誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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この話を読む前に、まずは前の話を読む事をオススメします

アホみたいなミスした事に気付き、内容を変更しましたので


第116話

正邪が出現させた偽者達を華扇に任せ、里の人間達を襲おうとする小傘を追跡中のザーボン。だが、そうこうしている内に小傘が里の人間達に追い付いてしまい…

 

住人A:小傘ちゃん!本当にどうしちまったんだよ!

 

住人B:やっぱり、俺達が面倒ばっかり押し付けるから怒ってるのか?

 

小傘:わちきが怒ってるのは、そんな事なんかじゃない…

 

住人A:じゃあ、何でこんな事…

 

小傘:わちきは、お前達人間に捨てられたんだ!だから、お前達に復讐してやるんだ!

 

住人A:俺達が、小傘ちゃんを捨てただって?

 

住人B:何の話だ?

 

小傘:そうやって惚けてれば良い。お前達が謝る意思を見せなければ、わちきはこの里を破壊し尽くすだけだよ!

 

そう言うと、小傘は里の建物に向かって無数の弾幕を撃ち始める。その攻撃により、里の建物は次々と破壊されてしまった。其処に、彼女を追い掛けて来たザーボンが…その少し後に正邪も駆け付けて来た

 

ザーボン:くっ…何と言う事だ…

 

正邪:良いねぇ、最高の光景だ…折角だ、更に面白くしてやるよ!

 

正邪は、その場に数体の偽者を出現させた。此方の偽者達は、ドドリアやキュイ、ナッパ等、倒されて地獄に戻った筈の戦士達の姿を模した物であった

 

ザーボン:悪趣味な物を…

 

正邪:褒め言葉として受け取っとくぜ。行け!クローン共!里の人間達を皆殺しにしてやれ!

 

正邪の号令で、地獄の戦士の姿のクローン達が里の人間達を攻撃し始めた。小傘は、その光景を見て攻撃の手を止めた

 

小傘:何を…してるの?

 

正邪:何って、お前の復讐を手伝ってやってるんじゃねぇか。

 

小傘:復讐…うぅ…あぁぁっ!

 

小傘は、突如頭を抱えて苦しみ始めた。それと同時に、彼女の体から溢れていた邪気が少し消え始めた

 

ザーボン:ムッ…

 

正邪:何だ?

 

小傘:わちきは…人間達を殺すつもりは無い…わちきは…一言謝って欲しかった…それだけなんだ…

 

正邪:あぁん?

 

小傘:復讐は…確かにしたい…でも…人間達の命までは…奪いたくない…

 

正邪:何言ってんだ?もしかして、洗脳が解けかけてんのか?

 

小傘:うぅ…

 

正邪:力が弱かったか?なら、もうちょい強めに…

 

小傘の洗脳を強めようと手を翳した正邪だったが、その手を止める者が居た。それは…

 

ザーボン:それ以上の彼女への手出しは、この私が許しはしない。

 

正邪:てめぇ…

 

ザーボン:まずは、里の人間達の安全の確保が先決だな。

 

ザーボンは、正邪を軽く吹き飛ばした後で気弾を連続で発射した。その気弾は、里の人間達を襲っているクローン戦士達に次々と命中した

 

正邪:ちっ…

 

ザーボン:コレでも、軍の幹部を務めていたのでね。戦闘の腕には、それなりに自信がありますよ。

 

正邪:・・・

 

ザーボン:さぁ、どうしますか?戦うつもりならば、受けて立ちますよ?

 

正邪:へっ…それなら…

 

正邪は、邪悪な笑みを浮かべながら小傘を人質にした

 

正邪:どうだ?コレで、簡単に手出しは出来ねぇよなぁ?

 

ザーボン:何と卑劣な…

 

正邪:有難うよ。卑怯とか卑劣とかって言葉は、生まれついての天の邪鬼な私にとっちゃ、最高の褒め言葉になるのさ。

 

ザーボン:・・・




洗脳されていても、小傘の優しい心は完全に染まりきってはいません

さて、次は…
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