やはり、寄せ集めの青春ラブコメは間違っている   作:苦土重焼燐

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赤い感情の裏側4

八幡「で、スタバですか……」

 

 

 

適当にぶらつく様な話をしていたが、お互い会話らしい会話もなく、ちょっと歩き疲れたかな、そう思ったタイミングであーしさんが声をあげた『スタバにしよ』、で今に至るわけである。

間違っても、『スタバにしよ?』と聞かれた訳ではない。

自分の中で解決した言葉が、思わず口から漏れてしまった様な感じだった。

 

 

 

三浦「なに、駄目なん?」

 

 

八幡「い、いやそんな訳では……」

 

 

 

俺の発言が不服だと感じたのか、あーしさんは只でさえ切れ長の瞳をより一層鋭くして、ギロリと俺を睨む。

そんな視線に耐えられる筈もなく、怯んでイマイチ弁解の続きを言葉として表す事が出来ない。

 

 

 

三浦「あんさぁ、アンタってなんで……」

 

 

 

八幡「なんだよ」

 

 

 

三浦が自分の髪をくるくると弄びながら、俺に何かを言おうとしたが口を噤み、それと同時に手の動きも静止する。

 

 

 

三浦「やっぱいいわ、なんであーしあんたと居るんだろ……」

 

 

 

八幡「すげぇ気になるけど、俺が一番知りたいから」

 

 

 

三浦「……はぁ……」

 

 

 

八幡「あの、まじまじ人を見て溜め息吐くと傷付くんだけど」

 

 

 

三浦「うっさい」ギロッ

 

 

 

八幡「あ、はい」

 

 

 

三浦「そもそも、あんたが雪ノ下さんとくっつけば隼人だってグループから抜ける事も無かったし」

 

 

 

八幡「それは知らねぇよ、奉仕部のメンバーはあくまでもメンバー。それ以上でも以下でもない、そこに恋愛感情が無かっただけだ。今更ながらそんな話をしても焼け石に水だ」

 

 

三浦「っはぁ……そうだけどさ……やっぱくるもんがあるし……」

 

 

 

最近、依頼も無く互いのプライベートなぞ関与していないから、詳しくは解らないがこの様子だと葉山は雪ノ下にアプローチをかけているのだろう。

 

 

 

八幡「葉山にでも振られたのか?」

 

 

 

三浦「まぁ、んなとこ。結構前だけどね」

 

 

 

八幡「成る程、吹っ切った今、新しいグループ作成と言ったところか」

 

 

 

三浦「あんたにも、多少世話になってるしね」

 

 

 

あーしさん具合が悪いのか?

 

普段なら、そんな事口が割けても言わないのに。

 

 

 

八幡「大体が依頼の範疇だ」

 

 

 

悪評が広まったり、色々居心地が悪くなったりもしたが、まぁ今では以前に戻ったくらいか、たまに耳に入る程度だから些細な事だ。

 

 

 

八幡「必要以上に俺と居ない方がお前らの為だ」

 

 

 

いつどこでまた、火が上がるか解ったもんじゃないからな。

 

寧ろ、このまま解放して戴きたい。

 

 

 

三浦「あーしが面白くないと思ったら追放するだけだし」

 

 

 

八幡「女王陛下……」

 

 

 

三浦「なんか言った?」

 

 

 

八幡「何も」

 

 

 

動揺を面に出さないようにしてただけで、内心『ひえっ><』って感じだった。

 

だって怖いんだもん……。




あーしさんはこれでやめとこう……

特に時系列を意識してないし、だらだらとなってしまうので……
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