コール オブ ジアビス   作:マインドルフ

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第22話

倉庫から出て船長室に向かう途中でヴァンと船長が話しているのが見えた

 

ルークが駆け寄ると「ルーク無事だったか…それにお前も…」とティアを見たがティアは素知らぬふりをしている…

 

ジョゼフはちょっと気まずそうに「あんなに騒がしかったのに、今まで何処に居たんだ?」と声を掛けた

 

 ヴァン  「船がいきなり揺れて…壁に頭をぶつけてそのまま気を失ったらしい……」

 

ルークは驚いて「先生でもそんなことがあるんだ…」

 

ジョゼフ  「怪我はなかったか?」

 

 ヴァン  「ああぁ…この通りもう大丈夫だ、それよりジョゼフお前の仲間のクルーガーといったか…見に行ったほうがいいんじゃないのか?」

 

ジョゼフは、はっとしてカールを見た

 

 

 

その頃…医務室

 

クルーガーが目を覚ますとロバートが居た「…あぁ…ここは?」

 

ロバート  「目が覚めたか?ここば船の医務室だ、俺とガイとでここまで運んできたんだ…感謝しろよな」

 

 ガイ   「どうしてあんな事をやったんだ?…クルーガー」

 

クルーガーは思い出し酷く落ち込んだ…(ああー!イオンにあんな格好悪い姿を見られた!もう顔も見せられない)

 

ガイはロバートを見た「俺、まずいこと言ったか?」

 

勢いよく扉が開きルーク達が入って来た                        

 

ジェイド  「目が覚めましたか…気分はどうです?」

 

クルーガーは言葉にならない「う〜 (´;ω;`)」

 

ルークがガイの耳元で囁く「こいつ大丈夫かよ」

 

反対側から「大丈夫ですかクルーガー?」と聞きなれた声が…クルーガーが声の方へ振り向く…「イオン!?いつからそこに…」

 

 イオン  「さっきからずっとここにいましたよ…あの…体の方は…」

 

クルーガーは慌てて「ああ…俺はこの通り大丈夫だぜ!」とベッドから出てスクワットをして見せた…

 

全員が呆気にとられた…

 

 ルーク(うわ~~何だよこいつ!)

 

イオンはニコッと笑って「あまり無理をしないで下さい…それとさっきは体を張って僕とアニスを守ってくれてありがとうございます。」

 

クルーガーは眩しそうにイオンを見ると「礼なんて…当然の事をしたまで〜 (*≧∀≦*) 」

 

 イオン  「は、はい…」

 

アニスはチラッとクルーガーを見て「チョット褒められたくらいで…あんなに嬉しい顔して…」

 

ジェイド  「おや…やきもちですか?アニス」

 

アニスはツーンと「別に……そんなんじゃないよ、大佐…」(むむむ!本当はアニスちゃんが褒められるのに…何であんな奴が?最後に倒したのは、アニスちゃんなのに!)

 

ジェイド  「しかしあのポンコツカイザーの弱点を作ってくれたのはお手柄だったですね」

 

 アニス  「大佐…ディストを倒したから機嫌がいいんですね…」

 

ジョゼフ(ジェイドとディストはどういう関係なんだ?)

 

 

 

ティアは医務室の入り口の壁にもたれていた…

 

ジョゼフは気になり「どうした、そんな顔をして?」と聞くと

 

ティアは低い声で「あの兄が…船が揺れたくらいで頭を打って気絶だなんてありえないわ」

 

ジョゼフ  「嘘を付いてると?」

 

 ティア  「……ええぇ、兄は人を騙すのが得意だから…それに気絶するくらいだったら怪我もしているはず…」

 

ジョゼフ  「…ヴァンもファーストエイドを使えるのか?」

 

 ティア  「兄はセブンスフォニマーだから使えるはずだけど…」

 

二人が話している所へカールが静かに近づいて来た「…軍曹」

 

ジョゼフ  「どうだった?」

 

 カール  「はい…目撃者の話によると、海の中から突然船が現れてオラクル兵や親衛隊が乗り込んできたとの事…」

 

ジョゼフは驚き「海の中から…潜水艦か?」

 

 カール  「そうだと思います…それと樽の中に隠れていた船員の目撃によると、死体を潜水艦に運んで行ったようです」

 

 ティア  「オラクル兵と親衛隊ね…」

 

