誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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始まるのかー


第10話

只今、紅魔館の門前にて待機していた2人に事情を説明中

 

ラディッツ:と言う訳で、是非ともお前達の力を貸して貰いたいんだが…

 

美鈴:他ならぬ御嬢様の御命令…そして妹様の御身の為とあらば、断る理由はありません。微力ながら、この紅美鈴も皆さんに御供させて頂きます。

 

ラディッツ:スマンな。

 

美鈴:いえいえ。

 

紫:彼女はともかく、何で私までメンバーに組み込まれてるの?

 

霊夢:アンタ、どうせ暇でしょ?良いから付き合いなさいよ。

 

紫:暇じゃないわよ!私には、やる事が沢山あるんだから!

 

霊夢:例えば?

 

紫:例えば…とにかく色々よ!色々!

 

霊夢:特に無いのね。じゃあ良いじゃない。

 

紫:うぐぅ…

 

美鈴:と言うか、パチュリー様までメンバー入りしているのが意外でした。てっきり、いつもの様に大図書館に引き籠もって不健康極まりない生活をしているとばかり…

 

パチュリー:こぁと言いアンタと言い、好き勝手言ってくれるわね…

 

魔理沙:そんな風に言われたくなきゃ、毎日運動すりゃ良いだろ。

 

パチュリー:むぅ…

 

ラディッツ:お前達は、どんな戦い方が得意なんだ?

 

美鈴:私は、紅式拳法による体術をメインにしてます。自分で言うのも何ですが、体力には自信があります。接近戦なら御任せ下さい。

 

紫:私は、体術より妖術タイプと言った所ね。あまり詳しくは言えないけど…

 

ラディッツ:フム…

 

魔理沙:どうだ?チーム分け、バランス良く出来そうか?

 

ラディッツ:あぁ、何とかな。とりあえず、こんなチームはどうだ?

 

Aチーム:ラディッツ、霊夢、パチュリー

 

Bチーム:魔理沙、美鈴、紫

 

パチュリー:えっ?私、貴方達と組むの?

 

ラディッツ:駄目か?

 

パチュリー:いや、駄目って事は無いけど…

 

霊夢:アンタ、何考えてるの?こんな病弱な奴入れても、足手纏いになるだけじゃない。

 

パチュリー:くっ…どいつもコイツも…

 

ラディッツ:最近は体の調子が良いと言ってただろ。それに、館を出る前にこぁから聞いたんだが、ソイツの知識量は相当優秀らしいから、色々役立つと思ってな。万が一の時は俺が何とかしてやるから、心配するな。

 

パチュリー:・・・

 

霊夢:何処から来るのよ、アンタのその自信は…

 

美鈴:魔理沙さんの魔法は、本当に凄まじい威力ですからねぇ。それが味方だと思うと、心強い限りです。

 

魔理沙:まぁな♪私の苦手な体術面は、お前に任せたからな。

 

美鈴:了解しました!

 

紫:アレ?何だろう…私、また放置プレイ?

 

ラディッツ:チーム分けも済んだ所で、幾つか渡しておきたい物がある。(カプセルを取り出し、魔理沙に投げ渡す)

 

魔理沙:おっとと…何だ、このカプセル?

 

ラディッツ:上にスイッチがあるだろ?それを押してから投げてみろ。

 

魔理沙:ん…こんな感じか?

 

魔理沙が、言われた通りにスイッチを押してカプセルを投げると、中から幾つかのアイテムが出現する

 

美鈴:わっ?カプセルから何か出て来ましたよ?

 

霊夢:アンタ、一体何したのよ?

 

ラディッツ:コレらは、俺が元居た世界にあったもんなんだ。1つずつ説明してやろう。まずは、今コレらを仕舞っていたこのカプセル…名をホイポイカプセルと言ってな。

 

 

パチュリー:ホイポイカプセル?

 

ラディッツ:あぁ。コイツの便利な所は、どんな質量の物でも中に仕舞い込んで持ち運べると言う事なんだ。

 

紫:どんな物でも?

 

ラディッツ:あぁ。こんな小物は勿論、大きな物なら家とか乗り物も仕舞える。

 

パチュリー:信じられない…一体どう言う仕組みなのかしら…

 

ラディッツ:元居た世界のとある奴に聞いた話だと、対象物を粒子状にして中に収納してるらしい。

 

霊夢:こ、こんな小さなカプセルにそんな力が?

