コール オブ ジアビス   作:マインドルフ

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 遅くなって申し訳ありません。


第20話

SSドイツ兵はケセドニア町外れに待機しているヘリコプター(フォッケ・アハゲリス Fa 223)の所に向かって歩いた…

 

 

ディスト 「おや、シンク…手ぶらで戻るなんて、あなたらしくないですね〜」

 

シンクは無表情で「ん?…あぁ…なんだ死神ディストか…」

 

ディスト 「なんだとは何ですか…それと私のどこが死神なんですか!?」

 

ドイツ兵パイロットが来た「いつだって飛び立てます。」

 

シンク  「今すぐ出発する」

 

ディスト 「コラッ!無視するな!」

 

シンクは面倒くさそうに「ん…何だまだいたの?用があるなら早く言ってよね」

 

ディスト(ムカつく)「ここにいる何人かの兵士を連れて行きますよ…よろしいですね」

 

シンク  「御勝手に…」相変わらず無表情だった

 

ディストは親衛隊を10名ほど連れて出ていった…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…師匠…

 

扉から出てきたのは…ルークの師匠であるヴァンだ

 

ルークは驚いたが嬉しい再会でもあった「ヴァン先生!」と駆け寄る

 

ティアはテーブルに置いてあったフォークを手にするとヴァンに向けた「ヴァン!」

 

ジョゼフ 「ティア!?」予想外のティアの行動だった…

 

ルーク は慌てて「お前!先生に何をする気だ!?」

 

ヴァンは静かな声で「ティア…それを下ろしなさい。私はお前達を探しに来たんだ…それにお前は誤解をしている…」

 

アスターは強い口調で「ここで騒ぎを起こすんでしたら、客人でも容赦しませんぞ!」その声とともにアスターの護衛が数人入ってくると剣をティアに向けた

 

ジョゼフ 「ティア…落ち着くんだ…」

 

ティアはしぶしぶナイフをテーブルに戻すがまだヴァンを睨みつけていた…

 

ヴァン  「ここでは落ち着いて話ができそうにない…今バチカル行きの船を私が手配している、それに乗ってから話をしよう。船まではキムラスカ軍の護衛が付く」

 

ルーク  「でも、どうして俺達がここにいるって分かったんだ?」

 

ヴァン  「時計塔に人だかりができていたから見に行ってみたら、お前達がぶら下がっていたんで驚いた… お前たちの所へ行こうにも人が多すぎてな……」

 

ルークは嬉しそうに「俺、先生に話すことがいっぱいあるんだよ…」

 

ヴァンは優しく「話は船でゆっくりと聞かせてもらおうかな…」と答えた

 

 

 

屋敷の前で「気を付けてお帰りください。それとまたここに来て騒ぎを起こさないようにして下さいね」とアスターに念を押された

 

全員はキムラスカ兵に護衛され港に向かって行った…それでも(ルーク以外)周りを警戒しながら船に乗り込んだ

 

船の中…会議室に全員が集まるとキムラスカ兵がワゴンを押して入ってきた

 

ヴァン   「お前達が預けていた武器だ、引き取っておいた」

 

ルーク   「おっ、ありがとうございます!先生」

 

ロバートは銃を手に取り「これで落ち着けるぜ」

 

クルーガー 「これがないと…まともに戦えないからな」とチェックしている

 

マインドルフ(アメリカ人は銃頼りだな)

 

みんなはそれぞれ武器を取って身につけた

 

ヴァン   「さて…落ち着いたところで今の状況を話してくれないか…何故イオン様がここに?」

 

イオン   「すみません。僕の独断でダアトの教会から黙って姿を消してしまって…」

 

ジェイドがすかさず「イオン様は悪くありません…私が連れ出したのです。」

 

ジェイドはモースが戦争を始めようとしている事、イオンがマルクトの親書を持ち和平の使者としてキムラスカへ向かったがモースに軟禁された事、そしてそれを知って救出した事などを話した

 

ヴァン   「なるほど……そんなことが…しかし六神将まで動いているとは…」

 

ティアは立ち上がり「兄さんが六神将に命じてイオン様を襲わせたのでしょう!」

 

ジョゼフ  「!兄さん?兄妹なのか?」

 

ルークも驚いて「ちょっと待てよ、先生の妹だったのか!?」

 

ヴァンは苦笑いして「お前にはまだ話していなかったが…ティアは実の妹なんだ」

 

ガイ    「ヴァンに妹がいるとは知っていたが…ティアだったのか…」

 

