メチカブラ・コアの顔面ど真ん中に大きな風穴が空き、断末魔の悲鳴が轟く。
「ゴオギャアアアア!!このワシが…暗黒の王としてこの世に君臨するはずのワシが…こんな小汚いガキに…!そんなァァァアア!!」
巨大な一対の手を滅茶苦茶に振り回しながら後ろを向き、自分の体を貫通していったサザンカとシロナを睨む。そして最後に口惜しそうに手を伸ばすも…それはふたりの元へは届くことなく、彼の体に空いた穴から赤黒い光が漏れたかと思うと、大爆発を起こした。
「って、おわっ!?」
「きゃあああ!」
吹き出した爆風が竜巻のように巻き上がり、疲労困憊のサザンカとシロナを容赦なく吹き飛ばす。結果、ふたりはメチカブラが四散した爆風によって魔力の残穢と共にブロリーの体内を駆け上がっていき、口から吐き出された。
「あで!」
「むぐ!」
ブロリーの口から飛び出したサザンカとシロナは、時の界王神やアザミたちの目の前に放り出された。が、尻から地面に激突し、思わずその場へへたり込む。
「テメェら無事だったか!」
アザミがふたりへ声をかける。
「ああ、何とかな…」
「あれを見ろよ…こっちも何とかなりそうだぜ」
そう言いながらアザミが指をさした先には…。
片膝をつき、残された左腕で胸を押さえ、ボロボロになった体を荒い呼吸で上下させるサラガドラと、その前に立ち塞がるトランクスの姿があった。
「は、はは…ははは…!」
サラガドラは片目を閉じながら小さく途切れ途切れに笑う。彼のズボンのポケットから小さな黒い手帳のような冊子が落ちる。
「負けた…のか…?僕は…ここまで来て…負けたというのか…」
「そうだ。この戦い、オレたちの勝利だ」
トランクスの体から暗黒四星球が外れ、地面を転がる。
「そうか…。僕は…デクノボーだよなァ…自分の思う事だけに突っ走って、そのせいでどんな迷惑を周りにかけてるのか…ちっともわからない。だから…僕は…たっぷり叱られてくるよ…父さんと母さん…それと…アル…に…」
サラガドラはそう言い残すと、憑き物が落ちたような穏やかな表情で微笑み、その場で力を失い、横へ倒れた。
彼の体から抜け出た4つの光の玉…サラガドラとその家族全員分の魂魄は空高く昇っていき、澄み渡る晴天の空の中へ溶けて消えていった。
「黄泉の世界、そしてそれからの行く先に、彼らの平穏があらんことを願おう」
ジーメックは静かにそう言い、目を閉じた。
「そうだな…」
カズラやアザミもそれに同意し、悲劇の舞台を生き抜いたひとりの少年を見送った。
サラガドラとメチカブラが倒されたおかげで、無数に犇めいていた暗黒兵団はその場でひとり残らず消滅した。同時に、彼らの相手をしていた暗黒ドラゴンボールに寄生された者たちも役目を終え、体にはめ込まれていた暗黒ドラゴンボールが外れた。
「やれやれ…」
「急に力が抜ける…」
その者らは急激に力の源を失った所為で気を失い、その場に倒れる。が、霊夢だけは何とかその場へ立っていることが出来ていた。
「…また会ったわね」
霊夢は、座り込んでいるサザンカの元へ近寄った。
「ああ、あん時は助かったぜ…サンキュな」
サザンカはそう言いながら横を向き、シロナの様子をうかがおうとするが、その場にシロナの姿はなかった。恐らく、彼女は自分は霊夢に会うべきではないと判断してどこかへ行ってしまったのだろう。
「アンタ…サザンカって名前でしょ」
「え…?そうだが…アタシ、名乗ったことあったっけ?」
「何となくそう思ったの。私の二人目の娘にも、サザンカって名前を付けたから!」
その時、霊夢の体が淡い光に包まれて薄くなる。その場にいるターレスや紅蓮といった者たちも同様だった。頭上では、ドギドギがこちらを見下ろして羽ばたいている。
「今度こそ本当に最後のお別れになりそうね。アンタの活躍は私の方のサザンカへちゃんと言って聞かせておくわ!」
「…へへっ、そいつは勘弁だ…」
サザンカはそう言いながら笑い返し、霊夢たち過去の幻想郷から送られてきた者たちはその時代へと帰還していった。
「おお、我々もそろそろ帰りの時間かのう」
ジーメックがそう言うと、彼とカタッツ、スラッグの体も淡い光に包まれていた。
「助かった…ここへ連れてこられる前、私たちの故郷ナメック星に大災害の予兆が現れてな。帰ったらまず、私たちはその対策を講じなければ」
「そうか、いろいろと世話になったな!帰った後もがんばれよ!」
アザミがそう言い、彼女とグラジア、コナギ、カズラがジーメックたちを見送る。
「ゴァハハハハ!先ほど申された通り、いずれ再び地球の方と出会うことがあれば歓迎しよう!」
三人のナメック星人はドギドギによって元の時空のナメック星へと送り届けられた。
「さ~てと!後はあなたたちだけね」
時の界王神はくるっとサザンカたちの方へ体を向けると、目を閉じ、神妙な顔をし…なんとその場に膝をつき、深々と頭を下げたのだった。
「今回は本当にありがとう。サラガドラたちに捕まったわたしを助けようとしてくれて。そしてごめんなさい、あなたたちを巻き込んでしまって」
「お、おいおい!」
「時の界王神様、頭を上げてください!」
アザミとトランクスがそれを止めようとするが、時の界王神は手でそれを制した。
「いいえ、全てはわたしの危機管理能力の無さと弱さが招いたこと…それがなければこんな事にはならなかった。なんと弁明すればいいのか…」
「違いますよ、時の界王神様…オレたちタイムパトロールも不甲斐なかった…ライの話ではほかの隊員もヤツらに敗れて古城に囚われているそうですし、オレたちの実力不足も大きな原因です」
「…あ!そういえばパストは!?」
その時、時の界王神が大きな声でそう言った。慌てて周囲を見渡すが、確かにサラガドラを倒してからパストの姿が見えない。
「まあ…いいんじゃないかしら?せっかくトランクスがそう言ってくれたことだし、またパストがやってきたとしても、今度こそわたしとタイムパトロールの実力で撃退しちゃえば」
「…それもそうですね」
「ふふっ。じゃあみんな本当にありがとう!わたしがしっかりとあなたたちの時空へ送り届けるわ」
サザンカやアザミたちの体が、先ほどの霊夢たちやジーメックらのように淡い光に包まれ、薄くなる。
「…だったらひとり、忘れてるだろ」
サザンカがそう言った。
「あ!シロナさん…」
カズラが気付き、あたりを見渡す。
「たぶんパストを追ってどっか行ったんだろ…しょうがねぇ、アタシが探してくるからちょっと待っててくれ!」
そう言うと、サザンカは走り出した。
時の巣を飛び出し、トキトキ都の街を抜け、草原や荒れ地を駆け抜けていく。
「あらら…」
「…シロナ、ここまで追ってきやがったのかよ」
時の巣から遠く離れた赤い砂丘にて、パストは後ろを振り返り、丘の頂上から下を見下ろした。そこにはシロナが仁王立ちして彼女を睨みつけており、サラガドラの死を確認してからすぐに高速でその場を抜け出したパストを追ってここまでやってきていた。
しかし、パストも満身創痍…全身ボロボロで、右腕も根元から千切れて無くなっている。が、流石人造人間の生命力というべきか、かなり弱ってはいるものの命に別状はない様子だ。
「あたりまえよ。アンタこそ、そのライの体…どうする気?」
シロナが指を射す先には、パストが左腕で抱えているライの両手と両足の先があった。
「どうするって…?」
パストは不敵に笑う。シロナは警戒し、足を少し開いて臨戦態勢に入るが…、パストはライの手足を宙へ放り投げ、紫色の魔力の鞭でそれを叩くと、跡形もなく蒸発したかのように消え去ってしまった。
