キュイキュイッ!!」

 

 甘噛みよりも少し強めに噛みついてくるキューイ、血が出る程じゃないにせよ地味に痛い。とりあえず尻尾を掴んで屑籠へシュート。いい加減にしてくれ。後で林檎買ってやるって言ってんだろ。

 

「と言う訳でベル君、ミリア君。今日から二、三日留守にするけど構わないかな?」

 

 うん? 二三日留守にする?

 

「はい?」

「何処へ行かれるので?」

「あぁ、ガネーシャがパーティーを開くそうでね。ちょっと行ってくるんだけど他にも用事を済ませてこようと思うんだ」

 

 神々のパーティーね。少し興味があるが……マァ良いか。

 

「成る程、楽しんできてくださいね」

「行ってらっしゃい神様」

「あぁ、期待して待っていてくれたまえよ。タッパーを持てるだけ持って行って料理をたっぷり持って帰ってくるからね」

 

 ……その、なんだ。パーティーで振る舞われる料理をタッパーに詰めて持って帰ってくるってのはちょっと良識的なモノが悲鳴を上げそうなんだが、ぶっちゃけ神々が食べてる料理ってのは非常に興味がある。どんな美味いもん食ってんだろ……じゃが丸くんばっかの毎日だし。正直期待してる。




 必須タグ『クロスオーバー』について。

 本作に置いて『ミリカン』云々関係で『クロスオーバー』タグが必要ではないかと言う意見をいただきましたが、『クロスオーバー』のタグ付けする条件は

 別の原作のキャラクターや能力などの要素が登場する描写がある場合

 となっております。

 『ミリカン』や『ミリア』に関しては本作のオリジナル要素となっており、他の原作が存在しないモノとなっております。故に本作には『クロスオーバー』タグを付けておりません。

 ご了承ください。



 その他について。

 今後の進行において『主人公の転生理由』の後付を行おうかと思いましたが。その際に主人公とは別のオリキャラを登場させて理由明かしを行おうかと考えておりました。しかし現状の進行的に転生理由は必要ないかなと思ってます。転生理由を考えたのは良いのですが進行遅いので除外する形でいきます。

 後付ではありますが本作の転生理由は『神様転生したオリキャラが特典の一つとしてミリカンのキャラを登場させてほしいと願った』と言うのが原因としておこうかと。
 なお登場した場合のオリキャラはチート特典(ミリカンの魔法・スキル)をいくつか貰ってますが本作のパワーバランス的にお察しな強さとなっております。つまり既に死亡済みか心折れて隠居してる感じとなります。

 これとは別に主人公の貞操を狙うTSキャラを出そうかなとか考えました。
 上記転生条件にもう一人転生者が居たと言う設定で、そっちの転生者は主人公の前世での知り合いで前世の主人公に惚れていた♂であり、TS転生後も主人公の貞操を狙う感じで、ミリカンの狐耳キャラ(前世の主人公が考案した狙撃キャラ)にしてー……と考えましたが流石に進行が遅いし管理が面倒なので廃案にしました。

 現在アニメ版二話冒頭部分となっておりますのでこの調子だと百話超えそうですし。

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