マインドルフ(妹にしては、全然似てないな…)

 

ジョゼフは気を取り直して「妹ならどうしてさっき襲ったんだ?」

 

ティア   「それは…」と黙ってしまった

 

横からマインドルフが「一つ訪ねてもいいかな?…貴方は親衛隊の事はご存じですか?」

 

ヴァン   「…親衛隊…それはどこの?」

 

アニスが怒った声で「その親衛隊とシンクが一緒にイオン様と私達を襲ってきたんですよ!」

 

ヴァンは驚いた「何?シンクが」

 

ガイ    「他にも妖獣のアリエッタと一緒に俺達を襲った奴等も親衛隊だ」

 

ヴァン   「話がみえない、最初から話してもらえないか…」

 

これまでのことをヴァンに話した

 

ヴァンが理解するには少し時間がかかった…「なるほど話は分かった…しかし…なぜ六神将がそんな奴等と動いているのだ?」

 

ジョゼフ  「それは俺たちが知りたい…あなたは六神将の上司なんだろう…何か知らないか?」

 

ヴァン   「本来ならば六神将は私の部下だ…だが彼等は大詠師派でもある…」

 

ルーク   「先生を疑っているのか!」

 

ヴァン   「いいんだルーク…恥ずかしながらここ最近六神将の動きが分からないのだ…もしかしたら、大詠師モースの命令で動いているのかもしれない…」

     

ジョゼフ  「そのモースって奴は今何処に?」

 

ヴァン   「今はキムラスカの首都バチカルにいるはずだが…」

 

マインドルフ「本当に親衛隊の事は知らなかったのか?」

  

ルークは声を荒らげ「しつこいぞ!先生は知らないって言ってるだろう!」

 

ヴァンはルークの肩に手を置き「ともかくバチカルに着けば、六神将もその親衛隊も手出しはできないだろう…私は報告書を書かなければいけないので少し失礼する」と言って出て行った

 

 

 

 

ヴァン以外は食堂に場所を移動した     

     

ルークは自慢げに「ヴァン先生のおかげで、船に乗れたな」

 

横でロバートが「先生と言うが、何の先生なんだ?」

 

ガイ    「ルークに剣を教えてるんだ」

 

ジョゼフは思い出し「そういえば、最初に会った時も剣の稽古をしていたな…」

 

今度はアニスが自慢げに「主席総長の剣の腕前は超一流だからね~」

 

ジョゼフ  「ところで、このままバチカルに行くのか?」

 

ガイ    「ああ、このまま寄り道せずに行くぜ」

 

ほっとした様子でルークが「あぁ~やっとかぁ、もうトラブルは御免だ」

 

ティア   「安心するのはまだ早いわよ、海の上でも襲われる可能性があるわ…」

 

アニス   「そうだよねー、ケセドニアも安全だと思っていたのに襲われたしねー」

 

ジェイドは眼鏡をふきながら「まぁ警戒は怠らないことですね…もし敵が来てもすぐに戦えるようにしといた方がいいですね」

 

クルーガー 「敵が来たら、イオンは俺に任せろ!」

 

アニスがすかさず「その時は私が守りますから…クルーガーは思う存分戦ってくださいね~」

 

イオンは苦笑いし2人が睨み合っていると、大きな音が響いた!

 

ロバート  「何だ今のは!?」

 

キムラスカ兵が慌てて入ってきた!「大変です!船が襲撃されました!船内に多数の侵入者が!」

 

すぐ後ろから2名のオラクル兵が現れキムラスカ兵は反撃する間もなく斬られていった

 

オラクル兵 「全員武器を捨てろ!」

 

背後から近づくティアとカールに気付く前にオラクル兵は倒れた

 

カールは倒れたキムラスカ兵に近づき脈を確認したが無駄だった…ロバートとクルーガーとマインドルフはオラクル兵を見るのは初めてだ

 

クルーガーは覗き込み「何だこいつ等は?」

 

マインドルフ「こいつ等が身に着けてるものは、中世ヨーロッパの騎士の鎧に似てるな…」

 

ジョゼフは面倒くさそうに「今は説明している暇はない、敵が来たようだ」

 

また爆発音が響き船が大きく揺れた

 

ガイは踏ん張りながら「この船を沈める気か!?」

 

ジョゼフも手摺につかまり「それならもうとっくに沈めている筈だ…こいつらの目的はイオンと親書だろう!」

 

ロバート  「ケセドニアで襲われたばかりなのにまたかよ…」

 

