タルタロスの外に妖獣のアリエッタとライガがいた…するとそこに男が近づいて来た…
アリエッタ「…………来てくれたんですね、ハンス・ギュンシュ……」
ハンス・ギュンシュ「……………」
アリエッタ「前に…話しましたよね……チークルの森に私のママがいるで……この仕事が終わったら一緒に……ママを……紹介…しますで……でも……できなく……なた……」
ハンス・ギュンシュ「?」
アリエッタは泣きながら「……アリエッタの…ママ……殺された!」
ハンス・ギュンシュ「!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルーク 「ジョゼフ!」駆け寄ろうとしたその時…ドドドドドドドドドッと音が鳴り響くと土煙が上がり地面に跡が付いた!
カール 「ルーク、危ない!」慌てて、ルークの服を掴み後に引いた…
ティア 「大丈夫!、ルーク」
ルーク 「痛たたた…、今のは何だ!?」
ロバート「おい!今の音はもしかして…….」
カール 「今の音は機関銃………グロスフスMG42機関銃だ!」
ルーク 「グロ……42……言いずれなぁ、何だよそれ」
カール 「ドイツ軍の機関銃のことです。今我々が持っている銃よりも比べ物にならない程の威力が高い銃です」
ティア 「ここの魔物達も、その銃でやられたのね、でもどうしてそんな物がここに……」
全員がマインドルフを見た…「言っておくが私は知らないぞ、MG42がこんな所にあるなんて」
ルーク 「ここでドイツ軍で言ったら、お前以外誰もいないんだよ!」
マインドルフ「坊や、人を疑う前に周りを見た方がいいぞ、そこに倒れている軍曹をどうやって助けるか…今はそれが先決じゃないのか?」
ジェイド「中佐の言う通りですよ、今はどうやってジョゼフを助けるか考えましょう」
ガイ 「助けるって言っても、あの機関銃とやらにやられてしまうぞ」
ジェイド「カール、機関銃はどこから狙っているか分かりますか?」
カールはカバンから双眼鏡を取り出し、敵に見えない程度に顔を出した「…………見えた、あそこの…」と言って小高い丘の岩を指差した。
クルーガー「分かったのは良いが、どうやってあそこまで近づく?」
ジェイド 「正面からは無理そうですね…ここに2人くらい残って後の全員は敵の後ろに回って、機関銃を叩きましょう……」
ティア 「私は大佐と行きます」
ガイ 「俺も行くぜ」
ルーク 「俺も行く」(俺だって…戦えるんだ)
ロバート 「俺も行くぜ、ここに居たって暇なだけだからな…」
ジェイド 「それでは後の3人はここで待っていて下さい、中佐は……」
クルーガー「俺が中佐を見張っておくから、行ってくれ」
マインドルフ「私なら大丈夫だよ、ここで良い子で待ってるよ…」
ルーク 「誰もあんたには聞いてない!」
ジェイド 「分かりました、それでは行きましょう」
5人は機関銃を止めに向かった…
前方に人の気配がして5人は岩の陰に隠れた…ガイが見つからないように窺う「何だ……あの灰色の服装の奴らは?」
ロバート「あれは!?…………ドイツ兵、何でここに居るんだ?」
ティア 「ここにドイツ兵が何故居るかは後から考えて…今はここをどうやって突破するか、それを考えましょう」
ガイ 「ここから見ると敵の数は6人だな…、武器はあんたが持っている銃とは形が違うな」
ロバート「6人中の4人はKar98kだな…残りの2人はMP40か…厄介だな」
ジェイド「あそこに居る、ドイツ兵が持っている銃に何か弱点はありませんか?」
ロバート「そうだな……あの木の棒みたいなのは1発づつしか撃つ事ができない…弾は全部で5発だ、次にあの2人が持っているのは、連射して撃てるが飛距離が短い、遠くは命中率が低い、こんなもんですかね…」
ロバートの話を聞いてジェイドは考え込んだ…
隣りでルークは敵の方を見て(敵は人って分かっていたけど………やっぱり人を殺すのは嫌だな…、持っている武器が剣じゃない銃だ……タルタロスで俺に襲いかかってきたオラクル兵を撃ったが、 俺も撃たれたらあんな風になって………死ぬ…)
ルークの体が少し震えた、するとロバートがそれに気付いて「ルーク大丈夫か?戦うのが怖いんだろう……安心しろ俺も怖い!敵を殺すのはイタリア戦線以来だ、まぁあの時も怖かったけどな…ジョゼフから聞いたがお前は銃が使えるんだってな、俺のM1911銃を使ってくれ…扱い方は分かるだろう」ロバートはルークにM1911を渡した。
ジェイド「いいんですか?ルークに渡して、怖がって撃てないかもしれませんよ…」
ルーク 「馬鹿にするな!俺だって戦える、だから一緒に来たんだろう」
ジェイド「分かりました。今から私が注意を惹きつけるので、その後各自で攻撃して下さい」
ガイ 「旦那はどうやって、注意を惹きつけるんだ?」
ジェイドは突然、ドイツ軍の方へ歩き始めた…
SSドイツ兵「何だお前は!?」
ジェイド 「いやぁ~ちょっと道に迷っちゃって…」と近づいて行った…
SSドイツ兵「そこで止まれ!」
ジェイド 「あや~、皆さんちょっと熱くなり過ぎじゃありませんか、私1人に対して水でも浴びて落ち着いたらどうですか…………」
SSドイツ兵「その怪しい男を捕まえろ!」2人で捕らえようと近づいたその時
ジェイド 「荒れ狂う流れよ……スプラッシュ!!」
突如として上空から水が出てきてSSドイツ兵に連続で水を浴びせ掛けた!