「アホな弟を消し去ってやっただけよ?また残った肉片やら細胞やらを使って、私たちみたいな人造人間作られるのも御免だしな。私は…まあ、私が生きている限り私は誰のものにもならないからさ」
「…アンタはこれからどこへ消えるの?」
「さあ?でも…私とアナタが初めて会った時覚えてる?あの時、次会ったらバチボコにやり合うって言ってただろ?ここで私にトドメでもさしておくかい?」
そう言いながらパストが僅かな殺気を放つと、シロナも髪の毛が若干逆立つくらいの気を纏う。一触即発の空気が流れるが、先に静まったのはシロナの方だった。
「やめておくよ。私も限界だし」
「私も。今回の事件はお互い無かったことにして、次こそ決着を付けるわよ」
「ああ…」
互いは背を向け合い、砂の荒野を別々の方角へ歩み去っていく。
「アナタが羨ましいわ」
その際、パストがシロナに聞こえるくらいの声でそう言ったが、シロナは聞こえないふりをし、足を止めなかった。
「おーい!姉貴ィ!何やってんだよ!」
遠くからサザンカが自分を呼ぶ声が聞こえる。
サザンカもまた、一段向こうの砂丘の上に立つシロナの姿を発見する。
「今行くよー!へぶっ」
駆け出した瞬間に砂に足を取られて盛大に転がるシロナを見て、サザンカは少し笑いながらため息をつくのだった。
「はァ~~…ったく、あんなんがアタシの姉貴なのかよ」
夕焼けに染まってゆく砂丘に、ふたつの影同士が手を叩いていた。
☆キャラクター戦闘力紹介☆
参考
一般成人男性 5
一般成人女性 4
子供(10歳) 2
ミスター・サタン 6.66
一般的に超人と呼ばれるレベル 7~8以上
大妖怪クラス 80以上
ピッコロ大魔王 260
フリーザ 1億2000万
セル(超完全体) 1600億
魔人ブウ(純粋) 1兆2000億
ゴジータ(最強のフュージョン/超サイヤ人) 10兆
孫悟飯(老界王神の潜在能力開放) 60兆
赤文字=公式数値
青文字=原作推定数値
紫文字=本作完全推定数値
1.時空を駆ける戦い
サザンカ 4~60(気を抑える)→20億(基本最大)→1000億(超サイヤ人1-4)
カカロットと霊夢が残した二人目の娘であり、シロナの妹。現在15歳で、ブルースターハイスクールに入学したばかり。本来サイヤ人は黒髪に黒い瞳のはずだが、どういうわけか赤い瞳を持つ。いわゆるスケバン風の不良少女で、中学時代から喧嘩に明け暮れていたようだ。普段の日常生活においてはかなり気を抑えた状態で過ごしており、60程度もあれば不良やチンピラ相手なら軽く蹴散らすことができるだろう。
戦闘力としては上記の通り。レイム戦の時のシロナやレイムの値を越えていて、現在のシロナとは完全に互角。しかし、訓練や数多もの死闘の末に下記の戦闘力を手に入れたシロナと違い、サザンカは幼少期から修行をしたり何か特別な戦闘を行ってきたわけでもない。つまり、元よりシロナ以上の潜在能力とセンスを持って生まれていたことになる。何の鍛錬なく超サイヤ人第四段階(超1-4)に変身できたのも、原作のトランクスや悟天並みかそれ以上のポテンシャルを秘めていたからだろう。
シロナ 20億(基本最大)→1000億(超サイヤ人1-4)
レイムとの決戦から2年以上の時が経過した今、幻想郷も無くなって博麗の巫女から解任され、人造人間との戦いから解放されたシロナは自由気ままに世界を旅しながら暮らしている。性格や態度は掴みどころがないふわふわしたものへ、というより4~10歳ほどの頃に戻っているようにも見える。
しかし、世界を旅しながら自らを鍛えることによりその戦闘力を伸ばし、通常時で20億、超1-4で1000億という数値に成長している。
カズラ 4.9
中学生時代からのサザンカと仲が良い普通の人間の男子生徒。戦闘力的には、まだ15歳ということもあって普通の成人男性よりは少しだけ低い4.9という数値。最後のトキトキ都での決戦ではほとんど戦えないながらも活躍を見せた。
トランクス:ゼノ 18億(基本最大)→900億(超サイヤ人1-4)→1800億(超サイヤ人2)
タイムパトロールを名乗る、謎多き青年。その正体は別の並行世界出身の戦士であり、「ドラゴンボールゼノバース」に登場するタイムパトロールのトランクスと同一人物。ゼノバース本編において、ミラを倒したものの未だドミグラが出現していない時期が、この作品内においてトキトキ都が襲撃された時であり、このトランクスもミラは倒したがドミグラには会っていない状態のトランクスである。
その戦闘力は推定で通常時18億。そもそもトランクス:ゼノはドラゴンボール本編にてセルを倒し未来へ帰ったトランクスのその後であるため、未来へ帰って未来セルをひとりで倒した状態(推定通常時12億)よりも成長している。超サイヤ人になると50倍の900億、超サイヤ人2はさらに2倍の1800億になる。
ガーリック 720億(暗黒ドラゴンボール強化)
七つ星の暗黒ドラゴンボールに寄生され、超絶パワーアップを遂げたガーリックが先鋒。その戦闘力は元の1300から、あの超サイヤ人レイムに匹敵しうる720億にまで上る。
暗黒ドラゴンボールは強い負の感情に引き寄せられ、その人間のトラウマや後悔を呼び起こし、それによって生まれた心の隙間に入り込んで身と心に寄生する性質を持つ。寄生された者は禍々しい赤黒い瘴気のようなオーラを発するようになり、目は黄一色に染まり、以前とは比べ物にならないほど強力な戦闘力を発揮する。また、寄生された者の肉体の一部から寄生した暗黒ドラゴンボールが露出する。
2.それは月の王たらん
アザミ 60
街の不良チームを束ねる、恵まれた体格を持つ少女。小学生時代から、前述した気を抑えた状態のサザンカと毎日のように殴り合ったり、まだ元気だったころの実の父親から空手や柔道を習う事でいつの間にかその戦闘力は60へと達していた。60と言えば、原作における牛魔王などと同じくらいの強さだ。
軍人だった父親が亡くなった時に母親に強引に叔父のもとへ預けられ、その叔父の経営する車の修理工場で毎日無理やり働かされ、その修理工場が大メーカーに買い取られた際にその社長に気に入られ養子になった…という波乱の経歴がある。
実の父親の事は今でも尊敬しており、娘を想う月夜見王と父を想う嫦娥を見て、何もできないと思っていたが一肌脱ぐことを決意する。
サザンカ 2000億(超サイヤ人2)
月夜見王戦では見覚えのある謎の落雷と共に超サイヤ人2へと覚醒し、その戦闘力は2000億。それでも暗黒ドラゴンボールの瘴気が侵食した月夜見王には及ばないが、上手く力の源である暗黒ドラゴンボールへ攻撃を加えた事により弱体化させた。
月夜見王 1300億(暗黒ドラゴンボール寄生)→2600億(暗黒ドラゴンボール寄生・瘴気侵食)
子供の姿に戻り、霊夢にトドメを刺される直前に暗黒三星球に寄生された月夜見王。その姿は”全盛期”に戻ると同時にガーリックのように暗黒ドラゴンボールによる超強化を施され、1300億もの戦闘力を獲得した。超サイヤ人のサザンカを圧倒するも、超サイヤ人2の力を発揮するトランクスには後れを取り、ダウンする。
しかし、胸にはまった暗黒三星球はさらに瘴気を発生させそれを月夜見王に送り込み、さらなる力を与えた。月夜見王は髪以外の上半身全てが赤黒い正気の膜に覆われ、顔には不気味な黄色い目と口だけが浮かんでいる異質な姿となった。瘴気に浸食されたその姿の戦闘力は、2倍の2600億。トランクスを倒し、自身は目的である八意を追って幻想郷へ飛び立つ。
