美食の島の赤龍帝〈リメイク〉   作:マスターM

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修行

「レイ修行に行くわよ」

ライザーとレーティングゲームをする事になり、翌日の朝一番にリアス達が零の家に来て、開口一番にそう言われた。

 

美食の島(グルメアイランド)

最初はリアスの別荘でするつもりだったが零が修行するなら此処の方がいいと言い、グルメアイランドでする事になった。

 

「さて、前にも言っていたが食義をマスターしてもらう」

 

「ちょっと待って、食義って十日でマスター出来るの?」

 

「いいや無理だ」

 

「それだったら何故・・・」

 

「最後まで聞け。確かに十日で食義をマスターするのは無理だが、一ヶ月以上もあれば出来るだろ?」

 

「確かにそうだけど・・・私達には十日しかないのに」

 

「そこで使うのが裏のチャンネルだ」

 

「それって此処への移動方よね?」

 

「そう。裏のチャンネルは移動だけではない。時間が違うんだ。俺の裏のチャンネルは外の世界1日で5日分だ」

 

「つまりレイが作った裏のチャンネルで5日過ごしても、外の世界では1日しか経ってないってことね?」

 

「そうだ。ネオの裏のチャンネルは一秒で一ヶ月だ。今回は俺と交替交替で裏のチャンネルを発動する。ネオには5日で頼んでいる。それと後半には俺の食義の師匠が来てくれる」

 

「師匠達って柵の向こうにいるのよね?どうやって連絡したの?」

 

「なに、リドルチャプターを使って連絡したんだ。4、5日後に来てくれるぞ」

 

「ありがとうレイ。早速始めましょう!!」

 

『はい!!』

こうして食義の修行が始まった(堕天使組も参加)

お椀いっぱいに入った豆を5メートルの長さの箸で食べたり、表面がつるつる滑る「白魚そうめん」を取ったり、ほんの数ミリ動くだけで崩れる「プリンラクダ」を頭に乗せながら「感謝ボテン」で食義の基本の構えである「合掌一礼」のフォームに合わせて連続で発射する鋭い針を当たらない様に構えをしながら正しい構えの所作を覚えたり、不眠不休で「ローズハム」の花を咲かせたりと一ヶ月、外では6日が経った。

因みに珍師範は4日経った時に千代と共に現れた。千代の名前を聞いた時リアス達は驚いた。なんせ節乃と千代は滅多にお目に掛かれない料理人で、連絡すら取れないのだから仕方ない。

珍師範は相変わらずリアス達の名前を間違えた。リアスの事はリアル。朱乃は粟野。祐斗は北斗。小猫は小歌。アーシアはアーメン。と言った具合に間違え、間違える度にリアス達が正しく言うが全く正しく言わなかった。

そして珍師範が加わった事により、スパルタの修行となった。

 

 

「凄いな「たいまつくし」を合計20本を2時間も続けるとは」

たいまつくし・・・感謝の念以外の雑念を察知するとたちまち炎が消えるもの。最初リアス達は5分も持たなかった。アーシアは最初から30分も続いた。元々シスターであったアーシアには食義はピッタリだったらしく、リアス達の半分で食義をマスターした。またアーシアには調理技術やノッキングのやり方などをリアス達が修行している間に千代が零と共に教えた。

この時千代はアーシアは食材に好かれていると見抜いており、自分の技術を教えた。またアーシアを孫の様に可愛がり、アーシアも千代の事を祖母の様に慕った。

 

「さて次の段階だ」

修業7日目の朝、零は言った。

 

「次は何をするの?」

 

「食材の捕獲だ。今からリアス達にはある食材を取って来てもらう。その食材は3つ。ガララワニ、BBコーン、オゾン草だ。今のお前達なら捕獲出来る筈だ。その途中で自身のフルコースも見つけて来てもいいぞ。戻って来たら俺のスープと肉料理をご馳走してやるよ」

 

「!レイのスープと肉料理!?」

 

