美食の島の赤龍帝〈リメイク〉   作:マスターM

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狂人フリード

「ん~朝か」

深夜にはぐれ悪魔の討伐を終え、零の実力を知るためガララワニを捕獲し零の力を説明した翌朝。零は目を覚ました。

 

「さて朝食を取りに行くか」

零は島の上空に向かった。

 

リアスside

深夜にはぐれ悪魔バイザーの討伐を終え、レイの実力が見たくってお願いするとグルメアイランドに案内してもらいそこで恐竜の様なワニと戦った。いえアレは戦いじゃなくって一方的な狩りね。レイの力は未知数だと思った。巨大なワニを素手で仕留めるなんてマネできないと思った。

しかもまだレイには使える技があるみたいだし。

 

「アレ?レイは?」

レイ以外皆起きていて食堂に集まっていた。

 

「それが部屋に見に行ったのですがいなかったです」

祐斗がそう言うと、朱乃と小猫も見ていないと言った。

 

「零なら朝食の食材を採りに行ったぞ」

 

「「「「!!」」」」

突然声がして驚いて振り向くとミイラの様な人物がいた。

 

「貴方は誰?」

 

「俺はネオ。零の同居人だ」

 

「まさか貴方がレイの師匠?」

 

「いや零の師匠達なら柵の向こうに調査しに行っている。それと俺は人ではない。グルメ細胞の悪魔だ」

え?グルメ細胞って体にあるものじゃないの?それが外に出ているなんて・・・

 

「混乱しているようだな、説明すると・・・」

彼ーネオの話を聞いた私達は空いた口が塞がらなかった。まさか星をも食らう程の食欲を持っていたなんて。今はレイに施ししてもらって改心したようだけど怖いわね。

 

「俺はもう昔みたいにむやみやたらと暴れないさ。今はこの島を護るよう零に言われているからこの島を護る事に専念している。どうやら戻って来たな」

ネオがそう言うと大きな袋を下げたレイが帰って来た。

 

「悪りぃ遅くなった。直ぐ用意する」

レイはそう言い調理を始めた。

 

リアスsideout

 

 

零side

今日の朝食は野菜尽くしだ。只の野菜ではない標高数万メートルの雲の上にある天空野菜畑『ベジタブルスカイ』の野菜達だった。

調理は殆どしていないここの野菜達は生のままでも十分に美味いからな。ただオゾン草は少し特殊な調理をした。

 

「さぁ出来たぞ!」

 

「これは野菜?でも匂いは焼いたお肉や魚に負けてないわね」

リアスがそう言うと全員が頷いた。

 

「この野菜たちは標高数万メートルの雲の上にある天空野菜畑『ベジタブルスカイ』の野菜達だ。此処に行くと見渡す限りの野菜のジュータンになっている野菜天国だ。また此処の野菜を食べた者は野菜主義者(ベジタリアン)になる程だ。そしてこれが野菜の王様″オゾン草″だ」

オゾン草を見て全員早く食べたそうになったので・・・

 

『この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます』

全員で合掌し何時ものを言って食べ始めた。

 

「この大根凄く瑞々しいよ!さっぱりシャキシャキだけどおでんの出汁が染み込んだように深い旨みが後からゆっくり顔を出してるよ」

 

「このキュウリも凄いですわ。味が濃厚でそのままでも十分に食べられますわ。触感もカリカリと爽快な噛みごたえでやみつきになってしまいますわ」

 

「パクパクパクパク、モグモグモグモグ」

祐斗と朱乃は食べた野菜の感想を言い小猫は無言で次々と野菜を食べている。

 

「このオゾン草とても美味しいわ」

ん?オゾン草を食べた瞬間リアスの電磁波が強くなったな。まさか一日で適合するとは、悪魔の体質なのか?祐斗達も適合していると思った方がいいな。

 

「リアス、オゾン草を食べた瞬間お前の電磁波が強くなったぞ。恐らく全員適合したと思う」

 

「確かにオゾン草を食べた瞬間に脈打ったわ。これが私の適合食材って事?」

 

「ああ、そうだ」

 

「そう。決めたわレイ、このオゾン草を私のフルコースのサラダにするわ!!」

 

リアス フルコースメニュー

オードブル(前菜)【 ? 】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【 ? 】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【オゾン草】

