コール オブ ジアビス   作:マインドルフ

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第6話

 チーグルのミュウが仲間になり、4人と1匹はライガが居る場所へ向かった。

 

ミュウ 「ここですの!」

 

ジョゼフ「ここか!よし、ライガのボスに会おう」

 

先に進むと1匹の大きなライガが居た…

 

ルーク 「あれがボス?」

 

ティア 「あれが女王よ」

 

イオン 「ミュウ、通訳をお願いします」

 

ミュウ 「はい、ですの」

 

ミュウはライガと交渉を始めたが、ライガはまったく聞く耳を持たなかった…

 

それどころかライガはミュウを見て、森を燃やされた事に腹を立て威嚇してきた。

 

ミュウは、その衝撃で飛ばされてしまったが、ジョゼフがうまくミュウを受け止めた。

 

ティア 「このままだと私たちも危険よ!」

 

ルーク 「どうする!?」

 

ティア 「残念だけど倒すしかないわ」

 

そう話している間にもライガが集まってきている…

 

ジョゼフ「こいつらどんどん集まってくるぞ!」

 

イオン 「さっきの威嚇の声で、他のライガ達が集まってきたんでしょう」

 

辺りはすごく殺気立っている…

 

ティア 「ライガの女王さえ倒してしまえば、他のライガは逃げていくはず…」

 

ルーク 「こんなに多かったら、なかなかライガの女王に近づけないぞ!」

 

ティア 「誰かが他のライガを惹き付けている間に女王を倒しましょう」

 

ルーク 「冗談じゃない!俺は嫌だぜ…」

 

一瞬、みんなの視線がジョゼフに向いた…

 

ジョゼフ「分かった俺がやる!」

 

ティア 「あなたの銃の音で惹きつけて……その間に女王の所へ回り込むわ…

 イオン様とミュウは、向こうの木の影に隠れていて下さい!」

 

ジョゼフ「俺が惹きつけている間に隠れてくれ!…」

 

と言ってジョゼフは空に向かってトンプソン銃の引き金を引いた。

 

その音が合図だったかのようにライガ達は、一斉にジョゼフに襲いかかってきた…

 

その間、イオンとミュウは避難をした。

 

そしてティアとルークもライガの女王の所へ回り込むよう、走り出す…

 

 

ジョゼフ達とライガ達の戦いが始まった。

 

真正面から四体が向かってきた…ジョゼフはトンプソン銃で応戦をした。

 

四体の頭部めがけて連射しまくり、確実に倒していく…その後すぐに後ろから2体が襲いかかってきた…

 

すんでの所でかわしたが、すぐに違う1体が襲いかかってくる…

 

ジョゼフは素早くしゃがみこみライガの腹を、トンプソン銃で撃ち抜いた。

 

他のライガが、ティアとルークの方へ走り出した。

 

ジョゼフ「まずい!」

 

ジョゼフはしゃがみ込みながら、トンプソン銃で先頭を走るライガを撃つ…当たりはしなかったが、ライガの目線はまたジョゼフに向けられた。

 

ティアとルークはライガの女王と戦っている

 

ジョゼフ(早くしてくれ…)トンプソン銃に新しい弾倉入れ替え、四方八方から襲ってくるライガを次々と倒していく…

 

ジョゼフはルークとティアに「まだ、倒せないのか!?」と大声で叫ぶ

 

ルーク 「うるせえ、いくら攻撃しても倒れないんだよ!」

 

ティア 「これじゃ 限がないわ!」

 

それを聞いてジョゼフは、ルークとティアの方へ走り出し

 

ジョゼフ「ルーク! ティア!そこから離れろ!」

 

ジョゼフは胸につけていた手榴弾の安全ピンを抜き、ライガの女王に投げた…

 

手榴弾は女王の近くに落ち爆発した、その衝撃音に他のライガ達が驚いて逃げ出して行く。

 

女王はダメージを負ったが、まだ立っている…

 

ジョゼフ「あんな近くで爆発したのに…まだ立っているのか!?」

 

女王は3人に向けて大きく吠えた!その衝撃でジョゼフとティアは後ろへ飛ばされ、ルークはその場に倒れてしまった。

 

女王はルークが近くにいるのを見つけ、襲いかかろうとしていた…

 

ルークは上半身を起こし、剣を取ろうとしたが飛ばされていた。

 

ルーク 「俺の…剣がない!?」

 

ジョゼフは腰に着けているM1911銃を取り「ルーク!これを使え!」

 

と叫んで投げるとそれはルークの斜め前に落ちた…それを手に取り

 

ルーク 「これを、どうするんだよ!」

 

女王は牙をむいて襲いかかってきた!

