女神転生・影【デスゲームサマナー】   作:どくいも

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1話目

悲しくもこのほぼ魔界同然、いや、それ以上の魔窟である【女神転生世界の東京】について、事実を簡単に理解してからすでに3日。

変わってしまった性別や今の自分のいる部屋についてなどにいろいろ慣れ始めてきたので、早速改めて状況を整理しよう。

現在の時代は200×年。

携帯はガラケーが主流で、テレビは地デジではなくアナログも混在する。

そういう言い方をすると、一昔前に感じるがアトラスファン的には真・女神転生Ⅲの発売年2003年、ストレンジジャーニーの方は2009年販売。

ペルソナⅢが2006年でペルソナ4が2008年と考えればあまり昔のことでもないと感じられるのがふしぎである。

 

まぁ、そんな冗談はさておき、元ただの大学生であった自分は現在は【中島 凪】(♀)。

渋谷のマンションに一人暮らしをするサマナー見習い。

部屋はまぁ女性の一人暮らしゆえそこそこのセキュリティのマンションであり、冷蔵庫や風呂など一通りの物はそろっている。

が、それだけであり、特にサマナー用の武器やアイテムが隠されているとかそういったことはない。

なお、事前に日記やら何やらがあれば憑依を疑うが、そういう雰囲気は全くない生活臭は全く感じさせないゴミ一つほこり一つない部屋であったことも付け加えておこう。

(まるで、今しがたできた箱庭に詰め込まれたかのような部屋とでも言っておこう)

幸い、自分の持つ悪魔召喚できない不良品の【COMP】でも【バック機能】はついており、その中に【傷薬】と【武器】がいくつか入っていたので非常時に最悪の事態ということはなさそうだ。

 

そして、外の様子はマジで一見するとただの【東京】そのものだ。

街行く人は挨拶すれば、あいさつし返すし、普通に買い物もできる。

パッと見ではここが怪異あふれる【女神転生の世界】だと、言われなければ気づかないほど普通の世界だ。

 

 

……が、それはあくまで表面上、仮初の平和だというのは理解している。

時々反応する【エネミーソナー】に、【マッパー】に映る謎のアイコン。

さらには、テレビで流れる歴史やニュースがここが自分のいたかつての地球ではなく【女神転生の世界】だということを逐一こちらに知らせてくる。

 

 

『えー、本日未明、トールマン氏が来日し……』

『T大学の調査隊が、アステカ文明の遺跡からクリスタルでつくられた彫像を発見』

『先日、井之頭公園であった猟奇殺人事件ですが……』

『ついに南極で観察された、異常状態に国連が調査隊を派遣することを決定』

『あなたの~テレビに~時価ネットたなか~♪み・ん・な・の 欲の友♪』

 

「ちょっと、死亡フラグ多すぎじゃね?」

 

 

思わず、流れてくるテレビからの情報に突っ込みを入れてしまう。

それほどまでにカオスな状況である。

女神転生やアトラスとかよくわからない人に簡単に状況を言うと、このニュースの事件どれ一つ放置しても大体世界が滅ぶ、王手すら生ぬるいといった状況なのである。

もしこれが熱血系ゲームの主人公なら、無数の世界の危機を救えるなんて最高じゃやねーかとか言えるかもしれない。

が、実際にそこで生きる人間にしては最悪極まりない。

ましてや、なまじ力があればこそ、だ。

 

 

「まったく、わかんないことばかりだ。」

 

 

そんな風に呟きながら、今日もいつ死ぬかわからない恐怖から目をそらしつつ、情報収集のため【DDS-NET(S)】を探る。

プレーヤーのうち、何人かは既に外で悪魔狩りをし始めた人もい始めるようだ。

が、残念ながらそれでも今だ何が世界の崩壊を引き起こす引き金か、自分たちはどうすればいいかなどの決定的な情報は出てきていない。

それ故に慎重派の自分としては、最低限何をすれば生き残れるか、この世界においてのタブーは何かがわかるまでは行動を開始したくないのが本音だ。

ましてやここは元の地球でないし、同じ日本でもない。

急がば回れ、果報は寝て待て、というわけで今日の日程も無事【この世界の常識を学ぶ】に決定された。

本日はせっかくだから、【DDS-NET(S)】以外での普通のインターネットで情報収集してみるとしよう。

そういえば、元の世界にあってこっちの世界にはないゲームとかあるのか?今の総理大臣は誰なのか、かつて国防に葛の葉やそれに類する物は存在するのか?

色々と興味は尽きない。

 

 

「………おーい、サマニャー、おーい!」

 

 

まずは手短なところから調べてみたところ、どうやらこっちの世界には任〇堂とソ〇ーが存在するようだ。

任〇堂DSも販売されてるし……それによく似たCOMPも存在するようだ。

ゲーム機型COMPとは、子供が持つにはいいかもしれんが、大人の強面の人が悪魔相手にそれを持っていると違和感が過ごそうだ。

 

 

「ねーねー!聞こえてるんでしょう?

