美食の島の赤龍帝〈リメイク〉   作:マスターM

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停止教室のヴァンパイア
堕天使総督登場!


「ここか・・・」

ある日の深夜零はあるマンションの部屋の前に来ていた。何故零が此処にいるかは昨日に遡る・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺を探している?」

 

「うん。最近僕の常連さんが零君を探しているみたいなんだ。理由を聞いても『本人だけに言う』って言って聞かないんだ」

何時も道理にグルメアイランドで修行に励んでいた零に裕斗は話しかけ、零に依頼の為会ってくれないか頼んでいた。

 

「分かった会おう」

 

「いいのかい?」

 

「仲間の頼みだ当然だろ?」

と、いうことがあり零は裕斗に地図を渡され指定のマンションに向かった。

 

ピンポーン~

零はチャイムを鳴らした。数秒で扉が開き、中からは浴衣を着た黒髪のワイルドそうな風貌の男が出て来た。

 

「お!来たな。まあ入りな」

 

「邪魔するぞ」

中に招かれ零は部屋に入った。

 

「適当に座ってくれ」

男に言われるまま零はソファーに座った。その間に男は茶を入れ零に出した。

 

「それで用件は?」

 

「お前と話がしたかったんだ」

 

「ほう・・・それは赤龍帝としてか?それともグルメアイランドの主としてか?堕天使総督さん?」

零の言葉を聞き男はプレッシャーを出しながら口を開いた。

 

「何故俺が堕天使総督だと思ったんだ?」

 

「アンタからは夕麻達と同じ匂いがする。だがその身に纏う電磁波は夕麻達より遥かに強い。序に言えばコカビエルとは雲泥の差だ。よってアンタが堕天使総督だとあたりをつけたんだ」

 

「匂いに電磁波か・・・確かに只者じゃないな。話については、両方だ。何時赤龍帝に目覚めたかと出来れば、出来ればグルメアイランドの物を食べたいだ!」

後半にかけて熱が入り詰め寄るように零に顔を近づけた。

 

「分かった分かった、話すから離れろ」

零に言われ男もソファーに座った。

 

「俺が赤龍帝に覚醒したのは、10年前だ」

 

「そんなに早い段階で覚醒したのか・・・」

 

「更に言えば5年前に禁手に至った」

 

「もうその域まで到達してたのか・・・そのキッカケは何だ?」

 

「キッカケはグルメアイランドのに君臨する元八王で現九王の一角猿王と戦っていた時だ。九王って言うのはグルメアイランドに君臨する9体の猛獣の総称だ。最近俺のパートナーで家族のスノーが新たに王となり九王に代わったんだ」

 

「その王達ってのは中々強いようだな。そんでお前はその王達を倒してグルメアイランドの主となったわけか」

 

「まあそうだが、俺よりまだ師匠達の方が強いな。まだ一度しか勝ててないからな」

 

「コカビエルを瞬殺したお前より強いって・・・本当に人間か?」

 

「正真正銘の人間だ(数世紀生きれるがな・・・)」

人通り話した後零は裏のチャンネルを発動させて、酒乱牛の肉を出した。

 

「今のも興味深いが、今は涎が止まらんこの肉が気になるな。おいこれは何の肉だ?アルコールの匂いがプンプンするぜ」

 

「それは酒乱牛の肉だ。捕獲レベルは30で、バッカス島に生息しその島のアルコールを含んだ湖の水を飲料水としているため、常に酔っ払ってフラフラしている。酔えば酔うほど狂暴さが増す厄介な牛だな。まさに酒乱と呼ぶに相応しい暴れ牛だ」

 

「その捕獲レベルってのは?」

 

「食材の捕獲の困難さを表したもので、捕獲レベル1で、猟銃で武装したプロのハンターが10人必要だな。5を越えれば戦車でも破壊されうるレベルだな」

 

「なるほどな・・・次にバッカス島ってのは?なんだか気がひかれるのだが?」

 

「バッカス島は酒の楽園と呼ばれる場所だ。その名の通り酒に関連する物は大概揃っている」

 

「いい島じゃねーか!今度連れててくれよ!!」

 

「連れて行くのはいいが、先に食わねーか?」

 

「おお、そおだな。どうやって食えばいいんだ?」

 

「そのまま生で大丈夫だ」

 

「それじゃ・・・」

と言いに肉に手を伸ばしたが零に捕まれた。

 

「なんだよ、まさかやっぱやらんってか?」

 

「違う違う。食べる前には合掌し『この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます』と言うんだよ。これを言わなければ食う事は許さん」

 