「楽しみですわ」

 

「そうだね」

 

「コクッ」

 

零は修行を次の段階に移し、リアス達全員で3つの食材の捕獲を依頼した。そして戻って来たら零のフルコースであるスープと肉料理が食べれると聞きリアス達は更に楽しみにした。

 

「仕込みは終わらしておくから早く戻って来いよ?」

 

「ええ、早速行ってくるわ!!」

そう言いリアスを先頭に夕麻達堕天使組もついって行った(リアス達には地図を持たせた)

 

「どう思うネオ?」

 

「あいつ等なら大丈夫だろお。成長のスピードが速いしな」

 

「そうだなライザーとの戦いが終われば、四獣と戦わすか?」

 

「少し早い気もするが・・・それはあいつ等の細胞のレベルが上がってからでもいいと思うぞ?」

 

「まぁ確かに四獣本体の捕獲レベルは350。牙王だけで戦わしてから決めるか?」

 

「それが良いだろう。その前にメロウコーラ・サラマンダースフィンクスだがな」

 

「ああ。まだまだ課題は多いがリアス達なら大丈夫だろ」

 

「そうだな」

そう言い零はセンチュリースープを作りに、ネオはジュエルミートを取りに動いた。

 

 

 

 

リアスside

初めてグルメアイランドに来た時を思い出すわ。あの時最初の猛獣がガララワニだったわね。あの時は怖かったけど今は大丈夫!きっと九王を見たからね。レイを除いた此処グルメアイランドの王達。捕獲レベルは1万以上とレイは言っていたわ。今から私達が相手するのは捕獲レベル5のガララワニなら楽勝ね。

 

そう言っている間にガララワニの住んでいる所に着いた。そして出てきたのは零と戦ったのより大きかった。

 

「あらあら、零君の時より大きいですわ」

 

「リドルチャプターで調べてみますね」

祐斗がリドルチャプターをガララワニに当てると所載が出た。

 

ガララワニ300歳〔爬虫獣類〕捕獲レベル8

 

「・・・このまえのは5。強いですね」

 

「じゃガララワニは小猫、頼むわ」

 

「分かりました」

ガララワニと小猫の勝負はすぐ決着が着いた。小猫は零に釘パンチを教わったのだ。自分の戦闘スタイルに釘パンチは相性が良いと判断したのだ。

 

「零先輩直伝、3連釘パンチです!」

 

「完璧だね小猫ちゃん」

 

「まだまだです祐斗先輩。零先輩は無限に打てると言ってました」

 

「・・・小猫、レイと比べちゃダメよ。レイがおかしいだけだから」

リアスのその言葉に全員が頷いた。

 

「さ、次行くわよ!」

 

『はい』

 

次に着いたのは「スカイプラント」の蔓(グルメアイランドは様々な食材が混じりあっている為、BBコーンはベジタブルスカイの近くにできている)

 

リアス達は順調に進んでいき、積乱雲での呼吸法を無事見いだせた。そして遂に雲の上に出てベジタブルスカイに到着した。

 

「凄い!本当に見渡す限り全てが野菜のジュータン!!」

 

「悪魔ですけど、まさに野菜天国。あ!あの大根だ僕達が食べた大根」

 

「キュウリもありますわ」

全員でベジタブルスカイの野菜を堪能していると、BBコーンとオゾン草を見つけた。

 

「有ったッス」

 

「BBコーンはまるでビルの様な大きさまであるぞ」

 

「あれ?オゾン草閉じちゃったわよ?」

 

「BBコーンは朱乃、祐斗、小猫、アーシア頼んだわよ。堕天使組と私はオゾン草を」

リアスの指示に全員頷き別れた。

 

BBコーンは小さいのは祐斗の魔剣で斬り、大きいのは皮を削いで反対側から小猫が釘パンチで粒を弾き飛ばし朱乃とアーシアが回収した。

一方オゾン草は苦戦したが途中で来たアーシアの協力で葉の剥き方、2枚同時に臭いが強い葉を順番で剥く法則が判りリアス達は見事捕獲した。

 

