「何でお前がここに?まさか!つけてきたのか?」
ユリナと出会したリュウトは、疑いを抱きながらユリナにたずねた
「そ、そんなわけないじゃないですか!見てわからないんですか?私も学校に行くんです!
ユリナは頬を膨らませて、怒っていた。
そのまま、睨みあってる二人。
「あの~そろそろ学校に行きませんか?」
二人の間にいた少年が学校に行くことを提案した。
城戸南高校
「そうだったんですか、ずっと入院を」
「まぁ、ずっとて訳じゃないけど、だから学校に来るのは久しぶりだ」
二人は学校に着くまでの間お互いのことを話していた。
「ん?そういえば、あの男は?」
「あぁ、よくいなくなるんですよね、そう言うメリちゃんは?」
「駅までは一緒だった、どうやら黙って何処かに行ったようだ」
二人の話題は、お互いのパートナーについての話になっていた。
「ところでクラスはどこなんですか?」
学校に入ったユリナはリュウトに尋ねた。
「・・・3組だ」
暗い顔をしながらリュウトは答えた。
「え!じゃあ同じクラスですね!」
ユリナは笑顔でそう言ったが、リュウトはその発言になにも返さず、暗い顔をしたままクラスに入っていった。
「今日朝会あるってよ?」
「マジ!だるー」
「まぁ、体育館なのが救いだね」
クラス内には、既に多くのクラスメイトが来ておりそれぞれ会話を楽しんでいた。
ガラガラ
シーン
クラスにリュウトが入っていくと、それまで騒がしかったクラスが一気に静かになった。
ヒソヒソヒ
「え!なんで、あいつ学校きてんの?」
「うっそ!もう退院したの?」
「え?なにこれ?」
「ちょっと!ちょっと!ゆりっち」
みんなの反応に戸惑っているユリナの近くに友達が寄ってきた。
「あ!おはよう」
「おはようじゃないわよ!ゆりっちあの男と一緒に来たの?」
「そうだけど?それがどうかしたの?」
「あいつとはかかわんないほうがいいよ、なんでも兄が凶悪犯らしくて、あいつも危ない奴だって噂だよ!」
「そ、そうなんだ…」
友達は、リュウトに関するうわさ話をユリナに話した。
その話を聞いたユリナは席に着いたリュウトの方を見てみた。リュウトの顔は何処か寂しそうだった。
時を同じくして、校舎の隣にある大きな木の上に、3組の教室を覗く二つの影が・・・少年とメリである、二人は木の枝に腰掛け自分のパートナーを見ながら話していた。
「ふ~ん、またまた面白い偶然ですわね!」
「本当に偶然かな・・・」
「どういうことですの?」
少年の発言にメリは疑問を抱いた。
「だって
「確かに・・もしかしたらここにまだライダーがいたりして」
「かもしれないね」
メリの発言に少年は苦笑いで答えた。
すると少年は立ち上がり口を開いた。
「まぁ!僕が一番気になるのは、君のパートナーかな」
「あら?どうしてですの?」
メリはニヤリと笑いながら尋ねた。
「だって、あの時の戦争であれだけ、パートナーを認めず、力を貸さないほど使用者を選ぶ君が彼を認めるのか 見ものじゃないか、どうなの彼?見どころある?」
少年もまたニヤリと笑いメリに尋ねた。
「さぁ?まだわかりませんわ」
メリの答えに少年は笑い声をあげ、再びしゃべりだした。
「はっはっは!そうか!そうか!まだわからないか、じゃあますます楽しみだ彼のこの先が…あの日みたいな事が起こらないことを祈ってるよ」
そう言って少年は木から飛び降りていった。
「…それは彼次第ですわ…」
先ほどまで少年がいた場所を見つめメリは静かに呟いた。
ご意見・ご感想よろしくお願いします!