私の転生物語 〜海神としての生〜   作:夜刀神 闇

10 / 14
はい、どうもこんにちは!
前回の投稿からかなり遅れてしまいました……期末テストの勉強で忙しかったんだよ!!

ということで、8話始まります、どうぞ。……短いな((ボソッ


昭和時代 〜第二次世界大戦〜
第8話 生まれ変わり


 ̄ ̄暗い、暗い、世界。

 

 ̄ ̄争いが、絶えない世界。

 

 

 

 

 

 

 ̄ ̄戦争は、何時まで続くのだろう

❁❀✿✾

 

 

 

 

 

 

 

闇side

 

……あの娘がこの世を去ってから、数分。

スキマから覗く草原は、血で紅く染まっていた。

 

既に息絶えたルナと……ルナの亡骸を抱き、号泣する秋葉。

 

……ルナを殺したのは秋葉だ。

……しかし、全て秋葉の原因ではない。寧ろ、秋葉は被害者側である。

原因は、闇の妖怪ルーミア。……あの大妖怪が、秋葉を狂わせた。秋葉を、ルナを苦しめた。

……だが、私はルーミアを殺す事は出来ない……何故なら。

「主様は……何を、考えてらっしゃるのかしら」

 

私の主、夜刀神 神琉様に命令されたからである。

……主の命令は絶対故に、ルーミアを殺害する事が出来ぬままなのだ。もし、命令に背くとどうなるか。……まぁ、予想は出来ている。

 

「……あら」

私の視界が、ふっと白くなる。……これは、主様が私を呼び寄せたサインだ。何か、あったのだろうか?

 

神琉「……」

……主様の部屋だ。目の前に、主様が立っている。

 

「主様……どうされましたか」

私は、その場に跪き言う。主様に呼び出されると、先ず最初にやる恒例の行動である。

神琉「闇……ルナが死んだ事は、知っているな?」

「はっ、先程伺って参りましたわ」

神琉「そうか、それならば話は早いな……まぁ、此方に来い」

「……はい」

 

主様は、私に向き直るとこう言った。

神琉「まず、言わせて貰うが……ルナは、転生した」

「……はい?」

 

……転生?ルナが、二回目の?

主様は、どういうおつもりなのだろうか……

神琉「俺の勝手な判断で悪かったな……既に亡くなってしまったルナの魂は、この世に長くいられん。だから、俺がすぐさま、ルナを転生させたんだ。……勿論、記憶は消して」

「……そうですか」

 

……ルナが、今も尚元気でやってるならば私からはもう何も言うまい。

神琉「……ルナが死んでしまったのは仕方無い。だから、お前も早く立ち直れると良いな。……もう、行って良いぞ」

「……失礼致します」

 

私はすぐさま能力を行使し、先程の場所まで戻って来た。

未だ、紀沙は先程のままで硬直している。秋葉は……

 

「封印術……成功したみたいね、ルナ……最後にやるじゃない」

今は亡き親友に、語りかける。

「ルナ……貴方が残したものは、ちゃんと残っているわ。貴方が最期、秋葉に付けた封印術の組み込まれたリボンは……成功したみたいよ?紀沙は私に任せなさい。立派な二代目海神に育ててあげるわ……それと、貴方に伝えてなかった事があったわね……もう聞こえていないでしょうけど、言うわ」

 

 

 

 

 

 

「今まで、私の親友でいてくれてありがとう ̄ ̄絶対に、何時までも忘れないわ」

 

 

 

 

 

 

 

sideout

❁❀✿✾

 

 

 

 

 

 

 

?side

 

……私は、生まれてからずっと一人だった。

友達もいない、兄弟や姉妹もいない、父親もいるらしいが会った事は無い……だが、ただ私の傍にいてくれたのは母親だった。

小さい頃から女手一つで私を育て、愛してくれた。

その名を、海月 愛海(うづき まな)という。

そんなお母さんから与えられたものは、たった一つの愛。でも、私はそれだけで充分だった。

お母さんは私を産み、名前を付けた。……海月 美海(うづき みう)という素敵な名前を。

因みに、名前の由来は美しい海の様になって欲しいとの事。私も、その願いに応えるべく頑張っている。

 