「この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます」

男は合掌して感謝の言葉を言ってから肉に手を伸ばした。そして口に入れると・・・

 

「旨ぇ・・・マジか。今まででこんな旨い肉食った事のねぇ。それに肉汁がアルコールでいい感じにほてってきたぞ」

初めての味に男は感動した。

 

「気に入ったようだな」

 

「ああ。そうだこれを金髪の兄ちゃんに渡しといてくれ」

そう言い男はアンケート用紙を零に渡した。

 

「そう言えば名乗ってなかったな。俺はアザゼル、堕天使共の頭をやってる。よろしくな、赤龍帝の魔訶零」

瞬間アザゼルの背中から十二枚もの漆黒の翼が展開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「冗談じゃないわ!確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害していたなんて・・・!」

リアスはぷるぷると全身を怒りで震わせていた。先日のエクスカリバー事件は悪魔、天使、堕天使の三すくみの関係に多少なりとも影響を及ばした。その結果一度トップ同士が集まって今後の関係について話し合う事になった。零達はその事に関わったので報告しなければならない事になった。

 

 

「アザゼルは神器(セイクリッド・ギア)に強い興味を持つと聞くわ、裕斗の聖魔刀より、人間のレイがグルメアイランドの主と赤龍帝である事を知ってレイに接触してきたのね。しかし、どうしたものかしら・・・彼方の動きが分からない以上、こちらも動き辛いわ。相手は堕天使の総督。下手に接することも出来ないわね」

 

「アザゼルは昔から、ああいう男だよ、リアス」

突然、この場の誰でもない声が聞こえ、全員が声をした方向に視線を移してみると、そこにはサーゼクスがにこやかに微笑んでいた。誰か確認した瞬間、朱乃・小猫・裕斗がその場で跪き、アーシアとゼノヴィアは誰か分からず疑問符をあげていた。

零がアーシアとゼノヴィアの2人に説明すると、ゼノヴィアは跪き、アーシアはどうすればいいかオロオロしていたが次のサーゼクスの言葉で落ち着いた。

 

「くつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ている」

その言葉で朱乃達が立ち上がった。

リアスが用件を聞けば授業参観のプリントをだして休暇を入れてでも授業参観に参加すると言えば、リアスは一悪魔に特別視してはいけないと言うが、三すくみの会談をこの学園で執り行う予定で、その下見に来たと言った時は全員が驚いた。

 

「この学園はどうやら何かしらの縁があるようだ。私の妹であるお前と、伝説の赤龍帝・グルメアイランドの主、聖魔刀使い、聖剣デュランダル使い、魔王セラフォルー・レヴィアタンの妹が所属し、コカビエルと白龍皇が襲来して来た。これらは偶然で片付けられない事象だ。様々な力が入り混じり、うねりとなっているのだろう。そのうねりを加速度的に増しているのが魔訶零君だと思うのだが」

サーゼクスは零へ視線を送る。

その後アーシアとゼノヴィアも自己紹介をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜零は駒王町の自宅にサーゼクスとグレイフィアを招いた。

サーゼクス達はあの後ホテルを探そうとしたが夜中だったため、零が自宅に招いたんだ。夜中であった為軽い食べ物をグルメアイランドの食材で出すと2人に大変喜ばれた。

就寝時間となるとサーゼクスが零と話がしたいと言い、今夜は零の部屋にサーゼクスが止まる事になった。最初リアスは抗議したが、サーゼクスとグレイフィアに説得さて渋々別の部屋で寝る事になった。

 

「零君冥界にグルメアイランド食材を卸してくれないかい?」

先に口を開いたのはサーゼクスだった。零はアザゼルの事だと思ったが、違った事に少し驚いた。

 

「アザゼルの事ではないのか?」

 

「部室でも言ったがアザゼルはああいう男だからね。そのアザゼルの事だからグルメアイランドの物を食べたいと言ったのではないかい?」

 

「当たりだ」

 

「今日私も初めて食べたけど、本当に美味しかったよ。そして思ったんだ、冥界にいる者達にも分けたいってね」

 

「卸すのはいいが、条件がある」

 

「その条件とは?」

 

「転生悪魔、下級、中級、上級関係なく平等に分け与える事。誰かが独占しない。これが条件だ。美味い物は皆で食べた方が美味いからな」

 

「分かった。平等に分け与えるよう頑張るよ。この事は会談の時にまた話すよ」

 

「そうだな。悪魔だけでは、不公平だから天使・堕天使にも分けれるよう俺も言おう」

 

「ありがとう君がグルメアイランドの主でよかったよ」

その会話を最後に2人は眠りについた。




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