誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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次、行ってみよう!


第13話

大妖精:2日程前になるでしょうか…霧の湖で遊んでいる所で、フランさんをお見掛けしまして…一緒に遊ぼうと言ったんですが、大事な用事があるからと断られてしまいまして…

 

霊夢:大事な用事?

 

魔理沙:何なんだ?

 

大妖精:さぁ、私も詳しくは…ただ、御姉様の為に必要な物を探しに森に行くんだとだけ…

 

パチュリー:レミィに必要な物…

 

美鈴:何でしょうね?

 

紫:いや、私に聞かれても…

 

大妖精:大事な用事ならと、その時はそれで別れました。だけど、いつまで経っても戻らないので、大事な物と言うのが見付からないんだと思い、友人として手伝いに森に入ったんです…そしたら、辺りが御覧の有り様で…この森も私達の遊び場なので、何が起きたのか調べに奥に行きました。そしたら…(体が震える)

 

ラディッツ:コレは、今の話から考えた俺の推測でしか無いんだが…お前がさっきボロボロだった原因は、そのフランって奴のせいなんじゃないのか?

 

大妖精:な、何故それを?

 

ラディッツ:やはりな…しかし、話を聞いた限り、お前とフランってのは友人同士なんだろ?それなのに、何故さっきの様な事に?

 

大妖精:わ、分かりません…でも、私達が見たフランさんは、いつもの優しいフランさんじゃなかった…まるで、破壊する事を楽しんでいた…私には、そう見えました…

 

ラディッツ:今、私達と言ったか?フランを探しにこの森に来たのは、お前だけじゃないのか?

 

大妖精:私以外に後2人…親友の氷の妖精と、宵闇の妖怪さんも一緒に来ました。

 

魔理沙:アイツらも居るのか…

 

大妖精:でも、フランさんにいきなり襲われた際、2人は攻撃を避けきれずに怪我をしてしまった私を逃がす為、その場に残ってくれて…多分、今も戦っているかと…

 

ラディッツ:フム…確かに、一際デカい反応の他に、弱々しい反応が2つあるな。

 

大妖精:私は、そんな2人を置いて1人だけ逃げて来てしまいました…私は…薄情者で…臆病者です…2人に何かあったら…私は…私は…(目から大粒の涙が零れ落ちる)

 

紫:事情は分かったわ。

 

ラディッツ:フランって奴に何が起きたのかは知らんが、このままにしてはおけんな。

 

魔理沙:だな。

 

霊夢:どうやら、御仕置きが必要の様ね。

 

パチュリー:やれやれ、面倒な事になった物ね…

 

美鈴:急がなければ、手遅れになってしまいますね。

 

ラディッツ:大妖精だったな?怖い思いをしたってのに、よく話してくれたな。

 

大妖精:・・・

 

ラディッツ:お前は、さっき自分を薄情だとか臆病者だとか言ってたな?だが、それは違うぜ?

 

大妖精:えっ?

 

ラディッツ:お前は、友人を助ける為に俺達に助けを求めに来た。逃げたんじゃなく、一時的に退いただけだ。とりあえず、そう言う事にしとけ。

 

大妖精:・・・

 

パチュリー:物は言い様ね…

 

ラディッツ:だな。だが、お前もこのままじゃ駄目だと思ってる筈だ。

 

大妖精:そ、それは…

 

ラディッツ:お前の御蔭で、俺達が今何をすべきか分かったんだ。感謝するぜ、大妖精。(大妖精の頭を撫でる)

 

大妖精:あっ…

 

ラディッツ:さて、此処で1つ相談だ。俺達は、この森の事を詳しくは知らん。だが、お前らは此処を遊び場にしてると言ってたな?なら、此処の事をよく知ってる筈だ。俺達を、お前の友人達の居る場所まで案内してくれ。その代わり、俺達がお前の友人達を助ける力になってやる。

 

大妖精:本当に?

 

ラディッツ:あぁ。皆も構わんな?

 

パチュリー:はぁ…この空気で嫌とか言える訳無いでしょ…

 

魔理沙:私は、元よりそのつもりだぜ。

 

紫:幻想郷の管理者として、見過ごせないわね。

 

霊夢:博麗の巫女としてもね。

 

美鈴:妹様とその大切な御友人を御救いする為なら!この紅美鈴!例え火の中水の中、何処へでも行きますとも!

 

ラディッツ:だそうだ。悪いが、案内を頼めるか?大妖精。

 

大妖精:はい!

 

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オマケ

ベジータ:随分甘くなりやがったな、弱虫ラディッツ。

ナッパ:ほぼ初対面のガキ共の為に、何で此処までしてやる必要がある?理解出来ねぇぜ。

ラディッツ:フン…自覚はしてるさ…戦闘が好きで、優しいサイヤ人なんてよ…

???:それが、この世界のてめぇの生き様なんだろ?なら、最後まで貫いてみせろ。

???:私達の分まで幸せにね、ラディッツ。

ラディッツ:い、今のは…まさか…
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