魔銃使いは迷宮を駆ける   作:魔法少女()

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第九十話

 後方より放たれる魔砲が一直線にゴライアスに向かい────直前で弾けた。

 膨大な魔力の砲撃が拡散し、ゴライアスの全身をくまなく打ち尽くすだけに留まらず、足元の地面を抉り、あらぬ方向へ飛び散った砲撃の破片がそこらじゅうを破壊しつくす。

 死ぬ気で時間を稼いだリューとアスフィの目の前で、巨躯の全面を穴あきチーズの様にデコボコにへこませたゴライアスが赤い粒子を纏って再生し始めた。

 

「嘘でしょうっ!! このタイミングでミスっ!? 彼女はいったい何をやってるんですかっ?!」

「今のは……まさか、制御能力を上回って……、いえ考察は後です。アンドロメダ、畳みかけますよっ」

 

 全身穴あきチーズの様になりながらも、その巨躯は再度暴れんと拳を握り締めて振るう。

 冒険者達が最後の希望だと思っていた砲撃が失敗に終わった事で戦意喪失し、逃げ出そうとし始める。

 既に戦線は完全に崩壊。立て直しは効かず、有効打となる手段も失われた。

 

 

 

 

 ボロボロになった腕を見ながら、呆然と目の前の光景を見ていた。

 穴あきチーズになった癖に、その後のリューさんとアスフィさんの追撃が入った癖に、ゴライアスの再生が勝っているのか徐々に動きが戻っていく巨人。

 何故────何故、失敗した?

 

 自分の右腕が弾けていた。内側から弾け、肉が裂けて骨が覗いている。ブスブスと焦げた匂いは、自分の左手から漂っていた。

 魔力の暴走。発射態勢を整え、放った瞬間に制御不可能に陥った事による砲撃の分散。

 極光が一直線にゴライアスの胸を穿つはずが、分裂した無数の子弾による全身砲火へと変化してしまったのだ。

 なんで……

 

「ミリア君っ!」

「ミリア様っ、大丈夫ですかっ」

 

 抉れた地面。足元に血溜まりが広がっていく。あ、この血、俺の血かぁ……。

 

「しっかりしてくださいっ」

 

 駆け寄ってきたのは、いつの間にか到着していたらしいリリだった。肩を掴まれて、カクンと足が崩れ落ちた。

 焦げ臭い匂いが立ち込めている。肉が裂けて骨が覗く右手に、黒く焦げ付いた左手。何が起きたんだこれ……。

 

「杖が必要だったんですよっ」

 

 杖? 杖……あー、あぁ、うん。何処かで聞いたな、確かリューさんに魔法を教えて貰っていた時だっけか。

 

『いいですか? 杖には大まかに二種類あります。増幅装置(ブースター)安定装置(スタビライザー)です。最終的には威力の増強という意味ではどちらも同じですが、れっきとした違いが存在します』

 

 増幅装置(ブースター)。単純に威力100の魔法に対して増幅型は威力を20%引き上げて120に出来る。

 

 安定装置(スタビライザー)は制御能力が不足する分を補ってくれる。

 

 普通の魔法使いなら増幅装置(ブースター)型の杖を使う。しかし時折馬鹿げた魔力を消費して発動する長文詠唱タイプの魔法を習得した魔法使いの中には自身の制御能力では制御しきれない者が居る。

 覚えた魔法を制御しきれないのは魔法使いとしては赤っ恥も良い所だが、それでも制御しきれないものは仕方がない。其の為の安定装置(スタビライザー)だ。

 制御能力100に対して威力120の魔法を使おうとしても過剰分20の所為で暴走気味になってしまい逆に威力が落ちる。それを避ける為に制御能力を20%引き上げて制御能力120にする事で、威力120の魔法を扱えるようにするのが安定装置(スタビライザー)型の杖。

 

