美食の島の赤龍帝〈リメイク〉   作:マスターM

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新たな者達と新たな王の誕生

公園から帰ろうとすると夕麻が声を掛けてきた。何でも仲間を助けて欲しいとお願いして来たのだ。零は了承し一同は教会に向かった。そしてエコーロケーション反響マップで夕麻の仲間3人を見つけ、夕麻達4人はグルメアイランドで匿う事にした。

最初は反対していたが零が自分か同居人のどちらかと共に居れば安全だといい説得した。

アーシアに話があると言いリアスはアーシアと眷属を連れ帰って行った。

 

「じゃ俺達も行くぞ」

そう言い裏のチャンネルを発動させ中に入って行った。

 

 

 

 

 

美食の島(グルメアイランド)

 

「ねぇ零君その能力なんなの?」

 

「これは裏のチャンネルっていって特殊な移動方だ。これを使うには島のフルコースである、アナザ、ニュース、アースを食べないと発動できない。因みにアナザは俺のフルコースの魚料理だ」

詳しく知らない夕麻達に説明し、補足として捕獲レベルの事も説明した。

 

「零様これからどうするのですか?」

 

「零様!?」

急にカラワーナが零の事を様呼びしたことに零は驚いた。

 

「零様は姉様とウチらを助けてくれた恩人っすから、敬うのは当然っす」

 

「それで零様我々はどうすればいいのですか?」

カラワーナに続き、ミッテルト、ドーナシークも零のことを様付けした。

 

「歓迎会をしようと思ったが食材が足りないな・・・丁度いい食材を集めるついでに島を案内しよう。スノー!!」

 

「コーーーン!!」

スノーを呼ぶとスノーは裏のチャンネルを使い現れた。突然現れたスノーに夕麻達は怯えた。

スノーは夕麻達を警戒してか低く唸った。

 

「大丈夫だスノー。俺の命を狙ったのはこいつ等じゃない。仕方なく従っただけだから警戒するな。コイツはナインフォックスのスノー。俺の家族だ。スノー今日から夕麻達はここに住むからよろしく頼むな?」

 

「・・・コーン」

零の言葉に頷いた。

 

「夕麻達はスノーに乗れ、その方が安全だ」

スノーは膝を折り、夕麻達を乗せ尻尾を椅子代わりにした。

その後様々な食材を捕獲し、零の家に戻り豪華な歓迎会が行われた。因みに夕麻達にもグルメクラゲのお浸しを食べさせ、翌日適合していることが分かった。

 

翌日

零は朝早く部室に来ていた。

 

「あら?早いわねレイ」

 

「ああ、少し話がしたかったからな。昨日はありがとうな、俺に夕麻達を任せてくれて」

 

「フフフ。貴方だからこそ任せたのよ。それに上には主犯を連れて行けばいい事だし」

 

「そう言ってもらえるとありがたい。所でアーシアと昨日何を話したのだ?」

 

「私の眷属に誘ったのよ、振られちゃったけどね。その理由は貴方よレイ」

 

「俺?」

 

「ええ。貴方が眷属ならなるって言っていたの」

 

「だが俺は眷属ではないから眷属にならなかったって事か」

 

「ええそうよ。それとアーシアもこの学園に通ってもらうことになったのよ。因みに貴方と同じクラスよ。今日から転校するから彼女のフォローよろしくね」

 

「ああ!任せろ!!」

零がそう宣言すると、駒王の制服を着たアーシアが入って来て、裕斗達も部室にやって来た。

 

「さて、全員が揃ったところでささやかなパーティを始めましょうか」

そう言いリアスが指を鳴らすと、大きなケーキが出現した。

 

「レイには負けるけど私の手作りよ。味わって食べてね」

リアスは照れくさそうに零に言った。

 

「ああ感謝するぜリアス!この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます!!」

 

『この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます!!』

零に続いてリアス達も合掌した。

 

「うめぇ!!他人が作った物は初めて食べたが美味い!!リアスの愛情が感じられるぞ!!」

 

「そ、そう良かったわ。貴方の口に合うか心配だったの」

 

「俺は出されたものは食う主義なんだ。いかに不味かろうがソイツが心を込めて作った物を残すのは最低な事だ。まぁ俺にハズレはないがな」

 

「なら今度私の料理をご馳走してあげる」

 

「おう!楽しみにしてるぜ!」

こうしてアーシアは零と共に学校に通う事になった。

その後アーシアの歓迎会を終え、アーシアは零のクラスに転入してきた。この時アーシアと親しく喋っている零に男子一同は嫉妬の眼差しを向けた。その中で『エロ坊主』『セクハラパパラッチ』と異名を持つ松田と、『エロメガネ』『スリーサイズカウター』と異名を持つ元浜が零に襲い掛かったが、逆に返り討ちにあい地に伏せた(トリコ達の能力は使っていません)

 

そして夜アーシアを含めたオカルト研究部はグルメアイランドに来ていた。

 

 

美食の島(グルメアイランド)

