美食の島の赤龍帝〈リメイク〉   作:マスターM

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更新お待たせしました!!

まず遅くなった事をお詫びします!理由としては9月から大阪・梅田に転勤になり身の回りが落ち着くまで投稿できませんでした。これからも更新速度は遅くなりますが、暇を見て少しずつ書いて行こうと思っているので、これからもよろしくお願いします!!


コカビエルVS零

「居合‶竜帝一刀両断〟か・・・食義と合わせて無くまだまだ未完成だな裕斗」

 

「あはは・・・やっぱり。時間だね」

 

「そうだ。グルメ界ではその隙が命取りになる。実際に経験したお前なら分かるだろ?」

 

「うん。そうだね」

零は裕斗の居合を見て思った事を言った。

 

「聖魔刀だと・・・あり得ない・・・反発し合う二つの要素が合わさるなど・・・」

バルパーが裕斗の聖魔刀を見て狼狽えており、それに気付いた裕斗がバルパーに聖魔刀を向けた。

 

「バルパー・ガリレイ。覚悟を決めてもらう」

 

「・・・そうか!分かったぞ!聖と魔、それらを司る存在のバランスが大きく崩れているとするならば説明はつく!つまり、魔王だけではなく、神もーーー」ズンッ。

バルパーの言葉は途中で終わった。コカビエルが光りの槍で貫いたからだ。

 

「バルパー。お前は優秀だったよ。そこに思考が至ったのも優れているが故だろうな。だが、俺は貴様がいなくても別にいいんだ。最初から一人でやれる」

宙に浮かぶコカビエルは哄笑を上げ、地に足をつける。

 

「限界まで赤龍帝の力を上げて、誰かに譲渡しろ」

不敵な笑みを浮かべてコカビエルはそう言った。その言葉を聞いたリアスの眉がピクっと動いた。

 

「私達にチャンスでも与えるというの!?ふざけ・・・」

 

「良いだろう。譲渡してやる」

 

「「「「零(くん/先輩)!!?」」」」

リアスの言葉を遮って零が言うとリアス達が声をあげた。

 

「そうだそれでいい。譲渡するのはリアス・グレモリーか?」

 

「勘違いするなよ。譲渡するのはお前だコカビエル」

 

「「「「「「零(さん/くん/先輩)魔訶!!!?」」」」」」

零の発言に今度はアーシアとゼノヴィアも声をあげた。

 

「何?」

零の発言で今度はコカビエルの眉がピクっと動いた。

 

「リアス達は何もしなくていい俺一人で十分だ」

 

『BoostBoostBoostBoostBoost!!Explosion!!』

裏のチャンネルを発動させて5回の倍増が完了した。

 

「『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』」

 

Transfer(トランスフアー)!!』

赤龍帝の籠手が光り、倍増した零の力がコカビエルに加算された。

 

「・・・何のつもりだ?」

 

「何ってお前にチャンスを与えただけだ」

 

「ふざけるなよ人間風情が!!」

コカビエルは怒りながら倍増した光の槍を投げた。

 

「ナイフ!」ズバッ

零のナイフで光の槍は真っ二つになった。

 

「な、何だと!?倍増した俺の光の槍を手刀で斬っただと!!?」

コカビエルは驚愕した。不本意ながら倍増された光の槍は今までで一番の威力あると分かっていたがそれをバターを斬るようにあっさり斬られ狼狽えた。

 

「コカビエル1つ聞く。お前には地球を破壊できる力があるか?」

 

「そんな力があればこんな回りくどい事などするか。何故その様な事を聞く赤龍帝よ」

 

「簡単な事だ俺なら地球を破壊出来るからな」

 

『『『・・・はぁあああああ!!?』』』

 

「うちの師匠達数人は大体そのクラスだぞ。後ライザー戦は精々一割の力だ。下手するとあの空間が壊れる可能性があったからな」

零の言葉に全員が言葉を失った。

 

「行くぞ」

そう言った瞬間零は臨戦態勢に入った。

 

『『『!!?』』』

その瞬間リアス達は、コカビエルが皿の上に乗って赤い鬼がナプキンを付け、ナイフとフォークを持っている幻を見た。コカビエル自身も皿の上に乗っている事に気付き目の前の鬼に恐怖した。

 

チャキィン!チャキィン!  パン!!

零は両手を擦り付けて金属音を鳴らし合掌した。

 

「舐めるなッ!!」

コカビエルは光の槍を握り高速で零に接近した。

 

「この世の━全ての食材に感謝を込めて・・・いただきます」

 

「死ねぇええええ!!」

 

「フォーク!!」ガッキーン!

 

「何!?」

零はフォークで光の槍を受け止めた。

 

「ナイーフ!!!」

零はナイフでコカビエルの左の羽を全て切り裂いた。

 

「ぐっ!よくも俺の羽を!!!」

コカビエルは持っていた光の槍を右手で持ち、左手に新たに光の槍を創り零を貫こうとしたが零が動く方が早かった。

 

「5連・・・釘パンチ!!!」ドドドドドン

零の拳はコカビエルの鳩尾にヒットした。

 

「ヌァアアアアアア!!」

釘パンチをもろに食らいコカビエルは結界に当たるまで飛び続けた。

 

「この程度か・・・歴戦の堕天使だからもっとやると思ったが2割程度でこれとは拍子抜けだ」

 

『『『2割ぃいいいいいい!?』』』

リアス達は零の言葉を聞き未だ全力で戦っていない事に驚愕した。

砂煙がはれボロボロのコカビエルがフラフラと立っていた。

 

「俺をここまで追い込むとはな・・・仕えるべき主を亡くしてまで、お前達神の信者と人間と悪魔はよく戦う」

 

「・・・どういう事?」

コカビエルの謎の言動にリアスが怪訝そうな口調で訊く。

 

「フハハ、フハハハハハハハハハハハ!そうだったな!お前達下々まで真相は語られていなかったな!なら、教えてやるよ。先の三つ巴戦争で四大魔王だけじゃなく、神も死んだのさ」

 

『『『---ッ!!』』』

無知な者を笑うかの様に笑い、コカビエルは先の戦争の真実を言った。それを聞いた全員が驚愕した。

 

「・・・嘘だ。・・・嘘だ」

 

「・・・主がいないのですか?主は・・・死んでいる?、では、私達に与えられる愛は・・・」

特に教会出身のゼノヴィアとアーシアのショックは大きかった。

 

「今はミカエルが神が使用していた『システム』を使って天界を動かしている。システムさえ機能していればある程度作用するしな」

コカビエルの言葉を聞きアーシアがその場で崩れ倒れた。ゼノヴィアも膝をつき、デュランダルと破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)が手から地面に落ちた。

 

「俺は戦争を始める、これを機に!お前達の首を土産にし我だ堕天使こそが最強だとサーゼクスにも、ミカエルにも見せつけてやる!」

拳を天にかざしそう高々に言った。

そんな中、零が静かに話し始めた。

 

「確かに神はいないかもしれない。だがそれでも俺達は今を生きている」

 

「・・・何が言いたい?」

 

「なに、神が居なくも世界は周り続ける。実際神が死んだのは千年前だけども今まで世界は終わらなかった。だから俺達は今を生きる俺達の手で明日を未来を作り続ける事が出来る」

零の言葉にショックを受けていたゼノヴィアとアーシアは顔を上げ零をみて感銘を受けていた。2人だけではなく、リアス達も感銘を受けていた。

 

「思い立った日が吉日!その日以降は全て凶日だ!」

零は笑顔でリアス達に言った。




次回で3章を終わらせます。

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