ラディッツ:先手はくれてやる。何処からでも掛かって来い。
キュイ:弱虫ラディッツ如きが、このキュイ様に生意気な口を…後悔させてやるぜ!
キュイは、前進しつつ猛ラッシュを仕掛けるが、ラディッツはその攻撃を全て見切って回避して行く
キュイ:成る程、鍛えたってのもハッタリじゃねぇみたいだな!だが、回避してるだけじゃ勝てねぇぜ!
ラディッツ:・・・
キュイ:何なら、大サービスで一撃くらい攻撃させてやるぜ!
ラディッツ:良いのか?
キュイ:あぁ!どうせ、貴様の攻撃なんざ痛くも痒くもねぇんだからな!おら、来いよ!何処を狙っても構わねぇぞ!
ラディッツ:へっ、そうかよ…じゃあ、御言葉に甘えて…おらよっ!
ラディッツの放った蹴りは、キュイの顔面に減り込み、彼を吹き飛ばした
キュイ:ぐあぁぁっ!
キュイは、痛みの余り顔を押さえてジタバタしている
ラディッツ:どうした?痛くも痒くもねぇんじゃねぇのかよ?
キュイ:バ、バカな…有り得ねぇ…有り得ねぇぞ!貴様の戦闘力は、俺様より低いままなのに!
ラディッツ:バカはお前だよ。
キュイ:何だと?
ラディッツ:コレは、昔の俺にも言える事だが…お前は、スカウターの数値だけで相手の力量を判断し過ぎてるんだ。スカウターも万能じゃねぇ。さっきの一撃の様に、攻撃する時に一瞬だけ力を上げた攻撃には反応しねぇ。余りにも一瞬過ぎて拾いきれてねぇんだ。
キュイ:・・・
ラディッツ:自在に戦闘力のコントロールが出来る相手の場合、最早スカウターの数値は無意味なもんだ。此処に来てから、俺は毎日真面目に修行して来た。強敵との戦いも経験して来た。その結果がコレさ。
キュイ:だが、それでも貴様の戦闘力は15000!俺様より低いだろうがよ!
ラディッツ:まだ分からんか…なら、良く見てると良い。今の俺の戦闘力の数値をな…はあぁぁっ!
ラディッツが気を高めると、キュイのスカウターの数値がグングン上昇し始めた。ラディッツの戦闘力数値は、あっと言う間にキュイの最大戦闘力18000を超え、更に上昇して行く
キュイ:な、何だこりゃ…19000…20000…21000…まだまだ上がって…うぉっ!
キュイのスカウターは旧型である為、数値が22000を超えた瞬間に爆発してしまった
キュイ:ど、どうなってやがる!何で貴様にこんな力が!
ラディッツ:言った筈だ。真面目に修行した結果だと。因みに、今の俺の最大戦闘力数値は24000だ。尤も、コレくらいで満足した訳じゃねぇがな。
キュイ:24000…だと…
ラディッツ:分かったか?今のお前じゃ、何をしようが俺には勝てん。
キュイ:くっ…こ、こうなったら…
気を抑えたラディッツに対し、恐れ戦いたキュイ。次の瞬間、彼は近くでその戦いを見物していたフランの背後に瞬間移動し、彼女を人質に取ったのだった
キュイ:ハーッハッハッハッ!それ以上何かしてみろ!可愛い妹の頭が吹き飛ぶぜ!
ラディッツ:・・・
キュイ:おいガキ!貴様も、泣きながら助けを求めたらどうだ?助けてーってなぁ!
フラン:何で?
キュイ:あぁん?
フラン:ねぇ、御兄ちゃん。コイツの事、破壊しちゃっても良い?
ラディッツ:あぁ、構わん。こんな奴、相手してるだけで時間の無駄にしかならんからな。
フラン:了解
キュイ:何言って…
フラン:とぉっ!
フランは、ラディッツに笑顔を向けた後、キュイの腹に肘打ちを減り込ませ、怯んだ隙に脱出した
キュイ:ぐぅっ…この…糞ガキ!コレでも食らえっ!
キュイは、フランに向けて気弾を連射し、締めに巨大な気弾を投げ付けた。爆煙が晴れると、其処にフランの姿は無かった
キュイ:へっ…ハーッハッハッハッ!ざまぁ見やがれ!粉微塵に消し飛びやがった!
勝利を確信し、大笑いするキュイ。しかし、その直後に彼の肩を叩いた者が居た
キュイ:あん?誰だ?
フラン:ヤッホー
キュイ:げぇっ!?
振り向いたキュイの目の前には、笑顔を浮かべたフランが立っていた
キュイ:な、何で此処に?
フラン:ゴメンね今の攻撃、見てから回避余裕だったよ
キュイ:なっ…
ラディッツ:参考までに言っておくが…フランの戦闘力は、俺と同等…いや、それ以上だからな。
キュイ:な、何?
ラディッツ:やれ!フラン!
フラン:はーい
キュイ:ちょっ…待っ…
フラン:そぉいっ!
フランの拳は、キュイの戦闘服を軽々と貫き、彼の腹に突き刺さった。フランは、間髪入れずに一撃食らわせ、キュイを空高く打ち上げた
フラン:キュッとして…ドカーン
フランがそう言いながら手を握ると、空中にあったキュイの体は音を立てて爆発四散した
フラン:アハ汚い花火だ
ラディッツ:何だそりゃ?
フラン:何か言わなきゃいけない気がして
ラディッツ:良く分からんが…後で手を洗っとけよ?
フラン:はーい
小悪魔:結局、汚い花火になりましたね。
作者:キュイを出そうとした時から…と言うか、ゲームでフランを使ってる時から考えてた構図だよ。フランのキュッとしてドカーンは、王子のあの技と似てると思って…
小悪魔:似てますかね…
作者:似てない?
2人:・・・
小悪魔:それと、こんな話が100話ですよ。良いんですか?こんなんで…
作者:申し訳無い。何も思い付かなかった…読者の皆々様、御詫びにこぁが脱ぐんで、それで勘弁して。
小悪魔:ソンナコト、ゼッタイニシマセンカラネ?
作者:冗談だって冗談…こんなんですが、皆様の暇潰しにでもなっていれば幸いです。コレからも、どうぞ宜しく。