黒羽転生   作:NANSAN

71 / 79
ダブルセブン編
ダブルセブン編1


 

 外国、異界それぞれからの来訪者を迎え入れた波乱も無事に収束し、魔法科高校は新しい年度を迎えようとしていた。春休み中に国防海軍が開発中だった戦略級魔法が暴発するなどの事件は起こっていたが、紫音はそれに関与することなく四葉本家で過ごした。

 真夜の命令で情報収集魔法開発の他、新魔法の実験も行っていたので紫音も暇ではなかった。

 

 

『これより、魔法大学付属第一高校入学式を開会いたします』

 

 

 生徒会副会長となった達也のアナウンスによって始まる入学式。

 紫音は裏方として舞台の裾に控えており、モニターを通して新入生や来賓として招かれた人物を観察する。

 

 

(今年は大物が三人、か)

 

 

 魔法の名家といわれる血筋において、やはり十師族のネームバリューは桁違いだ。そして十師族とは二十八家より選ばれた十家を指しており、残る師補十八家も十師族に並ぶだけの魔法力を備えた一族であることは間違いない。十師族に選出される条件は魔法力の他、社会に対する影響力も加味される。そのため、それぞれの一族は社会に影響を与えるだけの経済活動も営んでいるのだ。寧ろ魔法力だけで十師族に君臨している四葉が異常なのである。現在は公式戦略級魔法師を抱えるという理由も含まれるが、それゆえに四葉は最強にして最恐と言われる。

 話を戻そう。

 七草泉美、七草香澄、そして七宝(しっぽう)琢磨(たくま)

 今年は同じ『七』の家系でありながら十師族と師補十八家からそれぞれ新入生が入学した。

 そのせいか、来賓として招かれた人物もそうそうたる面々である。魔法師に友好的な態度を示す国会議員、CAD企業の社長など、普通の高校の入学式ではまず訪れないだろう人物ばかりだ。

 

 

『新入生答辞、桜井水波』

 

 

 そして入学式はつつがなく進み、新入生答辞となる。

 入試トップ成績の者に与えられるそれを掴んだのは、七草の双子でも七宝の長男でもなく、桜井水波という一般人の少女であった。

 これはおそらく驚くべきことだったのだろう。

 来賓の中に動揺すら見られる。

 

 

(十師族とそれに並ぶ一族を抑えてトップになった少女。これは目立つな)

 

 

 紫音は壇上で答辞の言葉を述べる水波を心の内で応援しつつ、今後のことも考える。

 勿論、こうして悪目立ちしてまで彼女に入試トップを取らせたのは考えあってのことだ。達也と深雪を守るための手段である。手法としては紫音が取ってきた敢えて目立つという作戦に類似する。また水波は紫音の従者として入学しているため、目立たないようにする方が難しい。それならばいっそ思い切り目立ち、また入試トップを取ることで生徒会入りするということを選んだ。

 今年度の生徒会は中条あずさを会長として、達也と深雪が同時に副会長を務めるという少々変則的な体制を取っている。水波も表向きに達也や深雪と仲良くできる立場であるほうが今後も動きやすいだろうという配慮でもあった。

 また『従者の癖に名家を抑えやがった。四葉ヤベェ』という意識を植え付ける意味もある。

 

 

「後で七草姉妹にも挨拶しておかないとな。あの二人には風紀委員に入ってもらいたいし」

 

 

 微かな原作の記憶によると、七宝琢磨と七草姉妹は確実に喧嘩を巻き起こす。そこで七草姉妹を風紀委員という自分の庇護下に置くことで、余計な諍いが無くなるようにしようと考えたのだ。

 またそれとは別の考えもあるのだが、そちらは運の要素も絡むので期待はしていない。

 ともかく、水波が新入生答辞をするという原作とは変わった始まりを迎えた新年度であった。

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 入学式後の恒例行事といえば、生徒会勧誘である。

 そして今年迎える新入生は勿論、桜井水波だ。彼女は紫音の家政婦として第一高校に入学している。これは周知されており、また事前に紫音からも事実であると知らされていた。

 ともかく生徒会長である中条あずさは胃が痛かった。

 

 

「……私が行かないとだめですか?」

「中条さん以外が行くのは失礼に値するからね」

「五十里君が勧誘してくれたりは……私もついて行くので」

「僕は構いませんが、それは生徒会長としていかがなものでしょうか?」

「で、ですよね」

 

 

 彼女はどちらかといえば紫音が苦手であった。

 それは紫音と付き合い辛いなどの性格的齟齬に起因するものではなく、四葉というネームバリューを恐れているからだ。そして今年の新入生は四葉に仕えるという少女である。戦々恐々、といった様子はいつもの通りであったが、今日は尚更だった。

 

 

「覚悟を決めよう」

 

 