その後に追いかけてきたサザンカに対しても圧倒したが、突如超サイヤ人2へ覚醒したサザンカの勢いに押される。本来であれば戦闘力的にもまだまだ優位なはずだが、暗黒三星球を攻撃されたことで瘴気浸食を解かれる。そのままサザンカに倒されるかと思ったが、最後にはアザミとのかけっこ勝負によって瘴気を完全に浄化され、元に戻った。
3.炎の如く、日々を力強く生きろ
怨霊の少年 66
妖怪の山を彷徨っていた強力な子供の怨霊。本来は理性の無い凶暴な霊であるが、Dr.ウィローの幻想入りに伴って活動を再開した紅蓮に触発され、正気を取り戻した。
禍虎に追われていたところをサザンカたちに助けられ、サザンカと紅蓮の戦いを見て、そして紅蓮の言葉を聞いた事で生前の記憶を思い出した。
生前は晴太という名の少年で、博麗紅蓮の息子であった。しかし、紅蓮が修行で留守にしている間に人里の人間たちに妖怪の山へ捧げるいけにえにされ、食われて命を落とした。そのことを最低だと思い込んで悔やんだ結果、怨霊になってしまった。
ライに自分の人生を最低だと評されたが、サザンカや紅蓮によって自分の価値基準を示す”モノサシ”が何たるかを教えられたことで反抗し、禍虎を呼び寄せるなどの活躍を見せた。
禍虎 88(通常時)→166億(暗黒ドラゴンボール寄生)→3320億(鬼火纏い)
妖怪の山を縄張りに置く、禍虎という虎のような姿をした妖獣。迷える死者の魂を喰らい、あの世へ送るという役割も持つ。背中からは紫色の鬼火が立ち上っており、暗闇ではさながら人魂が漂っているようにも見える。
その正体は、かつて晴太が飼っていた猫「トラジ」であり、彼が長い時を経て妖怪と化した姿である。理不尽に死んだ晴太を成仏させるために、その魂を捜し歩いていたところを暗黒ドラゴンボールに寄生され、大幅に強化されるとともに正気になった晴太を発見し、喰らうことであの世へ送ろうとしていた。
額に埋まった暗黒六星球に強化されたおかげで、その状態からさらに全身くまなくを紫炎で覆った「鬼火纏い」なる形態へと変身できる。その戦闘力は20倍の3320億に達し、一時的にライを抑え込んだ。
暗黒六星球を奪われてからは元の禍虎へ戻るとともに大人しくなり、紅蓮と行動を共にするようになった。
元ネタはマガイマガド。
博麗紅蓮 1600億(暗黒ドラゴンボール寄生)→8000億(霊力解放)
今回暗黒ドラゴンボールに寄生されたのは、禍虎のほかに、300年前より蘇った博麗の巫女である博麗紅蓮だった。へその下、下腹部に暗黒一星球が浮かび上がっている。また、寄生される前に衣服はすべて消し飛んでおり、全裸である。
寄生されてすぐの時は、黒髪で全裸の上に、下腹部の暗黒一星球を中心に赤黒い瘴気の文様が浮かんでいるだけの姿だったが、その直後に霊力を解放し、髪は白くなり、瘴気の文様は下半身全体と、そして上半身に筋のように浮かんでおり、出てはいけない部分は隠れている。当初は妖怪を皆殺しにするべく地上へと飛び出し、サザンカたちと遭遇した。
その戦闘力は、寄生直後で1600億、霊力を解放してその5倍の8000億にまで超強化された。かつてシロナが戦ったレイム(7200億)を上回り、本小説史上最強の強さを持つ敵となった。さらに、力を極めし博麗の巫女のみが発現させることのできる霊尾を操ることができ、本数は5本でネズミの尾のように滑らかで細長い鞭のような形状(シロナは6本で脊椎のような見た目、レイムは9本で長大なイヌ科の尾である)。
紅蓮が元から持っていた強靭な肉体と類稀なる戦闘技術がそのまま強化されて引き継がれており、後述の超サイヤ人3となったサザンカと対等に渡り合った。
サザンカ 8000億(超サイヤ人3)
紅蓮との戦いの最中、突如として覚醒した究極の超サイヤ人、その名も超サイヤ人3。その戦闘力は公式より超サイヤ人の8倍、超サイヤ人2の4倍。サザンカの場合は、2000億に達していた超サイヤ人2からの4倍で8000億に達し、紅蓮とは完全に互角の数値である。
そもそも超サイヤ人3とは、原作ドラゴンボールにて悟空が初めて披露し、これが登場したおかげで超サイヤ人に1や2といったナンバリングの概念が生まれた形態であるが、少々謎に包まれている。現世に復活できる時間やフュージョンの制限時間を大幅に短縮するほどエネルギーを食うほど効率が悪い。
本小説内の考えとしては、超サイヤ人3は更なる変身への前段階に過ぎない姿、つまり「修行次第でなれるがなる必要のない形態」であるとする。現にGTや超では超サイヤ人3の登場後、サイヤ人の真なる姿ともされる4や、超サイヤ人ゴッドという領域が登場しており、それらは3よりもエネルギー効率や戦闘力倍率がすこぶる良いため、3に変身する必要がほぼなくなるからだ。3の極端な燃費の悪さの原因として考えられることは、1や2のエネルギーを無理やり集約しているからと考えられる。長時間の変身が可能なきわめて効率のいい持久力やバランスを持つ1や2のエネルギーを集約して身にまとうことにより、”持久力をエネルギー=気=戦闘力に変換している”ともいえる。
つまり超サイヤ人3は、「更なる形態へ移行する前段階であり、1や2の持久力をエネルギーに変換して莫大な戦闘力を得る代わりに燃費が悪くなる形態」であるとする。
サザンカもその例にもれず、数分か10分間程度しか変身していられなかった。
ちなみに原作の魔人ブウ編での超3悟空の戦闘力は、推定1兆2000億である。
ライ 1700億(気を抑える)→9000億(基本最大)
ゼノバース本編で、主人公に敗北し粉砕されたミラの肉片から生み出された人造人間。ベースとなったミラをさらに改良・強化されて設計されており、その戦闘力はかつてのミラを大きく上回る。骨格や顔つきもミラより骨太で、身長体格もより大きい。服装は赤いワイシャツと白いズボンというフォーマルなスタイル。
しかし、その口調は丁寧だがミラと同じく好戦的であり、正々堂々の決闘を好むが勝つためには周囲にあるものは全て利用することが信条であり、油断させたり騙し討ちを行ったり、周囲の環境を利用して戦う。しかし自分自身が他者と徒党を組んで戦うことは好まず、あくまで自分自身のみが戦うことにしているらしい。
戦法としてはその体格から発揮される圧倒的なパワーで掴みあげたり押したりする近接パワーファイトで、気の色は緑と紫の蛍光色。また体から放出した気をその場で爆発させることができ、その爆風を利用して高速で移動したりパンチの速度を高めたりする。
はじめにトランクスと遭遇した際には、曰くミラ以上の戦闘力を発揮する。かつてミラたちと争った際のトランクス(ゼノバース時点でのトランクス)には負けない戦闘力を誇っていたつもりだったが、超サイヤ人2に変身したトランクスの気には押し敗ける。しかし、その際にはトランクスを油断させるために気を解放したふりをしてまだ大幅に抑えていたのだ。そしてトランクスに負けたふりをして油断したところで最大値である9000億を発揮し、掌からの爆撃で気絶させた。
その後はダブルノックアウトに終わったサザンカと紅蓮のもとへ現れ、紅蓮の暗黒一星球を奪おうとするも、霊夢や怨霊の少年、そしてその間に目を覚ました紅蓮らの抵抗により手こずり、禍虎の襲撃を受ける。
戦闘力的には紅蓮やサザンカ単体を上回る程度であるが、その戦闘技術で両者同時に相手取っても互角以上に持ち込めるだろう。
超ライ ??
