誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ラディッツ復活です

ゆっくりしてってね


戦士達の休息編ー束の間の平和ー
第121話


仮面のサイヤ人との戦いで瀕死になったラディッツが永遠亭に入院してから丁度1週間が経った。傷も完治し、遂に退院の日を迎えた

 

ラディッツ:傷が完治するまで、色々と世話になったな。

 

永琳:コレに懲りたら、もう無茶はしない様にね。

 

ラディッツ:肝に銘じよう。

 

永琳:本当かしら…

 

ラディッツ:姫さんとてゐにも、デカい借りが出来たな。

 

てゐ:良いって良いって

 

輝夜:困った時は御互い様よ

 

鈴仙:ラディッツさんが元気になって本当に…本当に良かったです…

 

ラディッツ:鈴仙。お前には特に世話になっちまったな。

 

輝夜:毎日朝から晩まで…それこそ、食事と睡眠の時以外は付きっきりで貴方の看病をしてたからね。

 

ラディッツ:あぁ。

 

鈴仙:私は、医療関係者として当然の事をしたまでですよ。

 

ラディッツ:それでも、色々助かったのは事実だ。何か礼がしたいんだが…

 

鈴仙:と言われましても…

 

ラディッツ:何でも言ってくれ。

 

鈴仙:何でも?

 

ラディッツ:あぁ。

 

てゐ:ちょっとちょっと?もしかして、コレってチャンスなんじゃないの?

 

輝夜:この機会に、関係が進展する様な事頼んじゃいなさいよ

 

鈴仙:ファッ!?

 

輝夜:さっき何でもって言ったけど、本当に何でも良いのよね?

 

ラディッツ:勿論だ。俺に出来る事があるなら、何でもしてやるぞ。

 

輝夜:ですって

 

てゐ:ホラホラ言っちゃいなよ

 

鈴仙:え、えっと…その…

 

楽しそうに騒ぐ輝夜とてゐを尻目に、鈴仙は頬を赤らめてモジモジし始める

 

鈴仙:じ、じゃあ…その…わ、私とデー…

 

フラン:御兄ちゃーん!

 

鈴仙が言葉を言い終わらない内に、フランが竹林の出口から姿を現した。彼女は、猛スピードでラディッツに突進した後、彼の首根っこに飛び付いて来た

 

ラディッツ:フラン、どうした?

 

フラン:どうしたって、御兄ちゃんを迎えに来たに決まってるじゃん!

 

ラディッツ:迎えに?

 

フラン:うん

 

パチュリー:貴方が退院するって聞いて、迎えに行くんだって聞かなくてね。付き合わされる方の身にもなって欲しいわ。

 

はたて:まぁまぁ

 

その少し後に、パチュリーとはたてもその場に姿を現した

 

ラディッツ:パチュリー、はたても来たのか。

 

パチュリー:何よ?私達が来ちゃ都合が悪い訳?

 

ラディッツ:そう言う訳じゃねぇが…

 

はたて:一足先に退院祝いをと思ってさとりま、退院おめでとう

 

ラディッツ:あぁ、有難うよ。

 

はたて:もう大丈夫なの?

 

ラディッツ:あぁ、御蔭様でな。

 

はたて:そっか、良かった

 

ラディッツ:パチュリーも、態々迎えに来てくれて有難うよ。

 

パチュリー:別に貴方の為じゃないわ。私は来るつもりなんか無かったのに、フランが無理矢理…

 

フラン:嘘ばっかり。パチェだって、御兄ちゃんが退院するって聞いた瞬間、普段以上に念入りに身支度を整えたりしてた癖に。

 

はたて:心無しか、此処に来るまでの道中も足取りが軽やかだったよ?

 

パチュリー:う、煩いわね!

 

はたて:それに、2人共ラディッツの入院中はほぼ毎日御見舞いに来てたらしいじゃんか。

 

パチュリー:それも、レミィ達に言われて仕方無くよ。

 

フラン:とりあえず、そう言う事にしといてあげて?

 

はたて:ん了解

 

パチュリー:アンタ達ねぇ…

 

ラディッツ:やれやれ、相変わらず騒がしい奴等だ。時に鈴仙、さっき何か言い掛けてた様だが?

 

鈴仙:スミマセン、何でも無いです…

 

てゐ:ちっ…ヘタレめ…

 

輝夜:んー、惜しい…

 

戯れる面々を見て溜め息を吐いた後、先の言葉の続きを聞こうと鈴仙に問い掛けるラディッツ。しかし、既にそんな空気では無くなってしまっている為、鈴仙はガックリと項垂れつつ先の言葉を無かった事にするのだった

 

永琳:貴方達。元気になったなら、そろそろ立ち去って貰えるかしら?私も暇じゃないのよ。

 

ラディッツ:あぁ、スマン。それじゃあな。

 

永琳:もう戻って来ない様にね。

 

ラディッツ:気を付けよう。

 

てゐ:バイバーイ

 

輝夜:御大事にね

 

皆と挨拶を交わした後、ラディッツ達は永遠亭を後にした

 

永琳:うどんげ。

 

鈴仙:何ですか?

 

永琳:今日は休んで良いから、貴方も彼等と一緒に行ってらっしゃい。

 

鈴仙:い、良いんですか?

 

永琳:構わないわ。この1週間、貴方は良く働いたわ。その御褒美よ。

 

鈴仙:師匠…

 

てゐ:とっとと行った行った!

 

輝夜:気を付けてね

 

鈴仙:はい、行って来ますあ、御夕飯までには戻りますので

 

永琳に休暇を与えられ、皆に見送られつつ、鈴仙はラディッツ達の後を追い掛けた

 

永琳:さてと、仕事仕事…

 

輝夜:私は、部屋でゲームでもしようかしら

 

てゐ:じゃあ、私は散歩でも行こうかな?

 

永遠亭の面々も、各々やりたい事をやる為に移動した。一方、此方はラディッツ達。鈴仙が合流し、只今妹紅と共に竹林内を移動中である…

 

ラディッツ:妹紅、お前にも色々迷惑掛けちまったな。

 

妹紅:本当だよ。全く、無茶しやがって…けどまぁ…元気になって良かったな。

 

ラディッツ:あぁ。

 

妹紅:アンタ達、今日はこのまま紅魔館に帰るのか?

 

ラディッツ:そうしたいのは山々なんだが、先に用事を済ませに行こうと思ってるんだ。

 

妹紅:用事?

 

ラディッツ:博麗神社にちょっとな。

 

はたて:神社って…

 

フラン:あ、何と無く分かったかも。

 

鈴仙:私も…

 

妹紅:別に、今から行かなくても良くないか?

 

ラディッツ:面倒事は、さっさと片付けるに限るからな。

 

妹紅:まぁそうかもだが…

 

パチュリー:変に律儀ね…

 

用事を済ませる為に、ラディッツ達は博麗神社へと移動を開始した

 




次が短編だと言ったな、アレは嘘だ

もしかしたらちょっと長くなるかも知れません

日常回ばかりなので退屈でしょうが…
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