 

 

「ここがグルメアイランドですか、何だか感激ですぅ」

特に初めて来たアーシアは目を輝かせていた。

 

「取り敢えず家に行くか。夕麻達も居ると思うし」

 

「所でレイ。彼女達にもグルメクラゲを食べさしたの?」

 

「ああ。ここで生きていくには必要だからな」

 

「あのーレイさんそのグルメクラゲって何ですか?」

この中でグルメ細胞の事を知らないアーシアに簡単に説明した。

アーシアも食べたいと言い、零はグルメクラゲを食べさせようと思った。

 

「あ、零様お帰りなさいませ。それとリアス様達もいらっしゃいませ」

零達に気づきドーナシークが声を掛けていた。

 

「夕麻と、カラワーナとミッテルトは?」

 

「それが見当たらないのです・・・」

ドーナシークに夕麻達の事を聞けば見当たらにと言われ不安になったが、スノーも見当たらないので一緒だと思い大丈夫だと思った。

因みに夕麻は一晩中スノーと共に居り、スノーの主である零にした事を謝りながらスノーの世話をしていたおかげでスノーの警戒はなくなり夕麻達4人と仲良くなった。

 

「まぁスノーも一緒だと思うし大丈夫だろ」

そう言い一行は家に入っていた。

 

「所で零君、僕達の今の強さはどれくらいなの?」

 

「今の祐斗達全員で掛ればこの前のガララワニなら仕留めれるかもしれないな。ただ一人なら捕獲レベル3が限界だな。それとグルメ細胞はある程度成長すると必ず″壁″にぶつかるんだ。その壁を打ち破った時細胞は″進化″する。また壁の総数はその者の潜在能力を示し、それを超える為の食材も個人によって違う」

 

「なら私のオゾン草はその壁を打ち破った食材だったのね」

 

「そう言う事だ。これからは自身の適合食材を見つけるのと、食義をマスターしてもらう」

 

「食義・・・確か食の礼儀作法でしたか?」

 

「そうだ朱乃、食義を習得すれば今の技の威力は格段にあがるし色々と便利だぞ。ここで一つ例を見せておこう」

零はそう言いノッキングを済ましたフグ鯨を出した。

 

「こいつは″特殊調理食材″のフグ鯨だ。捕獲レベルは29。ただしこれは毒化させずに捕獲するレベルだ」

 

「毒化・・・つまり毒を持っていることですね」

 

「ああ小猫の言う通り毒袋という物があり、一度破れると一瞬で全身が毒化し食べられなくなる。致死量0.2mgマウスにして10万匹を殺せる猛毒を持つ。また毒袋の位置は個体によって全く違う為完璧に除去するのは苦労する」

 

「レイは除去出来るのね?」

 

「ああ出来る。最初は普通にするからよく見とけよ?」

そう言い零はフグ鯨の毒袋を除去した。するとフグ鯨が金色に輝き出した。

 

「凄いですわ、毒袋を取り除くと金色に光ましたわ」

 

「・・・食べてみたいです」

 

「食べるのはもう少し待てな。次は食義を使う」

次に食義を使いさっきよりも早くフグ鯨を捌いた。

 

「あれ?毒袋を抜いたのに光ってないよ?」

 

「そうこれはフグ鯨自身が毒袋を抜かれた事にまだ気づいてない証拠だ。達人級になれば泳いでいるフグ鯨をノッキングなしで直接抜き取れる。また前に巨大魚を水中で捌いたがまだ死んでることに気づかず泳ぎ続けているぞ」

 

「凄いわね」

 

「よしフグ鯨実食だ」

零はフグ鯨を薄造りにした。

 

「それでは、この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます!!」

 

『この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます!!』

零に続きリアス達も合掌した。

 

「綺麗な身、ピンク色に光って」

 

「まるで牛肉の霜降りのように脂が乗っていますわ」

 

「この辺りはフグって言うより鯨の肉に近いね」

身を見てリアス、朱乃、祐斗は感想を言い口に運んだ。

 

(これは脂の旨みが口いっぱいに広がりました!)

 

(はうぅ甘いですー)

 

(本マグロの大トロのように口の中で溶けて無くなったワケではなく、フグの身のようなしっかりとした歯ごたえは残っている)

小猫、アーシア、ドーナシークも食べた感想をこう思った。

 

「どうだった?フグ鯨は?」

 

「とっても美味しかったわ。噛めば噛む程旨みが広がったわ」

 

「ええ、まるで深海のように底の見えない旨みでしたわ」

 

「さて食義の事だが・・・」

 

コーーーーーン

オオオオオオオ

 

「な、なに!?」

 

「この遠吠えはスノーとギネス!!それにギネスのこの遠吠えは・・・」

 

「レイさん一体に何が・・・」

 

「ギネスが呼んでいる自分以外の7匹の王を!!」

零達が外に出るとエンペラーリングが出来ていた。

 

「零君あの渦はなんなの?」

 