ジョゼフ  「自分らの存在を知られたくないからだろう」

 

 カール  「しかし、大胆に襲撃している時点でもう死体を隠すのは無駄じゃ…」

 

ジョゼフ  「確かに…」 

 

横からルークが「おいっ…!何コソコソ話しているんだ?」

 

 ティア  「貴方には関係ない話よ」

 

ジョゼフ  「ルークにはつまらない話だ」

 

ルークはムッとしながらも「何だよ……まぁいい、俺疲れたから部屋に行くぜ」と出ていった

 

ジョゼフ  「とにかく親衛隊とオラクルがどんな関係でも、もう少し調べる必要があるな…」

 

 

 

 

 

夕食も終わりベッドに入ったがなかなか寝付けずにジョゼフが甲板に出ると、ルークが居た「また海を眺めているのか?」

 

ルークは船のへりに寄りかかりながら「別に良いだろ…そっちこそ眠れないのか?」

 

ジョゼフ  「まぁな…そういえばルーク、銃の扱いは慣れたか?」

 

ルークは傍に掛けてあったMP40を手に取って「おぅ…最初は分かんなかったけど、今は剣よりもこっちの方がいいぜ」

 

ジョゼフ  「だがルーク…銃の扱いはまだまだだな…時間があったら教えてやる」

 

 ルーク  「別にいいよ面倒くせ~」と話をしているとルークの体がぼんやりと光りだした!

 

苦しそうに崩れ落ちる「ううぅ…うぅ…」ジョゼフが慌てて支えようと手を伸ばす…「ルーク!」

 

近くにいたヴァンが声を聞きつけ駆けつけて来た…すぐにルークの身体を抑える「い、いかん!ルーク落ち着け!」

 

するとジョゼフの体も光り始めた「くぅぅ!何だこれは!?」

 

ヴァンはジョゼフを見て驚いた「こ、これは!どういうことだ!………まさかお前も!?」

 

 「ううぅ…ぐうぅ…」ジョゼフは意識を失っていった…

 

 ヴァン  「ジョゼフしっかりしろ!」

 

 

 

 

遠くの方から声が聞こえる……

 

ヴァンが必死に呼び掛けていた「二人共私の声が聞こえるか!しっかりしろ」

 

ルークが先に目を覚ました「ううぅ…」まだ苦しそうだ……「…何が…起きたんだ?」事態を呑み込めずにいた

 

 ヴァン  「目覚めたか…」

 

ジョゼフも「ん〜ぅ…」と少しずつ意識が戻ってきたようだ… 

 

 ルーク  「確か………!…体がいきなり光って!?」 動揺して言葉が続かなかった

 

ヴァンはルークの目をじっと見ながら「ルーク落ち着け…」と声を掛ける

 

ジョゼフは2人を見ながら「一体何が起きたんだ…?」

 

しばらくするとルークもジョゼフも意識がはっきりしてきた

 

ヴァンは不思議なものを見るようにジョゼフを見た「私は単独で超振動を起こせるのはルークだけだと思っていたが…もう1人いるとは…」

 

ジョゼフ  「超振動?何言ってるんだ…」 

 

 ルーク  「ちょっと待て…超振動って何だよ?」

 

 ヴァン  「簡単に言えば音素が干渉しあって起こる現象で、ありとあらゆるものを分解し再構築する事だ……ルーク、小さい時に誘拐されその後軟禁されていた事を覚えているか?」

 

ジョゼフ  「誘拐された事は聞いたが……軟禁もされていたのか…何故だ?」

 

 ルーク  「俺がまた誘拐されないように父上と母上が心配して…」

 

 ヴァン  「表向きはそうだが…違う…ルークは世界でただ一人、単独で超振動を起こせる人間だ…それをキムラスカは兵器として利用しようとした、それは国王もファブレ公爵家も知っている」

 

 ルーク  「じゃあ…俺が軟禁されてたのは、兵器として……」

 

ジョゼフ  「兵器だと…」

 

 ヴァン  「…ルーク自体が兵器だ…それは島丸ごと消滅出来るほどの威力を持つ…その為外部からの接触を断ちたかったキムラスカに軟禁されていたのだ…どうしてお前にこの力が宿ったのかは分からんが…」

 

ジョゼフは呆気にとられた顔で「俺にもその力があるというのか…」

 

