もしもカカロットが幻想郷に落ちていたら   作:ねっぷう

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第481話 「灰色」□

赤と黒を基調としたボディスーツと白いブーツと手袋で身を包み、目測にして身長2メートルは越すだろう体躯を誇り、その全身は灰色の肌と岩の如き筋肉に覆われ、一切の無駄がない闘気を秘めている。

丸い頭部には吊り上がった黒い大きな目があり、漆黒の中に微かに見える薄灰色の虹彩がシロナたちを見据えて離さない。

そのどこかシンプルながらも圧倒的な威圧感を湛えたその姿に、一行は思わず視線が釘付けになった。

 

(なんだアイツ…!)

 

(何かヤバい!一歩も動けないんだけど…)

 

蛇に睨まれた蛙。シロナとサザンカはかつて戦ってきた中で最も強かった敵を思い浮かべるも、それさえ天秤に乗せるには軽すぎるほどの潜在能力。

 

「何者だ」

 

その男は腕を組み、低い声でそう言った。

だが、その重圧感を前に、返答次第ではすぐにでも戦いに発展するというイメージを与えられ、シロナたちが言い淀んでいると…

 

「名乗って欲しいならまずは自分から名乗るべきだ。この国の王様はそうしていたぞ?」

 

と、ハーツがいつも通りの軽い調子でそう言ってのけた。

 

(おいおい!)

 

内心でサザンカが突っ込むも、ハーツはどこ吹く風と言った様子だった。

しかし男は目つきをやや鋭くし、それを一蹴する。

 

「黙れ。オレの質問にだけ答えろ」

 

「つれないな、ジレン」

 

が、ハーツに名前を言い当てられたジレンは表情にこそ出さないものの、少し驚いたように眉を上げた。

 

「オレを知っていたか」

 

「どうかな」

 

「だが…オレのパワーを感じ取れている時点で貴様らがただ者ではないことは分かっている。答える気がないのならここで仕留めるだけだ」

 

その後、時が圧縮されたようにゆっくりと感じられる。リラックスしていたジレンの細胞ひとつひとつが一瞬にして敵意を露わにし、常軌を逸した瞬発力でハーツの目前に迫った。

ハーツでさえ認識できない速度で拳を繰り出し、顔に当たるまであと数ミリといったところまで拳が近づいてもハーツは気付かない。

 

「!」

 

だが、真横から横薙ぎの一撃がジレンに迫り、ジレンは思わず顔を後ろへ逸らした。続けて、その回避を予測していたかのような一撃が腹に迫り、体を横へずらしてそれを躱す。

シロナとサザンカが咄嗟にジレンへ攻撃を仕掛けたのだ。

 

「ちいっ、しゃあねぇな!」

 

「あともう少しだからね!」

 

互いに超サイヤ人に変身しており、ジレンはスッと背筋を正しつつ無言で彼女らを見据える。

 

「ふう、いやぁ危なかったよ」

 

何とか難を逃れたハーツも加わり、3対1でジレンに挑む。

正直、誰もがここで勝てる相手ではないという事は分かっている。だが、宇宙船が停めてある場所まではあと少しの距離なのだ。

 

(((そこまで逃げ果せる!)))

 

3人の目的が一致し、ハーツも全身の気を高め超ハーツに変身し、シロナとサザンカが同時に飛び出す。

同時に殴りかかりつつもシロナは地面を滑ってジレンの背後へ移動し、サザンカの拳を躱した隙を見て足払いを仕掛ける。

だがジレンは逆に軽い蹴りでシロナを弾き飛ばす。

 

「うそぉ!」

 

蹴りかかったのに蹴られていた…全く思考が追い付かないまま、シロナは遥か遠くまで吹っ飛んでいった。その間もサザンカがずっと攻撃を仕掛け続けているが、ジレンは最小の動作のみで全てを避け続けていた。

 

(くそっ)

 

焦るサザンカだが、頭上にハーツの気配を感じるとすぐに後ろへ飛び退く。ジレンもハーツの存在に気付き、撃ち落とそうと小さな衝撃波を放った。

 

「『(きん)』」

 

ハーツは一言の呪文と同時に人差し指と中指をジレンへ向け、すると次の瞬間、超強力な重力が円状に作用し、ジレンに圧し掛かった。

 

「…!」

 

この超重力は今までハーツが使って見せたものよりも遥かに強力で、ジレンの動きを止めた。だが倒れこそしないものの、直立のまま耐えており、彼の底知れなさが窺える。

超ハーツに変身することで使用可能になった、超重力の強化版、『斤』は作用対象を細かく分けることが可能。対象を「ジレン」という個人のみではなく、ジレンという存在を構成する骨、筋肉、血管、内臓のひとつひとつに作用させることで何倍もの効果を相手へ与えることが出来る。

 

(これでもか)

 

しかし、ジレンは倒れもしないが動けもしない。本来ならば体組織ごと潰されてもおかしくはないが、動けないだけでダメージひとつ負わないジレンの頑強さが際立たされる。

そしてその拘束も長くは続かず、ジレンは少し気を高めるだけで容易く超重力を強引に破った。この間戦ったダマスのように無効化したのではなく、単純に力技で突破したのだ。

ジレンはそのままハーツに接近し、鋭い回し蹴りを放った。

 

「『(せき)』」

 

だが、蹴りはハーツの全身を覆う反重力に阻まれ、いつまで経ってもハーツ自身の体へは到達しなかった。が、ジレンはさらに力を込めると、ゴリゴリと硬い何かが削れる音と共にまたしても強引にそれを突破し強烈な蹴りの一撃を叩き込んだ。

 

「ぐは…ッ!」

 

腕ごと脇腹を打った重撃に耐えきれず、内臓にダメージを受けて血を吐き出すハーツ。だが、これだけで済んだのはやはり超ハーツに成ったことで高まった能力の威力を反重力による防御に全振りしたおかげだった。