「あれは、エンペラーリングと言うやつで、王者と呼ばれる強獣が相見える時にその場所を中心に大気は震え渦を巻くんだ。柵の向こうの猛獣も近づかない立ち入り禁止の場所になるんだ」

その時夕麻達3人がネオに運ばれて来た。

 

「ネオ、夕麻達に何があったんだ!」

 

「コイツ等興味本位で柵の向こうに行ったんだ。すぐさま俺とスノーで引き戻しに行ったんだが、運悪く猛獣達に襲われ気を失っていた。スノーは夕麻がやられた事に怒り、猛獣達と戦っていたらギネスが現れたんだ」

 

「それで今スノーはギネスと戦っているって事だな?」

 

「ああそうだ。しかしこのエンペラーリング・・・もしかしたらスノーは・・・」

 

「新たな王となるかもな。ネオ、夕麻達を家に運んだら俺達も向かうぞ」

 

「おう」

 

「リアスお前達も来るか?お前達は俺かネオと離れなければ安全だ」

 

「ええ行くわ。噂の八王も見てみたいし」

リアスの言葉に朱乃達は頷いた。

 

「零様私はレイナーレ様達を見ています」

 

「分かった。よし行くぞ!!」

零は裏のチャンネルを使いスノー達がいる場所に向かった。

 

 

その頃グルメアイランドの某所

 

「この遠吠えは・・・」

 

「ふむ、ギネスとスノーだな」

 

「やはりスノーは持っていたな」

 

「当然じゃないのか兄者。スノーは零のパートナーなのだから」

 

「今度会う時が楽しみだな」

アカシア達はスノーの成長を感じていた。

 

 

 

グルメアイランド南部・狼王テリトリー

今ここに2匹の獣が相対していた。1匹はスノー。零のパートナー猛獣のナインフォックス。

そしてもう1匹こそグルメアイランドにいる8匹の王の一角

 

狼王バトルウルフ・ギネス〔哺乳獣類〕捕獲レベル10550

 

満身創痍のスノーとは対照にギネスは幾つかのかすり傷だけだった。しかしギネスは気づいていた。この獣は化けると。だからギネスはその瞬間を見届けようと自分以外の王達を呼んだ。

 

「着いたここだ」

 

「ここは?」

 

「狼王のテリトリーだ。そしてあれが狼王ギネス」

 

「な、なんていう存在感なんだ・・・」

 

「震えが止まりませんわ・・・」

 

「・・・・・・」

 

「レイさん怖いですぅ」

リアス達はギネスの存在感に飲まれた。

 

「気ぃ引き締めろよ同格があと7匹来るんだからな」

そうしている内に八王達が集まってきた。

 

鯨王ムーン〔哺乳獣類〕捕獲レベル10600

馬王ヘラクレス〔幻獣類〕捕獲レベル10200

烏王エンペラークロウ〔鳥獣類〕捕獲レベル10000

猿王バンビーナ〔哺乳王類〕捕獲レベル10000

蛇王マザースネーク〔爬虫獣類〕捕獲レベル10310

鹿王スカイディア〔哺乳獣類〕捕獲レベル10450

竜王デロウス〔翼竜獣類〕捕獲レベル10590

 

「久々の集合だな八王達」

 

「ち、ちょっとレイどうなっているの!?」

 

「見に来たのさ」

 

「見に来た?何を?」

 

「新たな王の誕生だ」

 

 

 

 

スノーはボロボロだったが立ち上がりギネスを睨みつけた。スノーに諦めの心はなかった。今スノーにある気持ちはただ一つ「零に並ぶ事」だ。5年前自分はまだ弱く零と共に八王達と戦えなかった。しかし今は違う、狼王に傷を負わすことが出来たその真実があるこそスノーは立ち上がった。そしてそれはスノーの力を目覚めさした。

その力に王達は気づき認めた。

スノーはギネスに向かい走った。もっと、もっと早くと。走っているとスノーの姿がブレ消えた。王達はギネスの後ろを見ていた。ギネスも後ろを振り向きその姿を目撃した。そこにいたのは自分、そうスノーは走っている時にバトルウルフに変身しギネスのスピードを得たのだ。それこそがスノーの力、他の王に変身出来る力を得たのだ。

この力を得るには自分が王達と同格にならなければならないとスノーは理解していた。そして遂に至ったのだ。

新たな王・狐王(こおう)ナインフォックスのスノーの誕生だ。

 

スノーは変身を解き倒れたが支えたものがいた。猿王だ。気づけは鯨王以外の王達がスノーの周りに集まっていた。

 

「見てみろよ八王達もスノーを認めた証拠だ。これからは九王の一角だ」

この日新たな王の誕生により八王から九王となった。スノーの成長はまだ続く。




如何だったでしょうか?

八王達は全員+4000です!!

スノーはこの戦いで、狐王になりました!捕獲レベル10000です!!

活動報告にてリアス達のフルコースメニューを募集しています!!
またアンケート2つもお願いします!!
感想、評価お願いします!!
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