 無視しないで~~!!!プリーズ!!」

 

 

聞こえない聞こえない。

……そして、この世界にもある意味元凶であるアトラスがあることも地味に驚きである。

なお、販売しているゲームは【デビル・サヴァイヴアッー!!】に【男神転生】【世界海迷宮】シリーズなど、と……いろいろ惜しすぎる。

 

 

「にゃーにゃ!!嘘ついてるから!

 オイラの声が聞こえてるってバレバレだから!

 それよりサマナー!!オイラ、消えかかってますよー!あなたの大事な仲魔が死にかかってますよー!!!

 マグネタイト不足で餓死しかかってますよ~~!!!聞いてますかニャ~~!?!?」

 

 

あまりにもうるさいため、いったん捜索の手を止め、ふと部屋の隅その謎ナマモノへと目を向ける。

ぱっと見はそれは猫やいたちといった獣類のように見えるが、そいつはただの獣ではない。

人の言葉を理解する耳に、しゃべれる口、さらには理性の光を宿す眼……いや訂正、現在は死んだ魚のような眼をしいる。

それにむけてただ無言で手元にある【COMP】を掲げ、【アナライズ】をして状況を確認するのであった。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

【NAME】≪魔獣≫〈いたずら下手な〉カブソ Lv2

HP 5/33

MP 0/27

【相性】 火炎耐性 電撃弱点

【スキル】・ひっかき (物理属性 小ダメージ)

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「……なんだ、まだHPが5も残ってるではないか。

 まだまだ死にかけには程遠いではないか。

 これなら、あと1日……2日は持つな、よかったな。」

 

「いやいやいや!もう1回〈ひっかき〉しただけで瀕死になる程度の体力だから!!

 戦力とか、魔法以前になんでオイラサマナーの仲魔になったのに死にかけなきゃいけないのにゃ~~!!

 オイラはここに悪魔の権利を主張する~~!!だからねぇ、助けて~、助けて~~!!」

 

 

なお、この石川県版猫河童こと<カブソ>君だが、一見猫に似ているためかわいく見えるかもしれないが、こいつも十分に悪魔だ。

なぜなら、こいつとのファーストコンタクトである【COMP】からの強制召喚では、まずこいつ挨拶もなしに「しねにゃ!」とか言いながら、真っ先に自分を殺しに来たのだから。

なお、あっさりその攻撃をかわし、体格の差を生かして、タコ殴りにするとあっさり降参し命乞い。

彼曰く仲魔になるから見逃してくれと言うので生かしてやった。

だが、今の自分は【封魔管】がないと悪魔契約できないようで、正式契約できないとなると、悪魔にとっての必須食事である【マグネタイト】を供給してあげることができないわけで……

 

 

「正直、悪魔を1匹でも殺さないとまともに契約できないのに生かしておく理由はないんだよなぁ……」

 

「いやにゃ~~!!

 まだオイラは死にたくないにゃ~~!!

 ちゃんと正式に契約したら、正式な仲魔になれたら、何回でも肉盾になるから!!!

 だから、だから助けて~~!!プリ~~ズ、プリ~~~~~~~ズ!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

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【間違い探し】メガテン東京を散歩するスレ

 

 

15:名無しのサマナー

浅草ナウ

アメ横にいるけど、ここはいろんな意味で変わらないなぁ

……時々、エネミーソナーがガリガリいうのが不安しかないけど。

 

16:名無しのバスター

中野ナウ

一見変わんないけど、中野ブロードウェイはさらにカオスになってるに違いない

楽しみだわ 三┗(┓卍^o^)卍ドゥルルルル

 

17:名無しの悪魔

>>16 ま〇だらけが女神転生を侵略すると聞いて

 

18:名無しのサマナー

山手線でぐるぐるナウ

……やべーな東京、エネミーソナーとマッパーの検索範囲拡大して探索しているけど、ガンガン反応が出てきて怖いわ。

もうちょいレベル上がれば、遠隔アナライズとかもできそうだけど、それやったら一気にSAN値削れそう。

東京怖すぎうち

 

19:名無しのバスター

奥多摩ナウ

山中なら安全だと思ってた時期が私にもありました。

……というか、山奥なのにアンテナバリバリ通じるんやなって

あれ?、なんか周りの景色がゆがんでry

 

20:名無しの悪魔

>>19 むしろ、田舎ほど悪魔がいるんじゃね?

   自分、【地霊】だけど、だからこそ人里よりは山中に行きたくなるし。

   むしろ、半端に都内にある分だけやばい場所そうだけど大丈夫?