そのままハーツの身が軽く吹っ飛んでいくが、次にジレンを襲うのはシロナとサザンカ。共にファントム、超サイヤ人4へと変身を遂げており、渾身の打撃をジレンのボディへと叩き込んだ。

 

「!!」

 

ジレンは表情だけで微かな焦りを見せ、思わず攻撃をそれぞれ両腕で止めた。避けた、のではなく、止めた…先ほどまでとは打って変わり、多少なりとも効果を出していることがわかる。

だがジレンも負けじと眼力だけで衝撃波を繰り出し、ふたりを同時に跳ね返す。体内まで響く衝撃を全身に喰らい、サザンカは歯を噛み締めながら白目を剥き、シロナは目を見開いて痛みに耐える。変幻自在の不死身の体を持つファントムだから耐えられた。

だが、好都合。シロナとサザンカが飛ばされた方角は宇宙船が置いてある場所へ向かっている。ジレンと戦いつつ、吹き飛ばされることで距離を稼いでいた。

シロナは地面に右手を突っ込み、地中を通りジレンの足元から攻撃を仕掛ける。飛んで避けるジレンに、エネルギー弾で追撃する。ジレンはその場で体の向きを変え続けるだけで全てを躱し、一発の気弾を放つ。

 

「やば」

 

地面に着弾し、土を巻き上げて吹っ飛ばす。シロナの右腕が根元から破壊され、ジレンはすぐさま接近し追撃の拳を差し向けた。

 

ばらぁ

 

が、シロナの胴体が網目状に変形し、網の一本一本が刃のように尖る。ジレンは咄嗟に拳を開き、気弾に切り替えて発射し、危うく拳を切ってしまうのを回避しつつ攻撃を加えた。

その瞬間、背後からいつの間にか復帰していたサザンカの前蹴りが迫り、ジレンはそれを肘で受け止める。しかしそこへシロナが加わり、ふたりの苛烈な連続攻撃を前にジレンは押し黙ったまま耐え凌ぐ。

 

…だがジレンのその目は少したりとも曇ってはおらず。勝機を確信していた。

 

ドフッ…

 

ジレンから立ち上るのは熱波のような闘気。

 

「それがお前たちの限界か?」

 

再び眼力による波動、僅かに後ろへ押し退けられたふたりに狙いを定め、ジレンは…直立の姿勢を取った。

次の瞬間、ふたりに絶え間なく浴びせられる無尽蔵の拳撃。それを相殺し反撃しようにも、構えた拳や何とか突き出した腕にさえ拳大の衝撃波がめり込んでくる始末。

 

「ぐ あ あ あ あ !!」

 

満足に声も出せないまま殴られ続ける。

 

(認識できない超スピードで殴ってる?いや…ジレンは全く動いてすらいない!)

 

その通り、直立しているように見えるジレンは超速で殴っているわけでも、衝撃波を放っているわけでもない。文字通り、ジレンは全く微動だにしていないのだ。

ジレンは圧倒的な自信から来る自らのイメージを、具現化、再現しているに過ぎない。つまり、ジレンは「敵を完膚なきまでに全方位から絶え間なく殴る」という自身の想像を驚異的な予測力、精神力と身体能力、そして膨大な気とその操作によって実際に引き起こしているのだ。

想像した事象を相手に押し付け封殺する。それは、正に神業。誰もが一朝一夕で習得できる技能ではない。想像を絶するほどの鍛錬の成果と精神力によって、ジレンはそれを容易く成しているのだ。

 

(まずい…!このままじゃ、再起不能に…!!)

 

拳撃の一発一発が確実にこちらの体力を削ぎ落してくる。もしもサザンカの超サイヤ人4がダメージとエネルギー切れで解除されれば、あとは一発喰らえばノックアウトされるだろう。サザンカはただ変身が解けないように、攻撃の雨の中、気力を高め続けるしかなかった。

 

だが、その瞬間。

 

上空からジレンの真上目がけてハーツが急速落下してくる。四肢には重力操作のキューブが取り付けられており、これを使って勢いを増しているのだ。

 

「…」

 

ジレンは相変わらずの無言のままハーツに目を向ける。だがシロナとサザンカへの無限の拳撃は一切緩めていない。

しかし、次の瞬間にハーツが発した言葉が、ジレンに隙を作ることとなる。

 

「君のその実力、ギッチンが見たら認めてくれるかな!?」

 

「ッ!!」

 

「『斤斥(きんせき)』」

 

明らかな動揺を見せたジレンに向けて腕を掲げたハーツは大きなキューブを生成し、それを使いジレンの全身を覆った。内側には凄まじい圧力と超重力、さらには発散させる減圧効果が働いており、その全てがジレンの動作を封じる。

 

「く…ぐ…!」

 

ジレンはその場で片膝をついてしまう。猛撃から解放されたシロナとサザンカも、その反動からか変身を解除し、ノーマルな状態となってその場に倒れてしまう。

 

「故郷の同族や両親を殺され、その後自分を救い強くしてくれた師匠をも同じ悪党に殺されたのか。再起できなかった仲間からの拒絶を裏切りとし、信頼など無意味だと孤独を貫くようになったか」

 

「!?何故それを…!」

 

ジレンはさらに動揺し、先ほどまでの圧倒的な気迫が急激に萎んだようにも感じられる。

ハーツは続ける。

 

「だのに、君はプライドトルーパーズという組織に属し、仲間がいるな。それって矛盾してるんじゃないか?」

 

「…なるほど、読心の類か」

 

「その矛盾が君の弱点だ!孤独を強さと信じながらも無意識に仲間の輪に入ろうとしている!それは何故だ?決まっている、君は信頼を恐れながらもその強さを知ってしまっている!信頼で繋がることの心地よさもな…」

 

「黙れ…黙れッ!!」

 