 最終的に威力120の魔法を使えると言えば結果は同じだが、元の魔法の威力が低い場合は増幅装置(ブースター)型の杖を使っての威力増強。元の魔法の威力が高い場合は安定装置(スタビライザー)型の杖を使っての安定化を図る。

 高価な杖の中には増幅装置(ブースター)安定装置(スタビライザー)の両方の効力を持つ杖が存在するとかどうとか。

 

 俺がもっていた杖は────安定装置(スタビライザー)型の杖だった。

 正確にはで増幅装置(ブースター)2:安定装置(スタビライザー)8ぐらいの割合の複合型の杖である。

 

 要するに、魔法の制御能力を補助していた杖を失った所為で放った瞬間に制御不可能なまでに魔力が膨れ上がり、銃身として魔力を流した右腕が弾け、それを押さえた左手が焼け焦げたと。

 放たれた魔法も中途半端な威力に留まり、結局はゴライアスを仕留める事も出来なかった……と。

 

 ははは、なんだそりゃ……此処で、こんな所で失敗すんなよ……。

 

 

 

 

 

 ボロボロになった両腕を見ながら涙を流し、笑う。

 

「見てくださいよ、肝心な所で失敗しましたよ……馬鹿じゃないですかね」

「ミリア様、しっかりしてくださいっ」

 

 リリの呼び掛けが聞こえていないのか、ミリアは自分の両腕を見ながら笑っていた。

 

「ベル君、目覚めてくれ。無茶を言ってるのはわかる。だけど……今すぐ目を覚ましてくれ」

 

 極限状態での失敗によって精神的均衡が崩れて半ば狂乱状態の彼女を痛まし気に見ながらも、ヘスティアはベルに呼び掛けていた。

 

「キミならできる。だから、目を覚ましてくれ」

 

 

 

 

 ────声が聞こえた。

 

 体が酷く重い。まるで鉛とすり替わったように、石像になってしまったのかと錯覚するほどに、腕も、足も、瞼すらも重たくて動かない。

 声が聞こえる。誰よりも尊敬し、敬愛し、大切に思う女神の声が訴えかけてくる。

 立ってくれと、何度も声をかけてくる。微かに聞こえる、家族の声が遠くに響いていた。

 

『私じゃ、ダメだったよ』と

 

 泣いてる。それだけを理解し、包み込まれる右手に感じる熱を頼りに、泥を掻き分ける様に意識が覚醒していく。

 再起する意思が宿り、体を揺らす。後は光に向かって進めばいい、視線の先に光が溢れている。それに手を伸ばすだけでいいのに────体は意思に反してぴくりとも動かない。

 

 謝る声が聞こえる。涙を流してる人がいる。呼び掛ける声がある。

 

 それでも動かない体を叱咤し、動けを叫びにならない叫び声をあげ、限界を超えている肉体に、ちくしょう、動けと喚起を叫んで────聞き覚えのある台詞(フレーズ)が響いた。

 

『もし、英雄と呼ばれる資格があるとするのならば────』

 

 知っていた。その台詞(フレーズ)は何度も耳にしてきた。

 幼き頃の憧憬の日々。原点(はじまり)言葉(ひとつ)

 限界を超えた肉体に宿る意思。ほんの少しの過去の回帰。

 

『仲間を守れ。女を救え。己を賭けろ』

 

 家族(ミリア)が泣いてる。

 女神(ヘスティア様)が求めてる。

 仲間(リリ)が呼んでる。

 

『願いを貫き、想いを叫ぶのだ。さすれば────』

 

 そう、それが────。

 

『────それが、一番かっこいい英雄(おのこ)だ』

 

 

 

 

 

 

 ぐちゃぐちゃの両腕。まん丸い月は見えない。

 呼び掛けるリリの声、もう立ち上がれなかった。

 なんで、こんな最期の最後で失敗しちまうんだろうか。後は、何をすればいいのか。

 視界は涙でぐちゃぐちゃで、包帯が巻かれた両腕を見ながら呆然としていた。

 後ろで神ヘルメスがごちゃごちゃ何か言ってるが、そんなのはどうでもいい。

 

