最後の物語へようこそ   作:新藤大智

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最後の物語へようこそ 第八話

 

 

 

 

 ───キーリカ寺院 

 

「な、なにすんだよ!」

 

 試練の間へと続く昇降機がある一室。そこで一人の金髪の青年が筋肉質の大男に抱えられ、声を荒らげていた。

 

「は、離せっ」

 

 青年の目の前には二人の人物がいた。女召喚士ドナと、そのガードであるバルテロ。どこかの民族衣装を思わせる露出の高い服に身を包んだドナは、意地の悪い笑みを浮かべながら目配せをして指示を出す。バルテロはその意図を受けて青年を昇降機へと放り投げた。

 

「いてっ、お前等、なにすんだよ!」

 

 青年は抗議の声を上げるも、目の前の二人は涼しい顔のままだ。そして、昇降機が重量に反応して静かに動き始めると、ドナは忌々しそうにポツリと呟いた。

 

「なにって?………さっきの仕返しよ」

 

 それだけ言い放つと、二人は嘲笑を浮かべ踵を返してその場から立ち去っていく。

 

「ま、待てよ、ふざけんな!」

 

 残されたのは昇降機に無理やり乗せられ、下へと向かっていく青年のみ。憤怒の表情と抗議の声を上げていた青年だったが、二人が部屋から出ていくとその表情が平静な物へと一変する。そしてポツリと一言。

 

「………計画通り、ってか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ───時は少し遡る

 

 はぐれオチューが幻光虫へと還った後、少しばかりの休息をとって再び長い階段を昇り始める。一応警戒は怠らなかったが、はぐれオチュー以降は奇襲を仕掛けてくる魔物もおらず、今度は何の問題もなくキーリカ寺院へと辿り着くことができた。

 

 そして、キーリカ寺院ではゲームとほぼ同じ展開をなぞることとなった。

 

 寺院の前ではブリッツボール大会の優勝常連チーム、ルカ・ゴワーズと我が最弱と呼ばれるビサイドオーラカの一悶着。いくら優勝常連のチームとはいえ、こちらを見下す態度にカチンとくるものがあるが、とりあえずここでは何も言うまい。ティーダではない俺がどこまで食らいつけるか分からないが、この感情はブリッツの試合で余すところなくぶつけてやる。

 

 次いで中に入れば、ドナという女召喚士との出会いが待っていた。彼女はユウナ一行を見るなり、ガードの数が多くてみっともないと、訳の分からない因縁をユウナにつけてくる。なんでも彼女の持論ではガードは量より質とのこと。故にガードが四人いるように見えるユウナはみっともないと表し、父の威光を笠に着た小娘と見なす。

 

 だが、ユウナが普段は見せない強い口調で反論する。ガードの人達の数は命を預けても、安心することのできる信頼できる人の数です、と。そして、ユウナはドナの考え方も否定しない。

 

 人それぞれの考え方があるのは当然のことです。ドナ先輩の考え方だって間違いではないと思います。だから私たちに構わないでください。

 

 そう言って、見下した視線を向けて来るドナに対し真っ向から自分の意見を述べる。大人しそうな外見に反し、怯むことなく強い意志の籠った視線を向けて来るユウナに、ドナの方が逆に怯み捨てセリフと共に去っていった。

 

 その後、ワッカの必勝祈願も済ませ、まだガードではない俺を除いた四人が昇降機に乗り込み試練の間へと降りていく。

 

 それを見届けて部屋から出ようとすると、逆に入って来る二人の人物がいた。先程ユウナと舌戦を繰り広げた召喚士ドナとガードのバルテロだ。

 

 俺が一人でいることと、ガードではないことを知ると、意地の悪い笑みを浮かべるドナは、バルテロに視線を送る。ドナの意を酌んだバルテロは即座に行動に出て───

 

 そして冒頭へと繋がる。

 

「………計画通り、ってか」

 

 エレベーターのように下がっていく昇降機の上で、一先ず予想通りに事態が動いてくれたことに安堵する。オチューの乱入以外は記憶にある流れとあまり変わらない物だったので、大丈夫だとは思っていたが望んだ展開となってくれてよかった。先程は表面上抵抗して見せたが、内心ではあの二人に感謝すらしていた。

 

「サンキュー、お二人さん」

 

 ドナの魂胆は分かり切っている。先程のユウナの態度がよほど気にいらなかったのだろう。これはその意趣返。

 

 試練の間には通常ガードや召喚士以外が入ってはいけない決まりとなっている。一般人である俺が入ったとばれたらユウナに処罰が下る。無理やり乗せられたと証言したとしても、俺はどこの誰とも知れない一般人で、相手は信頼ある召喚士。どちらの発言に重きが置かれるかは明白だ。となれば処分は避けられない。ワッカ曰く、最悪は寺院への出入りの禁止すらあり得るとのことだ。

