コール オブ ジアビス   作:マインドルフ

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第4話

ジョゼフは1年前のイタリア戦線に参加していた時の夢を 見ていた…

 

1943年イタリア戦線

 

第二次世界大戦中、 連合軍はイタリア軍・ナチスドイツ軍と戦っていた。

 

 

 米兵 「あそこの建物から撃ってきてるぞ!」

 

ジョゼフ「敵はドイツか?イタリアか?」

 

 米兵 「わかりませんが、イタリア軍ではないでしょう」

 

ジョゼフ「そうだなイタリア軍にあんな勇気は無い…とっくに逃げているはずだ」

 

 米兵 「ジョゼフ軍曹!無線で西の方角から88ミリ砲が狙っているようです!」

 

ジョゼフ「撃ってきそうか?」

 

 米兵 「!危ない」

 

辺りに5・6発落ちてきて、爆風でジョゼフは吹き飛んだ ! 米兵が駆け寄り

 

「ジョゼフ軍曹、軍曹大丈夫ですか…ジョゼフ…ジョゼフ……ジョゼフさん」

 

業者は慌てた様子でジョセフを起こしているが、ジョゼフは業者の方を見て

 

ジョゼフ「ああ…」と、寝ぼけている…

 

業者はジョゼフにむかって大声で叫んだ!

 

 業者 「前を見ろ!」

 

ジョゼフが前を向くと巨大なものが動いていた…

 

ジョゼフ「危ない!ぶつかるぞ右に行け!」

 

業者は舵を切ってギリギリ避けた…

 

ジョゼフ「なんだあの巨大なものは?」

 

 業者 「あれは、マルクト軍の陸上装甲艦タルタロスだよ」

 

ジョゼフ「陸上装甲艦?あんな大きいのが装甲艦なのか!?」

 

ジョゼフが驚いていると、ルークがおりてきて

 

ルーク 「何でこんなところにマルクト軍がいるんだ!?」

 

ティアが業者と話しをしている…

 

ティア 「!間違えた」 ルークとジョゼフがティアの所へ行き

 

ルーク 「間違えたって何だよ?」

 

ティア 「私たちが、向かっている首都はグランコグマよ」

 

と言ったとたんに、爆音が響き今渡ってきた橋が爆破され使いものにならなくなっていた…

 

 

      

それから、しばらくして村に着くと、業者がティアにむかって

 

 業者 「ここ、エンゲープでいいのかい?」

 

ティア 「ええ、ここに用事があるからいいわ」

 

 業者 「そうか、それじゃ、元気でな」と言って別れた。

 

ジョゼフ「とにかく、まずここが何処なのかわかるか?」

 

      ティアが地図を取りだす…

 

ジョゼフ「それは地図か?」

 

ティア 「ええ」

 

地図を広げてエンゲープを指さし

 

ティア 「今、私たちがいる所はここエンゲープよ、さっき橋が壊されたから船で国境を越えるしかないわね…」

 

ジョゼフは地図をじっと見ている (何だこの地図は、ほとんど島じゃないか、これがこの世界なのか?)

 

ルーク 「しかし、ここは小さい村だな」

 

地図をしまって、3人は歩るきながら

 

ジョゼフ「作物が、けっこうあるんだな、ここは農業が主体なのか?」

 

ティア 「まぁそんな所かしら、ここは農業と牧畜で有名なの」

 

ジョゼフ「なるほどな」

 

ルークはめずらしそうに家畜を見ている、

 

ジョゼフ「そんなに顔を近づけたら、あぶないぞ」

 

ティア 「とりあえず市場の方へ行ってみましょう」と向かった。

 

市場には果物や野菜などが並んでいた

 

ルーク 「おー、すげーなぁー」 と子供のようにはしゃいでいる

 

ジョゼフ「あんまり、遠くへ行くなよ、まるで子供だな」

 

ティア 「子供ね」

 

ジョゼフ「それじゃあ、俺も見に行こうかな」

 

と言ってルークとは反対側の市場へ歩るき出した…

 

(色々似ているものがあるなぁ、おっリンゴじゃないか、こっちも形は同じなんだな)と色々見ていると後ろの方から

 