 ゴライアスを倒さなくてはいけないのに、もう立ち上がる気力はない。一気に出血した事で意識が朦朧とする。

 頬を伝うのは涙か、血か、ともかくとし、もう動けないし気が付けば魔力が無かった。

 あれだけの猛攻撃を行っていたのだ。アドレナリン全開で動き続けた反動か、マインドダウンになっている事に気付かなかったらしい。ついでにマガジンもきれいさっぱり使い切ってもう動けやしない。

 

「ごめん、ごめんなさい……」

「ミリア君、もういいよ」

 

 視界の外から聞こえたヘスティア様の声に、体が震えた。

 ベルが倒れている今、俺が動かなくてどう────す、る?

 

 誰かが、視界を横切って歩いて行くのが見えた。

 白い髪に、傷だらけの体。防具は全損し、血の滲むボロボロの衣類。肩に担いだ天然武装(ネイチャーウェポン)にも見える武骨過ぎる黒大剣。

 

 超カッコいい奴(ベル・クラネル)の背中があった。

 

「ミリア君、後はベル君に任せればいい。僕らは待ってよう」

「ベル……」

 

 立っていた。傷付き、疲弊し、動けないはずのベルが立っていた。

 

「ミリア、神様、待っていてください」

 

 ────リン……リン……と、鈴の音色が響いている。

 

「すぐ、倒してくるんで」

 

 疲れているはずだ。限界のはずだ。もう立つ事も出来ないぐらいに疲弊しているはずなのに。

 

「行ってきます」

 

 肩越しに振り返ったベルは、力強い笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

 ヘスティア様とリリに肩を貸され、見晴らしのいい場所まで足を運んで────戦場を見下ろせば、ゴライアスとの死闘が繰り広げられていた。

 戦線は崩壊して存在しない。乱戦となった冒険者達。

 そんな戦場に響き渡る大鐘楼(グランドベル)の音色。

 

「ミリア君、良く見てるんだ。キミは一人じゃないし、一人で最後まで頑張らなくても良い」

 

 聞こえる音色に反応した巨人がベルに迫ろうとする。

 

 ────魔力もマガジンも残っていない俺には何も出来ない。

 

 次の瞬間、巨人が転んだ。まるで片足をいきなり引っかけた様に転び、両手両足を着いて倒れ伏す。

 息を呑んでその光景を見ていれば、リューさんが詠唱と攻撃、移動と回避、高速で四つの動作を行う高等技術。俺が周囲から言われる『並行詠唱』がお遊びだったと思えるぐらいの超高等技術。()()()()()()()を披露する彼女。

 

 それに追従する様に、アスフィが空へと飛び上がる。靴から飛び出た何かによってか、それとも魔法かスキルによって彼女はふわりと浮き上がり、巨人の顔面を抉る。

 ゴライアスの絶叫が響き渡る。

 

 次の瞬間、緑風を纏った無数の大光玉がリューさんの周囲に現れ、一斉砲火の如き勢いで放たれた。ゴライアスの黒い体皮を削り、夥しい閃光を連鎖させる。

 目が眩む様な光景。

 

 思わず右手を前に突き出した。

 

「ミリア君?」

「『呼び声に答えよ』」

 

 残りカスの様な魔力を込め、呼び出す。キューイとヴァンは応えられないが、新たな一匹が少量の魔力を吸い上げて顕現する。

 幽鬼の様な蒼炎を揺らめかせ、結晶の体躯を持つ神秘的な竜。小さな魔法陣から出てきたのは、まるで最初の頃の様な手の平に乗ってしまう程の大きさしかない結晶竜の姿。

 思わず吐息が零れた。こんなんじゃ全く戦場に行かせても意味が無い。

 

 結晶竜の姿に落胆していると、ゴライアスの直上に一振りの剣が現れた。魔力の流れを感じ取り、視線を向ければミコトが両手を大きく突き出して多量の汗を零しながら集中しているのが見えた。

