千歌ちゃんの呼び掛けで、私達はバンドメンバーの人達と話すことになった。
千歌ちゃんは猫耳の子の所に真っ先に向かったけど、ルビィちゃんや善子ちゃんは緊張しているみたいで、一歩も動けずにいる。
まぁ、私はもう決めてるけどね。
"りんちゃん"
「ねぇねぇ香澄ちゃん!お話しよ!」
「良いですよ!」
「やった!じゃあ早速質問だけど、香澄ちゃんはどうしてバンドをやろうと思ったの?」
「キラキラドキドキしたかったからです!」
「キラキラドキドキ?」
「はい。小さい頃に見た星がすっごく綺麗で、その時に「星の鼓動」が聞こえたんです。その時から、ずっとキラキラドキドキ出来ることを探してて、それでやっと見つけたんです!」
「それがバンドなんだね」
「はい!」
「私もね、輝きたくてスクールアイドルを始めたんだ」
「輝き?」
「私って、昔から普通でさ。普通星に生まれた普通星人なんだ」
「普通星人?」
「幼馴染の曜ちゃんは、何でも出来て、人気者で、私も曜ちゃんみたいに夢中になれることをしたい、輝きたい、キラキラしたいって思ってたんだ。
だけど、中々見つからなくて。このままじゃ普通星人を通り越して、普通怪獣ちかちーになっちゃうって。そんな時に、µ'sに出会ったんだ」
「µ'sって、あの伝説のスクールアイドルの?」
「うん。初めてµ'sを見て、これだ!って思って、今年の春にスクールアイドルを始めたんだ」
「私も、今年の春にバンドを知って、ポピパを結成したんです!同じですね!」
「そうだね。ところでさ、香澄ちゃん」
「何ですか、千歌先輩?」
「折角仲良くなったんだから、タメ口で良いよ」
「良いんですか⁉」
「うん!」
「分かった!じゃあ、何て呼べば良い?」
「そうだなぁ・・・・・、あっ!じゃあ、千歌っちで!」
「千歌っち、宜しくね!」
「はぐみちゃんって運動好きなの?」
「うん!特に走るのは大好きだよ!よーくんは?」
「私も!走るのも好きだけど、やっぱり一番は高飛び込みかな?」
「すごーい!よーくん高飛び込み出来るんだ!」
「得意技は前逆さ宙返り3回半抱え型だよ!」
「何かよく分かんないけど、とにかくすごいね!」
「へへっ、有難う!」
「りんちゃん、久し振りだね」
「りーちゃん・・・。うん、久し振りだね」
「驚いたわ。まさか貴女がバンドでキーボードを弾いてるなんて」
「沢山の人に見られるのは怖いけど、演奏に集中すると、人の目が気にならなくなるんだ」
「ふふっ、りんちゃんらしいね」
「そういうりーちゃんも、スクールアイドルをやってるのには驚いたよ」
「そうね。自分でも信じられないけど、御陰で毎日楽しいわ」
「良かったね♪」
「りみちゃんは、チョコが好きなんだね」
「うん!生まれた時から、チョコが大好きやねん!あっ・・・・」
「今のって関西弁?」
「うん。私、中学生の頃は関西に居たから・・・・」
「可愛いずら!」
「ずら?」
「あっ、これは静岡の方言ずら!」
「花丸ちゃんも方言出ちゃうことあるの?」
「しょっちゅう出るずら。こんな方言、ダサいよね・・・・・」
「そんなことないよ!それだったら、私の関西弁の方がダサいよ」
「りみちゃんの方が可愛いずら!って、これじゃあ堂々巡りになっちゃうね」
「あっ・・・、ほんとだね」
「「あははっ」」
「アイドルって、学校でも出来るんだね・・・・・」
「そうなんです!皆とっても可愛いんですよ!」
「スクールアイドルはスクールアイドルで、本物のアイドルとはまた違った魅力があるね」
「本物のアイドルは雲の上の様な存在だけど、スクールアイドルは女子高生なら誰でもなれる身近な物で、限られた時間の中で輝く存在なんです」
「限られた時間の中で輝く、か・・・・・。青春だね」
「そうですね」
「ねぇ、ルビィちゃん」
「何ですか、花音さん?」
「話は変わるけど、私のことはさん付けじゃなくても構わないよ」
「えっ⁉でも・・・・」
「私、そう呼ばれるのあんまり慣れてなくて・・・・・。ルビィちゃんと同い年の子はさん付けで読んだり、
「全然そんなことないです!ルビィも仲良くなりたいって、思っていたから・・・・・。宜しくね、花音ちゃん!」