SSドイツ兵「うわぁああああああ!」そこに居た6人全員が地面に叩きつけられた…
ジェイド 「今です!!」 4人はジェイドの声と同時に飛び出してきた!
倒れていたSSドイツ兵は慌てて起き上がりガイに向かって撃った…しかし、地面に叩きつけられたせいで狙いが定まらずガイには当たらなかった……ガイはSSドイツ兵を斬った!
ティアは起き上がったSSドイツ兵の腹を槍で刺した!その前方で、SSドイツ兵が撃ってきた…しかし、ティアはすぐに身をかがめ持っていたナイフを投げると、それは首に命中し敵は息絶えた
ルークは持っていた銃の引き金に力を込め敵を撃った! 発射された弾は、胸を貫通し敵は倒れていった…隣りに居たもう1人の敵はKar98kでルークを狙っていたが、ロバートが後ろから羽交い締めにしてナイフで喉を掻き切る!手を離すと敵は崩れていった…
ロバート「危ないところだったな、撃つ前に周りを見ろよ」
近くで倒れていた敵が起き上がり、持っていたMP40をルークとロバートの方へ向けた時、ジェイドが「横から失礼します」と槍で脇腹にとどめを刺した…
ロバート「助かりました、大佐」
ジェイド「人に言う前に、あなたも周りを見た方が良いですよ…さて、敵を倒した事ですし機関銃を止めに行きま……!?」
気配がしてジェイドが後ろを振り返ると、ガイが斬ったはずの敵が上半身だけ起き上がり手を挙げていた…
ロバート「あれは信号拳銃!?まずい仲間を呼ばれるぞ!」
慌てて敵に向かって撃ったが手遅れだった…弾が当たる直前、信号拳銃が空に向け撃たれた…
その頃、4人は
カール(遅いな…まだ機関銃を止められないのか?早くしないとジョゼフ軍曹が………」
マインドルフはイオンの方を見ていた。
クルーガー(こいつ…イオンの方を見て何を考えていやがる…?……∑(゚Д゚)まさか!?そうか…こいつイオンを見て…………一目惚れしやがったな!……まぁ~無理もない…可憐過ぎて俺も初めて見た時は目を疑った程だ……それに、北の大地で俺が3人から非難されていた時かばってくれた言葉は… 【クルーガーの脳内設定】〜僕の中ではクルーガーは世界ー優しい人ですよ、だからクルーガー頑張って下さい❤️〜 それを聞いた瞬間天使が降臨して来た様に見えた……だからもし、イオンにちょっかいを出したら……指を折るだけではなく…下に付いている、玉二個を破壊して子孫繁栄できなくしてやる!!)
マインドルフ(この少年…背中に小っちゃな虫が付いているな…教えてあげようか……あっ、どっか行った…)
するとジョゼフが動いた「うっうう……何が…起きた?」
カール 「軍曹!動かないでください… MG42機関銃が狙っています。今は死んだ振りをして下さい、撃たれた所は大丈夫ですか?」
ジョゼフ「わからん、血は出てない事は確かだ…、痛みも無いがもしかしたら麻痺してるのかもしれない…そこにいるのはカールお前だけか?」
カール 「いえ、クルーガーとイオンと中佐がいます、あとの5人は機関銃を止めに行きました……!?」
突然、向こうの空から信号弾が見えた
クルーガー「んっ?あれは信号弾じゃないか……」
ジョゼフは信号弾が上った方を向いてしまった…それをMG42機関銃の隣りにいた敵兵が双眼鏡で見ていた!「あのアメリカ兵、まだ生きてるぞ!撃てっ 撃てっ!!」
ジョゼフ 「しまった!」ジョゼフは近くに倒れているでかい魔物の死体を盾に隠れた…しかし、グロスフス MG42機関銃の弾は7.92x57mmモーゼル弾、威力は凄まじい!盾にした魔物の死体はどんどん削れていく…
クルーガー「おい!まずいぞ…こままだと魔物の死体がなくなって、ジョゼフに当たるぞ!」
カール 「そんなの見れば分かる!早く何とかしないと…」
イオン 「クルーガー…」
イクルーガー「何だイオン、今ヤバイ状況なんだが……」
イオン 「今さっき、マインドルフが…助けに行ってくると言って何処かに行ってしまいました……」
クルーガー「( ゚д゚)………えっっ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロバート「ヤバイ!今の信号弾で敵が来る!」
ルーク 「どうするんだよ!」
ガイ 「くそ…俺のミスだ…」
ティア 「向こうの方から、誰か来るわ!」
12人のSSドイツ兵近づいてくるのが見えた…
ジェイド「私が敵の注意を引き寄せます。その間、あなた達は機関銃を止めに行って下さい」
ロバート「…分かりました、ここは大佐に任せます。」
ガイ 「旦那…あんまり無理するなよ」
ルーク 「おい、良いのかよジェイド1人に任せて?」
ティア 「今は、大佐の言う通りにするのよ…、それに大佐なら、こういう事に慣れてるはず…」
ロバートは、去る前にドイツ兵が持っていたMP40を拾うと「ルーク、これを使え!」とルークに渡し、4人は別の方から、機関銃を止めに向かった。