終焉の聖騎士伝説~オメガモンとなった青年の物語~   作:LAST ALLIANCE

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今回は第27話~第29話まで登場したデジモン・オリキャラの紹介です。
それに加えて、いつか書きたいなと思っている『Fate/Grand Order』とのクロス小説の予告編を書きました。いつ書くかはぶっちゃけ考えてません。
本編の息抜き・行き詰まりに書いてみようかなと考えているので。

p.s.もし書いて欲しいという希望があるなら、本編と同時並行しながら書きます。
  活動報告(感想欄だとややこしい事になりそうだから)にメッセージお願いします。




登場人物&設定紹介 vol.8+外伝小説の予告

・ガンクゥモン

 

世代/究極体

 

属性/データ種

 

種族/聖騎士型

 

必殺技/鉄拳制裁・地神!神鳴!神馳!親父!(じしん!かみなり!かじ!おやじ!)、ちゃぶ台返し

 

・プロフィール

聖騎士型デジモンで「ロイヤルナイツ」を継承されたデジモン。デジタルワールド最南西部に居を構えるとされているものの、同じ場所に留まることは稀で、次代を担わせるハックモンを連れ、デジタルワールドの各地を旅しながら異変や混沌の兆候を潰して回っている。存在を見せることが少ない他のロイヤルナイツとは違って現地に降り立って活動しており、気心知れたデジモンも数多くいる。自身のロイヤルナイツとしての称号をハックモンに継がせるべく過酷な試練を与え、道中もシスタモン姉妹にハックモンの鍛錬を任せている。頑固な性格故に厳しくハックモンに接するその態度は、他のロイヤルナイツに負けない一人前になってほしいとする優しさの裏返しである。ガンクゥモンには身体から浮き出す〝ヒヌカムイ〟が常にいて、言葉は出さないが問答無用で手を出す。必殺技は、誰彼かまわず口答えをする者を思いっきり殴る『鉄拳制裁』、ガンクゥモンの怒声『地神!神鳴!神馳!親父!』で〝ヒヌカムイ〟が天誅を下す。さらに地面をクロンデジゾイド製ちゃぶ台ごとひっくり返す『ちゃぶ台返し』があり、ちゃぶ台に乗った地面もクロンデジゾイド製の硬度となる。〝ヒヌカムイ〟自身も成熟期からの進化過程にあり、そのパワーが覚醒した時、敵と認知されたいかなるデジモンも存在しえないとされている。

 

・略歴

 一真達人間界の発展に伴って成り立ったとあるデジタルワールド。その守護神たる『聖騎士団(ロイヤルナイツ)』の一員。現在は『聖騎士団(ロイヤルナイツ)』に所属しながら裏切り、ホメオスタシス側に付いている。

 

・人物

 一人称は「私」。古き良き父親的な性格。デジタルワールドを支えながら、ハックモンを一人前のデジモンに育て上げ、後に彼が乗り越えるべき最大の壁として立ちはだかる役割を務めている。普段は大らかで優しく、仲間想いな性格。

 

・能力

 戦う時は徒手空拳。〝ヒヌカムイ〟やクロンデジゾイド製ちゃぶ台等で戦う聖騎士。ただ聖騎士と言うより、『巨人の星』に登場する星一徹に近い。

 

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・ジエスモン

 

世代/究極体

 

属性/データ種

 

種族/聖騎士型

 

必殺技/轍剣成敗(てっけんせいばい)、シュベルトガイスト、アウスジェネリクス

 

・プロフィール

セイバーハックモンの胸のクリスタルが輝き完全を超えた究極の姿となり、ネットワークセキュリティの最高位とされる「ロイヤルナイツ」の称号を得た聖騎士型デジモン。デジタルワールド各地に起こる異変や混沌の兆しを感知する能力を備え、どのロイヤルナイツよりもイチ早く駆けつける。単独で行動するよりも近くのデジモンやシスタモン達と連携し対応にあたるという、ロイヤルナイツでも稀なチームでの活動を行うのは他者を信頼し、自分への過信を行わないためである。師であるガンクゥモンのヒヌカムイを見て習い、ジエスモンも修行の中で「アト」「ルネ」「ポル」の3体を習得している。ジエスモンの指示で動くが自立行動もでき、敵への直接攻撃、ジエスモンの援護、他デジモンの救済など侮れない行動能力を誇る。必殺技は高速移動しながら腕の刃で敵を瞬時に斬り裂く『轍剣成敗』、敵からのあらゆる攻撃を「アト」「ルネ」「ポル」と共に九つの刃で迎え撃つ全方位カウンター技『シュベルトガイスト』。自分のデータを一時的に書き換え、物理限界を超えた活動を可能にする『アウスジェネリクス』は身体能力がデジタルワールドの法則に縛られないため、いかなる敵であろうとジエスモンに傷ひとつ付けられずに屈する。