 ゴライアスの足元に発生した無数の魔法陣。深紫の光剣がゴライアスの体を突き抜けて魔法陣に触れた瞬間────ゴライアスが頭の上から何かに押さえつけられる様にかがんだ。

 いや、多分、重力か何かが増幅したのか、ゴライアスだけではなく魔法陣を中心に地面すらも陥没していく。だけじゃない、天井すらもボロボロと罅割れて崩れ落ち欠けているのが目に入り、息を呑んだ。

 あんなの迷宮で使えば生き埋めも良い所。それこそ長時間の使用なんて出来る訳ない。ミコトが最初からあの魔法を打たない理由がわかった。

 

 だが、圧倒的なステイタスを持つ階層主(ゴライアス)を止めるのには足りない。

 徐々に、ゴライアスが立ち上がる。重圧を押しのけ、一歩踏み出された。二歩、三歩と歩みを進め、四歩目で魔法陣が粉々に砕け散る。単純な力負けを起こしてその魔法は砕け散った。

 

 誰かの叫びが聞こえた。草原にて起きるモンスターと冒険者のせめぎ合い。ベルに向かうモンスターをおしとどめようとする冒険者と、ベルを邪魔せんと迫りくるモンスターの群れ。その冒険者が我先にと逃げ出し────大炎塊が爆走した。

 瞬く間に発生した燎原の火がモンスターを一匹残らず一掃し、草原諸共灰塵に帰した。

 よく見れば、ヴェルフが飾り気の一切ない柄と刀身だけの長剣を手にしていた。まるで炎を直接剣の形にしたような、荒れ狂う様な炎剣にも見える長剣。

 それが紫色の結界を破ったゴライアスに向けて振るわれる。

 

 視界が真っ赤に染まった。炎の色が全てを埋め尽くす。思わず目を瞑り、ジンジンと痛む瞳の奥の感覚を覚えながらも目を開けば、ゴライアスの体は激しく燃え上がっていた。

 一振りするだけであの威力。詠唱も無く、ただ振るうだけで発揮されるアレは、『魔剣』。それも噂に聞く『クロッゾの魔剣』。『海を焼き払った』なんて眉唾だと思っていたソレすらも実現できそうな威力だった。

 

 そして、大鐘楼(グランドベル)の音色は高らかに、限界に近い程の音色で響き渡る。

 ベルが、立ち上がっていた。溜めを終えたベルが、静かにゴライアスを見据えている。

 

 俺は、それを見ている事しか出来ないのか。────否だ

 

「『解き放て(枷を壊せ)』」

 

 魔力の残りなんてどこにもない。けれども、絞り出してでも詠唱を完了させる。

 手の平サイズしかないちんけな大きさの結晶竜が、ほんの一回り大きくなる。

 体長40C程度しかない、小さすぎる結晶竜。これじゃ何も出来ない。手助けも、何もできないだろ。

 

「『階位を超えて(飛翔せよ)』!!」

 

 脳髄に直接やすり掛けする様な激痛。残っていない魔力を絞り出そうとして絞り粕すら残らなくなるぐらいに引っ張られる感触。けれども、一手、一手でいい、何かがしたい。

 見ているだけじゃ、ダメなんだ。

 

「行ってっ」

 

 行け、頼むから、なんでもいい、一瞬で良い、アイツの動きを止めろ。

 

 

 

 

 白い光を帯びる黒大剣を肩に担ぎ、ベルが大草原を疾駆する。

 道を開ける冒険者の間をすり抜け、大鐘楼(グランドベル)の音色を響かせ、進む。

 数多の攻撃によって隆起し、真っ直ぐ走る事も難しい草原だった場所に足を踏み入れ────ベルは踏み締めた大地の感触に違和感を感じた。

 シャリン、シャリンと、澄んだ音色の足音。地を蹴る感触は、土と草ではない、硬質なモノを蹴る感触。

 視線を落とす必要も無かった。目の前を飛んでいく結晶竜の姿に息を呑み、ベルは真っ直ぐと駆けていく。

 