 ヴァン  「…さっき見たかぎりルークと同じ力があるみたいだが……以前にもこんな事はなかったか?」

 

ジョゼフは思い出しながら「……前に…コーラル城の地下で腕が光った事があった……他にも声が…」

 

 ルーク  「声?」

 

 ヴァン  「…そうか…その声も気になるが、地下であった事を誰かに話したか?」

 

ジョゼフは考えながら「いや、誰にも…」

 

ヴァンは静かな声で「そうか……この件はまた後で話そう、しかしこれだけは覚えておいてくれジョゼフ…お前は普通の人間じゃない…危険な力を手にしている事を…」

 

ジョゼフ(俺が…危険?…)

 

 ヴァン  「ともかく二人共この話は誰にも言ってはならん……私もこれからの事を考えてみる…」そう言って部屋に戻っていった

 

ルークは戸惑った様子で「ジョゼフ…ヴァン先生が言ってた事ってどういう意味だよ?」

 

ジョゼフ  「俺にもよく分からない……」

 

 ルーク  「声の事だけど…俺もはっきりじゃねえけど、たまに聞こえるんだ」

 

ジョゼフ  「それは女性の声だったか?」

 

 ルーク  「…いや…違う」

 

2人は神妙な面持ちで部屋に戻って行った

 

(あの女に会ってから…俺の体に何が…訳が分からない!俺はただの兵士だぞ……夢でも会えたら訳を聴きたいぜ……)

 

しかしジョゼフの期待を裏切り夢は何も見なかった……

 

 

 

 

翌日バチカルの軍港に着くと、キムラスカ兵が整列しているのが見えた…

 

 ヴァン   「私はやることがあるからもう少し船に残る、先に行ってくれ…分かっていると思うが昨日の事は誰にも話すなよ…」

 

 ルーク   「…分かりました、先生」

 

ヴァンを残してルーク達が下りていくと1人の体格のいい男が前に出てきて「お待ちしておりました、私はキムラスカ・ランバルディア王国軍第一師団長、バチカル守護隊ゴールドバーグ将軍であります」

 

その後ろからもう1人華奢な女性が「ジョゼット・セシル少将であります。」と名乗った

 

ロバート   「おっ 綺麗な女性じゃないか…同じ軍人には見えないぜ」

 

クルーガー(ふん、イオンと比べれば…絶対イオンだ)

 

ゴールドバーグはジョゼフ達を見て「あそこの人達は?見なれぬ格好をしていますが…」

 

 ルーク   「ああ…俺の連れだ…これから彼らを王宮に連れて行く」

 

ゴールドバーグ「分かりました。では…王宮までお供いたします」

 

ルークは面倒くさそうに「護衛なんていらねえよ、俺が王宮まで連れて行くから…いいな!」

 

ゴールドバーグ「わ、分かりました…では、我々はこれで失礼します。」と下がっていった

 

ジョゼフ   「ルークの奴、ここに来て急に偉そうになったなぁ」

 

 アニス   「ふわ〜、将軍に命令するルーク様、カッコいいです〜」

 

 ガイ    「まぁ、ルークはこう見えて偉いからなぁ」

 

ルークはガイに顔を近づけ「ガイ、どういう意味だよ」

 

 

ジョゼフはマインドルフがいない事に気付き辺りを見回した

 

マインドルフはキムラスカの戦艦を見ていた「これが駆逐艦…あれが戦艦か…」

 

ジョゼフ  「分かるんですか?」

 

マインドルフ「ああ、形や大砲の配置…この世界の船は独特な形をしているが…」

 

ジェイド  「マインドルフが言っていることは当たってますよ、この船はキムラスカ海軍の駆逐艦ですが…マルクト海軍と比べると古いですね」

 

マインドルフ「マルクト海軍の船も見てみたいですね」と言いながらジョゼフを見ると様子がいつもと違うのが分かった「どうした具合でも悪いのか?」

 

『誰にも話すな…』と言っていたヴァンの言葉が頭を横切り「何でもありません…ただ夢見が悪かっただけです」と答えた

 

マインドルフ「…そうか…」それ以上は聞かなかった

 

アニスが走ってきて「お~い!行くよ~」と声を掛けてきた

 

 

用意された馬車に乗りこむと街へ入って行き高い建物の前で止まった

 

マインドルフ「ここはまるでバベルの塔のようだな…」

 

 ルーク  「なんだそのバベルって?」

 

