誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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前回と違って大分短いです


第127話

引き続き、俺達は玄武の沢でバーベキュー中。華扇に言われて、俺は少し休憩している所だ。そんな時、俺の横にパチュリーがやって来た

 

パチュリー:ラディッツ、ちょっと良いかしら?

 

ラディッツ:あん?どうかしたか?

 

パチュリー:休んでる所悪いんだけど、背中に日焼け止めを塗って貰いたいのよ。

 

ラディッツ:それなら、俺じゃなく其処に居る紫か文に任せれば良いだろ。

 

パチュリー:・・・

 

俺がそう言った瞬間、パチュリーの表情が少し暗くなった。何故かは分からんが…

 

紫:ラディッツさん、良い男は女に恥をかかせない物よ?

 

文:受けてあげて下さい

 

ラディッツ:良く分からんが、まぁ良いだろ…取り敢えず、其処に横になれ。

 

パチュリー:えぇ、宜しく。

 

パチュリーはビーチチェアに俯せになった。俺は、日焼け止めの容器を持ってパチュリーに近寄り、準備を始めた。紫と文がニヤニヤしながら此方を見ているのが気になるし、さっさと済ませちまうか…

 

ラディッツ:先に言っておくが、俺はこう言う経験が皆無だ。それでも良いんだな?

 

パチュリー:大丈夫よ。力の加減さえ間違わなければ、そんなに難しい事じゃないわ。それと、念の為に言っておくけど…変な所触ったら許さないから…

 

ラディッツ:へいへい…

 

コイツの言う変な所ってのが何処かはさておき、俺はパチュリーの背中に日焼け止めを塗り始めた。女ってのは、どうしてこう言う事を気にするんだろうか…

 

パチュリー:ん…

 

ラディッツ:スマン、力加減を間違えたか?

 

パチュリー:いえ、何の問題も無いわ。続けて頂戴…

 

ラディッツ:あ、あぁ…

 

視点変更(パチュリー)

 

いけないいけない…彼の手付きがくすぐったくて、思わず変な声が出てしまったわ…でも、悪くは無いわね…隙間妖怪と煩い方の鴉天狗の視線が少し気になるけど…

 

パチュリー:ラディッツ、もうちょっと下を…

 

ラディッツ:下…この辺りか?

 

パチュリー:ん…そう…良い感じよ…

 

ラディッツ:おう。

 

この男、本当に経験が無いのか怪しいくらい上手だった。力加減も手付きも…もう一度言う、悪くは無いわね。まぁ本人に自覚は無いだろうけど…で、その数分後…

 

パチュリー:有難うラディッツ。後は自分でやれる所だけだから、もう良いわよ。

 

ラディッツ:あぁ、分かった。

 

パチュリー:と言うか、妙に手慣れてた様だけど…気のせい?

 

ラディッツ:あぁ。

 

パチュリー:そう…まぁ良いわ…

 

深くは聞かない事にした。彼の事だから、嘘は吐いていないだろうけど…とか考えてると、天狗がニヤニヤしながら寄って来た

 

文:パチュリーさん

 

パチュリー:…何よ?

 

文:ぶっちゃけ、どうでしたか?

 

パチュリー:はぁ?

 

文:さっきの事ですよ正直な御気持ちを一言

 

パチュリー:何で貴方に教えなきゃいけないのよ?

 

文:えーっ?別に良いじゃないですかー

 

パチュリー:嫌よ。どうせ記事にする気でしょうが…ロクな事にはならないだろうしね…

 

文:あやや、手厳しい…

 

“正直気持ち良かった”なんて言える訳無いでしょ…

 

紫:青春ねぇ

 

そして、全てを見透かしたかの様に笑顔を見せる隙間妖怪。私、青春なんてキャラじゃないんだけど…

 

ラディッツ:お前は泳ぎに行かねぇのか?

 

パチュリー:遠慮しておくわ。御腹も膨れたし、後はゆっくりと読書でもしてるわよ。

 

ラディッツ:お前らしいな。

 

パチュリー:そう?

 

ラディッツ:あぁ…

 

私は、ビーチチェアに座って本を開いた。周りがちょっと騒がしいけど、今はそれが心地好いと思える。少し前までの私が今の私を見たら、きっと驚くでしょうね…




今回もパチュリー回でした

キャラ視点の文章に良い加減慣れていかないと…

さて、次回は誰視点になるのやら…
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