ジレンは激昂し、全身から赤い蒸気のようなオーラを立ち昇らせる。それを見たハーツは咄嗟に、倒れたシロナとサザンカを肩に担いで高速でこの場を後にする。

 

「ジレン、君とはいずれまた会うことになるだろう。その時こそ決着をつけようじゃないか」

 

森の木々の間を潜り抜け、停めてある宇宙船が見える距離までかっ飛ばして来れた。あとは乗り込み、起動するだけだが…

 

その頃、ジレンを拘束するキューブがひび割れ、内側から爆散した。

 

「逃がさん…!」

 

同時に、ジレンは目にもとまらぬ速度でハーツを追う。

 

「来たか」

 

ハーツは宇宙船に乗り込みつつジレンの接近を感じ取った。急いで宇宙船を起動し、とりあえず自らの重力操作による引力を応用したワープ機能を作動させつつ空へ浮かび上がる。

だがその場へジレンが追いつき、宇宙船に向かって腕を掲げる。赤とオレンジ色に輝く灼熱の気弾を生成し、それを投げ飛ばした。

 

ドンッ

 

躱そうと横移動する宇宙船だったが、その左舷部に気弾が掠り、破損すると同時に煙が吹き上がる。しかし次の瞬間、宇宙船はジレンの目の前から消えた。

 

「…何だと」

 

もう近辺にはハーツらがいないことを悟ったジレンは、身に纏うオーラをゆっくりと鎮め、その場に立ち尽くすのだった。

 

『ジレン、君とはいずれまた会うことになるだろう。その時こそ決着をつけようじゃないか』

 

去り際、ハーツが言っていた言葉を思い返すジレン。

 

「…次は無い」

 

己の根幹を掘り返したあの男。ヤツの言う通り次に会うことがあるとすれば、その時こそ容赦はしない…徹底的に、完全に叩きのめすと誓ったジレンであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう第7宇宙に入ったぞ」

 

ハーツの宇宙船は既に第7宇宙へ戻ってきており、地球を目指して航行していた。ワープするためのエネルギーは、ジレンによって破壊された部分を補うために使ってしまったのでここからは通常の航行しか使えない。

船の中で、シロナとサザンカはボロボロな姿のまま床に座り込んでいた。

 

「…だああ~~~ッ、クソッ!!負けた~~ッ!!」

 

「あのジレンってやつ…ほんとに別次元の強さだった…しかもまだ全然本気じゃないし」

 

頭を掻きむしるサザンカと、じっとしたままブツブツと分析するシロナ。これまでは、超サイヤ人4とファントムシロナになりさえすれば大抵の敵には負けなかったし悪くても互角程度にはもっていけた。が、あのジレンという男にはその最強の形態が通用しなかった。

 

「大丈夫さ。君たちなら、次は勝てる」

 

ハーツがそう言葉をかける。

 

「ああ…次は負けねぇ」

 

サザンカがそう呟き、シロナも何も言わないが同じことを思っただろう。

 

 

しかし、彼女らは知らなかった。

ジレンとの再戦の事を考える前に、身に降りかかる呪いを何とかせねばならないという事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───銀河刑務所。

銀河パトロールが捕らえた犯罪者が投獄される、その名の通りの刑務所である。その奥深く、厳重にロックされた独房の中で、しわがれた大柄な獣人が項垂れるようにして眠っていた。

 

…その口元には、邪悪な笑みを微かに浮かべて。

 

 

To be continued…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆キャラクター戦闘力紹介☆

参考

一般成人男性 5

一般成人女性 4

子供(10歳) 2

ミスター・サタン 6.66

一般的に超人と呼ばれるレベル 7~8以上

大妖怪クラス 80以上

ピッコロ大魔王 260

フリーザ 1億2000万

セル(超完全体) 1600億

魔人ブウ(純粋) 1兆2000億

ゴジータ(最強のフュージョン/超サイヤ人) 10兆

孫悟飯(老界王神の潜在能力開放) 60兆

ベジット(魔人ブウ編/超サイヤ人) 500兆

孫悟空(GT/超サイヤ人4) 1京6000兆

赤文字=公式数値

青文字=原作推定数値

紫文字=本作完全推定数値

ドラゴンボール超の敵キャラクターの戦闘力を測るために、まず超の主要キャラクターの戦闘力を考察したもの(https://telegra.ph/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%B6%85-%E4%B8%BB%E8%A6%81%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%88%A6%E9%97%98%E5%8A%9B-02-09)

 

 

 

1.破壊神襲来

 

ブロリー(ツフル人化) 32億

 

ブロリーは以前に惑星M2でベビーと戦った際、寄生による支配は跳ね除けたものの体内への侵入を許してしまっていた。ベビーは体内に入ったら必ずそこへ自身の卵を残す。その卵は孵ると対象の脳と精神を支配し、ベビーと同様の思想を持ち彼を王と崇める新生ツフル人へと変えてしまうのだ。だがベビー本人が宿主として融合しているわけではないので、ベジータベビーやジャネンバベビーのような肉体と戦闘力の変化は起こっていない。

ベビーの死後であっても卵は残り続け、ツフル人化してしまったブロリーは究極ドラゴンボールを使い、惑星プラントを復活させた。

 

 

ブロリー 32億(基本最大)→1600億(超サイヤ人)→4000億(伝説の超サイヤ人)→8000億(伝説の超サイヤ人2)→800兆(超サイヤ人ゴッド)→1600兆(超サイヤ人ブルー)

 

ビルスによって脳内に巣食うベビーの卵を破壊され、正気を取り戻したブロリー。そのままビルスとの戦闘に突入。通常から段階を踏んで形態を変えて戦うが、どれも歯が立たず、ゴッドになることでようやく攻められるようになる。