「っ・・・・・!有難う、ルビィちゃん!」
「わぁ・・・・・!本物のヨハネ様だぁ・・・・・!」
「へっ?」
「あこ、ヨハネ様の生放送いつも見てます!」
「そうなの⁉(思わぬ所にリトルデーモンが居たわ・・・・・・)」
「あの、こんな事厚かましいかもしれないけど・・・・・・」
「何かしら?」
「あこを、一番のリトルデーモンにしてくれませんか?」
「えっ・・・・?」
「あこ、
「(とても強い意志を感じる・・・・・)ふっ、良かろう。お前を最上級リトルデーモンとして認める!」
「あ、有難う御座います!」
「最上級リトルデーモンになった暁として、このヨハネが色々と教授してやろう!」
「そ、そこまで⁉」
「
「はい!」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「「(き、気まずい・・・・・・)」
「「あ、あの・・・・・」」
「あ、お先にどうぞ・・・・」
「貴女こそ、お先に・・・・」
「(これ、切りが無い奴だ・・・・)じゃあ、あたしから・・・・。改めて、あたしは美竹蘭。高校1年生です」
「あら、私の妹と同い年ですわね」
「そうなんですか?」
「ええ、名前はルビィと言いますの。仲良くしてくれると嬉しいですわ」
「はい。分かりました」
「あっ、申し遅れました。私は黒澤ダイヤ。学年は高校3年生で、浦の星女学院という学校で生徒会長をしています」
「生徒会長・・・・、凄いですね」
「そうですか?私にとっては昔から当たり前の様にして来たことですから」
「それが凄いんですよ」
「そうなんですか・・・・、そう言って頂けて嬉しいですわ」
「日菜ちゃんは、お姉ちゃんが居るの?」
「うん!名前は氷川紗夜!Roseliaのギターだよ!」
「ああ、あの
「やっぱり果南ちゃんもそう思う?」
「うん。実際、私の幼馴染にも似た感じの子居るし」
「もしかして、あの黒髪の子?」
「そうだよ。黒澤ダイヤって言うんだけどさ、宝石のダイヤみたいにお堅い子なんだよねぇ」
「あたしのおねーちゃんも、シュッとしてて、凄い真面目なんだよねー」
「あはは、そうなんだ。私達って、結構気が合うのかもね」
「あたし、果南ちゃんと話してるとるんっ♪てくる!」
「私も、日菜ちゃんと話してると楽しいよ」
「鞠莉、久し振りね!会えて嬉しいわ!」
「私もよ、こころ!留学に行ってから会ってないから、2年振りね。だけど、貴女がバンドをやってるのには驚いたわ」
「世界を笑顔にする為に始めたの!」
「ふふっ、こころらしいわね」
「鞠莉もまた、スクールアイドルを始めたのね!前より楽しそうだわ!どんなことをしているのかしら?教えて欲しいわ!」
「勿論よ、こころ!」
1時間後
私達が話に花を咲かせていると、まりなさんがやって来た。
「どう、皆仲良くなれた?」
「はい、大分仲が深められたと思います」
「そう、それは良かった」
「そういえば、もう随分時間が経っちゃったね」
千歌ちゃんの言葉に時計を見ると、かなり時間が経っていた。
「本当ね。そろそろ帰った方が良いかも」
「えっ、もう帰るの⁉」
「だって、今から帰らないと、遅くなるわ」
「そっか・・・・、そうだよね・・・・」
「千歌っち、もう帰っちゃうの?」
「うん、今から帰らないと。そんなに近い訳じゃないから」
「そっか・・・・」
もう帰らないといけない事に落ち込んでいると、こころちゃんがとある提案を出した。
「なら、あたしの家に泊まれば良いわ!」
「「「「「「「「「ええっ⁉」」」」」」」」」
「良いの、こころ?」
「ええ!あたしも皆も、まだまだ話したいもの!」
「こころ・・・・・、じゃあ、お言葉に甘えて、そうさせて貰うわ!皆も良いわよね?」
「連絡すれば大丈夫だと思う!」
「私も」
他の皆も、連絡すれば大丈夫みたい。
「じゃあ決まりね!こころ、今夜は宜しくね!」
「ええ!今夜は楽しみましょう!」
こうして、私達はこころちゃんのお家に泊まることになった。
香澄:次回、「分かり合えちゃった!」
前回から大分空いてしまってすまん。
次回は、Aqoursメンバー2人(1人)と各バンドとのお喋り回。どのメンバーとどのバンドが喋るかはお楽しみに。