 新しく生徒会役員となった五十里は最後の後押しをする。

 ここまで言われたら流石のあずさも決意を固めたらしい。水波の下へと歩み寄った。四葉の縁者という理由で避けられていた水波の周りには誰もいない。近づくのに苦労はなかった。

 あずさにとっては非常に残念なことだったが。

 

 

「さ、さ、ささささ桜井水波さん!」

「……はい」

 

 

 彼女は家政婦として非常に高いスキルを有しており、その中には他人のミスを華麗に流すというものも含まれる。意地悪な紫音と異なり、いちいち指摘しようとはしなかった。

 

 

「ほ、本校では将来の幹部を育成するという理念から、一年生の内から生徒会役員を選出することになっています。わ、私たちとしましては桜井さんに是非とも生徒会に入っていただきたいと思っていましゅ」

「……」

「……」

「……」

 

 

 五十里、水波そしてあずさ本人まで黙り込む。

 入学式で新入生歓迎の言葉を述べた彼女はここまで緊張してはいなかった。よほど四葉が怖いのかもしれない。五十里も少々気の毒だと感じていた。

 

 

「とても光栄に存じます。よろしくお願いします」

 

 

 いっそ断ってくれたらよかったのに。

 あずさはどこか遠い目をしていた。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 あずさが一世一代(?)の交渉に臨んでいた頃、達也たちは入学式の後片付けに勤しんでいた。また達也は入学式の手伝いに駆り出された二年生の監督役を任されており、目が回るほど忙しい。

 ただ意外なことに、ほとんどの二年生は達也の指示に大人しく従っていた。去年までなら雑草(ウィード)だ二科生だなどと言われてまともに言うことを聞いて貰えなかっただろう。しかし残念ながらというべきか、もう達也は二科生ではない。空白だった制服右胸と肩の部分に、歯車を模した一校エンブレムが描かれていた。

 今年度から達也は魔工科に属することになっている。

 九校戦での活躍がよほど衝撃だったのだろう。第一高校は試験的に魔法工学技術者を育成する学科を運用することに決めた。名目上は幅広い魔法師育成のため、ということになっているが、実質は達也一人のために開設されたようなものである。

 

 

「お兄様」

「ああ、ありがとう」

 

 

 深雪は来賓の出席チェックを終えて書類を渡す。やはりというべきか、彼女の機嫌は最高潮であった。敬愛する兄の実力が正しく認められ、去年はできなかった生徒会の仕事を共にできる。これだけで彼女は心が舞い上がった。

 他にも祝辞の整理、業者との撮影データの受け渡し、小道具の回収などするべきことは多い。

 彼女はまた仕事へと戻る。

 そしてその間、紫音はというとある男を捕まえていた。

 

 

「は、ははははは……答辞の桜井君は君の縁者だったのですか。七草と七宝を抑えて入試トップとは驚かされましたが、納得というものですな」

「いえいえ。昨年は残念ながら答辞を逃してしまった身ですから、恥ずかしいばかりですよ。うちの桜井は上野(こうずけ)先生の目に適いましたか?」

「とても高校生になったばかりとは思えない落ち着きとスピーチでしたな。昨年の司波君を思い出しますよ」

 

 

 そう言って彼は作業する深雪へと目を向ける。

 十人が見れば十人が振り返る美女という評価ですら不足と言わざるを得ない彼女に見惚れない男はいない。この男も例に漏れず、衰退しつつある欲に炎が灯った。

 上野(こうずけ)は魔法師に対して好意的な姿勢を見せる国会議員だ。魔法大学の学外監事を務めたこともあり、少なくとも第一高校からすれば無視できない人物であった。それゆえに扱いにくく、一校側は配慮というものを求められる。

 しかし四葉の肩書を持つ紫音は関係ない。

 

 

「ところで上野(こうずけ)先生」

「な、何かね?」

 

 

 深雪に目を奪われていた上野は紫音の声で現実へと引き戻される。

 目を逸らすなんて許さねぇからとでも言いたげな威圧を放つ紫音のせいで、彼は五秒以上継続して深雪を眺めることができない。性的な下心が透けて見える彼の視線に晒されて深雪も気分は良くないだろう。そんな彼女を守るために紫音がわざわざ話しかけているのである。

 十師族として魔法師とかかわりのある政治家に繋ぎを作るという意味もあるが。

 

 

「例の吸血鬼事件以降、魔法師に対する批判的な風潮が少しずつ広がっています。また同様の被害を受けたUSNAに由来する人間主義の侵入も見受けられるようです。上野先生は御存じでしたか?」

「認識していますとも。厄介なことに与党の中にも表だって、あるいは陰ながら支援する者が多く私も困っていましてな。特に人間主義はいけない。魔法は科学の一種だというのに」