 

・略歴

 一真達人間界の発展に伴って成り立ったとあるデジタルワールド。その守護神たる『聖騎士団(ロイヤルナイツ)』の一員。現在は『聖騎士団(ロイヤルナイツ)』に所属しながら裏切り、ホメオスタシス側に付いている。

 

・人物

 一人称は「俺」。聖騎士らしくないフランクな一面を多く見せているが、これは普段から沢山のデジモン達と触れ合っている為。聖騎士らしく振る舞う時は振る舞う。メリハリやオンオフの切り替えが上手い。

 

・能力

 両腕の刃から繰り出す卓越した剣技と機動力が売り。〝ヒヌカムイ〟を上手く使いながら複数対一の戦闘に持ち込み、確実に殲滅する戦術を得意としている。

 

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・ノルン・イグドラシル

 

名前の元ネタ

『デジモンネクスト』の登場人物、美樹原ノルンから。

 

略歴

デジタルワールドの神様、イグドラシルの良心であり、もう1つのホストコンピューター。マキによるクーデターで世界樹から追い出されるが、ガンクゥモンとジエスモンに助けられてホメオスタシスに匿われた。現在は人間界に逃亡して一真と共に過ごしている。

 

人物

 温和で優しく、明るいが責任感の強い神様。全てのデジモンにとって優しい世界を創ろうとする理想の神様だが、ノリ・リズム・タイミングが良い一面がある。

 

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・マキ・イグドラシル

 

名前の元ネタ

『デジモンアドベンチャー tri.』の登場人物、姫川マキから。

 

略歴

デジタルワールドの神様、イグドラシルのもう1人の人格。『聖騎士団(ロイヤルナイツ)』を掌握してクーデターを起こし、世界樹を乗っ取った。現在は『NEOプロジェクト・アーク』を遂行させているが、実はとあるデジモンと一体化している。

 

人物

 仲間思いで曲がりなりにも理想を掲げ、それに向かって突き進む行動力と統率力を持っている。自分が確実に出来ると思う所までは行動を起こさず、下準備を欠かさない慎重な所もあるが、任務に失敗した部下に処罰を与える等、厳しい一面もある。

 

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――――ここからは外伝の予告です(時系列は第2章終了後)―――

 

「ホメオスタシス様、どのような御用でしょうか?」

 

「先日の件はありがとうございました。邪神を完全に倒した……とまでは行かないでしょうが、活動を再開するには少なくとも時間がかかるでしょう。実は貴方に世界の危機を伝えたくて呼びました」

 

「世界の……危機!?」

 

 デジタルワールドと人間界の存亡と未来をかけた大戦。邪神を倒して戦いを終わらせ、一時の平和を満喫していた八神一真。

 彼は在る時、ホメオスタシスに呼び出される。彼女の口から呼ばれた理由。それは世界の危機を救うと言う新たなる任務。

 

「僕はオメガモン。通りすがりの聖騎士だ。よろしくね」

 

「俺は藤丸立香。よろしくな、オメガモン」

 

「私はマシュ・キリエライトです。よろしくお願いします、オメガモンさん」

 

 ホメオスタシスから依頼された任務。それは異なる世界の消滅を防ぐ事。人類史に立ち向かう運命との戦い。デジタルワールドを守る為の戦い。

 『カルデア』のマスターの藤丸立夏と、デミ・サーヴァントのマシュ・キリエライト。彼らと手を取り合いながら、共に特異点を回る戦いに赴く。

 