 

 だが───

 

「試練の間は召喚士とガード以外は入ってはいけない………ならガードになればいい」

 

 これを利用する。

 現状ではジェクトの話をしていないため、俺とユウナには親父同士が召喚士とガードだったという話題がない。原作ではこの辺の話題でユウナと親しくなっていったはずなのだが、俺は旅人という立場を名乗り、まだ出会ってから数日しか経っていないので、ユウナのガードになる理由が殆ど存在しない。先程イレギュラーで助けたとはいえ、まだガードになる理由としては若干弱い。

 

 まあ、ルカに行けばアーロンと再開して自動的にガードに加わることになるかもしれないが、万が一再会出来なければそこで別れることになるかもしれない。ルカから先にガードでもない人間が、いつまでも一緒にいるのは流石におかしいだろうしな。

 

 という訳で懸念は早い内に潰すに限る。前々からこのイベントが起きるようならこれを利用して、ガードになろうと思っていたので今回乗らせてもらった次第だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし、この試練は何の意味があるんだ?正直、面倒なだけだと思うが………」

 

 壁に嵌められたスフィアを別に壁にはめ込む。すると壁が燃え上がり、先の通路に進むことが出来るようになる。面倒ではあるが、少し頭を使えば誰でもできるパズルのような仕掛けを次々にクリアーしながら独りごちる。

 

 試練と言う割には簡単すぎる。精神面を試している訳ではないだろうし、戦闘で頭を柔らかく使うためか?それにしたってもう少しいい試練があるとおもうが………。ゲームのミニイベントみたいな物と思えばそれまでだが、こうして現実に試練を進んでいると不思議でしょうがない。

 

「っと、この階段の先か」

 

 そんなことを考えながら試練をクリアーしていくと、とうとう目的地までもう少しのところまで来た。祈り子の間ではユウナが祈りを捧げ、その一歩手前の部屋では三人がユウナの帰還を待っているのだろう。

 

「ルールーには怒られるだろうな………」

 

 先程折角上げた株が暴落するだろうな、と覚悟しながら一歩一歩階段を昇っていく。

 

「………お、おいおいおい、どうしてお前がここに!?」

 

 出迎えはワッカの驚愕の声。階段を上がってきた俺を見るなり、血相を変えて寄って来る。その背後には鋭い視線を送るルールーとキマリの姿。うん、大暴落というかストップ安だわ。

 

「ごめん、さっき揉めた召喚士とそのガードに………」

 

 俺はばつの悪い顔ですぐさま頭を下げた。嘘はないのだが、抵抗しようと思えばできたのに自分の都合で抵抗しなかった負い目が少しある。

 

「まじかよ………」

「………理由はどうであれ、ここにガードでもない人がいるのがばれたら罰を受けるのはユウナよ」

「本当に悪い」

 

 キマリは無言で佇むだけだが、ワッカは天を仰ぎ、ルールーは頭が痛いとばかりに額を抑える。エボンの民にとって召喚に纏わる掟はかなり重い意味を持つため、当然の反応といえる。例え教え自体はまやかしであっても、人々の拠り所として存在し続けた歴史は本物だ。

 

 俺はもう一度謝ると、本題を切り出す。

 

「それでなんだけどさ………掟では、ガード以外がここにいると不味いんだよな?」

「ああ、そうだが、それがどうした?」

「………あんた?まさかとは思うけど」

 

 ワッカは頭に疑問符を浮かべながら聞き返す。対するルールーは今の質問だけで俺が何を言い出すのか察しがついたようだ。流石頭の回転が速いな。

 

「多分ルールーの思っていることで正解。………あのさ、俺をユウナのガードに入れてくれないか?」

「………へ?」

「………やっぱり」

 

 予想外だったのは分かるが、あまりにもな間抜け面を晒すワッカ。シリアスな状況なのに少し噴き出しかけた。だが、そんなワッカとは正反対にルールーは真剣な表情で俺を見据えている。その視線に慌てて居住まいを正す。

 

「あんた本気?」

「ああ、本気だ。罰を回避するため、ってのもない訳じゃないけど、それは決定的な理由じゃない。ユウナを守りたい、万が一でもユウナを無為に死なせるのは絶対に駄目だと思った。無論、ルールー達が頼りないって訳じゃないが、手は多いほうがいいだろ?」

「………ルカまではそこまで危険じゃないとしても、そこから先のナギ平原やガガゼト山は幾人もの召喚士やガードが息絶えている秘境なのよ?ましてやザナルカンドは魑魅魍魎の蠢く土地となっていると聞くわ。当然危険度は前二つの比じゃない。それでも?」

「それでもだ」

「………………」

 

 嘘は許さないとばかりの鋭い眼光。物理的な重さを感じるほどの重圧が伸し掛かってくるが、それを真っ向から受け止める。

 