「彼らの信じる魔法は時代錯誤ですからね。魔女狩りの時代の魔法と体系化された現代の魔法を混同しているのでしょう」

「その通りですな」

「この第一高校のみならず、全国の魔法科高校で新入生を迎えた今、そのような風潮は次代を担う若者によくない影響を与えると思いませんか?」

「……なるほど。その通りですな。四葉君が言わんとしていることはよく分かりました。早速、検討させていただきましょう」

「ほう。検討、ですか?」

「ああ、いえ、ああ……我が政党は次の選挙の準備段階でして、意思を統一して対策というのは難しいでしょう。無論、私は手を打ちますが、まずは党の仲間と相談する必要があります」

 

 

 早く対策しろ、という四葉の圧力には屈する他なかったらしい。また紫音は国防における最重要兵器、戦略級魔法師でもあるのだ。上野(こうずけ)が如何に力のある議員でも、紫音の要求を突っぱねることはできない。

 魔法師反対運動を表立って叩くと批判的な世論が集まってしまうため、選挙を控えている彼は明言を避けるという手段を取っていた。しかし今、それを許されない状況に追い込まれている。

 見かねた彼の秘書が耳元でわざと周りに聞こえるように囁いた

 

 

「先生、そろそろ時間です」

「うむ」

 

 

 上野(こうずけ)にとっては渡りに船。

 優秀な秘書に内心で感謝しつつ、残念そうな表情を装って紫音に告げた。

 

 

「非常に残念だが、この話はまたいずれとしましょう。勿論、前向きに検討することを確約します」

「お願いします」

「では、私は失礼します。有意義な話をありがとう、四葉君」

「こちらこそ」

 

 

 逃げるように去っていく彼を見て、片づけをしていた生徒や教師たちは明らかな安堵を浮かべていた。紫音はその立場と四葉の名によって圧倒していたが、普通の魔法師ならば遠慮と配慮をしなければならない相手なのだ。片付けがあるから早く帰れとは言えず、迷惑だという思いを燻ぶらせていた。

 そんな上野を実質的に追い返したのだから、まさに紫音は救世主であった。

 

 

(夏頃にはあの計画も現実的になる……それまでに反魔法師の意見は潰すか、分裂させて小規模化させないと)

 

 

 紫音は表に出た四葉として、様々な仕込みをしている。

 今年の春は昨年に劣らず忙しい日々を過ごすことになるだろう。しかし学内でやるべきことは水波にも一部任せるつもりなので、紫音はより広い範囲に手を伸ばせる。

 

 

(亜夜子と文弥も頼もしく情報収集してくれるようになったしな。こっちも兄として負けてられない)

 

 

 そして黒羽家も紫音とは別の切り口から同じ問題に対処していた。

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 時は遡り、第一高校入学式前夜のことである。

 日本の三大都市として数えられる名古屋に亜夜子と文弥はいた。時刻は二十三時を回ったばかりであり、中学生にしか見えない二人ではいつ通報され、補導されてもおかしくない。しかしそんなことは知らんとばかりに亜夜子は派手な格好をしていた。

 露出こそ少ないが、少々派手過ぎて過激とも言えるほどである。華美なリボンはともかく、左目を覆う眼帯が厨二感すら醸し出している。

 

 

「なんで僕がこんな格好を……もう高校生なのに」

 

 

 一方で文弥は黒のジャンパースカートに同色のレギンス、そして髪型はショートボブと完全に少女の姿であった。本人にとっては残念で不本意なことなのだろうが、実に似合っている。化粧を施しているとはいえ、下手な女子よりも可愛いのではないだろうかと思わされるほどだ。

 ただ文弥も思春期の男子であり、可愛いと言われて喜ぶ年頃ではない。

 それゆえ非常に不満であった。

 

 

「あら、似合っているわよ?」

「そういう問題じゃない。僕は――」

「はいはい。今は『私』でしょ、ヤミちゃん?」

「うっ……」

 

 

 黒羽である二人にとって、情報収集は最も大切な仕事だ。四葉分家の中でも仕事量が多く闇が深いとされているのが黒羽であり、まだ中学校を卒業したばかりの二人にも重要な仕事を幾つか割り振られていた。

 そして今日の仕事はそこまで重要ではない。

 少なくとも失敗したところでリカバリーの効く程度のものだ。

 しかし失敗によって亜夜子と文弥の人相がばれることだけは避けなければならない。故に二人は戦闘に備えて動きやすさを優先するとともに、軽度の変装も求められていた。

 

 

「っ! 来たよヨル姉さん」

「みたいね」

 

 

 耳に装着した小型無線機からターゲットの到来が知らされる。

 ヨルとヤミ。それが今日の二人のコードネームだ。今日に限らず普段から使っているが。

 ともかく二人は余計な会話をやめて物陰から観察する。

 