そして、ビルスから惑星ベジータ破壊の真実を告げられたブロリーは怒りと共にカンバー戦以来となる超サイヤ人ブルーへ変身する。本来ならば惑星ベジータを誰が破壊していようがもう知ったことではないはずだが、なぜかブロリーには身に覚えのない怒りが溢れてくる。これは過去のサイヤ人たちの意識が「永遠の地」を通じてブロリーに流れ込んでいるからだ。

ビルスに対し優位に立つも、本気を出したビルスには破れ、気を失った。

その後、ブルマとの間に出来た赤ちゃんの出産に立ち会い、父親となるのだった。

 

 

シロナ 26億4000万(基本最大)→1320億(超サイヤ人)→2640億(超サイヤ人2)→5280億(超サイヤ人2・魔強化)→5280兆(ファントムシロナ)

サザンカ 27億(基本最大)→1350億(超サイヤ人)→2700億(超サイヤ人2)→1兆0800億(超サイヤ人3)→108兆(悪のサイヤ人)→5400兆(超サイヤ人4)

 

何事もなく平和に過ごしていたが異変を察知し、地球を破壊しようとするビルスへ戦いを挑む。いきなり超サイヤ人4とファントムになって襲い掛かり、ふたりがかりで連携を駆使しながら戦い、シロナの撹乱能力とサザンカのパワーで後述の1京5000兆のビルスを焦らせる。シロナは「破壊」を受けて一時戦闘不能になるも、ファントムの力で体を小さくし子供の姿になることで破壊を食い止めた。

その後はブルマの出産を見届け、宇宙中に散らばった究極ドラゴンボールを探す旅に出る。ハーツの謀略によって第7宇宙だけでなく様々な宇宙へ出向くことになるが、大抵の敵はその気になれば普通に倒せる。だが第6宇宙のヒットや、第11宇宙のジレン相手には分が悪かった。ジレンに関してはハーツを加えての三人がかりでも動きを止めるだけが精いっぱいだった。

 

 

ビルス 1500兆(気を抑える/対ブロリー)→1京5000兆(最大)

 

第7宇宙の破壊神。原作の神と神及びドラゴンボール超でも同様の数値とする。Z劇場版である神と神がGTに繋がる(GTはZの続編であるため)場合、ビルスのスケールはGTより少し下で止めておくべきだ。

劇場版本編ではゴッドの悟空相手に10分の1の1500兆程度の力しか出していなかったとし、これは本作でのブロリー戦でも同様だ。だがこの時点でブロリーはブルー化が可能で、それを完封するために最大値の1京5000兆を発揮した。本作初となる「京越え」であり、以後これに引っ張られてどんどん京スケールの戦闘力が登場することだろう。

ファントムシロナと超サイヤ人4サザンカの連携に焦りを感じ、負けはしないだろうが若干の危機感を覚え、厄介な力を持つシロナを破壊しようとした。結局は失敗に終わったが、破壊の力を止めたシロナには驚いていた。

ひとまず地球の破壊は中止とし、暴走しがちなブロリーの息子であるジュバンにとりあえずの危険性は無いと判断し、地球のグルメを堪能してから帰ることとするのだった。

 

 

ウイス 2京2500兆

 

破壊神の付き人である「天使」であり、元はビルスの師匠でもある存在。天使は直接戦うことは禁じられており、それを破れば存在が消えてしまうらしい。

戦闘力はビルスを大きく超える2京2500兆。これは昔に鳥山先生が言っていた、悟空、ビルス、ウイスの強さの比率6:10:15をそのまま当てはめた(現在の設定だと悟空が6というのは高すぎるので無視)。

劇場版ブロリーでは、超サイヤ人ブロリー(推定最大値2京)の攻撃を軽く避けていた。

 

 

ジュバン 2

 

ブロリーとブルマとの間に生まれた赤子。シロナやサザンカと同様、サイヤ人と地球人のハーフ。

戦闘力的には、サイヤ人の赤ん坊並みの2。カカロットが生まれた時と同じ値である。

 

 

 

2.出発~惑星グママ

 

ジャコ 300

スカッシュ 85万

 

銀河パトロールの一員。今回は仕事の一環として、ジャコの担当区域にある地球の滅亡を防ぐため究極ドラゴンボールを探す旅に同行する。

グママではスカッシュがダイザーと再開したりした。だがその後、ハーツと出会ったあたりでコードDA259の命令が下り、本隊への帰還を余儀なくされてしまう。

 

 

ダイザー 45万

 

元コルド軍カーボネド四天王所属。マグマに覆われた星・惑星グママの原生生物「メタルトータス」の突然変異個体。クウラの一件の後、故郷のグママへ戻っていた。

だが、留守の間にメタルトータスを恐怖で支配していたネムラに挑むも敗北し、彼女の奴隷に堕ちていた。だが、スカッシュとの再会で再起し、ネムラを打倒すべく戦いを挑む。やはり戦闘力の僅差や普段の生活の質によるエネルギーの差で追い込まれてしまうも、スカッシュらの参戦で逆転する。

最後はネムラとも和解しようとしたが、叶わなかったためにやむを得ずネムラに止めを刺した。

 

 

ネムラ 50万

 

ダイザーに次ぐ、メタルトータスの突然変異個体。分厚い体格と銀色の体色のダイザーとは対照的に、細身で刺々しく黒光りした体が特徴。自分よりも劣る同族は優れた変異体である自分やダイザーに支配されるべきだと考えており、同族を支配しようとしないダイザーを嫌っている。

戦闘力はダイザーよりもやや上の50万。フリーザ第一形態には劣る程度。メタルトータスはマグマに浸かることを好み、体内の熱を口から発散する習性がある。ネムラはそれを超強化した熱線を放てる。さらに、他のメタルトータスからの熱線を体で受け、その熱を増幅させた超熱線を放つことも可能。

だがダイザーとスカッシュの連携技である「スパイクスパーク・withダイザー」を受けて致命傷を負い、ダイザーのとどめを受けて死亡した。

 

 

