誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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若干アレな描写があります…


第106話

仮面のサイヤ人との戦いで、瀕死の重傷を負ってしまったラディッツ。血を流し過ぎていた彼は輸血を必要としていたが、永遠亭にあるストックだけでは足りなかった。永琳の話では、彼に輸血出来るのは只1人…フランだけであった。ラディッツの命を救う為ならと、彼女は自らの血を使う事を決意。只今、輸血作業の真っ最中である…

 

レミリア:思ったよりも時間が掛かってるわね…

 

咲夜:傷の程度が程度ですからね。

 

レミリア:・・・

 

ターレス:ちょっと外へ出て来る…

 

椛:どちらへ?

 

ターレス:トレーニングだ。

 

そう言うと、ターレスは1人で外へ移動した

 

はたて:友達が瀕死になってる時にまでトレーニングとか…

 

にとり:サイヤ人ってのは、どいつもコイツもああなのかねぇ…

 

椛:恐らく、ジッとしてると落ち着かないんだと思う。

 

他全員:・・・

 

椛:私も行って来ます。彼の部下として、彼が無茶をしない様に見張る必要もありますから。

 

椛は、ターレスの後を追って外に移動した

 

紫:家族、兄妹、部下…どんな形であれ、彼等の間に出来た絆は、着実に強固な物になっている様ね。

 

藍:はい。

 

ザーボン:絆…か…

 

文:羨ましいですか?

 

ザーボン:あ、いえ…

 

華扇:・・・

 

一方、ターレスは永遠亭の外でトレーニング中である

 

ターレス:・・・

 

椛:ラディッツさんの輸血、上手く行くと良いですね。

 

ターレス:…別に、彼奴の心配なんざしちゃいねぇよ。

 

椛:またまたぁ…傷付いて倒れた彼を、誰よりも先に運ぼうとしてた癖に…

 

ターレス:・・・

 

椛:もう少しだけ、自分の心に素直になっても良いんじゃないですか?

 

ターレス:てめぇ…知った風な口を叩くな!

 

ターレスは、悪い笑みを浮かべながら椛の尻尾を滅茶苦茶に弄り始めた

 

椛:あっ…ちょっ…尻尾は!尻尾は駄目です!

 

ターレス:お前は、此処が弱点なんだよな…

 

椛:つ、付け根は勘弁して下さい!敏感なんですか…アーッ!

 

敏感な尻尾をモミクチャにされ、悶える椛であった

 

椛:はぁ…はぁ…酷い…弄ばれた…

 

ターレス:弄んだつもりはねぇ。今後の為に、その弱点を克服させてやろうと思っただけだぜ?

 

椛:絶対嘘ですよね?物凄く悪い顔してましたよ?

 

ターレス:ククク…

 

椛:そう言えば…ターレスさんも、あの仮面のサイヤ人…バーダックさんの事を御存知なんですよね?

 

ターレス:あぁ、まぁな…ガキの頃の短い間だけだったが、あのバカ(ラディッツ)の両親には色々世話になったんでね…

 

椛:やっぱり、ショックでしたか?

 

ターレス:何がだ?

 

椛:彼があんな姿になり、敵になっていた事がです。

 

ターレス:…別に…

 

椛:何とも思わなかったんですか?

 

ターレス:生憎、其処まで繊細な心なんざ持ち合わせてねぇんでな…

 

椛:そうですか…

 

ターレス:つーか、ラディッツのバカが繊細になり過ぎてんだ…愛や友情なんてのは、戦いには邪魔なだけなのによ…

 

椛:御言葉ですが…同じサイヤ人だからって、皆が皆同じ生き方をしなきゃいけないと言う訳では無いのでは?

 

ターレス:どうやら、攻められ足りなかった様だな…今度は、尻尾の付け根を集中的に攻めるか…

 

椛:そ、それは勘弁して下さいとさっきも…

 

ターレス:冗談だ…

 

椛:冗談に聞こえませんってば…

 

ターレス:…だがまぁ…

 

椛:何ですか?

 

ターレス:俺も、彼奴(バーダック)の事をこのまま見て見ぬフリをするつもりはねぇよ…

 

椛:そうですか…

 

ターレス:今に始まった事じゃねぇが…奴等と戦う為には、今以上に力を付ける必要がある。コレからも、俺がお前をビシビシ扱いてやる。勿論、俺自身も強くなるつもりだ。だから、遅れんじゃねぇぞ?

 

椛:はい!

 




次回もまた、新たな絆が…

御楽しみに
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