 

「へぇ。人影のない場所に来る割には豪華な車じゃない。隠す気がないのかしら?」

「ないと思うよ。記者(ジャーナリスト)に情報提供した、って体なんだろうね」

「ジャーナリストねぇ」

 

 

 亜夜子は高級車の到着と共に木陰から現れた大男を見て苦笑する。

 スーツで多少は誤魔化されているが、その下に隠れた肉体は間違いなく実戦で磨かれたもの。少なくとも一般人とは思えない雰囲気が滲み出ていた。

 

 

「まるで傭兵じゃない」

「実際に経験しているみたいだよ。さっきデータが送られてきたけど見てないの?」

 

 

 文弥の窘めるような目線に、亜夜子は目を逸らす。

 記者も隠れているつもりだったのだろうが、黒羽の目からは逃れられない。隠し撮りした映像データを照合し、人相からプロフィールが割り出されている。

 

 

「魔法師を優遇する体制に批判的な記者ってことらしいよ」

「ジャーナリストの鑑ね」

「はいはい。姉さんの偏見はあとでゆっくり聞いてあげるから」

「ヤミちゃんってば生意気ね」

「いいから行くよ。急がないと」

 

 

 情報を渡そうとしている()()()()()()男が二人、高級車から降りてきた。そして記者と握手を交わし、小声で何かを話している。

 文弥の言う通り、悠長に雑談している暇はない。

 

 

「はいはい」

 

 

 軽い口調で返事をしつつも亜夜子は真面目だ。

 慣れた手つきで革ブレスレットの下に隠したCADを操作し、魔法を発動する。その魔法は『疑似瞬間移動』だ。

 瞬間移動と言われてイメージする空間の跳躍ではない。ただの移動魔法による超高速移動だ。真空チューブを形成し、空気の繭で包んだ物体を飛ばすというだけの仕組みとしては単純な魔法である。しかし真空チューブを形成する際に空気の流れが生じてしまい、移動先が予測されやすいという欠点がある。そのため実戦に於いての使用法は主に逃走だ。

 だが、亜夜子の疑似瞬間移動はその空気の乱れすらコントロールしており、そよ風すら生じなかった。

 

 

「がっ!?」

 

 

 そして元傭兵の記者が呻きながら倒れて初めて、彼らは自分たちが狙われていたことに気付いた。疑似瞬間移動によって車のボンネットに現れた文弥は、右手に装着していたナックルダスター型のCADを突き出す。同時にまた一人、呻きつつ倒れた。

 

 

「魔法師か!」

 

 

 残る一人は何が起こっているのか悟ったらしい。

 そしてこの国においては所持するだけで違法となる拳銃を取り出し、文弥を撃とうとした。その目には憎悪の炎が灯っており、魔法師は問答無用で殺すという意思が見える。そしてそんな感情と銃を向けられたら普通の少年は怯んでしまうだろう。だが文弥は普通ではない。

 落ち着いて親指でナックルダスターに付いているボタンを押した。

 四葉の血筋として生まれ持った文弥の固有魔法『ダイレクト・ペイン』が発動する。対象に直接痛覚を与えるこの魔法は、肉体の耐久力を無視して激痛という精神ダメージを付与するのだ。

 

 

「が、は……あ」

 

 

 腹部を杭で穿たれたような激痛により、最後の一人も倒れた。

 そこに優雅な歩みで亜夜子もやってくる。

 

 

「あっけないわね」

「奇襲だったからね。こっちの男たちも人相照合して、あとは()()()()()()調べれば全部わかると思うよ。こんな程度なら僕たちが出てくる必要もなかったのに」

「こら、ヤミちゃん」

 

 

 気を抜いた弟を窘めるつもりだったのだろうか。

 いや違う。

 彼女は意地の悪い笑みを浮かべつつ、文弥の両頬を摘まんでグニグニと虐めた。

 

 

「『私』でしょう? 今はヤミちゃんなんだから」

「ちょ、痛い。痛いよ!?」

 

 

 その後、男たちは夜の内に全ての情報をさらけ出すことになる。

 USNA由来の人間主義者……に扮した工作員がこの国にやってきたこと。その背後関係までは洗いきれなかったが、少なくとも日本の魔法軍事力を低下させるという目的をもって行動している。

 一連の情報は即座に紫音にも伝えられ、それに準じた作戦が実行されることになった。

 

 

 

 

 

 

 




入試成績

1位 水波ちゃん
2位 七宝君
3位 香澄
4位 泉美

原作では七宝君が1位でしたが、水波に変更。
これは紫音による水波強化ではなく、原作にも記述があることです。本気を出せば1位をとれたが、真夜様の意向で手を抜いていたとか。

まぁ紫音の従者枠で入学したんだから当たり前だよなぁ?(威圧)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。