オイーッス!ラディッツだ!魔法の森で暴れ回っていた巨大な化け茸を退治し、それのせいで正気を失っていたアリスを救った俺達。少し後にアリスが目を覚ましたんで、今は事情を説明してる所だ
ラディッツ:と言う事なんだが…
アリス:私とした事が、あんな茸に遅れを取るなんて…しかも、多大な迷惑を掛けた様ね。ごめんなさい…
ラディッツ:気にするな。
鈴仙:あの、アリスさん。非常に言い難い事なんですが…私達よりも多大な迷惑を掛けた人が居るんですけど…
アリス:えっ?
俺達の視線は、アリスと目を合わせようとせず、しかも距離を取ってる魔理沙へと集まった。魔理沙の奴、今回の事が相当堪えたらしいな…
アリス:魔理沙、そんなに離れてないで此方に来なさいよ。
魔理沙:い、いや…私は此処で良い…
アリス:・・・
アリスが1歩前進すると魔理沙が1歩後退し…を暫く繰り返した後、アリスは項垂れて元の場所に戻って来た
アリス:私、魔理沙に何をしたの…
鈴仙:えっと…それは…
パチュリー:私達の口からはちょっと…
アリス:ラディッツさん、出来れば説明を…
ラディッツ:簡単に言うと、お前は魔理沙の事をしつこく追い回した挙げ句、彼奴の初めてとやらを奪おうとしたって所だ。
アリス:うぇっ?
ラディッツ:幸い、未遂で終わった様だがな。
初めてとやらが何なのか、俺にはさっぱり分からなかった。だが、女のアリスにはそれが何なのか理解出来たらしく、顔を引き攣らせてやがった
アリス:な、成る程…だから、魔理沙は頑なに私に近付かない様にしてるし、目を合わせてもくれないのね…何と無く理解したわ…
ラディッツ:今はそっとしておいてやれ。
アリス:そうするわ…私、数少ない友達を失ったかも知れないのね…
ラディッツ:暫くすれば、いつも通りに接して貰える様になるさ。
アリス:だと良いんだけど…それはそうと、貴方達に何か御礼がしたいわ。
ラディッツ:礼なんか要らんさ。
鈴仙:私は、師匠に言われた事をしたまでですから。
パチュリー:あの化け茸を野放しに出来なかったからやった…それだけよ。魔理沙も同じくよ。
アリス:そうはいかないわ。此処まで御世話になっておいて何も無しでハイさようならじゃ、私の気が収まらないもの。
ラディッツ:むぅ…
幻想郷に来てすぐ、フランが暴走した事件を解決した時も、レミリアに似た様な事を言われた気がするな…
アリス:遠慮せずにウチに寄って行って頂戴。まぁ御礼と言っても、御茶と御菓子くらいしか出せる物は無いけど…
鈴仙:ラディッツさん。折角の御誘いですし、此処は受けておくべきでは無いかと。
ラディッツ:そうか?
鈴仙:はい。寧ろ、此処で断る方が彼女に対して失礼だと思います。
ラディッツ:そんなもんか…パチュリー、お前はどうする?
パチュリー:まぁ良いんじゃない?どうせ暇だし…レミィだって、少しの寄り道くらいは多目に見てくれるんじゃないかしら?
ラディッツ:そうか…じゃあ、悪いが少しだけ寄らせて貰うぞ。
アリス:えぇ、どうぞ。
パチュリー:魔理沙、話は聞いてたわね?いつまでもそんな所でビクビクしてるなんて、貴方らしく無いわよ?
鈴仙:早く来ないと、魔理沙さんだけ置いて行っちゃいますよ?
魔理沙:えっ?あ、ちょっ…ま、待ってくれ!
てな訳で、俺達はアリスの家に邪魔して茶と菓子を御馳走になる事になった
多分、次回で魔法の森編は終わりですかね
アリスのキャラについては、やっぱり此方の方が良いかな…
此方とは言わずもがな、常識人で冷静沈着、心優しい出来る女なアリスの事です
あ、魔理沙にハッスルしまくる変態アリスも嫌いじゃないですよ(黙れ)