 商人 「近頃また食料倉庫が荒されたんだよ」

 

 客  「えっ、また、これで何回目だよ」

 

(物騒だな)と思っていると、 向こうの方から別の商人が、やって来て

 

 商人 「おーい、あっちで騒ぎがあって犯人を捕まえたらしいぞ」

 

 客  「本当か?」  ジョゼフ(あっさり捕まったな)

 

 客  「犯人はどんな奴だ?」

 

 商人 「若い奴で・・」 ジョゼフ(若い奴か)

 

 商人 「髪は赤く先の方が金髪で・・」 ジョゼフ(まさか…)

 

 商人 「まぁ、とにかく生意気で、金は後から払うと言ってるんだが…」

 

ジョゼフ(うーん、心配だから戻るか)ジョゼフはもと来た道を帰り、ティアのもとへ急いだ…

      

ティア 「戻ってきたのね」

 

ジョゼフ「もしかして、ルークが捕まったのか?」

 

ティア 「よく分かったわね、あたなたが行った後すぐに…」

 

 数分後、説明をきいて

 

ジョゼフ「大体話しは解ったよ、つまりルークはただ食いして、捕まったんだな」

 

 と言って、深いため息をついた…

 

ジョゼフ「仕方ない、助けに行くか」

 

ティア 「ジョゼフ…」

 

 

 

ルークはエンゲープのローズ夫人邸へ連れていかれていた。

 

ローズ夫人邸の入口付近で

 

ジョゼフ「俺は、ここにいるからルークを頼む」

 

ティア 「あなたは?助けに行くんじゃなかったの?」

 

ジョゼフ「俺が行ったらますます話しがややこしくなるだろう、それにティアさんの方が話しはうまいし」

 

ティア 「確かに、複雑になりそうね…行ってくるわ」と言ってローズ夫人邸の方へ歩るき出した…

 

 ジョゼフ(ややこしい、ことになったな…)

 

ローズ夫人邸に近づく少年

 

 少年 「何かあったんですか?」

 

ジョゼフ「ああ、ちょっとトラブルがあって…」

 

少年はジョゼフの服装やヘルメットなど珍しそうに見ている、

 

ジョゼフ「あと何かあるかい?」

 

 少年 「いえ、ありがとうございます」と頭を下げてローズ夫人邸の中へ入っていった。

 

 ジョゼフ(可愛い顔してるな)

 

しばらくすると、ティアとルークがローズ夫人邸から出てきた…

 

ジョゼフ「大丈夫だったか?」

 

ティア 「ええ…」

 

ジョゼフ「食料泥棒の件もカタがついたのか?」

 

ティア 「それも済んだわ」 と言って3人は歩き出した。

 

ジョゼフはルークに

 

ジョゼフ「ちゃんと謝ったのか?」

 

ルーク 「・・・」

 

ジョゼフ「ティアさん、ルークはちゃんと謝ったんですか?」

 

ティア 「いいえ、謝ってないわ」

 

ジョゼフはため息をついて

 

ジョゼフ「取り合えず今夜泊まる宿をさがそう、ティアさんとルークは泊まる宿で待っていてくれ」

 

ティア 「あなたはどうするの?」

 

ジョゼフ「そいつの尻拭いをしてくる」

 

ルーク 「そいつって…」

 

ティア 「あなたのことじゃないの」

 

ルークはムッとして

 

ルーク 「なんで俺がそいつ呼ばわりされるんだよ!」

 

ティアは話しが終わる前に歩き出している

 

ルーク 「おい!何処に行くんだよ…」と、ティアを追いかけて行く

 

ティア 「泊まる宿を探しに行くのよ」(でも、どうしてあんな所に同志イオンが…)

 

 

ジョゼフはさっきのリンゴ売りの所へ行き、謝っている。

 

ジョゼフ「先ほどは、つれが失礼なことをした」

 

リンゴ売り「いいよ、あんたが謝らなくても、それにお金も受け取ったし」

 

ジョゼフ「そう言ってもらえると助かるよ」

 

と言って別れた(さて、ティアとルークの所へ行くか)