 

魔理沙:スッゲーな♪超便利な収納グッズじゃないか♪コレさえあれば、部屋の整理整頓が捗るなぁ♪

 

霊夢:どの口が言うのよ…

 

魔理沙:気に入った♪コレ、死ぬまで借りてくぜ♪

 

紫:コラコラ…

 

パチュリー:またいつもの悪い癖が…

 

ラディッツ:構わん。御近付きの印に、ソイツはくれてやるよ。

 

魔理沙:サンキュー♪何だよ、お前良い奴だな♪

 

ラディッツ:そりゃどうも。次はコレ…名をスカウターと言うんだ。

 

美鈴:スカウター?

 

パチュリー:何かの機械みたいだけど…

 

ラディッツ:コイツの使い方は、実際にやってみた方が良いかも知れんな。そうだな…美鈴、コイツを左耳に装着してみろ。液晶部分が目の所に来る様にしてな。

 

美鈴:私ですか?えっと…こんな感じですか?(装着してみる)

 

ラディッツ:そうだ。で、横に赤いスイッチがあるだろ?ソイツを押してみろ。

 

美鈴:スイッチ?

 

パチュリー:コレじゃない?(スカウターの赤いスイッチを押す)

 

美鈴:わわっ!液晶に何か数値が出て来ましたよ?

 

ラディッツ:ソイツは、対象の戦闘力を数値化したもんだ。それは、お前の目の前に居るパチュリーの戦闘力の数値だな。

 

パチュリー:えっ?

 

美鈴:へぇ、戦闘力を計測出来るなんて便利ですね。

 

ラディッツ:まぁ表示されるのは基本的な力の数値だがな。戦闘力をコントロール出来る奴が相手なら、その数値はアテにならんのだ。

 

美鈴:そうなんですね。

 

ラディッツ:他にも、スカウターには色々な機能があるんだが…今から実践するとするか。(スカウターを装着し、物陰に移動)

 

他全員:???

 

ラディッツ:美鈴、俺の声が聞こえるか?

 

美鈴:わっ!スカウターから、ラディッツさんの声が!

 

霊夢:はぁ?

 

紫:成る程、通信機能があるのね。

 

美鈴:通信機能?

 

ラディッツ:その通りだ。コレさえあれば、どんなに離れた場所に居ても通信が可能だ。例え、通信相手が星の外に居たとしてもな。(物陰から出て、皆の居る場所に戻って来る)

 

魔理沙:マジかよ!

 

美鈴:さっきのカプセルもそうでしたが、コレも凄いアイテムですよ

 

パチュリー:河童が見たら、大喜びしそうなアイテムね…(小声)

 

ラディッツ:手分けして捜索するなら、通信手段が必要だからな。ソイツを持ってくと良い。

 

美鈴:はい!

 

霊夢:この緑色の小さな豆みたいなのは?

 

ラディッツ:仙豆と言ってな。腹に風穴が空いてようが首の骨が折れてようが、コレを食えば瞬時に完全回復出来る代物だ。

 

霊夢:何、その反則アイテム…

 

パチュリー:コレも、貴方が居た世界で?

 

ラディッツ:あぁ。つっても、コイツとカプセルは元居た世界で貰ったもんだがな。

 

パチュリー:そうなの…

 

魔理沙:外の世界って、本当に凄いんだな。こんな便利アイテムがゴロゴロ転がってるんだからさ。

 

ラディッツ:俺の居た場所が特殊だったのかも知れんがな。まぁとにかく、仙豆は紫が持っておけ。万が一の時の為にもな。(投げ渡す)

 

紫:えぇ、そうするわ。(受け止める)

 

ラディッツ:長くなったが、必要最低限の準備はコレで出来ただろう。

 

紫:そうね。手分けして捜索しつつ、何かあったらその機械…スカウターだっけ?それを使って、御互いに連絡を取り合うと。

 

魔理沙:そう言う事だな。

 

美鈴:必ずや妹様を探し出し、此方に連れ帰る。そうすれば…

 

パチュリー:レミィも元気になる筈。

 

霊夢:そして、謝礼もガッポリよ

 

ラディッツ:じゃ…行くか!

 

全員:おぉーっ!

 




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