ユルサナイ···ユルサナイ···
そんなことを思いながら毎日を過ごしていた。ずっと許せなかった。今でも覚えている。あの狂った日々を。でも、そんなある日のことだった。
『あれ?どこだここ?』
緑色が特徴的な服を着た、オレンジの髪をしている少女がドアを開けて入ってきた。それに気がついた私は、急いでベッドの後ろに隠れた。怖かったんじゃないかって?け、警戒していたんだよ!
『だ、誰?』
私はベッドの後ろから顔を出して聞いた。
『ヒイッ!あ、いたんだ。』
『いたんだ、って···。ていうか誰?』
何だろう。今思えばすごいバカにされてる。後でしばこう。
『あぁ、どうも!この館で門番やることになりました!紅美鈴です!宜しくお願いします!』
『よ、よろしく。』
そう、これが美鈴との出会い。懐かしいな~。そうそう。もっと面白いのはこれから。
『あ。』
『???』
『あーーーーーーー!!!!!』
『!???????????????????』
いきなり大声を出す美鈴。いきなりすぎる出来事に頭の回転が追い付かなかった。まぁ普通こうなるよね。
『忘れてたー!!』
いきなり頭を地面に叩きつける美鈴。『うわ!この人危険だ!』とか思っていた気がする。
『お嬢様に妹様のお部屋には決して近づくなって言われてたのにー!』
『···え。』
やっぱりお姉さまは私が嫌い、そんなことを思っていた。そんなときだった。ノックの音がした。
『···妹様。聞きたいことがありまして、入ってもよろしいでしょうか?』
聞きたいことがない声だった。そっか。あのとき初めて会ったんだっけ?
『い、妹様!どうかこの紅美鈴をお助けください(TAT)』
涙ながらに言われたのでさすがに助けてあげた。
『とりあえずベッド裏にでも隠れて。』
そういって美鈴を隠れさせた。
『妹様?お昼寝中でしたか?』
『お、起きてるよ。入っていいよ。』
『失礼します。』
そこには白髪のメイドがいた。なんだメイドか、なんて思っていた。
『妹様。ここに紅美鈴という門番が来ませんでしたか?』
『し、知らないわよ!そんな門番!』
『そうですか···。』
ふぅ。助けてあげられた。そう思った。
『では、そのベッドの後ろから逃げようとしているのは誰ですかね?』
『へ?』
恐る恐る後ろを見た。そこには逃げようとしている美鈴がいた。
『ささささ、咲夜さん!ここここ、これはその···』
『め~い~り~ん~!』
笑顔の奥に怒りが見える。やっぱ怖いわ。
メイリンの頭にナイフが刺さる。血より涙が流れていた。
『うう、酷いや咲夜さん···。』
『傷が浅いだけ感謝しなさい。それでは失礼します。』
そういって美鈴をまるで重いもののように運んで出ていってしまった。
『···。』
いろんなことを思った。あのメイドは怖い。美鈴はどじっ子。そして
『お姉さまは私が嫌い?』
そう思うのも仕方がない。あの頃は、なにも分かっていなかったから。
ふぅ。小説を書くのも疲れますねwしかもフラン目線で書くのも難しいですwこのシリーズ終わったらまた東方系統で書くと思います。まぁ、まだ終わらないけどw
ps フラン可愛い!