去り際にライが発揮した、これまでとは比較にならないほど強力な暗黒の気を纏う姿。これはミラがヒーローズ等で変身可能としていた「超ミラ」と同列にあたる形態で、「超ライ」と名付ける。
サザンカやトランクスが震えるほどの圧倒的なオーラを持ち、その戦闘力数は大きすぎるがゆえに本小説内で戦闘力を計測し続けてきたスカウターでは測ることすらできず、未知数。
ミラ 1650億(通常時/最大)【→1兆6500億(暴走or超ミラ】
ここでゼノバース本編におけるミラの戦闘力を考えてみる。結論から言うと、推定1650億。ゲーム内ストーリーの戦闘描写(といっても戦闘力が有って無いようなものである主人公とのものしかないため正確には判断不可能)からして、超完全体セルや超2孫悟飯をやや上回る程度。
だが、魔人ブウ編のストーリーにて、超3悟空(推定1兆2000億)と善ブウ(推定1兆)の戦いを見た上で「ふたりまとめて片付けてやる」といいながら戦闘に向かおうとするシーンがある。実際には戦う前に主人公に足止めされてしまったが。だがミラの戦闘力1650億では流石に太刀打ちできず、そのような根拠のない自信は湧いてこないのではないか。
しかし、ミラにはヒーローズから「暴走」や「超ミラ」という強化形態が追加されている。ミラはこのどちらかに変身して悟空とブウを倒すつもりだったのではないか。暴走か超ミラ、どちらだったのかは定かではないが、きっとその形態に変身したミラは通常時の10倍、1兆6500億の戦闘力を発揮することができたはずだ。これくらいあれば、悟空とブウを同時に相手取っても何とかすることができただろう。
だが結果は、変身する暇もなく主人公との戦いに敗れ、エネルギー波で粉々に破壊されてしまった。
4.羅刹激昂
パスト 2800億(通常時)→??(超パスト)
ライの姉を名乗る人造人間。ライと同じくミラの肉片から生み出され、ライよりも先に設計され、戦闘力はライより大幅に劣るものの魔術を多少扱うことができる。
超サイヤ人2のサザンカよりも戦闘力的には上だが、サザンカが恋心を抱くカズラを人質に取ったことで優位に立ち、自分を攻撃することができない彼女を思う存分に痛めつけた。本来の性格は粗暴で品が悪く、本人もそれを気にしておりなるべく丁寧な女口調で話すようにしている。
パストもライと同じく、戦闘力未知数の強化形態である「超パスト」への変身が可能。
シロナ 20億(基本最大)→1000億(超サイヤ人)→2000億(超サイヤ人2)→3500億(超サイヤ人2・魔強化)
パストの妨害により、トランクスと二人きりで過去の歴史へと飛んでしまったシロナ。そこはナメック星で、今まさに父親であるカカロットやブロリーたちがフリーザから逃げ果せた直後だった。
まず、サザンカとトランクスは暗黒二星球に寄生された大猿ターレスから放たれる瘴気が伝染し、凶暴化した大猿ナッパとラディッツをそれぞれ通常状態で倒す。その後、大猿ターレスを超サイヤ人で打ち負かすが、瘴気が侵食し強化されたターレスを前に劣勢になる…が、レイム戦以降高まっていたシロナの気が久々の戦闘によって洗練されたことにより、超サイヤ人2へ覚醒し、ターレスを撃破。たまらずにシロナを新しい宿主として選んだ暗黒二星球による規制と支配をも強靭で精神力で振り払い、見事暗黒ドラゴンボールの回収に成功した。
その後、現代へ帰還するとパストに痛めつけられたサザンカの姿を目撃。激しい怒りを見せるとともに、長らく変身する機会の無かった「魔強化形態」へ変身する。しかも超サイヤ人2の状態から。
超2の2000億から、魔強化状態の戦闘力倍率(1.75倍)を掛け、3500億となる。この戦闘力と魔法によって硬質化した拳でパストへ渾身のウラウララッシュを叩き込み、ロードローラーを叩き付ける追い打ちを仕掛けた。
ちなみに魔強化形態は、シロナが変身できる最高位の形態に上乗せされるパワーアップ形態である。シロナが超サイヤ人に覚醒する以前は、「怒り状態」が最高の姿であったために「怒り状態・魔強化」となっていたが、現在は超2まで変身できるため、「超サイヤ人2・魔強化」となる。
ナッパ 10億8000万(大猿・瘴気侵食)
ラディッツ 8億(大猿・瘴気侵食)
暗黒二星球に寄生された大猿ターレスから発せられる瘴気を浴びたことで、瘴気侵食状態となり暴走した大猿ナッパとラディッツ。戦闘力もかなり増えているが、寄生された大猿ターレスほどではない。シロナとトランクスが変身するまでもなく通常状態のまま倒されてしまった。
本来の歴史であればこの場でフリーザに殺されているはずだったが、ターレスが元に戻った後は、彼と共にギニュー特選隊が乗ってきたポッドを使ってナメック星を脱出し、生存した。
ターレス 600億(大猿・暗黒ドラゴンボール寄生)→1800億(瘴気侵食)
暗黒二星球に寄生された大猿ターレスの戦闘力は600億。フリーザなど軽く消し飛ばせるほどの力だが、紅蓮や月夜見王などと比べると上がり幅は低め。超サイヤ人へ変身し、かつ記憶兵器を駆使するシロナに負けた。
かと思いきや、あきらめの悪い暗黒二星球は再度ターレスへ瘴気を送って強化した。大猿の姿のまま人の大きさに縮み、だが上半身だけは異常に筋肉質に膨れ上がり、頭からは左右へ向けて伸びる巨大な一対の角。今の己の手でフリーザを抹殺する、その目的のためにシロナと再び相見える。
しかし、超サイヤ人2となったシロナには再び敗北し、暗黒ドラゴンボールを奪われ、元に戻る。なお、暗黒ドラゴンボールはそれぞれが異なる寄生する力の強さを持っており、暗黒二星球は諦めが悪かった。ターレスには寄生不能だと悟ると、何度もシロナへの寄生を試みるも、シロナの精神力を前に寄生を失敗し回収された。
ターレスは本来ここで死ぬはずだったが、ナメック星を脱出することで生存してしまった。
5.黄金の追憶
スカッシュ 80万(最大)
ライによって捕らわれ、行方不明になったブロリーを探して地球のカプセルコーポレーションを訪ねたスカッシュ。今では真面目に銀河パトロール隊員として働いており、元々の戦闘の才能も相まって戦闘力は伸び続けているだろう。
元はコルド大王軍に所属していたスカッシュだが、実はメタモル星人であり、フュージョンを習得している。本人は「メタモル星には自分と釣り合う戦士がいないためフュージョンを使う機会が無かった」と言っているが、本当のところは…?