マインドルフ「私のいた世界で神話に出てくる塔だよ、それに似ている…」

 

ジョゼフ  「しかし…どうやって上に行くんだ…階段で登るのか?」

 

ガイが指さす「あれに乗っていくんだ」

 

指差した先には20人ほど乗れるロープウェイの様な物があった…しかも木製だ

 

ロバート  「おいっ、まさか…あれで行くのか?…」

 

 ガイ   「あぁ…これで上まで行くんだ…どうした?」

 

ロバートは顔が真っ青になった「………あー、悪いけど俺は乗らないぞ……」

 

 ティア  「えっ…急にどうしたの?」

 

ジョゼフ  「…ロバートは……高所恐怖症なんだ…」

 

 ルーク  「ええっっ…?そうなのか」

 

ロバートは怖がって乗ろうとしない

 

 アニス  「大丈夫だよ…下を見なかったら怖くないよ」

 

ロバート  「いやいや…エレベーターは無いのか!?」

 

 ルーク  「エレベーターって何だよ?」

 

ジョゼフ  「あるわけ無いだろう、諦めて乗れロバート」

 

ロバートが乗るのをためらっていると、後ろからアニスが背中を押して「ほらっ、ほらっ、早く乗ってくださ~い」

 

クルーガー(女性に背中を押してもらって…………俺もイオンに背中を押してもらいたい…(^ω^))

 

チラッとイオンを確認し…わざとためらっていると後ろから押された((*≧∀≦*)来たーー!!)後ろを振り向く

 

ジェイドが笑顔で「ほらっ、ほらっ、クルーガーも乗ってください…」

 

この時から、クルーガーはジェイドに殺意を抱いた…

 

 ティア  「少しの時間だけだから我慢しなさい!」と活を入れるがロバートは乗らない

 

 ミュウ  「ロバートさん!僕が一緒に乗ってあげますから、乗るです!」

 

ロバートは観念して両手でミゥウを抱きかかえ乗り込んだ

 

羨ましそうなティア(いいなぁ、あのモフモフ私も両手で抱きしめたい…)

 

 

 

ロバートの顔は真っ青だ「大丈夫、大丈夫だ…このカゴは絶対に落ちない…あぁあ大丈夫だぞ!ロバート」

 

 ジョゼフ  「まだか?ロバートの精神が限界だ」

 

カールは知らん顔で外を眺めている(いい眺めだなぁ…)

 

ミゥウはロバートにギュッと抱きしめられて身動きが取れない「くっ…く、苦しいですの〜!」

 

それを見ているティアも力が入る「ミゥウも限界だわ…」

 

到着し真っ先に降りる「はぁぁ…はぁ、死ぬかと思った!」ロバートは汗でびっしょりだ

 

 ルーク  「なんだよ、そんなに怖かったのか?」

 

ミュウもクタクタになっていた「みゅう〜死ぬかと思ったんですの〜」

 

ティアはホッとして「ミゥウも、頑張ったわね」と褒めた

 

カールは周りを見渡し「ここには何人位住んでいるんですか?」

 

 ガイ   「この首都バチカルには、50万人が暮らしているぜ」

 

ジョゼフ  「50万人?首都としては少ない方だな」

 

 ガイ   「まぁ色々な事が…度重なる戦争で人口も国も減って、国はマルクトとキムラスカだが世界中にいる人たちを合わせても、400万人いるかいないか…」

 

ジョゼフ  「そんなに少ないのか?」

 

ガイは浮かない顔で「あぁ…また戦争が始まれば減るだろうな…」

 

そんな話をしていると見晴らしのいい高台に着いた

 

ジョゼフは下の街並みを見ながら「ここは街ってよりも要塞だな」

 

 カール  「あちらこちらに大砲がありますね」

 

 ガイ   「戦争になったら、要塞にもなるようになっているんだ」

 

マインドルフ「なるほど…ここを陥落させるには骨が折れそうだな…」

 

ジェイド  「マルクトの将軍達もあなたと同じ事を言っていましたね」

 

 ルーク  「それでも攻める気満々じゃねぇか…」

 

ジェイド  「戦争が起きればの話ですよ」

 

高台から少し歩くとバチカル城に着いた

 

マインドルフ「ドイツにも大きい城はあるが、こんな城は初めてだな…」

 