時は十五歳。

そして、私にとって最高の御褒美の報告が入った。

……私に弟か妹が出来たのだ。それも、数ヶ月前の事。お母さんのお腹は今ポッコリと膨らんでいる。

 

愛海「美海、触ってご覧なさい?」

「う、うん……わぁ、凄い。音がする……私の弟か妹が、お母さんの中にいるのね」

私は、この喜びをどう表現していいのか分からない。それ位興奮を抑えられないのだ。

 

愛海「ねぇ美海……私達とお腹の子だけで、上手くやっていきましょうね」

「……うん」

分かる人もいるとおもうが、今は昭和の時代。日本からは昭和天皇の命令で兵が戦争に駆り出されている時代だ。

愛海「何があっても……お腹の子には辛い思いなんかさせないわ。美海も……そんな事にはならないでね?」

お母さんはそう言い、自分のお腹に私を寄せて、一緒に撫でてくる。

お母さんの匂いは、何だか安心する。お腹の子は、どんな子なんだろう。

女の子かな、男の子かな。どっちでも良い、幸せに育ってくれれば良いんだ。

 

 ̄ ̄そう思いながら、私は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

……どの位の時間が経ったのだろうか。私は、どうやら寝ていたようで、布団に寝かされていた。

 

……そろそろ、晩御飯の時間だ。私は、襖を開けて外に出た。

愛海「あら美海、起きたのね。晩御飯はもう出来ているわよ」

「はぁーい」

 

私は、お母さんの向かい側に座る。

愛海「それじゃあ、頂きます」

「頂きます」

何時も、お母さんの作る料理は絶品だ。お母さん以外に、これ程料理が上手い者がいるのだろうか、という位に。

愛海「美味しい?」

「うん、美味しいよ」

愛海「ありがとう、とても嬉しいわ」

私達は、雑談をしながら晩御飯を食べていった。

もうすぐ産まれる赤ちゃんの為に、お母さんは栄養を付けなければならない。

だから、動ける私がお母さんを色々と手伝わなければならないのだ。まぁ、私はお姉ちゃんになれるのが嬉しくてしょうがないから、その為に頑張っちゃうんだけどね。

 

 

そうして、私達の一日は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

❁❀✿✾

 

 

 

 

 

 

 

あれから、数年が経った。

今では、私達が住んでいる神社には、三人の海神家族が住んでいる。

……私の、妹が産まれたのだ!名前は、飛洋(ひよう)。

見た目、とっても可愛いのに口調が少し残念なんだよねぇ。だって……

 

飛洋「あねき、おれと母さんは買いものにでかけるけど……母さんが、あねきも来るか、だってさ!」

 

……飛洋よ、何時からそんな言葉使いを覚えた?飛洋、貴方を俺っ娘に育てた覚えは無いわよ。

飛洋に、言葉使いを変えなさい……と言ったって無駄。だって、帰ってくる言葉が毎回同じ。

「おれの気に入ったことばなんだ!」だって。

……はぁ、一度お母さんと一緒に話し合った方がいいのかしら?