ブルマ 130万(最大)
15年前に精神と時の部屋での修行を終えた時から変わっていない。といっても現状維持の鍛錬だけは続けている。本作のブルマはベジータと暮らす期間が無かったため、もちろんトランクスを生んでいない。
その気迫は原作のブルマ以上だ。
サザンカ 20億(基本最大)
シロナ 20億(基本最大)
サザロナ 2000億(成功/基本最大)
2000万(失敗)
スカッシュから教えられたフュージョンでサザンカとシロナが融合したことにより誕生した戦士、サザロナ。フュージョンとは、実際にはふたりが融合してひとりとなるのではなく、儀式を行ったふたりの力を倍増させた全くの別の人間を生み出す技なのかもしれない(ゴテンクスとZ版ゴジータは共にオリジナルの技を多用し、ポタラ戦士は合体元のふたりの技を組み合わせた技を使う傾向がある)。合体後に生まれた戦士はメタモル星人の民族衣装を纏い、これもメタモル星人の特徴なのか性格も高飛車になる。
では、そんなフュージョンのパワーアップ倍率はどれほどなものか。それはずばり合体するために調整した戦闘力の推定100倍。サザロナの場合は、サザンカとシロナの気は全く同じ大きさであったため、その20億という数値の100倍、2000億。ただの通常状態で彼女らの超サイヤ人2へ変身した時と同じ力を得ている。サザロナはメタモル星人の女性の衣装(ゴテンクスやゴジータのものに、肌着として黒いチューブトップブラを身に着けたデザイン)を着用し、顔つきや髪型はサザンカとシロナどちらともあまり似ていないように見える。実際にも、ゴテンクスは体格と髪型は悟天ともトランクスとも異なっており、ゴジータも悟空よりもやや身長が高く見える。
制限時間は30分で、ギリギリ帰還した直後にフュージョンが解けたようだ。
ちなみに、失敗した場合はデブとガリガリ共に100分の1。
滾り爆ぜる仮面のサイヤ人 4300億(片腕のみ/5%)~8兆6000億(最大)
突如としてトランクスと共に出現した、謎の仮面を被った大柄な戦士。白いズボンに赤いローブを纏い、金色のネックレスと腕輪、ブーツを身に付けている。その呼び名の通り滾って爆ぜるかのような荒々しい黒緑色の気を放ち、その黒髪や気の質からサイヤ人であると推察され、滾り爆ぜる仮面のサイヤ人と名付けられた。
ライと共にトキトキ都及び時の巣を襲撃し、滾り爆ぜる仮面のサイヤ人はトランクスを追いかけ、見たことが無いという時空へ逃げた彼を捕らえようと腕を伸ばすもそのタイミングで時空へと続く歪が閉じてしまい、滾り爆ぜる仮面のサイヤ人の右腕のみがサザンカたちの眼の前へ出現し、襲い掛かった。
その戦闘力は、破格の8兆6000億。あの博麗紅蓮や惑星M2の総エネルギー量込みのメタルリルドの数値すら優に超え、単体で発揮できる戦闘力として兆を超えたのは初めてだ。
当時のサザンカやシロナでさえ、痺れさせて怯ませるくらいのダメージしか与えられなかったその右腕のみの戦闘力は、実際に片腕のみの重さは全体重のうち5%という事実にちなんで、全体の戦闘力の5%である4300億ほどであったと考える。合計4000億に達するサザンカとシロナの攻撃を受け切れたという事は同じくらいか多少高くてもよさそうだ。
その正体は、サザンカたちがいる時空において、2年前にライによって捕らえられたブロリー。スカッシュと共に地球へ立ち寄ろうとしていたところを襲撃されたようだ。ブロリーが被らされている仮面は、対象を洗脳すると同時に強大なパワーを与える。仮面が完全に外れると洗脳は解けるが、仮面は強度も吸着も非常に強力で並大抵な衝撃や力では壊したり外すことができない。サザロナとの戦闘では最終的に右目周辺部以外が割れたが、洗脳は解けなかった。
超ライ 9兆(最大)
ライの本気状態こと超ライ、9兆。通常時の9000億から10倍の強化率。滾り爆ぜる仮面のサイヤ人をわずかに超え、この解説項時点では最強の数値を誇る。
…が、暗黒五星球に寄生された霊夢を圧倒するも、その後に寄生されたフリーザ相手には歯が立たなかった。サザロナの合流と協力プレイによっていくらか戦えるようになったが、それきり。だが最後にはカカロットに託された元気玉を強化し、フリーザの寄生を解くという重要な役目を負った。
サザロナ 2兆(怒り状態)→10兆(超サイヤ人1-4)
滾り爆ぜる仮面のサイヤ人との戦いにおいて、サザロナは合体元のシロナのように怒り状態へと変身して見せた。しかし、シロナが本当に怒りを感じた時にしか発動できないのに対し、サザロナは怒っていなくとも自在に怒り状態へとなれるらしい。
当然、通常時から10倍の2兆になったところで滾り爆ぜる仮面のサイヤ人には及ばない。そこでサザロナは満を持して超サイヤ人へと変身して見せるのだった。その戦闘力は10兆。「最強のフュージョン」の超サイヤ人ゴジータと同値。そのゴジータのように邪悪な気を浄化する技を使用でき、空へ向けて放った気功波を打ち降ろして頭上から叩きつける、気弾を自立させて動かし続けたり、設置した気弾からエネルギー波を一斉に放つ、といったさらに多種多様な攻撃方法をもつ。
また、サザロナはシロナの持つ不死性と再生能力も引き継いでおり、体を貫かれても死ななかった。
博麗霊夢 5600億(暗黒ドラゴンボール寄生)→3兆3600億(瘴気侵食)
暗黒五星球に寄生された博麗霊夢。寄生されたときは「超夢想天生」を発動した状態であったが、寄生そのものは通常状態をベースにしている。直後に瘴気侵食状態へ移行し、この状態になると強さを極めた博麗の巫女でしか発現させられないという「霊尾」を扱えるようになっている。
シロナは6本の脊椎のような霊尾、レイムは白い毛で覆われた9本の長大な霊尾、紅蓮は5本の細長い鞭のような霊尾、そして霊夢の霊尾は、先端に穴が空いた管状の6本。それらを振るって攻撃するのはもちろん、先端の穴から霊力や瘴気を砲弾やエネルギー波や光線のように発射する他、6本の霊尾を1本に連結させて長い槍のようにしたり、捩じって先端を纏めることで先のとがった鎚のようにして叩きつけたりと、応用力と器用さに関しては他の霊尾よりもはるかに優れる。
終始暴走したかのように敵と見なしたものに襲い掛かっており、霊夢としての理性は無くなっている。最後にはサザロナのスピリットパニッシャーで瘴気を浄化され、寄生から解放された。
その後、元気玉に巻き込まれるサザロナを、超夢想天生の「霊次元」を利用して彼女を救った。暗黒ドラゴンボールの介入によりこの時空の歴史が大きく変わっており、霊夢とカカロットは死亡せず、無事に幻想郷へと帰還し、シロナとの「家族4人で暮らす」という約束を守る事が出来た。
フリーザ 35万(第一形態/惑星ベジータへ挨拶時)→7900万(最終形態フルパワー)
昔の事、コルド大王に連れられて惑星ベジータを初めて訪れた時のフリーザ。時期的には、映画「ブロリー」を見る限り既にベジータは生まれていたので、エイジ732~733頃と思われる(731年にベジータ王はフリーザと手を組んだとされているが、これは正確にはコルド大王軍という事だろう)。
あらかじめ説明しておくと、この「もしもカカロットが幻想郷に落ちていたら」における時系列としては、「ブロリー」でのフリーザ来訪→「たったひとりの最終決戦」での惑星ベジータ破壊と続いており、惑星ベジータ破壊時の状況は「ブロリー」で描かれたものではなく、「たったひとりの最終決戦」に準拠する。
この時のフリーザは体の外殻が未発達でピンク色をしているが、「たったひとりの最終決戦」での惑星ベジータ破壊時には我々のよく知るフリーザ第一形態の姿が出来上がっているので、この間に成長を遂げたという事だろう。戦闘力に関しても、この時にはまだ幼かったが故に戦闘力は低かったものとし、53万をひっくりかえして35万ほどであったとする。これだけでもサイヤ人達にとっては脅威以外の何物でもない。
また、この当時は最終形態フルパワーへ変身したとしても、7900万ほどの戦闘力であったとする。その後の成長によって惑星ベジータ破壊時ではフルパワーで1億2000万に達しただろうが、それ以降は全く鍛錬をしていないため戦闘力は伸びていない。
クウラ 5600万(通常時)→2億2400万(第四形態/最終形態)
同じくエイジ732頃のクウラの戦闘力。一族の中で突然変異体として異次元の戦闘力と邪悪な心を持って生まれたコルド大王のその息子だが、クウラにはその強大な戦闘力だけが受け継がれず、後に生まれたフリーザがコルド以上の力を持って生まれたために、ふたりからは容赦なく蔑まれていた。
しかし、クウラは地道に鍛錬を続け、ついに「進化」の扉を開く。通常時の戦闘力こそフリーザよりも低いものの、第四形態へと進化を遂げたクウラの戦闘力は2億2400万。これをもって嬉々としてフリーザとコルドへ報復し、自身が最強であり、故に口出し手出しは無用と刻みつける。
その後もクウラは鍛錬を続け、惑星ベジータ破壊時にフリーザの様子をモニターで眺めていた時点で「最強対最強」の時の戦闘力に達し、それ以降は慢心して鍛錬を行っていなかったものとする。
フリーザ 2兆3750億(暗黒ドラゴンボール寄生)→19兆(瘴気侵食)
霊夢の体から追い出された暗黒五星球は、次に第四形態フリーザを宿主に選び、寄生した。寄生されて間もなくの上体であればサザロナの力で楽に勝てたはずだが、攻撃が当たる直前、瘴気侵食状態へ移行したことでサザロナは吹き飛ばされる。
胸、肩、肘や膝といった部位が金色の光沢を放ち、第四形態をベースに更なる形態へと進化した。その戦闘力は、寄生直後の2兆3750億の8倍、19兆に達する。
サザロナ 17兆5000億(超サイヤ人・魔強化)
超サイヤ人サザロナとライは一時共闘し、フリーザの暗黒ドラゴンボールを奪取することを優先する。しかし、合計戦闘力(10兆+9兆)は互角であるものの、共闘した場合は必ずしも合計値がそのまま適応されるとは限らない。フリーザには劣勢を強いられてしまう。
