『こんなことを計画したのは全てフラン、あなたのため。』
『私の?』
そんなことをいきなり言われても理解することが出来なかった。
『そう。かなり前にあなたは本能的に『狂った』ことがあったの。』
『うん···。』
それは私も覚えていた。
『でも、それとこれは何の関係があるんだ?』
いきなり魔理沙が口を開いた。
『吸血鬼は月の光がパワーになるのは知っているかしら?』
『ま、まぁ···。』
知っているのか知らないのかよくわからない返答だ。魔理沙らしいっていえば魔理沙らしい。
『『狂った』吸血鬼を直すには、膨大な吸血鬼パワーによる結界治癒が必要で、その為だった···。』
『それで昼を無くしたのね。』
こんどは霊夢が口を開いた。
『そうよ。博麗の巫女。』
『いい加減、霊夢って呼びなさい。でも、どうやって昼なんか無くしたの?』
そう、それが一番の疑問だった。さすがは霊夢。しっかりしている。どこかの魔理沙とは大違いだ。
『それは、とある妖怪に頼んだの。』
『とある妖怪って?』
『人食い妖怪ルーミア。あの娘の能力は『闇を操る程度の能力』。その能力で幻想郷の、紅魔館の近くのみ夜にしてもらった。けれどもあなた達の所まで夜になってしまったみたいね。』
お姉さまはそう言ってゆっくりと立ち上がった。そして私の前に来た。
『これは全てあなたのためだった···でも、あなたには辛い思いをさせてしまった。本当にごめんなさいね。』
そう言ってお姉さまは私を抱きしめた。
『うんん。』
『許してくれるの?』
『当たり前でしょ?』
『ありがとう。フラン。』
『私もありがとう。お姉さま。』
そう言って私もお姉さまを抱きしめた。
『まぁ、一件落着ってとこかしら?』
霊夢が口を開いた。
『まっ!良かったな!フラン!』
魔理沙も口を開いた。
『ありがとう!魔理沙!霊夢!』
『ふふっ。どういたしまして。』
『ああ!どういたしましてだぜ!』
あの時の二人は凄く笑っていた。
『さぁ、帰るわよ。魔理沙。』
『そうだな!霊夢!』
そう言って霊夢と魔理沙は帰っていった。
そんなこんなでこの異変は幕を閉じた。
あれからしばらくたった。
すっかり咲夜やパチェ達とも仲良くなった。
『ね~美鈴~あ~そ~ぼ~。』
『いいですよ!なにして遊びます?』
そのなかでも一番仲が良いのは美鈴だ。
『じゃあ、弾幕ごっこ!』
『いいですね!久しぶりにやりますか!』
『咲夜ー!審判お願い!』
『はーい!いいですか?よーい···はじめ!』
こうして弾幕をやるのも多くなった。
『勝者!妹様!』
『うう···負けました···。』
『やったー!勝ったー!』
『ふふっ。楽しそうね、フラン』
『お姉さま!』
お姉さまとも普通に仲が良い。
『お姉さま!最近楽しいね!』
『ふふ。そうねフラン。』
幻想郷は今日も平和だ。
さあ、どうだったでしょうか?最初と最後が繋がっているような感じで書いてみました。前書きにあった通り、今回で最終話です。次回作は東方の恋愛系の小説になりそうです。たぶんヒロインはルーミアになりそうです。本当は主人公にする予定でした。主人公に出来なくてごめんなさい!あとオリ主になると思います。お気に入りが少ないまま終わった小説ですが、ここまでこんな小説を読んで下さった方々、本当にありがとうございました!次回作をもう少しお待ち下さい!