 なけなしの魔力を込めた結晶竜がその体をすり減らしながらベルが走る為の道を生みだす。

 隆起した大地では走り辛いだろう。だから、その足元を固めて歩みやすくする。

 攻撃に転ずるには、込められた魔力が少なすぎる。だからこそ、足場を固める事しかできない。

 

 真っ直ぐ、一直線に伸びる結晶の道。ベルが駆けてゆくその背を、誰しもが息を呑んで見守る。

 業火に焼かれる巨躯。立ち上がり、ベルを見据えるその巨人の前に、結晶の道を踏みしめて駆ける。

 

 ゴライアスの双眼がベルを捉え、業火に包まれた腕を振り上げる。

 巨人渾身の薙ぎ払い────それが止まった。

 振り上げられた腕、深紅の業火に包まれるその腕に蒼炎がまとわりつき、一瞬で結晶塊が生え茂る。黒い体皮を突き破り、無数の結晶が生えて動きを阻害した。

 一撃で倒しきるには不可能で、せいぜいが動きを止める事しかできない小さな蒼炎がゴライアスの動きを止める。

 腕だけに留まらず、両足に蒼炎がまとわりつき、結晶塊を生やしていく。

 既に巨人は身動きが取れなくなっていた。

 

 埋まる距離。

 迫る結晶の道の終わり。

 漆黒の巨人の眼の前で終わるその道の端を踏みしめた。

 収束する光剣に己の全てを賭し、ベルはその一撃を放った。

 

 

 

 

 

 純白の極光が弾け、視界が塞がれる。

 

 ────あぁ、悔しいな。

 

 真っ白な視界の中、支えてくれるヘスティア様とリリの感触以外にわかる事は無い。

 

 ────これじゃかっこいい(ベルの)姿が見えないや。

 

 ゴライアスの雄叫びをかき消す程のベルの咆哮が響いている。

 遅れて、凄まじい轟音が響き渡った。

 

 聴覚を奪い去る音が消え去った後、静寂が舞い降りた。

 さっきまでの混沌としたモンスターと人との戦いが嘘の様に、静かになる。決着を示す静寂だ。

 

 不思議と、目を焼いたはずの光だったというのに、目を開けてみれば普通に見える。目の奥に残る鈍痛も無く、自然と視線は其処に向けられた。

 

 細く長い、結晶で形作られた橋。

 その最先端に佇む人影。

 

 消失した刀身の断面から白煙を上げる黒大剣。

 それを振り抜いた姿勢で固まっているのはベルだ。

 

 ゴライアスの体は────半分程消し飛んでいた。

 残っているのはゴライアスの片腕と、下半身のみ。上半身諸共魔石は確実に消し飛んだであろう姿が確認できた。

 

 また、何か出るのではと警戒を深めるさ中、限界まで力を振り絞って頼みを聞いた結晶竜が澄み渡る咆哮(音色)を響かせ、はらはらと光の粒子になって消えて行く。

 それに続く様に、ゴライアスの体が灰になっていく。残っていたのは腕と、下半身のみとはいえ、ゆっくりと時間をかけて色を失い、大量の灰を撒き散らして消えて行く。

 その光景を目にするさ中、ベルが静かに剣身の無い大剣を掲げた。

 勝利を示す様に、高々と剣を掲げるベル。

 

 その姿をみた冒険者達が歓声を上げた。

 

 爆発するような歓声に包まれながら、ヘスティア様とリリが腕を引っ張ってくる。

 

「行こう、ベル君の所へ」

「行きますよミリア様」

 

 ────あぁ、勝ったのか。流石だな……。




 黒いゴライアス戦決着。

 次はOVA回、水着だヤッホイ!

 水着何にするかまだ決めてないじゃん()

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