そこで、この時空のカカロットが作った元気玉をライが強くして放つという手段を提案される。サザロナは超サイヤ人の状態で魔強化形態となり、それまでの時間を稼ぐこととする。
シロナの魔強化形態(元の状態から1.75倍)を適用し、戦闘力は17兆5000億。まだフリーザには届かないが、持ち前の不死性と再生能力、そして意味不明なメンタルを使ってフリーザへ喰いかかる。
6.奮い立つグラジオラス
グラジア 90
サザンカかカズラが通っているブルースターハイスクールとは別の、オレンジスターハイスクールという学校に通っている生徒。現在17歳で身長195cmの大男。名前の由来は「グラジオラス」から。
幼少期から吃りに悩まされており、彼は自らの吃音を「ゾウ」と例え、それを抑えこむのに躍起になっていたがある日を境にゾウをあえて暴れさせれば何事も簡単に解決すると気付き、今まで嫌でしょうがなかったゾウはそのまま90という一般の地球人にしては破格の戦闘力へと変化していった。90といえば、一般的に超人とされるレベルを優に超え、幻想郷でカカロットと出会った当時の豹牙天龍くらいの強さ。
コナギ 4(通常時)→250~500(秘神の力~気で攻防力増)
グラジアと同じくオレンジスターハイスクールに通う女子生徒で、一か月ほど前にサザンカの名を騙って田舎町のハクレイ神社で不良たちを集めていた。サザンカにぶっ飛ばされても懲りずに、今度は偶然町で出会った摩多羅隠岐奈と、「毎月2万ゼニーを支払う代わりに強大な力を貸してもらう」契約をし、仕返しのために動き出した。幼馴染のグラジアを従え、アザミを片付け(アザミが一日で退院してしまったのは予想外だった)、カズラを攫ってサザンカを呼び出した。
隠岐奈から受け取った力があまりに過剰であったため、気性も普段よりもかなり荒っぽくなって暴走しており、コナギが自分を大きく取り繕ったり、力を欲するようになった理由でもあるグラジアを罵倒するまでに至ってしまう。その時の戦闘力は250とし、気の一点集中による攻防力の増加を扱えるものとする。
名前の由来は「コナギ」。
摩多羅隠岐奈 290~580(通常時~気で攻防力増)
かつて幻想郷の賢者として君臨していた秘神。レイムの決戦による幻想郷亡き後、そこに住んでいた妖怪たちは外の世界へと飛び出し、各々が別の生き方を模索し、歩み始めた。隠岐奈は現代社会へ適応し人間に紛れる道を決めたが、裏では闇の取引と称して金と引き換えに秘神の力を貸し与えるビジネスを行っていた。
とはいえ、戦闘力では到底サザンカには及ばず、能力を駆使したところで意味がなかっただろう。自分のビジネスには負い目を感じていたようだが、ただ何もせず退治されるのはプライドが許さないとのことで一応抵抗してみるも、サザンカに200ゼニーでケツを買われてしまった。
7.トキトキ都の決戦
サラガドラの大鷲 各200億
サラガドラが使役する10羽の大鷲。もともとは魔界に生息するただの大型の鳥であるが、雛鳥のころからサラガドラによって魔力を与えられ、特別な方法で育てられたことで大きさも戦闘能力もただの動物とは考えられないほど強力に育て上げられている。
過去のメチカブラ急襲でも暗黒兵団相手に戦い、今回もトランクス相手に戦う。結局はすべてトランクスに倒されたものの、各200億もの戦闘力はトランクスを疲弊させ、シロナとサザンカを成すすべなく投げ飛ばすに至った。
アブラ 3万7500
サラガドラの配下に属する暗黒魔界の魔人。アザミやカズラにとってはかなり格上の敵として立ちはだかったが、戦闘力的にはてんで大したことはない。ただサラガドラの幼馴染であるがために彼の手下として活動していただけである。
気を液状に固めて投げ、炸裂させる「暗黒オイル玉」と、魔力を動力源として高速飛行する「スカイレックス」というエアバイクを駆使して戦う。それらの力を利用してトキトキ都はずれの町を支配していた。最後は潜在能力を解放されたアザミに正面から本気のパンチを喰らわせられ、さらに巨大化したジーメックの下敷きとなることでノックアウトされた。
実はその後はサラガドラによって回収され、チーチンと共に暗黒魔界へ送還されている。名前の由来は「アブラ」カダブラ。
チーチン 3万6000(通常時)→18万(巨大竜へ変身)
アブラと同じく、サラガドラの幼馴染であり彼に使役される手下。戦闘力もやはりそこまで大したことはないが、変身の魔法とその能力が少々厄介。巨大で太ったドラゴンに変身することができ、その状態だと自身の体重を鼻息に乗せて対象に移すという魔法を使うことが出来、大抵の相手であればこれで体を重くさせ動きを封じ、そこへトドメを刺して終わり。
だが、背中に後戸を発生させたコナギとは相性が悪く、重さの鼻息を悉く異次元へ吸収されてしまう。重さの吐き出しすぎで瘦せ細ってしまい、動きが鈍くなったところを、その全体重を受けたカタッツに足と地面とを縫い留められてノックダウンした。
名前の由来は「チチン」プイプイ。
ウラーナ 2兆4000億
サラガドラの配下として時の巣の門で待ち構えていた女の魔人。昔はメチカブラと肩を並べるほど強力な魔術師だったようで、その体の大きさは素で10メートル近くもある巨人。アブラやチーチンを「中途半端な魔力を得意げに使う愚か者」と断じ、実際にも魔力・戦闘力ともに彼らとは桁違いの強さを誇る。
だが、ウラーナは強大な力を持ちながらもそれを使うことはせず、趣味である「謎かけ勝負」を楽しむ。自身の魔術で謎かけ結界を作り出し、時の界王神とコナギを下品なクイズで遥か彼方へ吹き飛ばした。
が、カズラの策によってウラーナも敗北し、どこかへと吹っ飛ばされた。
彼女は謎かけ勝負を楽しみ、下ネタで相手を嘲笑うことができれば満足であり、あくまでその機会を設けてくれたサラガドラに一時的に従っていただけに過ぎない。吹っ飛ばされた後も、またどこかで謎かけを考え、誰かに勝負を挑んでいるだろう。
名前の由来は「ウラーナ(インドの言葉で『飛んでいく』の意味)」。
バビディ 1
暗黒魔界の魔導士。復活させようとしていた封印状態の魔人ブウが何者かに消し飛ばされており、途方に暮れていたところに現れたサラガドラと結託し協力する。
原作で界王神が語っていたように、非力だが恐ろしい魔術を使う。界王神の言う非力がどの程度かはわからないが、アニメZ等では地球人の女性に力負けしていたことから、本人の戦闘力(肉体の強さ、気の量)はたった1程度とする。
バビディの恐ろしさは戦闘力ではなく、その魔術、魔力にある。原作では魔界の王さえ屈服させ、そして用済みの捨て駒にできる残忍さ。その残忍さゆえに、ブウの反感をも買い、殺されることになった。
だが本作においてはダーブラを支配する前にサラガドラと結託したため、ライの依頼を受けたダーブラによって切り裂かれて絶命した。
魔人ブウ(巻物) 1兆2000億
昔、ひょんなことからピッコロ大魔王によって粉々に破壊された魔人ブウ。封印真っただ中の無防備な状態では再生することすら出来ずに死滅したが、バビディとサラガドラによって再び魔人ブウは作られた。外見は純粋ブウをベースに、赤かった目は青く、頭の触角が悟飯吸収ブウのように長くなっている。
が、それは不完全な出来で、完璧な元祖魔人ブウと全く同じものを再生することはできなかった。戦闘力だけは、純粋ブウと同等のものを確保できたが、魔力の籠った巻物を媒体としなければ活動できないという制約が生まれてしまった。が、純粋ブウの時には持ちえなかった自制心が少しだけ有り、巻物の持ち主の命令であれば素直に聞く。
最後はダーブラによって巻物を破壊され、消滅してしまった。
サザンカ 20億(通常時)→1000億(超サイヤ人)→2000億(超サイヤ人2)→8000億(超サイヤ人3)
シロナ 20億(通常時)→1000億(超サイヤ人)→2000億(超サイヤ人2)→3500億(超サイヤ人2・魔強化)
サザロナ 2000億(通常時)→10兆(超サイヤ人)→17兆5000億(超サイヤ人・魔強化)
大鷲に投げ飛ばされた先は、黒幕であるサラガドラの目の前だった。ふたりはまずサラガドラの繰り出す魔人ブウと戦う。が、サザンカは超サイヤ人3になってもブウには敵わなかった。
サラガドラはふたりをフュージョンさせ、サザロナとの戦いを望む。猛攻を仕掛けるサザロナだが、それは全く効いておらず、逆に一発の技でノックアウトされ、トドメのエネルギー弾で消し飛ばされた。
と思いきや、なんと二人を助けたのはパストだった。
サラガドラ 8(少年期)→12(戦争から帰還)
暗黒魔界のとある町で暮らしていた少年、サラガドラ。彼はこの貧しい暮らしは絶えず行われる戦争のせいだと知り、戦争を終わらせるため、そして家族を幸福にするために兵士として戦地へ赴く。
そこで自分の無力さを痛感するもなんとか生き延び、家へ帰る。だがその時、家が町ごと一瞬にして吹き飛ばされ、家族ともども死亡する。
名前の由来は「”サラガドゥラ”・メチカブラ・ビビディ・バビディ・ブー」。
サラガドラ 1700億(家族の魂と融合)
全身がボロボロになり、瓦礫の中で死にゆくサラガドラだが、家族を幸福にできなかった無念が燃え上がり、死亡してしまった他の家族3人分の魂を取り込み、よみがえる。その影響で背丈は3メートルを超える大男となっており、両腕は肘から分かれて4本に、体の至る部位に彼が戦利品として持ち帰ってきた銃火器が継ぎ足されている異形の姿となっていた。
彼は大鷲の雛を手に入れ、街を無造作に破壊したメチカブラへ復讐するための準備に入る。
サラガドラ 25兆(復讐鬼)
準備を整え、滾る怨念と魔力で強くなったサラガドラ。油断していたメチカブラの不意をつき、頭を吹き飛ばして殺害する。そのままメチカブラの配下の魔人や兵団たちと戦い、見事殲滅して見せた。
メチカブラ 100兆(老化/最大?)