キムラスカ兵はマインドルフやジョゼフ達をジロジロ見ていたがルークに気付き「お待ちしておりました」と慌てて門を開けた

 

バチカル城の中に入り迷路のような通路をルークは間違うことなく進んで行った

 

王の間の扉の前に二人の兵士がいるのが見えた

 

キムラスカ兵はすぐにルークを見つけ「今は大詠師モース様が謁見中です、少々お待ちください」と言いながらチラッとジョゼフ達に目をやった

 

 イオン  「モースが…」 

 

 ルーク  「早く行こうぜ…モースが変な事を吹き込む前に」

 

ジェイド  「お待ちなさいルーク…アメリカ兵の人達と中佐はここに居てもらいます」

 

 ルーク  「はっ…?何でだよ」

 

 ティア  「見るからにジョゼフ達ば怪しいでしょう……話しがややこしくなるわ」

 

ガイはジョゼフを見て「ここまで来る間にもジロジロ見られていたしな…」

 

ロバートは服装を確認し「そんなに変か…身だしなみには気を使っているんだがなぁ」

 

 ガイ   「そういう問題じゃないんだが…」

 

ジョゼフ  「変に誤解を受けても困るしな…俺達はここで待ってた方がよさそうだ」

 

ルークも納得して「分かったよ、それじゃあ行こうぜ」

 

クルーガーもイオンの後ろについて行くが、ジョゼフに「お前は行くな…」と首根っこを掴まれた

 

クルーガー 「(´;ω;`)」

 

 

 

 

ロバート  「王様ってどうなんだろうなぁ…やっぱり王冠をかぶって赤いマントを着てるのか?」

 

マインドルフ「気になるなら、扉から少し覗いてみたらどうだ?」

 

ロバート  「…それもそうだな…よし!少し覗いて見るか」と行こうとするのをカールが肩を掴み止めた「やめて下さい。そんな事をしたら犯罪ですよ」

 

ロバートは「じゃあクルーガーならいいのかよ!」と扉を指さした

 

 カール  「いつの間に…」と呆気にとられた

 

クルーガーは扉に向かって(この扉の向こうにイオンを狙った奴が居るのか……許せぬ…イオンの邪魔をする者は……殺…)

 

横に居るキムラスカ兵に「おいっ…あまり扉に近づくな」と言われクルーガーが殺気を向けた (◞≼⓪≽◟⋌⋚⋛⋋◞≼⓪≽) 「何?」

 

キムラスカ兵は一歩引いた(何だこの殺気は!?)

 

しばらくすると扉からルーク達が出てきた、どうやら親書の返事には時間がかかるようでその間ジョゼフ達はルークの屋敷に滞在する事となった

 

 

 

 

 

 ルーク  「ここが俺ん家だ」

 

 アニス  「うわぁ〜凄い豪華なお屋敷じゃないですか〜」と目をキラキラさせている

 

クルーガー(俺もいつかイオンとこんな屋敷に住んでみたい(^ω^) )

 

アニスはクルーガーがニヤついているのを見て(けぇぇ!クルーガーの奴また変なこと考えてるなぁ)

 

 ルーク  「中に入れよ」

 

ロバート  「相当広そうだなぁ」

 

扉を開けるとメイド達がいた…来るのか分かっていたかの様に出迎えた「おかえりなさいませ、ルーク様」 

 

 ルーク  「父上はどうした?」

 

 メイド  「クリムゾン様はお出掛けしております…」

 

 ルーク  「そうか……じゃ俺は母上に会ってくる」と階段の方へ行きかけると「待って…私も会わせて…」とティアが呼び止めた

 

ルークは振り向き「お前が、来たら母上が驚くだろう」

 

ティアは申し訳なさそうに「謝りたいの…今回の騒ぎは私が原因だから…」

 

 ルーク  「分かった…それじゃあみんなを客間に案内しとけ」

 

 メイド  「はい…しかし客間にはナタリア姫がおりますが…」

 

ルーク(はぁ ナタリアが来てんのかよ…まぁ一緒でもいいか)「別にいい」

 

 メイド  「よろしいので…」

 

 ルーク  「しつこいな…俺がいいって言ったらいいんだよ」

 

 メイド  「かしこまりました」

 

ジョゼフ(…ナタリア?)  

 

ルーク・ガイ・ティアの3人は母親がいる部屋へ向かい…ジョゼフ達は客間へ通され、そこで初めてナタリアと会った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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