 

21:名無しのサマナー

神田川ナウ

ここやべーわ、水系悪魔が潜んでるわ

水中に引き込まれたら勝ち目ねぇぞ

 

>>19 なんかやばそうだけど生存報告プリーズ!

 

22:名無しサマナー

高岩寺ナウ

いくつか、宗教施設回ってるけど当たりはずれがあるな

とりあえず、ここの【とげぬき地蔵】はあたりっぽい

アナライズしても失敗って出るから、レベルか何か足りんのかもしれんけど

>>19 生きてたら返事しろ~~

 

23:名無しのバスター

秋葉原ナウ

メイド喫茶に行ったと思ったら、ゾンビレディーあふれる冥途喫茶だった件

何を言ってるかわかんねぇと思うがry

>>19 おい、冗談はやめろ 嘘だよな?な?

 

24:名無しの悪魔

女湯ナウ 長年の願いがようやくかなった……!!

悪魔を選んでよかった……一般人に見えない設定で本当によかった……!!

>>23残念ながら……

 

25:名無しのバスター

>>24よ~~し!お兄さん、ちょっくら世を害する悪魔討伐を開始しちゃうぞ~★

 

26:名無しのサマナー

いつの世になっても人は争いをやめないのか

かなしぃなぁ

 

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「……はぁ。」

 

「へーへーへー!!

 ここが、現在の人里……なかなかに面白そうな場所だなにゃぁ!」

 

 

結局、あの後、カブソがうるさすぎたので本日の予定を町中散策に変更。

ある程度DDS-NETの情報も確認しながら、町中で【悪魔狩り】を開始することになった。

なお、悪魔狩りを開始する理由はこの残念悪魔と正式契約するため。

そのためには、マグネタイト(悪魔が人間界に必要となるエネルギー的なの。もとは人の精神エネルギー的なのだけど、悪魔を殺しても手に入る)稼ぎおよびクエスト消化のため。

本当はもっと、情報を集めてからにしたかったのだが、これ以上時間かけると本当にこのカブソが消えてしまうかもしれないから仕方ない。

なお、外出にさいしてカブソ君にはカバンの中に入ってもらってるが、どうやらこいつも一般人には見えないようだ、色々と助かった。

 

 

「……で、今の体調は大丈夫か?

 たぶん次に1回くらい戦闘するが、その時動けないとか抜かしたら、容赦なく見捨てることになるぞ。」

 

「それはたぶん大丈夫にゃ~!

 ご主人様がくれた〈傷薬〉のおかげで、体調自体はばっちりだにゃ!

 いや~~、はじめは本当に見捨てられるかと思ったけど、実はご主人様が優しくて感謝にゃ!」

 

 

どうやら、実験がてらに与えた【バック】の中の〈傷薬〉は罠ではなかったようだ。

これならいざというとき自分が使っても大丈夫だろう。

アナライズしたところMPは回復してないようだが、そもそもこいつMP使うスキル一つも覚えてないし、自分もMP使う特技は覚えてないため問題ない。

……でもまぁ、こいつはいろいろと運や頭は悪くないだろう。

もし仮にこいつが、仲魔になる口約束をしたくせに脱走しようとしたり殺してでもマグネタイトを奪おうとしたら、返り討ちにしてクエストの肥やしにしてやるところだったのに。

実に惜しかった。

 

そうして、少し時間は立ち、積極的に探すはビルとビルとの間の裏路地。

そう、辺りに人が多いのに目につかないそんな場所に野良の悪魔は潜んでいることが多いらしい。

そんな掲示板で得たその情報を元に、渋谷の駅近くビル街をぐるぐると回り、半時間も経った頃。

やや大人の店がひしめく場所の一角に差し掛かった時に、自分はついに初めての悪魔と遭遇することとなったのだった。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

【NAME】≪屍鬼≫オバタリアン Lv3

HP ??

MP ??

【相性】??

【スキル】・毒ひっかき (物理属性 小ダメージ+毒)

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「……なぁ、くそ猫。

 あれ、マジで悪魔なの?ほんとうにゾンビでいいの?」

 

「何言ってますかニャー!サマニャ~!

 あの匂いに、あのマグネタイト、どう見てもどう嗅いでも100%悪魔ですにゃ!」

 

「いやいや!どう見てもケバイ衣装したおばさんでしょ!!!

 悪魔とかそういうのに見えないんだけど!ああいう引き込み時々見るだろ!

 明らかに地雷扱いとか、モンスターとか言われるたぐいだけど、そういう意味での悪魔じゃねーからこれ!