 ユウナを守りたいと思っているのは本心だ。オチューが乱入した時に爆発した感情。それは胸の中に残って消えることはない。勿論、元の世界に帰ることを諦めた訳ではない。だが、ユウナを守りたいと言う気持ちもそれに準ずるほど大きくなっていた。多分、またユウナに危険が迫れば勝手に体が動く程度には。

 

「うーむ………お前を怪しんでいるわけじゃないが………いきなりガードにってのは……」

 

 俺とルールーが無言で視線を交わす中、ワッカの声が割って入る。視線を向ければ何とも言えない難しい表情をしている。

 

 さっきユウナを助けて貰ったことは感謝しているが、まだ出会って数日の奴をユウナのガードにするのは抵抗が………って感じか?キマリにも視線を向ければ表情こそよくわからないが、悩んでいるのか唸り声が微かに漏れている

 

 それも無理もないと思う。ユウナという存在はあまりにも大きい。三人にとっては人生の全てを賭すに値する存在だ。そこにポッと出の俺が簡単に割って入れるわけがない。

 

 とはいえ、なんとかここでガードになっておきたい俺はもうひと押ししようと口を開こうとしたが、その前に意外な所から承諾の声が上がった。

 

「私は構わないと思うわ。無論ユウナが断れば別だけどね」

「おい、ルー、マジか?」

「ええ、マジよ。こんなことで冗談は言わないわ」

 

 出所は一番渋るかと思ったルールーだ。思わず目が点になるが、何よ?と冷たい声に、フルフルと首を振って何でもないと誤魔化す。

 

「………大方私が一番反対するとでも思ってたんでしょ?」

「あ、あははは………そんなことはないですよ?」

 

 バレテーラ。大汗を掻きながら愛想笑いをするしかない。

 

「誤魔化すのが下手ね。………それは置いておくとして、理由はあんたがガードに足る行動を示したからよ。私は百の言葉より一の行動を重視する」

 

 だから賛成よ、とルールー。どうやら先程ユウナを助けたことがよほど高く評価されたらしい。それを聞いたワッカは少し悩みながらも同じく賛成の意を示す。

 

「確かにルーの言う通りだな………よし、俺も賛成だ。お前がいなかったらユウナもどうなっていたか分からないし、戦闘で動けるのも分かったからな。………で、キマリはどうだ?」

「………(コクリ)」

 

 ワッカは最後にキマリに確認をとると、少しの間があったが最終的に頷いてくれたので一安心と言ったところだ。

 

「さっきも言ったけどユウナが駄目と言ったらそれまでだからね。………十中八九大丈夫だろうけど」

「わかった」

 

 ガード三人の了解は得た。あとはユウナの返事のみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 祈り子の間へと続く一室で待つこと暫く

 

「はぁ………はぁ………ごめんなさい……はぁ……待たせちゃって…………」

「頑張ったわね、ユウナ。私達のことは気にしないでいいから、まずは呼吸を整えなさい」

 

 扉の開く音に目を向ければ、ふらついた状態のユウナが姿を現す。それをルールーが真っ先に駆け寄り支えると、労いの言葉をかけている。

 

「はぁ………はぁ………ふぅ、なんとか落ち……………え?」

 

 ユウナは言われた通りに呼吸を整える。と、ようやく俺の存在に気が付いたようで驚きを顕わにした。

 

「ティ、ティーダ?どうしてここに?………って、あの、ここは召喚士とガード以外は立ち入り禁止なんだけど………えーと………」

 

 ガードじゃない俺がどうしてここにいるのかと、オロオロと他の三人に視線を送っている。ルールーはそんなユウナに苦笑しながら、落ち着きなさいと声をかける。

 

「驚くのも無理はないけど少し落ち着きなさい。ティーダから話があるそうよ」

「う、うん。それで、話って?」

「あーなんだ、あのさ、唐突で悪いんだけど、俺をガードとして使ってくれないか?」

「…………え?…………あの、私の?」

「そう、ユウナのガードに」

 

 パチクリと目を瞬かせるユウナ。そこまで意外だったか。

 

 やがて状況が飲み込めたようで、ユウナは他の三人に確認をとる。既に根回しは済んでいるので当然三人ともOKだ。

 

 後はユウナの意志次第なのだが、どうにも困惑した様子を見せている。………あれ?もしかして駄目なのか?