ルークはウンザリしながら「船に乗れば襲ってこないんじゃなかったのかよ!」

 

ジェイド  「それほど、向こうも必死なんですよ」

 

ルーク   「敵が来てること、ヴァン先生に知らせないと!」と走り出した

 

ジョゼフが後ろから「ルーク待て!こんなに大騒ぎになっているんだ、ヴァンも気づいているさ…それにオラクル兵だけとは限らない!」

 

その途端SSドイツ兵が入ってきた「どうだ、全員確保したか?」

 

するとそこにはオラクル兵が倒れていた…慌てて目の前にいるジョゼフとルークに銃口を向ける…横からガイが現れて、撃つ前に壁に叩きつけられそのまま倒れていった

 

マインドルフは相変わらず落ち着いた声で「どうやら、親衛隊もいるようだな」

 

アニス   「あーもう!!オラクルも親衛隊もしつこい!!」

 

船内放送が流れてきた…慌てた声で「こちらブリッジ!誰でもいいから来てくれ!!」

 

ジェイド  「ブリッジが襲われているようですね」

 

ジョゼフ  「奪われる前に急ごう!」

 

行く前にルークは倒れたSSドイツ兵が持っていたMP40を拾った「おっ…これってフーブラス川で使ったやつじゃん」

 

ジョゼフ  「使ったことあるのか?」

 

ルーク   「あぁ…前にな…」

 

ジョゼフは以前ルークが使ったことを知らなかった

 

 

船内を通ってブリッジへ繋がる階段の所まで行くと、そこではオラクル兵と親衛隊が中に入ろうと騒いでいた 

 

ジョゼフ達は身を隠しながら「扉の前に何人いる?」

 

ガイがチラッと覗き見て「オラクル兵が4人と親衛隊が3人だ、六神将はいないなぁ…」

 

ジョゼフ  「まずは銃を持っている奴から殺るか…」

 

扉の前ではオラクル兵が叫んでいる「ここを開けろ!」

 

すると親衛隊が「時間の無駄だ!扉を破壊するぞ!」

 

1人が扉の前に座り込み手榴弾を取りだしはじめた…

 

それを見てロバートが「まずいな…彼奴ら手榴弾で扉を吹き飛ばす気だ」

 

ジョゼフはぱっと考え「俺とカール・ロバートが先に出て手榴弾を何とかする…残りは頼んだぞ!」

 

3人が飛び出して行き、まずカールが手榴弾を持っている奴の右腕をめがけて撃つと「ぐっうっ!?」と持っていた手榴弾を落とした

 

オラクル兵「敵だ!」

 

ロバートとジョゼフは残りの親衛隊2人の体に撃ち込み、カールが落ちた手榴弾に手を伸ばすと撃たれた奴が左手でナイフを握りしめて襲ってきた…

 

カールはナイフをかわしその左手を押さえると、装備していたサバイバルナイフで喉元を掻っ切った

 

ガイがオラクル兵に走ると1人が振り向きざまに剣を振るってきた、ガイは跪きそれをやり過ごすと剣を敵の胸元めがけて突き刺した

 

その後ろでもう1人のオラクル兵が剣を振りかぶる……とティアが横から思いきり斬りつけた

 

ロバート 「武器を捨てろ!」大声で叫ぶ

 

オラクル兵は無視して「うぉおおおお!」叫びながら突進してきた

 

ロバートは1人を殺ったが「くそっ…こんな時に弾切れか…」オラクル兵はロバートを押し倒し顔に剣を向けた「やばい!」

 

その間ジェイドがオラクル兵の後ろに回り込み背中を刺した「うっっ…!」

 

ジェイドは小声で「接近戦の訓練はちゃんと受けたほうがいいですよ」

 

ロバート  「…助かった…ありがとうな」

 

ジェイド  「礼にはおよびませんよ」

 

クルーガーがロバートの銃を拾い「ほら、おまえの銃」

 

ロバート  「お前は何をしていた?」

 

クルーガー 「イオンを守ってたけど…?(・∀・)?」

 

ロバートはクルーガーをジッと見て「もういい、何でもない…」

 

 

ジョゼフは周りを確認し(敵はいないな…)扉の前まで行き「開けてくれ、俺たちは敵じゃない」

 

船長は怖々した声で「敵じゃない…証拠は?」

 

ルークが前へ出ると「おいっ、俺はルーク・フォン・ファブレだ!この扉を開けろ!」

 

船長   「ルーク様?」

 

船長は扉へ行き覗き窓から確認し「これは失礼しました、今開けます。」と中に入れた…

 