 

「あのーすみません」ジョゼフが振り向くと、そこには黒髪のツインテール、後ろにぬいぐるみを背おった、女の子が立っていた。

   

ジョゼフ「何か用かい?」

 

女の子 「この辺りで、髪が緑色で、私よりちょっと背の高い男の子なんですけど、見かけませんでしたか?」

 

ジョゼフはローズ夫人邸の入口で会った少年を思い出した。

 

ジョゼフ「もしかして、その子は杖を持っているか?」

 

女の子 「はい、持っています」

 

ジョゼフ「その少年なら、ついさっきローズ夫人邸へ入っていったよ」

 

女の子 「ありがとうございます。」と言って頭をさげローズ夫人邸へ走って行った。

 

ジョゼフはルークとティアの待つ宿へ向かう…

 

ティアが宿の前で待っていてくれたので、ジョゼフはすぐに見つけることができた。

 

食事も終り部屋に戻ると

 

ジョゼフ「この宿の食事は、まぁまぁ良かったな」

 

ルークは部屋でひとり怒っていた

 

ルーク 「あー腹の虫がおさまらねぇ!」泥棒に間違われたことが気に入らない…

 

ジョゼフ「あいつ、まだ怒ってるのか?」

 

ティア 「ほっておきましょう、そのうち忘れるわ」

 

ジョゼフは自分の装備品をベットに並べて、点検し始めた。ルークは物珍しくそれらを見ている

 

ルーク 「何だよ、これ?」

 

ルークがカメラを持っていじくり回していると、思いがけずシャッターを押してしまった…

 

カメラが自分の方を向いていたのでルークはフラッシュに驚いてしまい、後ろへ倒れた。

 

あまりの眩しさに

 

ルーク 「眼が…眼がぁ…」

 

ティア 「大丈夫?」

 

ルーク 「うう…目がチカチカする」ジョゼフは心の中で大爆笑していた…

 

次にルークが目を付けた物はトンプソン銃だ

 

ルーク 「これだよな、魔物をやっつけたのは…」手に取ろうとした時

 

ジョゼフがサッと取りあげ素早く弾倉を外してから、ルークに手渡した。

 

ルーク 「思ったより重いな」まるで新しいオモチャを手にしたように、はしゃいでいる。

 

ティア 「いいのルークに触らせて?」

 

ジョゼフは弾倉を見せて「これがなければ、使い物になりません」

 

ティアが、気になったものは、M1911銃…

 

ジョゼフ「持ってみますか?」

 

ティア 「いいえ、ただ…」

 

ジョゼフ「ただ?」

 

ティア 「私の知っている人もこれと同じような物を持っていたから」

 

ジョゼフ(この世界にも銃があるのか?)

 

ティア 「ジョゼフ」

 

ジョゼフ「なんだ?」

 

ティア 「服装も持っている物も、初めて見るものばかり…あなたは何処から来たの?」

 

ルークもジョゼフに向かって

 

ルーク 「俺も気になってたんだ、何処から来たんだよ?」

 

ジョゼフ「話してもいいが、信じてもらえるかどうか…」

 

     ジョゼフは二人に説明した…

 

     数分後、2人は複雑な顔をしていた

 

ティア 「なんて言ったらいいか…それが本当だったら帰る方法は、わかるの?」

 

ジョゼフ「今の所は、わかりません…」

 

ルーク 「あーさっぱりわかんねぇ」

 

ティア 「呆れた…さっきの話ちゃんと聞いてたの?」

 

ルーク 「聞いてたけどさ 、 いきなり瞬間移動とか別の世界から来たなんて言われてもピンとこねぇよ」

 

ティア 「あなたには難し過ぎたかもしれないわね」

 

ルーク 「馬鹿にするな! ジョゼフが住んでた場所って帝国か王国か?」

 

ジョゼフ「俺が住んでいる国はアメリカ合衆国と言うんだ、帝国でも王国でもない…」

 

ティア 「アメリカ合衆国…変わった名ね 」

 

ルーク 「なぁ、もっとその国について教えてくれよ」

 

ジョゼフ「わかった…」 と言って話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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