メタルトータス 各500~2000

 

惑星グママの原生生物。銀色の金属質の皮膚に覆われた人間大サイズの亀やワニのような姿をしている。本来は比較的穏やかな性格で、サザンカたちを襲撃したのはネムラの支配下にいたせいで気が立っていたからである。マグマに浸かり、鉱物を食べることで外殻を強固に鍛え上げる。体内のバクテリアで鉱物を消化し熱を得るのだ。

 

 

ハーツ 2000億(気を抑える)→60兆(通常時/最大)

 

美しいビーチだけが広がる海の星で出会った謎の男。実は前のベビー暗躍やジャネンバ誕生、カンバー、ベジータの復活、ドミグラの出現諸々はハーツの策謀だったのだ(ナンダッテー)。

コードDA259により離脱したジャコたちに代わり、シロナやサザンカに同行する。実はシロナたちがグママに着いた時点で他の究極ドラゴンボールを6個集めており、それを他の宇宙にもばら撒いていたのだ。

理由はシロナとサザンカの実力が見たいかららしく、責任をもって旅に同行しボール集めをサポートした。いずれ訪れる「神々との戦い」に備えており、他の宇宙での戦いを通じてシロナやサザンカたちを成長させ、それに伴って宇宙全体のレベルを上げるのが目的だという。

普通に格闘や気弾を使って戦うのはもちろん、彼には重力を操作できる能力と、その力を内包するキューブを自在に利用することが出来る。真上からの重力で相手を地面に押し付けたり、キューブに閉じ込めて加圧と減圧を加えたり、さらにキューブを気弾代わりに使ったり手足や体に纏うことで意表を突く動きもできる。さらにそれによる引き寄せを利用して物体や自身、宇宙船をワープさせるといったことも可能。

シロナらと出会った頃は様子見のためにかなり力を抑えており、2000億。リブリアンの攻撃で重傷を受けたりもした。だが、第3宇宙辺りから最大値の60兆を発揮するようになる。

 

 

 

3.第9宇宙

 

ベルガモ 2900億

バジル 2300億

ラベンダ 2200億

 

第9宇宙で出会った戦士たち。「トリオ・デ・デンジャース」と呼ばれ恐れられている。超本編を見る限り、三者とも普段は超サイヤ人~超サイヤ人2レベル。ベルガモは能力を使えばブルー並にはなるだろうか。とりあえずそのスケールに合わせた戦闘力に設定した。

 

 

ヒソップ 1200億

チャッピル 900億

オレガノ 860億

 

3人がかりでベルガモを捕らえ、発見した究極ドラゴンボールについて聞き出そうとするのと同時に仲間に引き入れようとしていた。力の大会での活躍を見るに、どれも超サイヤ人ベジータ以下。この中では体格的にやはりヒソップが最も強そうだ。

 

 

 

4.第2宇宙

 

レヒレ 30億

レヒレ(現役時代) 70億(通常時)→4900億(リブリアン変身)

 

変身するとたちまち強力な能力を与える力であるリブリアンの使用者だった老齢の女性。現在は宝石店の店長を務めている。

現在は戦闘力30億程度で、通常時のシロナやサザンカを圧倒し超サイヤ人相手でもバリア能力である程度渡り合えた。現在のリブリアンことブリアン・デ・シャトーの育ての親で、リブリアンの力の恐ろしさを知っているため彼女の使用を控えるように聞かせており、対立していた。

 

 

ブリアン・デ・シャトー 42億(通常時)→2940億(リブリアン変身)→8820億(暴走)

 

通称リブリアン、本名はブリアン・デ・シャトー。リブリアンとは変身能力の呼び名であり、例えるならプリキュアのようなもの。変身して成る存在であり、本人の名ではない。

力の大会では悟空やベジータの超サイヤ人~超サイヤ人2レベル、ブルーには歯が立たないレベルだったので、変身後で2940億程度とする。

レヒレを攻撃に巻き込んで殺してしまったと勘違いし、精神にダメージを受けたことでリブリアンの力の正体であるハチスが顕現。力を引き出され暴走し、体を乗っ取られる。対するサザンカは超サイヤ人3となり、シロナの超サイヤ人2・魔強化との連携に敗北する。その後、ハチスの呪いを受け入れつつ、これからもリブリアンとして活動していく決心をし、同じような変身能力を持つ仲間を探して旅に出る。

育ての親であるレヒレから受け継いだリブリアンの力が気に入っており、何を言われようと手放そうとしなかった。

 

 

ハチス 0

 

リブリアンの力の正体であり、人から人へと廻っていく呪いそのもの。他者からの愛を欲しており、寄生した対象に強大な力を与えると同時に「愛されたい」という願望を植え付ける。それ故に、逆に他人を愛したいと思う者は器としては適さず、早々に別の者へと移ってゆく。レヒレもシャトーを娘として愛するようになったため、見切りをつけてシャトーへ移った。

その点、シャトーはレヒレよりも器としては優れていたようで、長らくその体に留まっていた。が、レヒレの説得で暴走が落ち着きそうになると顕現し、リブリアンの体を使ってレヒレやサザンカたちを始末しようと動き出した。

その姿は痩せた子供のような不気味な姿で、霊体であるため戦闘力も存在せず物理的に干渉することができず、攻撃が通用しない。だが、シロナが使えるようになったお馴染みの「夢想封印」は相手が霊だろうが呪いだろうが問答無用で効くためそれを喰らってダメージを負い、さらにしばらくの間物理ダメージが通るようになってしまい、シロナとサザンカの同時攻撃を受けてようやく鎮まった。

その成り立ちは故意的に中絶された胎児の怨念が融合して生まれた呪い。だからこそ愛を求め、人から人へ、特に女性へと移り渡っていた。

 

 

 

5.第4宇宙

 

ガノス 18億

 

