ツンデレお嬢様と
甘えんぼ執事の
ちょっとした恋のお話
鈴side
この物語の始まりは、真夏の日。
自宅の庭を散歩していた私に声をかけてきたのは、
ちょこんと座って子犬のような顔でこちらを見てくる不審者だった。
???「僕を拾ってくれませんか?(´・ω・`)」
、、、、!?
鈴「どなたですか?」
???「あ、僕は 成宮琉っていいます!」
鈴「いやそういうことではなくて…」
琉「??」
鈴「まあ、いいです。それよりここは私の家の庭ですから、早く出て行ってくださいね」
琉「嫌です」
鈴「は?」
琉「え?」
鈴「冗談はほどほどにして、夜までには帰ってくださいね」
私は眼の前にいるわけのわからない人に恐怖を感じ、その場を立ち去った。
足早に自宅に入って、水を飲んだ。
キッチンの窓からさっきの場所が見えた。
あの“成宮琉”とかいう不審者の姿は見えなかったから、
暑さのせいで幻覚でも見たのだろうと思い、忘れることにした。
驚いたのはその夜。
父親が激怒しながら私の部屋のドアを叩いた。
何事かと思いドアを開けると、
激怒した父親に頬を叩かれた。
私は理解できなかった。
学校での成績も上々、我儘だって、高校に入ってから一度も言ったことがない。
お父さんっ子だったわけでもなかったので、中学時代は家にいるのが嫌で極端に帰宅時間が遅くなったりもした。
そのことも叱られはしたが、父親は昔あったことを女々しく引きずるような人ではない。
とにかく混乱し、わけのわからない状況に涙が出てきた。
その涙を見て父親は何を勘違いしたのか
父「泣くということは身に覚えがあるんだな!」
といい、ドアを勢いよく閉め、外側から鍵をかけてどこかへ行ってしまった。
30分ほどドアの前で呆けていたが、我に戻った時、私の頭の中に浮かんだのは、
昼間であった“成宮琉”という男が父親の後ろで
丁寧に執事のように御辞儀をしていた姿だった。
昼間には変な男に会うし、夜は父親にわけのわからないことを言われ殴られ、
どうしようもない状況にまた涙が出てきた。
そんな時にコンコンとドアをノックする音と同時に
ドアが開いた。
ノックされたはずなのに、また父親に殴られるんじゃないかと思い、
びくびくしていた。
が、私の部屋に入ってきたのは父親でも昼間の変な男でもなく
私の唯一の友人、果野だった。
果野は私を抱きしめて、落ち着かせてくれた。
そして私は疑問に思った
“何故果野はこんな時間にうちにいるのか。”
と。
時刻は午前2時。
睡眠時間が長い果野でなくても、たいていの人はもう既に寝ている時間。
でもなんだか聞いてはいけないような気がして、黙って果野に抱きしめられていた。
果「落ち着いた?」
鈴「うん。ごめんね。ありがとう。」
果「大丈夫だよ。今日は一緒に寝る??」
鈴「…うん。」
その日は、果野は私を抱きしめながら寝ていた。
はじめまして。
小説の右も左もわからぬまま勢いで一話を書き上げました。
誤字脱字はげしいと思いますが、温かい目で読んでいただければと思います。
あとがきがこれでいいのかすらわかっていないのですが、
小説によくある作者のあとがきととらえていいのでしょうか。
う~ん…。
まぁその辺は後々…。
とりあえず一話は琉と鈴の最初の出会いを書きました。
コメディが私自身大好きなので、テンポよく読めれば嬉しいです。
あと1000文字書くのってすごい難しいですね!?!?