ホッとした様子で「あなた達のおかげで助かりました…いきなり大きな音がしたと思ったら、悲鳴が聞こえてきて……急いで扉をロックしたら今度は無理やり開けようと…」

 

ジョゼフ 「安心するのはまだ早い、他にも敵がいるはずだ…外の様子を見に行くぞ」

 

 

ジョゼフを先頭に警戒しながら甲板ヘ向かった……「酷いな…これは…」途中、見張りをしていたキムラスカ兵が倒れていた…

 

ガイは眉間にしわを寄せ「この辺のキムラスカ兵は全員やられたようだな…」

 

クルーガー「変だな…中には敵がいたのにここにはいない…?」

 

ロバートは辺りを見まわし「諦めて逃げたのか?」

 

ティア  「まさか…そんな…」

 

  ?  「ほっほっほほほほっほ!」甲高い笑い声が響いてきた

 

クルーガー「何だ!?」

 

ガイ   「おいっ!上を見ろ……」全員が指さす方向を見た

 

カールは瞬きをして「……空飛ぶ…椅子か!?」

 

そこには黒服・丸眼鏡・神経質そうな眼つきをした男がソファーに座ってジェイド達を見下ろしていた…

 

  ?  「椅子とは失礼ですね……野蛮な猿ども、とくと聞くがいい…美しき我が名を!我こそはオラクル六神将、薔薇の…」

 

ジェイド 「鼻垂れディストじゃないですか」

 

ディストはむっとして「薔薇!薔~薇!!薔薇のディスト様です。」

 

マインドルフが横から「大佐、彼とは知り合いで?」

 

ジェイド  「さぁ知りませんね」

 

ディストはマインドルフを指さし「そこのお前!ジェイドと馴れ馴れしく話すって良くありません!!」

 

マインドルフはディストをチラッと見たが無視し「……で、彼とは知り合いで?」

 

ジェイドは横に首を振り「本当に知りませんね」

 

ディストは怒って「無視するなっ!」と大声をあげた

 

 

カールは小声で「軍曹……撃ち落としますか?」

 

ジョゼフは少し考えてから「いや、もう少し様子を見よう…」

 

横からルークが「だんだん馬鹿らしくなってきたぜ…」と呆れ果てて言った

 

 

ディスト  「私をバカにして…」

 

マインドルフ「誰も君をバカにしてないだろう」

 

ディスト  「だまらっしゃい!もう容赦はしません!出でよ!カイザーディストRよ!!!」

 

ディストが叫ぶと今まで何処にいたのか…空から大きな鉄の塊が甲板に降りて来て、二足歩行に変わったかと思うと腕らしき物と頭まで出てきた!

 

ジェイド  「やれやれ…また変な物を作って…懲りませんね」

 

マインドルフ「すごい…二足歩行のロボットか……しかし見た目が…それにカイザーはいいがディストRは……カイザーと呼ぶか…」

 

ジョゼフ  「そんな呑気なことを言っている場合じゃないぞ」

 

 

アニスとイオンそしてクルーガーは甲板に置いてあった荷箱の陰から様子をうかがっていた…

 

アニスは小声で「イオン様はここに…」

 

クルーガー 「わかった!じゃぁ俺もここに(`_´)ゞ」

 

アニスが鋭い視線で「あなたは戦うの!」

 

クルーガー 「( ;´Д`)ええぇ」

 

クルーガーはしぶしぶイオンをその場に残し戦闘に加わって行った…

 

ルークは前に出てMP40を構え「これでも喰らいやがれ!」と撃ちまくったが、カイザーのボディーに傷一つ付ける事もなくことごとく弾き飛ばされてしまった!

 

カイザーはいきなりジャンプをすると、ルークの前へ降りた…そのはずみで船が揺れルークがバランスを崩したところへ、カイザーディストRがルークを踏みつぶそうと足を上げた…

 

横からジョゼフがルークをタックルしてかわし、そのままトンプソン銃で撃ったがこれもまた全て弾き飛ばされた!