第4宇宙でスパイや工作活動を生業とする少年。サザンカたちが立ち寄った星と隣の星との星間戦争において、隣星の王に雇われこちらの星のとある王のもとへスパイとして潜入していた。が、その娘のアニス姫と恋に落ち、雇い主を裏切って駆け落ちした。

戦闘力は、力の大会を見る限り通常の悟空とやや戦えるレベル。亀仙人に負けたことはまあ置いておくとして、戦闘力は数億、多くても十数億程度になるだろう。今回は変身能力は見せなかったが、恐らくは2倍上昇するだろう。

怒り狂うアニスに追われるも、最後はハーツと共に伝説の闘棍を打ち破った。

 

 

アニス 40(通常時)→1400億(暴走/伝説の闘棍)

 

ガノスが潜入した国の領主の娘。ガノスと駆け落ちするが、ガノスがスパイであったことを知り激怒、暴走して彼を殺そうと追い回す。当初はニンクと名乗り、後ろに引いていた牛車の中に本物のニンクを閉じ込めて入れ替わっていた。これは怒りによって変わり果てた姿を恥じ、似た体格のニンクの振りをしていたため。

だがシロナによってニンクではなくアニス姫本人だったと判明する。振りかざす金棒の威力は軽く地面を叩くだけで星の滅亡を早めるほどで、本気で打てばこの星が吹き飛ぶといわれるほど。

その真実は、隣星から裏切り者のガノスを粛清するために遣わされた意志を持つ金棒「伝説の闘棍」に体を支配され、強引にそれを振るえるだけのパワーのある体にされてしまったアニス姫だった。

金棒の威力は戦闘力にして実質1400億相当のパワーがあり、それを使用するアニスの力もそれだけ高められていただろう。だがハーツとガノスの一撃によって金棒は砕かれ、アニスは解放された。

 

 

ニンク 600億

 

アニスの城に使えていた衛兵。怒り狂うアニスに同情し、彼女と入れ替わることを受け入れて牛車の中に閉じこもっていた。

力の大会を見る限り、通常の悟空を難なく抑え込み、ブルーには簡単に負けてしまう程度。よって600億程度とした。

 

 

 

6.第3宇宙

 

パパロニ 8億

チョリソー 8000万

 

第3宇宙のマッドサイエンティスト。パパロニは原作に登場していたがチョリソーはオリキャラ。過去からやってくる呪いを「TATARI」と呼び恐れ、それを克服することを目標に掲げている。究極六星球を発見し、その願いを叶える力を解析してTATARIの克服と第3宇宙の発展へ繋ごうと考え、ハーツたちを呼び寄せる。

パパロニはまともな戦闘描写こそあまりないが、力の大会を終盤まで勝ち残ったという実績があるため、最低でも数億は欲しいところ。ここは8億とし、チョリソーはその10分の1、8000万とした。ふたりとも、Dr.ゲロや人造人間21号のように自分の体も改造していたかもしれない。

ふたりは若いころ、宇宙研究艇の下っ端研究員として、非道な実験に加担していた。だが後のカトペスラとマジ=カーヨによって研究艇と自分たち以外の研究員全てが破壊(殺害)され、生き残った自分たちにもいずれ罰が下ると思い、それがTATARIを克服するという目標に繋がっている。

 

 

コイツカイ 1100億

パンチア 2000億

ボラレータ 1500億

 

パパロニが造ったとされる改造戦士。改造と謳われているので元々は生身の生き物だったのかもしれない。

モノアイのコイツカイ、ずんぐりむっくりなパンチア、太い脚部と鉄球の腕を持ったカニのような姿のボラレータ。力の大会での描写を見るに、やはり彼らも超サイヤ人程度の戦闘力だろう(3体がかりでアルティメット悟飯と互角に戦う場面もあったが…)。

しかし、彼らの真骨頂は合体機能にある。

 

 

コイチアレータ 5兆7776億

 

コイツカイ、パンチア、ボラレータが合体した姿。力の大会でのパパロニの「機能値1256%」との発言から、戦闘力は3体の合計値の12.56倍とした。

力の大会でもアルティメット悟飯に敵わず、かめはめ波を喰らい危うく落とされそうになる。しかし、さらにパパロニ自身が融合することで…

 

 

カトペスラ 50億(通常時)→1兆5000億(バトルモード/スピードモード)→3兆(アルティメットモード)

 

第3宇宙の平和を守るポリスマン。任務や犯人逮捕のためなら多少の犠牲は厭わず女子供にも容赦しない徹底的な正義を振りかざす。

元は奴隷の少年で、奴隷船に紛れ込むもパパロニが所属していた研究艇に船ごと誘拐されたことで運命が変わる。他の奴隷と死んだ兵士300人分の力の籠ったベルトを与えられ、以後カトペスラはその力を使い活躍するようになる。

変身ベルトを使い、「バトルモード」「スピードモード」「アルティメットモード」を切り替えて戦う。バトルモードではパワーが300倍になり、スピードモードでは300倍のスピードを発揮できるようになり、アルティメットモードではパワースピード両方とも300倍になり、その他すべての能力が300倍に上昇する。戦闘力は、通常時は50億とし、バトルモードとスピードモードではそのまま300倍にした1兆5000億、アルティメットモードでは600倍の3兆とする。力の大会では超サイヤ人のベジータに敗けていたが…恐らくは連戦続きで変身倍率がかなり低下していたと考えよう。

 

 

マジ=カーヨ 60億(通常時)→3兆(巨大化)

 

第3宇宙の液状生命体。元はアメーバ状の液状生命に覆われた惑星が滅ぶ寸前に全ての力と生存本能を凝縮した雫を放出し、それが長い時を経て増殖し強い自我を持ったのがマジ=カーヨである。

パパロニのいた研究艇に捕らえられ実験生物として収容されるも、同時に起こったカトペスラの騒動で監視の兵士が手薄になると脱走し、研究艇を破壊して逃げ去った。その後、凶悪犯罪者として全宇宙で指名手配されるに至る。