人造人間ミラを兄に代わって暗黒魔界の新たな王に仕立て上げ、全時空を征服するという自身が企てた計画をトランクスらに阻止された暗黒魔界の科学者トワが、次なる手段のために復活させた古代の大魔導士。その力は非常に絶大で、目覚めた直後にあくび代わりにいくつもの街を跡形もなく吹き飛ばせてしまうほどであるが、長きに渡って封印されていた間に老化し大幅に弱体化しており、かつての月夜見王やピッコロ大魔王のように若返ることを目的に暗黒ドラゴンボールを作らせた。
だが暗黒神龍に願いをかなえる前にサラガドラに殺害され、その魂魄を取り込まれて魔力源にされてしまう。
ヒーローズでも老化した状態のメチカブラが登場するが、ヒーローズ本編の描写を含めた場合は未知数。
トワ 10億
暗黒魔界の科学者であり、魔王ダーブラの妹。ゼノバース本編においては、ミラを倒された後は彼を作り直し、劇場版の敵キャラや仮面のサイヤ人と共に再び暗躍しゼノバース2へと向かっていくが、本作のトワはミラを別の人造人間2体へと再設計し、メチカブラを復活させた。
戦闘力は10億程度。フリーザや人造人間17号18号よりも強いが、それよりもバビディ同様に魔術が恐ろしいタイプだろう。
せっかく復活させたメチカブラを殺したサラガドラを始末しようと、秘密裏にライとパストの製作を続けるが見つかってしまい、サラガドラに殺害された。
魔王ダーブラ 800億
暗黒魔界の王こと、ダーブラ。本作ではバビディの洗脳を受けておらず、立派な魔界の王として君臨している。サラガドラによる暗黒魔界の崩壊を防ぐため、妹トワの仇のため、ライの作戦に協力する。
その戦闘力は800億で、原作で悟空が言った通り「セルぐらいの強さ」で、セルと互角(原作本編ではバビディの洗脳を受けていたため、戦闘力は1.5倍の推定1200億だった)。
サラガドラやメチカブラ等が規格外なだけで、一般的な魔界の人間や魔導士たちに比べれば界王神が恐れるほどに十分別格の力を持ち、それらを統治できる器も備わっているはず。原作での雪辱を晴らすがごとくバビディと魔人ブウを切り伏せて撃破したが、サラガドラには敵わずに返り討ちに遭ってしまった。跡形もなく消し飛ばされたかに見えたが、実は死に切ってはおらず暗黒魔界へ帰還している。
ライ 9000億(通常時)→9兆(超ライ)
パスト 2800億(通常時)→2兆8000億(超パスト)
トワがミラを再設計・改良して作った人造人間。パストもライ同様に変身が可能で、超パストとなると戦闘力は10倍、2兆8000億になる。
両者ともにサラガドラへ反旗を翻すチャンスを伺っており、暗黒ドラゴンボールでサラガドラの体からメチカブラを吐き出させることが目的。そのためにトランクスやサザンカとシロナへ協力を持ちかけていた。
結局ライはサラガドラに殺され、メチカブラは吐き出されたものの倒されてしまった。サラガドラvsトランクス戦ではパストの魔術が決め手となった。
戦いに決着がついてからはひとりでどこかへと消えていった。
ジーメック 9000(通常時)→2万7000(超巨身術)
カタッツ 7000
スラッグ 185万(通常時)→555万(超巨身術/真の姿)
サラガドラによって、500年以上前のナメック星から連れてこられたナメック星人たち。サラガドラに自分用の暗黒ドラゴンボールを作るよう命じられるが拒否し続け、城の牢の間へ投獄されていた。
ジーメックは巨大でふくよかな体格、カタッツは引き締まった長身、スラッグはそこまで大きくはないが、地球人から見れば十分大柄。昔のナメック星人は現在よりも大柄な体格を持つ者が多かった。ジーメックとカタッツも龍族(本来は500~3000程度)であるが体格故に戦士タイプ(最低1万ほど)に迫る戦闘力を持っている。スラッグは言わずもがな、生まれつき邪悪な心のみが成長した特異なスーパーナメック星人。映画本編によれば、スラッグは赤ん坊のころにスラッグ星へ漂着したそうだが、おそらくサラガドラが過去のスラッグ星まで行って彼を連行したのだろう。よってこの頃のスラッグはまだ青年ぐらいの年齢だが、既に戦闘力だけは映画本編で若返った後の全盛期に達しているものとする。また、スラッグは巨大化した姿を「本当の姿」と言っており、やはり過去のナメック星人はかなり巨大だったのかもしれない。
ジーメックは後に天変地異を生き延びて「最長老」となり、カタッツは「カタッツの子」を産み、地球へ放つ事となる。
アザミ 4万(ジーメックの潜在能力開放)
グラジア 4万8000(カタッツの潜在能力開放)
追ってくるアブラとチーチンを振り払うため、潜在能力を解放されたふたり。原作ドラゴンボールにて悟飯とクリリンが受けた最長老の潜在能力開放と同じだが、強化率は彼らよりもずっと高い。これはジーメックとカタッツがまだ若く力にあふれていたから。
両者はギニュー特戦隊に匹敵するレベルの地球人らしからぬ力を手に入れ、アザミはアブラを、グラジアはチーチンの撃破に成功した。
時の界王神 10億(通常時)→1兆5000億(時の力解放)
全宇宙の時間という概念を司る界王神。未来の世界(エイジ850)のトキトキ都にある「時の巣」、さらにその中央にある「刻蔵庫」に住んでいる。少女の姿をしているが、7500万歳を超えているらしい。時の界王神は全宇宙でたったひとりきりの役職で、全ての宇宙の時を管理しているようだ。
戦闘力的には、ゼノバースを見る限りはそこまで高くなく、トワと同じ10億とする。だがトワと同じく、能力が桁外れに強いタイプだろう。
また、ヒーローズでは時の力というものを解放することで大人びた姿に変身できるらしい。その際の戦闘力は、ヒーローズでの描写の限りでは少なくとも超サイヤ人ゴッドくらいの力はありそうだが、あまりアテになりそうにないので1兆5000億程度と定める(これはメチカブラの戦闘力にも言える。ヒーローズでは超4の攻撃を軽く捌いたりしているが、本作においてはそこまでの力はない)。時の力解放とは、恐らく時の界王神として備わっている超能力を戦闘力へ変換するような変身なのだろうか。あまり強くしても、ライや仮面のサイヤ人の手では負えなくなる。
滾り爆ぜる仮面のサイヤ人 60兆2000億(魔強化)
サラガドラによって召喚されてサザロナを迎え撃った。右目付近にのみ破損した仮面が残っているが、これはもうほとんど意味がないもので、現在のブロリーはサラガドラに分け与えられた魔力によって洗脳されている状態。何度倒しても、サラガドラが健在な限り、彼かブロリーどちらかを殺さないと止まらない。
戦闘力は、以前までの8兆6000億の7倍程度の60兆2000億とした。参考にした戦闘力考察のサイト様によれば、悪ブウが36兆、アルティメット悟飯が60兆なのでそれらよりもちょっと上回る数値。