 

ダメだ…全く歯がたたない

 

ディスト  「ほう、ほう、ほう…バカな猿共がそんな豆鉄砲で倒せるようにはできていないのですよ!ほっほほっほほほほ!」

 

下からマインドルフがルガーでディストのソフアーを撃った

 

ディストは青ざめて「うわぁあ!ちょっと…何をするんですか!危ないでしょうが!?」

 

マインドルフ「お前を殺せばこの鉄の塊も動かなくなるだろう、死にたくなかったら言うことを聞くんだ」

 

ディストは気を取り直して「フンッ!それで勝ったつもりですか…考えが甘いんですよ!」と言うと素早くカイザーディストRに近づいた、すると頭部が開きそこへスッと入り込んだ…

 

カイザーディストRから「ほっほほ…ほ、このおバカさんたちが…この中にいれば私は無敵です」

 

アニスが前に出てぬいぐるみを大きくすると「このまま海に落としちゃえ~」

 

ぬいぐるみはカイザーディストRと向き合って押し合う形をとった…「いいぞ!その鉄の塊を海に叩き込め」

 

最初は押していたが「ほうっ…力比べですか…」とディストが右側のレバーを前に倒す…とさっきまで押されていたが今度は押し戻しぬいぐるみを突き飛ばした

 

ぬいぐるみの背中に乗っていたアニスも一緒に飛ばされ危うく大けがをするところだったが、クルーガーが受け止めた…はずみで後ろの壁にしたたかに背中を打ち付けた「痛っっ…」

 

箱の陰から見ていたイオンが飛び出して「アニス!」と駆け寄り…ティアも駆けつける「気を失っているだけ…怪我はないようね…」

 

その間にもガイは剣でジョゼフはトンプソンで攻撃をしている…

 

クルーガーは体勢を立て直し「俺があの鉄くずを倒す(`・ω・´)」

 

イオン   「クルーガー…」

 

クルーガーは前に出て胸に手を入れた…

 

ロバート  「彼奴…まさか…」

 

カール   「投げるようですね」

 

ガイ    「何をだ?」

 

クルーガーは手榴弾を取り出し投げた!「これで終わりだ!」

 

手榴弾はカイザーディストRの足元で爆発し、辺りが黒煙に包まれた……煙が晴れるとそこにはポッカリと穴ができていたがカイザーディストRは無傷だった

 

クルーガー 「( ゚д゚)えっ?」

 

カイザーディストRはジャンプをしてクルーガーの所へ行くと横殴りにしてクルーガーを吹き飛ばした

 

クルーガーは荷箱に強くぶつかり気を失ってしまった…

 

近くにいたティアが素早く駆け寄り何も言わずファーストエイドをかける

 

ジョゼフ  「あいつ…何をしたかったんだ?…」

 

ルーク   「俺に聞くなよ…」

 

 

マインドルフ(手榴弾でも無理か…)「…ん?」

 

カイザーの足に電気が走ったように見えた…マインドルフは見逃さなかった「軍曹!足が弱点だ」

 

ジョゼフは大声で「足が弱点だ、みんな狙って撃て!!」

 

ロバート、カール、ジョゼフ、ルークはカイザーの足を狙って撃ちまくった!

 

カイザー  「何度やっても無駄ですよ」

 

次第に右脚の付け根から火花が飛び始めるとそこが爆発し、その反動で吹き飛び倒れた…「何!?…しかしこれくらいでこのカイザーが…」器用に左脚だけで立ち上がった

 

ジェイド  「それならこれはどうです……『荒れ狂う流れよ…スプラッシュ!』」

 

空中から水柱が現れカイザーは動けなくなった…気を取り戻したアニスが反撃に出る、縫いぐるみを大きくするとカイザーにタックルをした…カイザーが応じたが片足では力が出ないばかりか他の電気系統にも負荷がかかり、不利な戦いになった…

 

しばらく組み合っていたが今度は左脚の付け根付近から ”ボンッ” という音とともに白煙が上がると足が外れて丸くなたカイザーはコロコロと勢い良く転がり……あっけなくそのまま海に落ちて行ってしまった…

 

沈む瞬間ディストは脱出し「助けて〜ジェ、ジェイド!」

 

マインドルフ「大佐の名前を呼んでいるようだが、助けなくてもいいのか?」

 

ジェイドは耳をほじくりながら「あ〜すみません、最近耳が悪いようで聞こえませんね〜」

 

ディスト  「そんな〜~」ボコッボコッとそのまま海の中に消えていった…

 

ジョゼフ  「大丈夫なのか?」

 

ジェイド  「大丈夫ですよ。ゴキブリ以上の生命力ですから…」

 

次の瞬間…海中でカイザーが爆発し船が大きく傾いた……「うっっ!」さっきクルーガーがあけた穴にマインドルフがバランスを崩し滑り落ちて行った…

 

ジョゼフ・ジェイド「中佐!!」

 

 

 

 

 

 

 

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