普段は少年のような体格だが、体積を増やしてマッシブな姿になったり腕など一部分だけを巨大化させたりして戦うことが可能。普段は60億、体を巨大化させているときは最大で3兆ほどの戦闘力になることとする。

力の大会では巨大化してもジレンに及ばず、落とされた後は手のひらサイズの小さな姿になっていた。この時の戦闘力はさらに下がっていただろう。

 

 

究極六星龍 10兆(不完全体)→500兆(吸収強化後)

 

チョリソーは究極六星球に内在しているプラスエネルギーを抽出し、それを刺激することで化身を生み出し、その化身をコピーして逆算する形でドラゴンボールを複製しようとしていた。だが生まれた究極六星球の化身、究極六星龍は想像以上の力を持っていた。

GTでの六星龍や、幻想郷のドラゴンボールの六星龍と同質の存在。だが生まれ方によるものか不完全体であり、龍の頭の部分しか形成されておらず、他の生命体を吸収することで不足分を補おうとしていた。

コイチアレータ、マジ=カーヨ、カトペスラ、そしてサザンカを吸収し500兆の戦闘力を発揮する。竜の上顎と下顎をそれぞれの腕にした人型となり、ハーツを圧倒し重傷を負わせた。が、ファントムシロナに及ばない。

チョリソーの策により、取り込んでいたコイツカイたちとチョリソーが融合し体内でアニラーザを顕現させることで内側からサザンカたちを取り除かれ、同時に元のボールへ戻った。

 

 

アニラーザ 1444兆4000億(不完全顕現)

 

コイチアレータとパパロニもしくはチョリソーが融合することで生まれる巨大な戦士。今回はパパロニではなくチョリソーが合体に加わった上に、六星龍の中にいるコイチアレータと融合し体内からサザンカたちを取り除くのが目的であり、かつ研究所の崩壊を考慮してほんの短時間のみの顕現だったため、戦闘力は不完全な1444兆4000億。もしもパパロニと合体し万全な状態だった場合、つまり力の大会本編の場合はさらに凄まじい数値になっているだろう。

 

 

 

7.第6宇宙

 

カリフラ 29億(基本最大)→1450億(超サイヤ人)

 

第6宇宙のサイヤ人。元々サイヤ人が棲んでいたが争いで消滅したという惑星サダラはこちらでは健在で、そこで暮らしている。不良たちのトップに立ち、その強さと面倒見の良さからかなり慕われている。が、子分や匿っている子供のために金品や食料を強奪して生活しているようだ。

さてその戦闘力は、超本編での描写を見る限り、悟空に張り合えるレベルだが彼ほどではないだろう。よって、通常時で29億とする。なお通常時ならサザンカを上回っている。第6宇宙のサイヤ人のレベルそのものがだいぶ高いのだろう。一般のサイヤ人でさえ数億はあるものと思われる。

サザンカとの通常状態同士の対決ではほぼ互角、やや上といった具合。だが殺し屋ヒットの襲撃を受け、重傷を負いダウン。

その後、目を覚ますとハーツと共に全てのサイヤ人が収束する「永遠の地」に足を踏み入れ、そこで超サイヤ人に覚醒し、サザンカがヒットに強力な一撃を叩き込む隙を作ることに成功する。

超サイヤ人に成ると50倍の1450億の戦闘力を発揮する。

 

 

ケール 6億6000万(無意識に気を抑える)→33億(基本最大)→8250億(伝説の超サイヤ人2)

 

カリフラの妹分のひとりで、臆病で引っ込み思案な性格。だが漫画版を見る限り、やる時はやる性分であるようだ。普段はカリフラを立てるためかあるいは無意識か、通常よりさらに気を抑えている。本気になると通常時で33億となり、カリフラを超える。

そして、一番の特徴はブロリーと同じく「伝説の超サイヤ人」に変身できることだ。アニメでは覚醒時に青いスパークが散っている場面もあり、恐らくは既に伝説の超サイヤ人2に覚醒しているものと考えられる。アニメや漫画で理性を獲得した姿が超サイヤ人2とされていることからその可能性は高いだろう。その場合、戦闘力は33億の50倍となる超サイヤ人のさらに2.25倍、超サイヤ人2なのでさらにその2倍となり、8250億に達するだろう。

だが数値以上のパワーやタフネスを誇っており、超サイヤ人ブルーの悟空にも通用するほどだ。

 

 

ヒット 1300兆(通常時)→6500兆(戦いの中で成長/最大)

 

第6宇宙の殺し屋であり、生ける伝説と称される。今回はカリフラに荷を奪われ激怒したサイヤ人の依頼を受け、カリフラ暗殺のためにやってきた。

基本的には徒手空拳や衝撃波などを駆使して戦い、「時飛ばし」という0.1秒のみ時間を止める(厳密には違うらしいが)技を持つ。0.1秒とは一見短すぎるように思えるが、ヒットほどのフィジカルと技能を備えた強者ならば十分なアドバンテージになる。

その戦闘力は、超サイヤ人ブルー悟空との戦闘を見るに、それよりも低い1300兆とするのがいい。だが、生まれて初めての強敵との激闘により、ヒットは戦いながらどんどん強くなる。最終的に時飛ばしは0.5秒まで拡張され、戦闘力も5倍の6500兆に高まっただろう。アニメでは20倍界王拳ブルーと渡り合ったが、実際にはブルーで界王拳を併用した場合は倍率通りの効果が得られていないものと考えられる。

本作では超サイヤ人4となったサザンカとの戦いで原作同様にどんどん強くなるも、カリフラの妨害を受け手痛い一撃を喰らい負傷。そこで依頼主が依頼をキャンセルしたことにより、ヒットはひとまず手を引くのだった。

 

 

 

8.第10宇宙

 

ザマス 3000億

 