 

「うん……行こうかな?お母さんの手伝いしたいしね」

飛洋「そうだな!ほら、あねき。はやく行こうぜ!」

「わわっ……ちょっと引っ張らないで」

飛洋は、私の手を掴み、引っ張ってくる。地味に痛いから、辞めてもらえるかな?まぁ、飛洋が可愛いから何でも許せるんだけどね……あー、シスコンにならないよう気をつけないとねぇ。ま、無いだろうけど。……タブンネ。

 

 

 

愛海「あ、美海。来たのね」

「うん!私も、お母さんのお手伝いしたいし……飛洋に、引っぱられて来たってのもあるんだけどね^^;」

愛海「あらそう、飛洋ってばお姉ちゃんの事が大好きなのね、流石姉妹ね(笑)」

飛洋「そうだ!おれは、あねきの事大好きなんだぞ!」

「あらら、嬉しい事言ってくれるじゃない笑」

あー、飛洋の愛くるしさに悶えそうデスー……私の事を上目遣いで見てくるのは反則デスワー。

愛海「それじゃ、行きましょうか」

「そうだね!」

飛洋「そうだな!」

 

 

 

 

 

 

 

❁❀✿✾

 

 

 

 

 

 

 

買い物の帰り道。

三人で仲良く話していると、一人の青年が目に入った。歳は十代半ばなのか、お母さんと同じ位かそれより下かの身長に見える。

……何だか、その青年が気になって立ち止まって見ていた。何か、あの青年から惹かれるものがあったんだよな……

 

愛海「ふふ……?美海、どうかしたの?あの兵服姿の子が気になるの?」

「うん……何か、気になるな」

愛海「あらあら……貴方も、そんな歳になってきたのかしら?他の男の人が、かっこよく見えたりするんだ」

「そそそそそ、そんな訳ないッ!!さ、行こ!!」

愛海「あらあら、図星じゃないの(笑)」

 

私は、図星を突かれ物凄く動揺してしまった。

あの青年が、ガタイが良くて顔を整っていて……もう!兎に角、私はあの青年に恋をしたって訳じゃないんだからね!!

……まぁ、正直に言うとちょっとかっこよかったと思うよ??///

 

 

 

 

 

 

 

❁❀✿✾

 

 

 

 

 

 

 

?side

 

「……あの娘ね、主様が言っていた少女ってのは」

私は、とある少女……海月 美海を、監視していた。

古代の昔に、海神として活躍した海月 ルナから継がれてきた海月の名を持つ少女だ。……いや、幼女と言ってもいいのだろうか?如何せん、身長が130cmほどしか無いものだから……

 

私は、主様……龍神王からの命令で、夢源郷の外、昭和……基、戦争真っ只中、1900年代の外の世界に、私は美海を見つけてこいと言われた訳だ。

 

……美海を見つけたので、私は外の世界に用が無くなり本来は夢源郷へと帰る所なのだが……

まぁ、主様からは好きな様に遊んでいいと言われたのですこしぶらぶらするつもりである。

美海との関係も結ぶつもりである。……また、親友になれたらいいな。

「はぁ、まぁ……いいか。……ふふ。あの娘は、どこまで頑張れるのかしらね?」

 

 

 

 

 

 

 

「悲しみと憎しみ……そして恨み。そんなものが溢れているこの世界で……海月 美海に幸福の天声があらんことを……」

 

 

 

 

 

 

 




……はい、ご静観ありがとうございました。どうでしたでしょうか。

前回でルナが死んで、生まれ変わりましたね。
しかし、何故だか知らないけど、生まれ変わった姿……美海の身長が以上に低いと。15歳の時点で、130cm以下という低身長ね。

と、とりあえず美海の説明(服装とかなんとかだけ)だけしておきますね。

海月 美海

白い半袖カッターシャツを着て、上から青いデニムのジャケット(長袖)を羽織っている。下は黒いショートパンツ。靴下は黒のハイソックスで、靴は膝までの編みブーツ(焦げ茶)
髪の毛は、肩にかかるかかからないかの長さのボブカット。母親や妹のショートカットと違い少しふわっとしてて、髪の毛の先がウェーブがかっている。
髪色は、青が主。頭のてっぺんは群青色をしており、髪の毛の先にかけてどんどんと水色になっていくグラデーション。
身長は、比較的?低く、130cm(以下)。チb……ゲフンゲフン
目は、髪色と同じ。


妹は、もっと重役になってから紹介します。(結構先になるかも)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。