デザート     【 ? 】

ドリンク     【 ? 】

 

「祐斗、朱乃、小猫も自分が気に入った食材があれば遠慮なくフルコースに入れろよ?必要なら俺が取って来てやる」

そう言い夜の悪魔家業にむけ零は英気を養える料理を作った。

 

 

 

 

 

 

夜中コンビに行こうと夜道を歩いていると零の鼻がある匂いに反応した。

 

「っ!?これは血の匂い!」

零は急いで血の匂いがする家に入った、リビングに入ると壁に死体が貼り付けられていたしかも上下逆さまで、切り刻まれた体からは臓器らしきものが傷口からこぼれていた。壁の横には血で文字が書いていた。

 

「『悪い事する人はお仕置きよー!』って聖なるお方の言葉を借りたものさ」

 

「これはお前の仕業か『悪魔祓い(エクソシスト)』

突然こ声にも驚かず振り向きながら相手を確認する零。そこにいたのは白髪の神父らしい恰好をした同じ歳位の男がいた。

 

「んーんー。イエース!俺っちがやりました~。俺の名はフリード・セルゼンとある悪魔祓いに所属している末端でございますですよ」

 

「・・・これはお前がやったのか?」

 

「イエース。俺が殺っちゃいました。こいつは悪魔を呼び出す常習犯だったし、殺しても文句はないしょ」

ダメだ怒りが抑えきれない。野生の勝負には善も悪もなくただ食こと、そこに恨みはない、だが目の前のコイツはただ人を殺す事に快感をもつクズ野郎だ「無益な殺生」に反するコイツは許さねぇ。

 

「さてお前さんから悪魔の匂いがするな。悪魔と関係を持ったお前さんも愉快なアートにしてあげますよ!」

そう言い奴はビームサーベルと拳銃を取り出した。そしてビームサーベルで斬りかかって来た。

 

「ナイフ!!」ズバッ

零はナイフで応戦しビームサーベルを切った

 

「なっ!素手で光の剣を切っただと!?ならこれでどうだ」

次に拳銃を撃って来たがフォークで止めた。フリードはその隙に後退した。

 

「い、いやぁぁぁぁぁぁっ!」

追撃しようとしたら悲鳴が聞こえ振り向くと町で出会ったシスター、アーシアがいた。

 

「アーシア何故お前が此処に?」

 

「え?レイさん!?」

 

「なになにアーシアちゃんその悪魔と関係を持っている人と知り合い?」

フリードは再び拳銃を零に向けた。アーシアは零の前に立ちフリードに零を見逃すようにお願いしたがフリードは怒りアーシア向けて拳銃を発砲した。

 

「チッ音壁」

アーシアの前に音壁を作りアーシアを拳銃から守った。

 

「アーシアの前で殺しを見せるわけにはいかねぇから″3連″で我慢してやるよ。それと俺の名を覚えておけ。俺は魔訶零だ。3連釘パンチ!!」

 

「ぐっ!げ!がはっ!」

フリードは釘パンチを受け家具にぶつかりながら壁にぶち当たった。

決着が着くと床が青白く光り魔法陣が形成させた。

 

「これはグレモリー眷属のか」

 

「零君助けに来たけど終わってたみたいだね」

 

「ああ、そこの神父は捕獲レベルは精々3程度の雑魚だった」

祐斗の言葉にそう返すとリアスが謝ってきた

 

「レイ、ごめんなさいね。まさか『はぐれ悪魔祓い』の者が訪れるなんて計算外だったの」

 

「気にするなこの程度、グルメアイランドの猛獣に比べたらなんともない」

 

「!部長、この家に堕天使らしき者達が複数近づいていますわ」

何かを感じたのか朱乃がそう言った。

 

「数は10、捕獲レベルは2程度だ。先に戻ってな俺は堕天使共を片付けてからアーシアを連れて逃げる」

更に零は電磁波で敵の数と強さを見てリアス達に先に帰るよう言った。

 

「分かったわ、あなたの事だから無事に帰ってくると思うけど、無茶はしないでね」

 

「無茶する相手でもない」

零はリアス達が転移したのを確認して堕天使達にアルティメットルーティーンでリアルなイメージを見せ気絶させてからアーシアを連れ駒王の自宅に向かった。




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