第10宇宙の界王神見習い。元は界王だったが高い戦闘センスを買われゴワスの元で修行を受けている。第6宇宙で手に入れた究極二星球を奪う。

本作の時空では、後輩であり教え導くべき存在であるダラズがおり、さらにゴクウブラックが訪れなかったので、人間0計画を思いついてはいるものの実行については踏み止まっていた。が、ドラゴンボールの存在を知ってしまった今、実行へ向けて動き出した。

それでもまだ迷いを抱えており、ハーツたちが7個目のボールを手に入れる時にそれを奪えばいいものを6個目の段階で奪ったりと、確実に計画を進める気が無かった。

そしてダラズとの対話や、神を助けようとする人間を目の当たりにしたことで、その信念はさらに揺らぐのだった。

戦闘力はやはり界王どころか界王神と比べてもずっと高いレベルにあり、超本編での悟空との試合の様子から超サイヤ人2未満程度であると思われ、3000億と定める。しかし、未来トランクスの時代のザマスは不死身になるとともに強化されているため、もっと高いだろう。

 

 

ダラズ 4500

 

とんでもない悪人面だが現在の第10宇宙の北の界王であり、ザマスの後任である。まだ就任してから日が浅いため、たびたび界王神界に出向いたりしてザマスに教えを受けている。ザマスからは同志だと思われているが、人間0計画には乗り気ではない。

戦闘力としては、第7宇宙の北の界王(3500)よりは体格的にも強いとして4500とする。

星の生き物たちの循環と適応を重んじており、それはザマスとポタラ合体しダマスとなった時に能力として反映されている。

 

 

ゴワス 12億

 

第10宇宙の界王神。戦闘力的には、第7宇宙の界王神(13億)よりは少し低い12億程度だろう。

 

 

ダマス 60兆0000億0090万

 

ザマスとダラズがポタラ合体した姿。大柄で戦闘向きな体格はダラズ譲りで、顔はザマスがベースになっている。

ダラズの思想が能力として反映されており、頭の上に浮かぶ羅針盤状の光輪が1/8回転するごとにあらゆる事象への適応が可能。適応可能回数は8回までだが、適応するごとに複数回分の適応を1回とカウントして回数をリセットしたり、任意で適応した事象を破棄して回数を増やす事もできる。ハーツとの戦いでは、彼の重力操作能力によって引き起こされる様々な事象にひとつずつ適応したが、最終的には重力操作能力そのものに対して適応した。適応した事象は全く効果が無くなり、それまで受けていたダメージも全回復する。

だが、超ハーツとなって大幅にパワーアップしたハーツのただのパンチに適応するのに回数を全て使い切ってしまう。その上、ハーツのエネルギー波に適応しきる前に大ダメージを受けて戦闘不能になり、しばらくして元のふたりに分裂した。

なおポタラ合体は界王神以外の場合は1時間しか持たず、ダマスも同様だった。

戦闘力は、二人の合計値の200倍とした。僅差で通常のハーツを上回る。

 

 

超ハーツ 3000兆

 

ハーツが変身し強化された姿。その変化は超サイヤ人と似ているが…?

ヒーローズ本編でも結局は謎だった形態。強化率はとりあえず超サイヤ人と同じ50倍とした。能力の重力操作も相応に強化され、重さや圧力をかける『斤』、発散や減圧の作用を持つ『斥』、それらを組み合わせてさらに強力な圧を生み出す『斤斥』を駆使する。

ヒーローズでの描写的に、実力はブルーの悟空以上。ここは切りよく3000兆とする。能力ではなく圧倒的なフィジカルでダマスを倒し、能力でもジレンに通用する強さを見せた。

 

 

 

9.第11宇宙

 

ソーサー 5

 

とある惑星のマグプッカ公国という地を治める王。彼の城の中に最後の究極四星球があり、それを求めてやってきたハーツたちと出会う。そこでサザンカとシロナが最近亡くなった娘に似ていると気付き、娘の代わりに社交界に出てくれれば報酬としてドラゴンボールを渡すと約束する。

戦闘力的には地球人と変わらない5とした。

 

 

殺し屋たち 10前後

 

ソーサーの娘、プラターを殺すために派遣された殺し屋集団。戦闘力的には10前後で、相手が悪くなければ確実に仕事はこなせるだろう。だが、ハーツやシロナには全く及ばず、まとめて倒された。

 

 

ジレン 100兆(初期値/対超サイヤ人&ハーツ)→7000兆(対超ハーツ)→1京5000兆(対ファントムシロナ&超サイヤ人サザンカ)

 

そして現れた第11宇宙最強の男、ジレン。今回はたまたま争いの気配を感じ、パトロールの一環で星に訪れたところ、シロナたちとエンカウントした。

その戦闘力だが、作中では破壊神を凌駕するとされ、身勝手の極意にも食らいついて見せた。まず、原作でも本作でも登場初期の段階ではかなり力を抑えた100兆程度であっただろう。これは、原作で超サイヤ人ゴッド悟空と戦うまではこのまま100兆をキープしていたと思われる。そして、ゴッドから身勝手の極意“兆”戦まではさらに力を高め、7000兆であったとする。本作でも、超ハーツやファントムシロナ&超サイヤ人4サザンカと戦った時は7000兆だった。そして、原作では3回目の“兆”悟空と戦った時まで、本作では無尽蔵の拳撃を使用して以降は1京5000兆を発揮した。この時点でまだ本気ではないことは確かだが、破壊神ビルスに並び、第11宇宙の破壊神ベルモッドも超えているだろう。

シロナとサザンカを圧倒したが、ハーツの心を読む能力によって動揺し、さらに重力操作とキューブにはすぐに対応することができず、彼らが逃げる隙を与えてしまった。

今後、彼らと再び出会うことがあれば、その時こそ容赦はしないと誓うのだった。




次回から新章始まります。
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