 

「………えと、私としてはティーダがガードになってくれるのは凄く嬉しい。皆も賛成ならよろしくお願いします、って言いたい。………でも、ティーダは旅人だって言ってたよね?私の旅に付き合って目的とかは大丈夫なの?その、私の旅はあまり寄り道はできないから………」

 

 とのことだ。一瞬断られるのかと冷汗が流れたが、そうではなくてほっとする。俺としては勿論大丈夫だ。ユウナのガードとしてついて行く事が何よりの最優先である。

 

「そのことなら気にしなくても大丈夫。元々その目的を探すための旅って側面もあったから。で、ユウナのガードになりたいって目的が見つかったところ」

「本当?………でも、ザナルカンドまでの道のりはすっごく危険だから、さっきみたいに大怪我するかもしれない。最悪死んじゃうことだって………」

「それも覚悟の上ってね。でも、また怪我したら回復よろしくっす」

「う、うん、それは勿論だよ。………それじゃあ、ガードお願いしていいかな?」

 

 おずおずと手を差し出すユウナ。

 こっちから頼んだのに、これではどっちが頼む立場なのか分からないな。その謙虚な姿勢はユウナらしいっちゃユウナらしいけど。

 俺は差し出された手を軽く握る。

 

「勿論。というかお願いするのは俺の方だって」

「そんなことないよ。ティーダが守ってくれるなら凄く頼もしいと思うから」

「ああ、任せてくれっ!………っ、けほけほっ!」

 

 言いながらドンと、胸を叩いて見栄を張る。

 ゲームの時は女の子の前でいい恰好をしたがるティーダをお調子者だと思っていたが、前言撤回。やっぱり女の子の前ではいい恰好をしたいものだ。

 

 もっとも、強く叩きすぎた所為か咽ってしまって、残念ながら恰好つかなかったがな!

 

「ふふ、これからよろしくね」

 

 ユウナはその様子がツボに嵌ったのか、控えめながらもクスクスと笑い続けた。………鏡をみなくても分かる。今の俺は絶対顔が真っ赤だ。というかユウナはいいとしても、

 

「ぶっははははは!だっせー!この場面で咽ってるとか、くくく、あははっはは!腹がいてーぜ!」

「………っぐ、この野郎」

 

 ワッカは笑いすぎだ!いつか絶対にその立派な鶏冠を引っこ抜いてやると心に誓う。ま、まぁ、最後はちょっと締まらなかったが、過程はどうであれガードになることができたので良しとする。

 

 

 

 

 

 

 

 その後、キーリカの寺院を後にして再び港に戻る。そこでは討伐隊の面々が続々と集結し、手際よく復興を進めていた。とはいえ、まだまだやる事は多くあるようで、ある程度復興の手伝いをしてから床につく。

 

 明日は朝一の船でルカへと出発する。予定ではブリッツの大会、ユウナの誘拐、スタジアムの魔物の襲撃、アーロンやシーモアと出会うイベント等があるはずだ。全てのイベントが確実にあるとは言えないが、あると思って備えておく方がいいだろう。

 

 その内ブリッツの大会はただ全力を尽くすとして、ユウナの誘拐については阻止する方向で動く。あってもなくてもシナリオに関係ない上、ワッカのアルべド嫌いを助長させるだけだからな。

 

 魔物の襲撃については正直どうしようもない。魔物の侵入経路がさっぱり不明な上、あれはシーモアのマッチポンプだ。襲撃されたとしても召喚獣アニマの圧倒的な力で、被害はそこまで大きなものにならないはず。とにかく、目の前で襲われている人がいれば、助けに入るだけとなってしまうが仕方ない。

 

 警戒すべきはアーロンとの再会だ。

 頼もしい仲間ではあるが、人生や戦闘経験が豊富なアーロンはルールー以上に頭が切れる、というか勘が鋭い。再会した時に、どのような言動が飛び出すのか少々怖くもある。下手したら中身がティーダではないと、既にばれている可能性も十分にあるしな。

 

「戦力的には頼もしいことこの上ないんだがな………会いたいような、会いたくないような」

 

 ジレンマだ。アーロンがいれば道中の旅の危険がグッと下がるが、胃によろしくない。原作通りに、俺(本物のティーダ)の父ジェクトがシンとなってしまった、という情報だけで済めばいいんだが………

 

「考えても仕方ないな………明日は早いし、寝るか」

 

 心の何処かで一抹の不安を覚えながらも明日に備えて眠りについた。

 

 

 翌日、懸念は見事に的中する。それもティーダが思っていたよりも予想の遥か斜め上の方向で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ───ルカ

 

 

 

 俺は一人の男を前に立ち尽くす。あまりに予想外の事態に頭が真っ白に染まる。

 

 イベントにないイレギュラー?そんなものじゃない。

 

 原因は男の放った一言。この男───アーロンから出るはずのない単語が飛び出した。

 

「………アーロン………あんた、今なんて言った?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ファイナルファンタジーⅩ』───そう言ったんだ。この世界での出来事は、お前たちの世界ではそう呼ばれていたらしいな」

 

 

 

 

 

 

 

 




ここから先、さらなるオリ設定多数のためご注意ください。

N2様 誤字報告感謝です。とても助かります。

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