 

ティア 「ルーク!!」

 

ルークはとっさに構えて引き金を引く…全弾撃ち尽くし、その中の2発が心臓に命中した!

 

女王はルークの目の前に崩れ落ちた。

 

ジョゼフとティアはルークに駆け寄り

 

ジョゼフ「大丈夫か?」

 

ルーク 「オレが…倒したのか?」

 

ティア 「あなたが倒したっていうより、ジョゼフの武器のおかげね…」

 

ルーク 「やな、女」

 

ジョゼフ「まー無事でよかったじゃないか、ルークその銃を返してくれ」

 

ルークはジョゼフに銃を返した。

 

M1911銃は全弾撃ち尽くされていたので、新しい弾倉に入れ替えた。

 

ジョゼフ「あっ、イオンとミュウは?」

 

 ?  「ここに、居ますよ…」

 

聞きなれない声の方を向くとそこには、イオンとミュウそしてメガネの男が一人いた …

 

ジョゼフ「イオン、その男は誰だ?」

 

イオン 「彼は…」

 

ジェイド「私はマルクト帝国軍第3師団所属ジェイド・カーティス大佐です。」

 

ジョゼフ「大佐?」

 

ルーク 「また、あんたかよ…」

 

ティア 「どうして、ここに居るのですか?」

 

ジェイド「私はイオン様が、ここに居ると聞いて来たのですが、あなた達がライガの女王と戦っていたので……手助けしようと思ったのですがその必要はなかったようですね」

 

ルーク 「見ていたのに助けなかったのかよ!」

 

ジェイド「おや、助けて欲しかったのですか?」

 

ルーク 「お前の助けなんていらねーよ!」

 

ティア 「言ってることがメチャクチャよ」

 

ルークはムッとしたが、黙った…

 

ジェイド「さて、用事が済んだのなら森を出ましょう」

 

イオン 「その前にチーグルの長に、この事を報告しましょう」

 

ミュウ 「そうですの」

 

ティア 「それじゃ行きましょう」

 

5人と1匹はチーグルの長の所に戻った…

 

ジェイドか歩きながらジョゼフに

 

ジェイド「そういえばまだ、名前を聞いていませんでしたね?」

 

ジョゼフ「ジョゼフだ」

 

ジェイド「ジョゼフ、先ほどの戦いを見ていたのですが…変わった武器を使用していましたね、私もいろんな武器を見てきましたが、あんな武器は初めてです。」

 

ジョゼフ「これは銃といって、遠くの物まで仕留められる武器だ」

 

ルーク 「そんな奴に、教えない方がいいと思うぜ」

 

ジェイド「おや、私はジョゼフと話をしているんですがね」

 

ルーク 「あー!腹が立つ奴だな」

 

ティア 「そこまでにしときなさい、もうそろそろ着くわ…」

    

チーグル族の長に会うと、今までの出来事をミュウが説明をした…

 

チーグルの長は、お礼を言った。

 

次に、森を燃やしたのはミュウだった事、しばらくの間追放する事になった件を話し…ミュウをルーク達に任せることに決めた…     

      

ミュウ 「よろしくですのご主人様」

 

ルーク 「なんで俺がお前のご主人様にならないといけないんだよ、いらねーよ」

 

ジョゼフ「まぁ、そんなこと言うなよ…可愛いじゃないか…連れて行ったら何か役に立つかもしれないぞ」

 

ティア 「ジョゼフの言う通り、何か役に立つわよ…」(それに可愛いし)

 

イオン 「僕からも、ミュウをよろしくお願いします。」

 

ルーク 「あー!わかったよ、もし足手まといになったらその場で焼いて食うからな!!」

      

ジョゼフ(焼いても美味くないだろ…いや…でも耳の所は油があって美味いかもしれないな…)

 

ミュウを仲間にして、5人は森の外に出る事にした。

 

森の出口付近まで行くと、向こうの方から女の子が走ってきた…

 

よく見ると前に会った女の子だった…

 

ジョゼフ「君は昨日の?」

 

女の子 「また、お会いしましたね」

 

ティア 「どういうこと?」と、言った途端に剣を持った男達が現れた…

 

ジェイド「彼らを連行しなさい、それからそこにいる男は妙な武器を持っている」

 

ジョゼフは危険を察知して、トンプソン銃を手に取ろうとした時…ジェイドが後ろに回って、ジョゼフの首の後ろを叩いて気絶させた。

 

ルーク「ジョゼフ!!」

ティア「ジョゼフ!!」

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