ヴァーリと美猴が撤退した後、アザゼルが校庭に足を踏み入れた時、三大勢力の軍勢が入っていて、魔術師達を拘束していた。
校庭の中央に各勢力達集まる。
「・・・ヴァーリが迷惑をかけた」
まず最初にアザゼルがヴァーリの離反に謝罪した。
「・・・彼女は・・・」
「元々、力にのみ興味を注いでいた奴だ。結果から見れば、『ああ、成程』と納得はできる。だがそれを未然に防げなかったもは俺の過失だ」
アザゼルの瞳はどこか寂しげだ。ヴァーリとの間に、何かを感ているみたいだ。
ミカエルがサーゼクスとアザゼルの間に入る。
「さて、私は一度天界に戻り、和平の件と、『
「すまないな、今回のこのようなことになって。会談の場をセッティングした我々としては不甲斐なさを感じている」
「サーゼクス、そう責任を感じないで下さい。私としては三大勢力が平和の道を共に歩めることに喜んでいるのですよ?これで無益な争いも減るでしょう」
「ま、納得できない配下も出てくるだろうがな」
皮肉を言うアザゼル。
「それは仕方ありません。長年憎み合ってきたのですから。しかし、これからは少しずつでも変わっていくでしょう。問題は『
「それについては今後連携を取って話し合おう」
サーゼクスの案にアザゼルもミカエルも頷く。
「あー。ちょっといいか?」
サーゼクス達と離れ電話していた零が声をかける。
「おやどうしたのかい零君?」
「オヤジから気になる報告がある」
「オヤジ?」
「零君の師匠の1人だよアザゼルちゃん☆」
「零君の師匠さんですか」
「ああ。オヤジが言うには
「「「「!!!?」」」」
零が一龍から聞いた報告を言うと、サーゼクス達は驚いた。
「思えばフリードもクラッシュタートルの防具をブルーって奴から貰ってたって言っていた。もしかしたら敵は
「因みにそのクラッシュタートルの捕獲レベルは?」
「捕獲レベルは60」
「まあまあ高いな・・・」
「問題は捕獲じゃない。
「!成程。捕獲自体は強さがあればできるが、加工は知識がないと不可能という事だね」
「ああ。オヤジ達は今世界各国を回って、
「え?れ、レイ・・・達って・・・」
「アカシア、オヤジ、次郎、三虎、セツ婆、珍師範、千代さんの7人が動いている」
『『『うわぁ~~~』』』
リアス眷属のゼノヴィアとギャスパー以外は珍師範、千代。それに次郎の強さを知っているので、その相手をしないといけない敵に同情した。
「なんだお前達そんな、同情的な溜息をついて?」
「アザゼル・・・様。敵が相手にするのは
「・・・それは相手が可哀そうだな」
アザゼルがリアス達が同情している理由を知り、自身も敵に同情した。
「なにか分かれば報告する」
「ありがとう零君。それでなんだが、我々と同盟を組んでくれないか?」
「俺もだ」
「私もお願いします」
零が何かあれば報告をすると言うと、サーゼクスが礼を言い同盟を持ちかけてきた。サーゼクスに続き、アザゼルもミカエルも言う。
「ああいいぜ」
こうして三大勢力と
ミカエルが一度天界に戻る前に、零はゼノヴィアが祈る時ダメージを無くすよう願うと、ミカエルは了承した。
その事にゼノヴィアは零に礼を言った。
更に佑斗が聖魔刀を与える代わりに、聖剣研究の被害者をださないよう約束もした。
「ミカエル、ヴァルハラの連中への説明はお前がしておけよ。下手にオーディンに動かれても困るからな。あと、須弥山にも今回の事を伝えておかないと煩そうだ」
「ええ、堕天使の総督と魔王が説明しても説得力がないでしょうから、私が伝えておきます。『神』への報告は慣れてますから」
アザゼルにそう言うとミカエルは大勢の部下を連れて、天に飛んで行った。
「俺は和平を選ぶ。堕天使は今後一切天使と悪魔とは争わない。不服な奴は去ってもいい。だが、次に会う時は遠慮なく殺す。ついてきたい者だけ俺についてコイ!」
アザゼルが堕天使の軍勢を前に言い放つ。
『『『我らが命、滅びのその時までアザゼル総督のためにッッ!』』』
怒号となった部下達の忠誠。アザゼルはそれを見て「ありがとう」と小さく礼を言った。
アザゼル自分の軍勢に指示を出すと、魔法陣を展開させて堕天使達が帰って行く。
悪魔の軍勢も同様に魔法陣から転送していってる。
「後始末は、サーゼクスに任せる。俺は疲れた、帰るぞ」
そう言いアザゼルが帰って行った。
西暦20××年7月
天界代表天使長ミカエル、堕天使中枢組織『
以降、三大勢力の争いは禁止事項とされ、協調体制へ。この和平協定は舞台になった零達の学園から名を採って「駒王協定」と称されることになった。
また、三大勢力は
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