誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ゆっくりしてってね


第125話

キャンプとバーベキューの為に玄武の沢を使うにあたり、俺はにとりの研究所で其処の使用許可を得た。更に、にとりに援軍として呼ばれた文がメンバーへの声掛けをしてくれる事になった。正直大助かりだ。にとりの研究所を後にした俺は、食材の買い出しの為に人里へとやって来た。其処で会ったのは…

 

アリス:あら、ラディッツさんじゃない。

 

ラディッツ:お前は…確か、アリスだったか?

 

アリス:えぇ、そうよ。神社での宴会以来久々に会ったって言うのに、私の名前を覚えていてくれたのね。

 

ラディッツ:まぁな。

 

コイツの名前は、アリス・マーガトロイド。魔理沙のダチで、人形を操る魔法使いだったな。アリスとは、宴会で自己紹介し合って以来久々の再会だ。と言うか、ファミリーネームがゴツいと思ったのは俺だけなんだろうか…

 

アリス:どうかしたの?

 

ラディッツ:いや、何でもねぇよ。

 

アリス:そう?まぁ良いけど…それはそうと…貴方、大怪我を負って昨日まで永遠亭に入院してたそうじゃない?

 

ラディッツ:一応聞くが、それを誰から聞いた?

 

アリス:魔理沙。

 

ラディッツ:だろうな…

 

文の奴ははたてが止めてたらしいから大丈夫だと思ってたが、とんだ伏兵が居やがった…下手すると、コイツだけじゃなく、方々に知れ渡ってるんじゃねぇだろうか…

 

アリス:御腹に大穴空いてた上に、大量の血が流れてたんでしょ?にも関わらず、たったの1週間で退院だなんて…と言うか、良く生きてたわね。

 

ラディッツ:永琳にも言われたよ。普通なら死んでる、信じられん回復力だとな。

 

アリス:あの人が其処まで言うって相当よ…もしかして、貴方の正体は鬼だったりするのかしら?

 

ラディッツ:俺はサイヤ人だ。それ以外の何者でもねぇ。

 

アリス:あっそ…まぁ病み上がりなんだし、無理はしない様にね。

 

ラディッツ:へいへい…

 

アリス:所で、貴方は此処に何をしに来たのかしら?

 

ラディッツ:何、ちょっと買い出しをな。

 

アリス:買い出し?

 

ラディッツ:実はだな…

 

俺は、入院中に世話になった連中を誘って玄武の沢でキャンプやバーベキューをする事と、その為の食材の買い出しにやって来た事をアリスに説明した

 

アリス:成る程、キャンプにバーベキュー…それは楽しそうね。

 

ラディッツ:良かったら、お前も参加せんか?人数が多い程盛り上がるだろうし、皆も歓迎してくれると思うが。

 

アリス:喜んで…と言いたい所だけど…生憎、色々と用事があってね…

 

ラディッツ:そうか…

 

アリス:折角誘ってくれたのに、ごめんなさいね。

 

ラディッツ:いや、此方こそ突然無理を言ってスマンな。

 

アリス:いえいえ。私は行けないけど、私の分まで皆と一緒に楽しんで来てね。

 

ラディッツ:あぁ、そうさせて貰おう。

 

アリス:それから、遅くなったけど…退院おめでとう。

 

ラディッツ:有難うよ。また会おうぜ。

 

アリス:えぇ、また。

 

アリスと別れた俺は、人里を巡って食材の買い出しを済ませた。荷物を確認する俺の目の前には、超特大な買い物袋が山の様に積み上がっていた。それを見た里の人間達は、皆揃って目を丸くして言葉を失っていた。何せ人数が人数な上、大食いな奴も居るからな。コレでも足りんだろうが、その時はまた買い足しに来れば良かろう。ふと財布の中を確認すると、大分寂しくなっていやがった。こりゃ、レミリアに頼んで仕事を増やして貰わなきゃいかんかな…等と思いつつ、財布は懐に、買い出しした食材はカプセルに仕舞い込んだ。このカプセルは、以前にとりにやったのを奴が改造し、食材を入れても腐らねぇとか言う便利な機能が追加されていた。言ってみれば、持ち運び可能な超小型の冷蔵庫って所だ。実は、俺が今使ってるスカウターもにとりが改造してくれたもんだ。見た目は以前使ってた旧型のままだが、暗視機能や透視機能、索敵範囲の拡大、戦闘力計測数値の限界の完全撤廃…盗聴機能なんて使い道の分からん謎の機能も追加したらしい。彼奴曰く、今も色々と開発中だそうだ。河童の科学力も侮れんな…まぁ取り敢えず、コレで買い出しは完了だ。後は、調理器具一式の手入れをしてから日時を皆に伝えるだけだ




アリスを出しましたが、彼女はこの後でやる珍事件にガッツリ絡んで来ます

どんな事件かはまた後々…

次回からキャンプとバーベキュー開始です
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