先程まで、戦闘が行われていた体育館では四人の仮面ライダーが睨みあっていた。
「新しい仮面ライダー」
ガブリュエがそう呟くと、その声に反応した黒い仮面ライダーが反応した。
「そうそう、私は仮面ライダーマスタール!!それでそっちが」
明るい声で名乗った黒い仮面ライダーマスタールは、しゃがんでいた茶色い仮面ライダーを雑に指さすと、
茶色い仮面ライダーも名乗りだした。
「わ、私はスレイブン。仮面ライダースレイブンです」
オドオドと怯えた声で、名乗ったスレイブンは立ち上がった。
「・・・ところで?さっきの戦い」
マスタールが、先程とは違う声色でスレイブンを睨みつけた。
「貴女が怖気づいてたせいで出遅れちゃったじゃない、どうしてくれるのよ?」
「そ、それは・・・」
「言い訳はいいの。これはお仕置きね」
『コール!スネークウィップ』
マスタールは、自分の武器である『スネークウィップ』を召喚し、それをスレイブンに振り下ろした。
「ごめんなさい ごめんなさい」
鞭を振り下ろされているスレイブンは、身体を丸くして謝っていた。
「お、おい!お前なにやってるんだよ!」
「その人仲間じゃないの?なんで攻撃してるの!」
エクエスとガブリュエは、突然のマスタールの行動に驚きを隠せなかった。
「仲間?違うわよこいつは私の奴隷!だからこれは躾なの。そうよね?」
笑いながら、攻撃をやめないマスタールはそのまま、スレイブンに尋ねた?
「はい、その通りです。躾をしていただきありがとうございます」
スレイブンは、攻撃をうけながら言った。
その言葉はどこか悲しそうだった。
「はぁ。私疲れた帰るよ」
「はい!」
そう言うと、二人のライダーはこの場から離れていった。
「何だったんだ、あれは」
「わからない。でも私達以外の仮面ライダー、始めてみた。なんか怖そう」
エクエスとガブリュエはそれぞれ、あの二人のライダーについて思ったことを述べていると、二人の元に少年が現れた。
「やぁ!お疲れ様。でも驚いたよ、こんなに早くライダーに出会うなんてね」
「お前、なんか楽しそうだな」
少年のニヤついた顔を見たエクエスは、あきれたように尋ねた。
「え?そう見える?」
「うんうん、見える見える」
そう、二人は言うと変身を解除した。
その光景を覗く、二人の影が・・・。
「あ!そうそう、あの仮面ライダーなんだけどさ、この学校にいるよ」
「え!?」
「何だと?」
少年の驚くべき言葉に、二人の仮面ライダーは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして驚いていた。
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