「僕は聖騎士となり、強大な力を得た。君達で言う神霊クラスで、皆を、世界を守れる力を。でもその代わりに大切な物を失った。人間でいる事を、人間の頃当たり前だと信じていた日々を……だから立夏君。君にも同じ思いをさせたくない。だから僕は君の剣となり、銃となる事を決めたんだ」

 

「その言葉が言えるなら、オメガモン。貴方は人間です。人間の心を持っているから……人間のふりをしている聖騎士じゃなくて、人間だと胸を張れる聖騎士だと俺は思います」

 

「そうか……僕はまだ人間なんだ。ありがとう」

 

 時には一般人であり、人類最後のマスターとして戦いに赴く藤丸立香を支えながら。

 

「マシュさん。戦いが怖いのは誰だって同じだ。戦う事は僕だって怖い。悩む事はないよ」

 

「オメガモンさんもですか!?」

 

「最初は僕も君と同じだった。正直ね、不安と恐怖しかなかったから。実は僕も君のマスターと同じだった。だから気持ちが分かる。戦場に行かなければならない。戦わなくてはならない。自分しかいない。自分が戦わないと世界を守れない。そういうプレッシャーで、戦う事を怖がるのは当然だ。間違いじゃない」

 

「でもどうしてオメガモンさんは戦えるのですか?」

 

「力があるかないかの問題じゃない。大事なのは“心”だ。戦う事が怖いと思えるからこそ、戦う事の出来ない皆の為に戦える。それが一番大切だと僕は思っている。マシュさん、もし君が戦う事が怖くても、それでもマスターの為に戦えるのなら、君はもう立派なサーヴァントになっているよ」

 

 時には主人公の力になろう、主人公の役に立とう、と頑張るマシュ。戦闘で弱気になる彼女を勇気づけながら。

 

「お前は恐れている……自分が人間ではない事、それが仲間に知られる事を」

 

「クソオオオォォォォォーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

「やはりこの世界でもお前が黒幕なのか、ミレニアモン!」

 

「この世界でも貴方が邪魔をするのか……オメガモン!」

 

 戦いの中でオメガモンを襲う試練。自分が人間でも、英霊でもない存在。それを知られる事。仲間を助けられなかった事。そして再び邪神との戦いが待っていた。

 

「特異点は全て消滅した……残っているのはお前だけだ、ミレニアモン!」

 

「私と貴方は戦う事でしか語り合えない!」

 

 人理と世界を守る為、そして宿敵と戦う為、オメガモンは立香とマシュと共に異なる歴史を様々な英霊達と共に駆け抜ける。

 これは異世界の仲間と共に、“終焉の聖騎士”が『聖杯探索(グランドオーダー』を行う物語。人類を守るために永きに渡る人類史を遡り、運命と戦いながら未来を取り戻す史上最大規模の戦い。

 




どうでしたか? 『Fate/Grand Order』とのコラボ小説の予告編は。

 オメガモンの一人称やキャラが違う!とか、またミレニアモンが黒幕かよ!?とか言いたい事は沢山あるとは思いますが、取り敢えず読みたいかどうかをお聞かせください。
出したい英霊は色々といますが、僕のポリシーで”スマホゲーは無課金でやる”という事で、敵対した英霊・共闘した英霊(多分全部は出せないかも)が味方になると思います。
それと章をクリアした報酬でもらえる英霊も。
 或いは『インフィニット・ストラトス』の原作を入手したら、コラボ小説を書きたいと思っています。
ただオメガモン……もとい一真君の出番は減りますし、主役は一夏君とオリキャラの2人になります。
オリキャラを出す理由は一夏君だけだと、ちょっとありきたり過ぎると思っただけです。
それに一夏君は比較的順風満帆そうに見える(僕の主観)のですが、対照的にオリキャラは色々と上手く行かず、悩んでばかりなキャラにしたいです。
一真君は2人を支える兄貴分というか、縁の下の力持ちポジションになります。
学校の用務員・整備士ポジションです。教師は没にしました。
やっぱり原作主人公は立ててなんぼ。アンチ・ヘイト要素は少なめ、もとい無い方向で行く予定です。

では後書きはこの辺にして、次回をお楽しみに。
LAST ALLIANCEでした!

p.s.実は『Fate/Grand Order』のおかげで、この小説のスタイルが確定しました。
何気に恩人なんです。

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