「さぁ戻るわよ皆」

 

『はい』

リアス達は零の家に向かった。

 

リアスsideout

 

「戻って来たな」

零と千代は料理の仕込みを終わらしてリアス達が帰ってくるのを待っていた。

 

「ヒッヒッヒ、アーシアちゃんにシャボンフルーツの調理を教えたら、パーティーだね」

その後千代はアーシアにシャボンフルーツの調理を教え、ガララワニ、BBコーンと調理した。

 

「さぁ出来たぞ!」

 

「皆準備はいい?」

リアスの言葉に全員頷き合掌した。

 

『この世のすべての食材に感謝を込めて、いただきます!!』

最初はリアス達が取って来たガララワニ、BBコーンのポップコーン、オゾン草のサラダとシャボンフルーツと続き千代の料理。そしていよいよ零のフルコースに突入した。

 

「待たせたな。これが俺のフルコースのスープ、センチュリースープだ」

零が蓋を開けるとオーロラが現れリアス達は目で楽しみ、手のひらで堪能し、鼻で頬張り、耳で音を満喫し実食した。

そして全員、みだらな顔になった。

 

「元に戻ったみたいだし次に行くぞ。これが俺の肉料理、宝石の肉(ジュエルミート)だ」

これまた蓋を開けると肉が輝いていた。

 

「凄い輝きね」

 

「ま、眩しいでも白熱灯のように優しい光ね」

リアス、と夕麻の言葉は全員の代弁でもあった。そしてナイフで肉を切ると肉汁が花火の様に打ち上がった。

 

「この部位は肝臓(レバー)!レバ刺しの食感だけど匂いやクセは全くしなくって、しっとりとクリーミーな味わいだよ!!」

 

「んーここはバラ肉の濃厚な味ッス!!」

 

「おっサーロインだ。口の中で一瞬で溶けた」

 

「・・・味と食感。そして部位のカーニバルみたいです」

ジュエルミートを食べ、祐斗、ミッテルト、ドーナシーク、小猫と感想を言った。全員輝いている中で零とリアスが特に輝いていた。

 

「ねぇレイ・・・」

 

「良いぞ」

 

「まだ何にも言ってないわよ!」

 

「フルコースにジュエルミートを入れたいんだろ?それにこの前言ったよな?遠慮するなと」

 

「ええ、ありがとうレイ」

 

リアス フルコースメニュー

オードブル(前菜)【 ? 】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【宝石の肉(ジュエルミート)】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【オゾン草】

デザート     【 ? 】

ドリンク     【 ? 】

 

「私もサラダが決まりましたわ」

 

朱乃 フルコースメニュー

オードブル(前菜)【 ? 】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【 ? 】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【天使ナス】

デザート     【 ? 】

ドリンク     【 ? 】

 

「僕はドリンクにいいものを見つけたよ」

 

祐斗 フルコースメニュー

オードブル(前菜)【 ? 】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【 ? 】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【 ? 】

デザート     【 ? 】

ドリンク     【水晶コーラ】

 

「私はオードブルとサラダです」

 

小猫 フルコースメニュー

オードブル(前菜)【BBコーン】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【 ? 】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【ポテトの泉】

デザート     【 ? 】

ドリンク     【 ? 】

 

「私はオードブルとデザートですぅ」

 

アーシア フルコースメニュー

オードブル(前菜)【百葉のクローバー】

スープ      【 ? 】

魚料理      【 ? 】

肉料理      【 ? 】

主菜(メイン)  【 ? 】

サラダ      【 ? 】

デザート     【シャボンフルーツ】

ドリンク     【 ? 】

 

「まだまだ未知の食材は多い。ゆっくり決めればいい。今は修行の疲れを食べて癒すぞ」

更に零は料理を使い。修行7日目を終えた。




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