 この【COMP】を疑うわけじゃないけど、さすがにこれはちょっとあれ過ぎる!」

 

 

そう、残念ながら今回こちらが初めて街中で発見した悪魔(?)はこちらから見ると一見すれば化粧がひどい老年のきわどい恰好をした女性……。

いろんな意味で目に毒であるのは間違いないが、正直普通に2足2手で顔色や見た目だって、厚化粧のせいでゾンビ特有の顔色の悪さとかはわからない。

へたしたら、ただ薄汚れたゾンビのコスプレだって宣言されても全然違和感がないレベルであれな見た目の悪魔であった。

 

 

「な~に、言ってるんですにゃ!

 あんなザコ、姉御にとってはしょせん指先一つでちょちょいのちょいでしょう!

 というわけで、あっしは後ろで……い、いや!逃げるってわけじゃないんですけどにゃ?

 ちょ、ちょっとレベル差があるというか……」

 

 

そして、さらっと強敵を自分に押し付けようとする悪魔の鏡、仲魔落第。

だけどもちろん許さん。

 

 

「……うん、いいこと思い付いた。

 おまえ、すこしあの〈オバタリアン〉外までおびき出してこい。

 そうしたら、あいつも本当に悪魔だってわかるだろ。

 もし人に見えたらあいつは一般人、見えなかったら悪魔、簡単だろ?」

 

「いやいや!何言ってるんですにゃ!

 そもそもオイラは確かに傷薬で回復してもらえたけど、それでもついさっきまで死にかけてたんですにゃ?

 それなのにいきなり、初戦闘とかそのうえおびき出しとか荷が重すぎて……」

 

「まぁまぁ、そんなこと言わず、ほら、ちくわ上げるから。

 一本だけ。」

 

「安くにゃい!?おいらの命の価値やすくにゃい?

 ちくわって、ちくわ一本って!」

 

 

どうやら、ちくわ1本で動かないくらいには賢いようだ。

だが、今だ自分の立場を理解していない程度にはおろかだということもわかった。

というわけで、さっそくにこやかな笑みを浮かべながら、バックから【模擬刀】をとりだし、静かにそれをカブソの首に添える。

 

 

「さぁ、カブソ君?

 今ここには2つの選択肢がある。

 ここで私に殺されて、魔封管の糧になるか。

 それとも、あいつの前に立ってちょっと挑発して殴られてくるか。

 答えは2つに1つだ。」

 

「にゃ~~!!!

 それって実質選択肢はないでしょう!!!」

 

 

なお、その後はすったもんだあり、カブソ君はちくわを加えながら雄々しく件の悪魔(仮)に単身突撃。

無事というか幸い、〈オバタリアン〉は本当に悪魔であったようで、一般人に見えないはずのカブソを視界に入れるや否や即攻撃。

そのボールのように吹っ飛ばされるカブソ君を見て、ようやく自分もあの人型が本当に悪魔だと確信したのであった。

その後は、カブソ君が完全に殺されきる前に、自分も乱入。

無事に初の敵悪魔を模擬刀で撲殺にするのに成功したのであった。

なお、カブソへとヘイトが向かっているからか、それとも【獣の反応】の恩恵かはわからないが、〈オバタリアン〉の攻撃は一発もこちらに当たらず、それに反してカブソ君の体力は再び1桁台まで減っていたのであった。

さもあらん。

 

 

「……よし!よかった、本当にこいつ悪魔だったんだな」

 

 

なお、お約束というべきか流れというべきか、倒されたオバタリアンはその身を粉へと【マグネタイト】へと変換され、それが手にもっている〈COMP〉の中へと吸い込まれていく様子を見て思わず安心によるため息が出る。

さらにそれに追従するがごとく、COMPの【バック】の中にクエスト報酬が届き、無事【封魔管】を入手することができた。

戦闘後、カブソを管へと吸い込ませることで本当の意味での【仲魔】獲得にも成功。

それにより【クエスト・仲魔を手に入れろ】も達成し、さらにもう一本【封魔管】を入手した。

はじめはどうなるかと思ったが、結果だけ見れば100点を超えて花丸以上の出来である。

 

 

「なんだ!悪魔討伐って簡単じゃん!勝ったなガハハ!」

 

 

そんな風にベタなフラグを立てつつ気分よく笑ってる途中、再召喚してみたカブソからひと言をこんなことを言われた。

 

 

「サマニャ~、ぶ、無事契約できたのはオイラとしてもうれしいにゃ?

 で、でも今のオイラ死にかけだから、ちょっとおいらを回復してほしいかな~とか思ったり……」

 

「え?悪魔って、マグネタイトさえあれば、ちょちょいのちょいで自動回復できたりしないの?」

 

「え?」

 

「え?」

 

 

……なお、その一言だけで自分の心にあった慢心は崩された模様。

次の課題が【ディア】と【エナジードレイン】どっちも使える悪魔の勧誘に決定されたのは言うまでもなかった。

 

 

 




回復の泉?
悪魔合体機能?

そんなもの(COMPには)ないよ、(サマナーとしては)あたりまえだよなぁ?

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