「てなわけで、今日からこのオカルト研究部の顧問になることになった。アザゼル先生と呼べ。もしくは総督でもいいぜ?」
駒王協定から暫くたった日、着崩したスーツ姿のアザゼルがオカルト研究部の部室にいた。
「・・・どうして、あなたがここに?」
額に手を当て、困惑しているリアス。
「ハッ!セラフォルーの妹に頼んだらこの役職だ!まぁ俺は知的でチョーイケメンだからな。女子生徒でも食いまくってやるさ!」
「それはダメよ!って、何故ソーナがそんなことを」
「堅いなリアス・グレモリー。いやなに、サーゼクスに頼んだら、セラフォルーの妹に言えと言うんだ。だから頼んだ」
リアスが聞くとアザゼルはそう答え、リアスは溜息をはいた。
「俺がこの学園に滞在できる条件はグレモリー眷属と協力者の持つ神器を更に成長させること。まあ神器マニア知識が役に立つわけだ。お前らも聞いただろうが、『
「そのヴァーリはもうここには攻めてこないだろうな」
アザゼルが学園に滞在できる条件を言うと、零は思った事を言った。
「そうだな。一応チャンスだった三大勢力のトップ会談での暗殺だが失敗した。奴等の当面の相手は天界、冥界だ。グルメアイランドも候補だが入るのに苦労するから除外だな。
冥界は俺の命令で全堕天使が悪魔と共闘する。そう簡単に冥界を落とす事はできない。天界もセラフの連中が黙っていないだろう。それに天界には居候の強い聖獣、魔獣もいるしな」
零の言葉に肯定し、相手の目標を話すアザゼル。
「戦争か・・・」
「いや、まだ小競り合いレベルだな。奴等も俺達も準備期間と言える。安心しろ、お前らがこの学園の高等部どころか、大学部を卒業するまで戦なんて起きやしない。学生生活を満喫しとけ。ただ折角の準備期間だ。色々と備えようじゃねぇか」
「そうだな」
アザゼルの言葉に零は頷いた。
「そうだ聖魔刀のお前
「現状3日ですね。全力の戦闘だと1日が限界です」
「ほう既に3日も持つのか?全力の相手は?」
「捕獲レベル70の猛獣達です」
「会談で魔訶零、いや零でいいか?」
「ああ」
アザゼルが祐斗に禁手の状態を聞くと、祐斗は3かと答えた後、全力では1日と言うとその相手を聞くアザゼル。
確認で零に聞く途中で零の呼び方を零に確認した。
「零が会談で言っていた通りか」
「ああ。会談も終わったし、ギャスパーのやる気もあるから次の食材の捕獲に行く予定だ」
「因みにその食材は?」
アザゼルが次の食材を零に聞く。
「サンサングラミー。デスフォールと言う滝の裏にサンサングラミーの住む洞窟がある。デスフォールは膨大な量の水が流れ落ちる滝で、毎分1兆リットルという膨大な流水の爆弾が全てを粉々にしてしまうため、「処刑の滝」と呼ばれ恐れられている。 高圧の水は鋭利な刃物のように全てを切り裂くうえ、山のように巨大な岩や流木も水とともに流れてくる。 滝の厚みが1キロもあるためミサイルを何発撃ち込んでも通過することは無く、滝壺の水が滞留して巨大な渦ができているため水中からも入れない。 滝の上の川は水深1000メートルを超える激流で、それが放射状に流れ落ちるため、滝の側面の岩を掘って進むこともできない。 まさに侵入困難な天然の要塞だ。因みにサンサングラミー自体の捕獲レベルは1以下だ、しかしデスフォールを越える場合80以上」
「ちょっとレイ!捕獲レベル1以下ってどういうことよ!?」
捕獲レベルが1以下と聞き零に詰め寄るリアス。
「サングラミーは天敵のいない洞窟でモルス山脈の栄養を独り占めしていたため警戒心を全くもっていない。そのため、強い生物を見るとショック死し、急速に色が黒ずんで食べられなくなってしまうんだ。前にアーシアとギャスパーの力が必要になると言ったのは、デスフォール攻略にはギャスパー。サングラミーの捕獲にはアーシアが必要と言うわけだ」
「ひぃいいい。やっぱり怖いですぅううう」
そう言い段ボールに入るギャスパー。
「ギャスパー取り敢えずお前は食義の習得は後回しだ。今のままでは食義は習得出来ないが、デスフォールの攻略はお前なら出来ると俺は信じている」
「零先輩・・・」
「いいかギャスパーお前がお前自身を信じれるまで、俺が信じるお前を信じろいいな?」
「はい!」
零がギャスパーに目線を合わせるように屈んで言うと、ギャスパーは頷いた。
「さてアザゼル、先生の顧問就任祝いに行くか」
「お!ならあの酒の肉を喰わせてくれよ」
「ああいいぞ」
そう言い裏のチャンネルを使いグルメアイランドに向かう一行。
グルメアイランド・零の家前
「お、ここがグルメアイランドかワクワクするぞ」
「ひー!お外怖い!グルメアイランドはもっと怖い!!」
アザゼルとギャスパーの反応は真反対だ。
「零様お帰りなさいませ。アザゼル様、リアス様達もいらっしゃいませ」
グルメアイランドに着いた零達を迎えたのはドーナシークだ。
「ドーナシーク、酒乱牛を含む、酒系食材はあったか?」
「はい、保存されています」
「よしあるだけ用意しろ」
「ただいま」
ドーナシークにアザゼルが好きな酒乱牛含む食材の在庫を聞くと、有ると答えた。
「そう言えばお前達は人生のフルコースを揃えるんだったな。俺もいいか?」
「いいぞ。そうだグルメ細胞も取り込むか?美味い物を食べれば食べる程強くなるぞ」
「お前が強いのはそのグルメ細胞だな。食わせてくれ、後研究ように少しくれ」
「いいぞ。取り敢えず先にグルメクラゲのお浸しでも食べて待っていろ」
「おう」
アザゼルは出されたお浸しを食べながら零の家を観察する。
(見た事がない調理器具や、食材が山ほどあるな・・・。これでもグルメアイランドのほんの一部か。ますます興味が出て来るな。)
そして零は色々な食材でアザゼルの顧問就任を祝った。
その中でアザゼルはオードブル、スープ、肉料理、サラダ、デザートが決まった。
アザゼル フルコースメニュー
オードブル(前菜)【 酒盗エスカルゴ 】
スープ 【 酒貝のスープ 】
魚料理 【 ? 】
肉料理 【 酒乱牛 】
主菜(メイン) 【 ? 】
サラダ 【 バッカスオニオン 】
デザート 【 酒豪メロン 】
ドリンク 【 ? 】
「おい零、リアス達がデスフォールに行っている時に、前に言っていたバッカス島に連れて行ってくれよ」
「ああいいぞ」
こうしてアザゼルは満足して帰った。