行方不明となったフランを捜索する為、紅魔館を出発した一行。此方はラディッツ達…
パチュリー:はぁ…はぁ…うぅ…(フラフラと数歩歩いた後、その場に座り込む)
霊夢:ちょっと…出発して数分しか経ってないのに、もう息切れした訳?
パチュリー:う、うるさいわね…
ラディッツ:顔色が悪いな。今ならまだ間に合うし、館に戻るか?
霊夢:小悪魔が言ってたでしょ?コイツは、喘息持ちの引き籠りだって。
ラディッツ:・・・
パチュリー:喘息じゃなく、ちょっと疲れただけよ…
霊夢:今の時点でこんな有り様じゃ、先が思いやられるっての!
パチュリー:ぐっ…
霊夢:だから言ったのよ!こんな奴チームに入れたら足手纏いになるって!
パチュリー:フランに頼まれたからとは言え、私が弱点を無くす魔法を軽々しくかけた…そのせいで、あの子は行方不明になった…責任は私にあるわ…だから…
霊夢:気持ちは分かるけど、フランを探しに出掛けたせいでアンタに倒れられたら、更に面倒な事になるのよ!分かったら、さっさと館に戻りなさい!
パチュリー:・・・
ラディッツ:やれやれ…(パチュリーを背負う)
パチュリー:ちょっ…
霊夢:な、何やってんのよ?
ラディッツ:歩くのが辛いなら、背負ってやりゃ良いと思ってな。
霊夢:そ、そりゃそうかも知れないけど…
ラディッツ:1つだけ、言いたい事がある。
パチュリー:…何よ?
ラディッツ:さっき、フランに頼まれたから魔法をかけた…そのせいで…と言ったな?
パチュリー:…それが何?
ラディッツ:頼まれた時、こうなると予想してた訳では無いだろう?
パチュリー:そ、それは…
ラディッツ:お前は、良かれと思ってそうした筈だ。なら、お前が気に病む必要はねぇ。
パチュリー:・・・
ラディッツ:館で待ってる連中を安心させてやる為にも、さっさとフランって奴を見付けてやるとするか。
霊夢:えぇ、そうね。
ラディッツ:しかし、此処は何だ?霧が立ち込めてて、周りがよく見えんな…
パチュリー:此処は、紅魔館の近くにある霧の湖って場所よ。因みに、此処は年中こんな感じよ。
ラディッツ:霧の湖ね…
パチュリー:そう言えば…あの一件以来、フランと仲良くしてる妖精達が此処に居る筈よ。あの子から色々話は聞いてるから。
霊夢:あぁ、アイツらか…
ラディッツ:妖精?そんなのも居るのか?
パチュリー:えぇ。この辺りを遊び場にしてるのが何人かね。
ラディッツ:妖怪に吸血鬼、魔法使いに悪魔と来て、次は妖精かよ…もう何でもありだな…
霊夢:もしかしたら、アイツらがフランを見掛けてるかも知れないわね。
パチュリー:そうね。彼女達に会って、話を聞いてみるのも良いかも知れないわ。
霊夢:行くわよ、ラディッツ。
ラディッツ:あぁ。パチュリー、落ちん様にしっかり掴まってろよ?
パチュリー:分かってるわよ。
全員、移動開始
パチュリーに無理をさせてしまいましたかな…