時の力を解放した時の界王神によって時間を停止させられ、戦いが集結するまで動けなかった。
暗黒サラガドラ 125兆
暗黒神龍への願いによって、殺害したメチカブラの魂魄をその身に取り込み、暗黒のエネルギーと魔力を我が物としたサラガドラ。ヒーローズにおいての「暗黒トワ」と同じような形態。メチカブラの戦闘力100兆を、そのまま元のサラガドラの25兆にプラスして125兆、現時点で本作最強の敵キャラとなった。
3メートルを超える長身(体型は細め)と、肘から先が二股に分かれた4本の腕を持つ。さらに腕を含めた全身から自在に好きなだけ銃火器を生み出す能力を持ち、その砲口からは圧縮した魔力を弾丸として放ったり、普通にエネルギー波を放出することも可能。生み出す銃火器は拳銃やライフル、マシンガンやガトリング砲に加えて戦車等の主砲となるカノン砲や、戦艦の砲塔なども含まれる。さらには無数の銃から発砲音をまとめて放って巨大な音の衝撃波にして発射し、生み出した銃火器を組み合わせて巨大なレールガンを作り、強力な電撃を発射する技「ハタタガミ」を使ったり、銃火器を別の巨大な生き物の形状に組み上げて操ったりもできる。それらを応用し、欠損した部位を銃火器で補強して再生することもできる。
その目的は、暗黒ドラゴンボールとトランクスたちを利用してカカロットと霊夢が生存する歴史を作り、それ以外の歴史を全て消し去ることだった。彼は家族の突然の死と、経験した戦争によってすべての歴史に失望し、自分が考える幸福な歴史のみを残そうとした。当然、今回の件を企てた自分も消えるが、それも良しとしていた。
サザンカ 25億(通常時)
シロナ 25億(通常時)
サザロナ 2500億(通常時)→12兆5000億(超サイヤ人)→25兆(超サイヤ人2)→100兆(超サイヤ人3)→175兆(超サイヤ人3・魔強化)
パストの提案を受け、精神と時の部屋の中へワープし中の時間にして数か月程度修行したサザンカとシロナ。ふたりとも確かに強いが、今まで死ぬ気で修行というものをした事がなく、少しでも本気で修行に打ち込めばすぐに強くなれると踏んでのことだった。パストの思った通り、サザロナは超サイヤ人2、そして3を完璧にものにして復活した。原作でのゴテンクスのように、超サイヤ人3になったからといってフュージョンの制限時間が短縮されるようなこともない。
超2、超3と経ることで滾り爆ぜる仮面のサイヤ人を圧倒し、ケリをつけてから気合を入れなおしてサラガドラとの再戦に臨む。両者は弾幕勝負を仕掛け、サザロナも多彩な技で攻めるも、サラガドラには一歩及ばない。しかし、精神の時の部屋で習得中だった「フュージョン中かつ、超サイヤ人3の状態で魔力による魔強化形態への変身」に土壇場で覚醒し、カズラの応援の声を聴いて復活。先ほどサラガドラに喰らった腹への一撃によって、彼を弱体化させる方法を思いついた。
鳩尾へ強烈な攻撃をお見舞いし、嘔吐するサラガドラは、ついに体内に長い間潜んでいた暗黒の塊を吐き出すのだった。
メチカブラ・コア 182兆2000億(最大)
サラガドラが吐き出した暗黒の塊は、かつて彼が殺害し、強大な魔力を求めて体内へ取り込んだメチカブラの魂の成れの果てであった。あまりに無防備なその姿は、誰かの体内に入っていないと消滅しかねないほど不安定だった。
メチカブラはサラガドラの肉体は諦め、ほかに強い魔力を持っているブロリーの体内へ入り込んだ。入った先は恐らく肺か胃の中だが、その様相はメチカブラの魔術によって一種の異空間と化していた。本体の姿は、大きな角の生えた怪物のような頭部に、分離して自在に動き回る6本指の両手のみで構成された「デスタムーア」や「ゲラゲモーナ」のような異形と化していた。
戦闘力としては、元から備わっていた100兆に、サラガドラの体から出る際に奪った分22兆と、ブロリーに与えられていた分を取り戻して計182兆。流石に反動で思うように戦えなくなったサザロナを追い詰め、時間経過で合体が解除されたサザンカとシロナを葬ろうと大技を繰り出す。が、外でサラガドラ本人が倒されたことでメチカブラも活動に支障をきたし、吐き出された直後同様無防備になったところを通常状態のサザンカとシロナにトドメを刺され、完全に消滅した。
サラガドラ 3兆(最大/全ての魔力を失う)
魔力の源であったメチカブラの魂を吐き出してしまった影響で、大幅に弱体化したサラガドラ。加えてメチカブラにサラガドラ自身の力も持っていかれてしまい、3兆程度の戦闘力しか残らなかった。仮面のサイヤ人やサザロナ、暗黒ドラゴンボールに寄生された戦士たちには敵わないが、それ以外の者たちにとっては依然脅威。
そこで暗黒四星球にわざと寄生され、暴走状態を克服したトランクスと最後の戦いを繰り広げる。魔力や銃火器を生み出す魔法は一切使えなくなったが、それでも長い時の間に強化されていた純粋な戦闘能力と長身から繰り出されるパワーで真っ向からぶつかり合う。
しかし、最後に放った「ハタタガミ」を、感覚共有の魔術を使っていたパストへ当ててしまい、彼女が受けたダメージをそのまま喰らってしまう。これが暗黒サラガドラの時であったら、戦闘力2兆8000億程度のパストが受けたダメージなど微々たるものであり、そもそも魔術の使用に気付いていただろう。が、弱体化した現在ではそうはいかず、多大なダメージを受けてしまったところへトランクスの一撃を喰らい、それが決め手となって敗北した。
トランクス 2兆(暗黒ドラゴンボール寄生)→3兆(瘴気浸食)
弱体化しながらも復活したサラガドラを前にし、トランクスはこれまで見てきた敵のように暗黒四星球を自ら取り込み、寄生させることで戦える力を得ようとした。
トランクスには利用されるに最適で決定的な暗い過去があるが、それは原作本編での人造人間編を経てとっくに克服しているので、すぐに意識だけを復活させて暗黒ドラゴンボールの力だけを掌握した。直後はただ寄生されただけ、2兆の戦闘力を引き出してサラガドラへ立ち向かう。が、さすがに3兆との差は埋められず、劣勢を強いられるが、瘴気浸食状態へ移行し、さらに力を得ることで1.5倍の3兆、サラガドラと互角になった。
だが、実際はダメージと疲労で数値以下に消耗していたはず。それはサラガドラも同じはずだが、トランクスほどではない。しかし、パストの策によって大ダメージを負ったサラガドラへ追い打ちをかけるようにトランクス必殺のエネルギー波(未来へ帰還したトランクスがセルを葬った際の技の、真上ではなく水平方向へ向けて撃ったバージョン)を繰り出し、最後の最後に勝利を収めた。
この章自体はもう少しだけ続きます。