幻想の吸血鬼姉妹   作:はす@吸血鬼専門家

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最終話です...


第8話

『こんなことを計画したのは全てフラン、あなたのため。』

『私の?』

そんなことをいきなり言われても理解することが出来なかった。

『そう。かなり前にあなたは本能的に『狂った』ことがあったの。』

『うん···。』

それは私も覚えていた。

『でも、それとこれは何の関係があるんだ?』

いきなり魔理沙が口を開いた。

『吸血鬼は月の光がパワーになるのは知っているかしら?』

『ま、まぁ···。』

知っているのか知らないのかよくわからない返答だ。魔理沙らしいっていえば魔理沙らしい。

『『狂った』吸血鬼を直すには、膨大な吸血鬼パワーによる結界治癒が必要で、その為だった···。』

『それで昼を無くしたのね。』

こんどは霊夢が口を開いた。

『そうよ。博麗の巫女。』

『いい加減、霊夢って呼びなさい。でも、どうやって昼なんか無くしたの?』

そう、それが一番の疑問だった。さすがは霊夢。しっかりしている。どこかの魔理沙とは大違いだ。

『それは、とある妖怪に頼んだの。』

『とある妖怪って?』

『人食い妖怪ルーミア。あの娘の能力は『闇を操る程度の能力』。その能力で幻想郷の、紅魔館の近くのみ夜にしてもらった。けれどもあなた達の所まで夜になってしまったみたいね。』

お姉さまはそう言ってゆっくりと立ち上がった。そして私の前に来た。

『これは全てあなたのためだった···でも、あなたには辛い思いをさせてしまった。本当にごめんなさいね。』

そう言ってお姉さまは私を抱きしめた。

『うんん。』

『許してくれるの?』

『当たり前でしょ?』

『ありがとう。フラン。』

『私もありがとう。お姉さま。』

そう言って私もお姉さまを抱きしめた。

『まぁ、一件落着ってとこかしら?』

霊夢が口を開いた。

『まっ!良かったな!フラン!』

魔理沙も口を開いた。

『ありがとう!魔理沙!霊夢!』

『ふふっ。どういたしまして。』

『ああ!どういたしましてだぜ!』

あの時の二人は凄く笑っていた。

『さぁ、帰るわよ。魔理沙。』

『そうだな!霊夢!』

そう言って霊夢と魔理沙は帰っていった。

そんなこんなでこの異変は幕を閉じた。

 

あれからしばらくたった。

すっかり咲夜やパチェ達とも仲良くなった。

『ね~美鈴~あ~そ~ぼ~。』

『いいですよ!なにして遊びます?』

そのなかでも一番仲が良いのは美鈴だ。

『じゃあ、弾幕ごっこ!』

『いいですね!久しぶりにやりますか!』

『咲夜ー!審判お願い!』

『はーい!いいですか?よーい···はじめ!』

こうして弾幕をやるのも多くなった。

『勝者!妹様!』

『うう···負けました···。』

『やったー!勝ったー!』

『ふふっ。楽しそうね、フラン』

『お姉さま!』

お姉さまとも普通に仲が良い。

『お姉さま!最近楽しいね!』

『ふふ。そうねフラン。』

幻想郷は今日も平和だ。




さあ、どうだったでしょうか?最初と最後が繋がっているような感じで書いてみました。前書きにあった通り、今回で最終話です。次回作は東方の恋愛系の小説になりそうです。たぶんヒロインはルーミアになりそうです。本当は主人公にする予定でした。主人公に出来なくてごめんなさい!あとオリ主になると思います。お気に入りが少ないまま終わった小説ですが、ここまでこんな小説を読んで下さった方々、本当にありがとうございました!次回作をもう少しお待ち下さい!
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