誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ちょっと短いですが…


第144話

オイーッス!ラディッツだ!魔法の森で暴れ回っていた巨大な化け茸を退治し、それのせいで正気を失っていたアリスを救った俺達。少し後にアリスが目を覚ましたんで、今は事情を説明してる所だ

 

ラディッツ:と言う事なんだが…

 

アリス:私とした事が、あんな茸に遅れを取るなんて…しかも、多大な迷惑を掛けた様ね。ごめんなさい…

 

ラディッツ:気にするな。

 

鈴仙:あの、アリスさん。非常に言い難い事なんですが…私達よりも多大な迷惑を掛けた人が居るんですけど…

 

アリス:えっ?

 

俺達の視線は、アリスと目を合わせようとせず、しかも距離を取ってる魔理沙へと集まった。魔理沙の奴、今回の事が相当堪えたらしいな…

 

アリス:魔理沙、そんなに離れてないで此方に来なさいよ。

 

魔理沙:い、いや…私は此処で良い…

 

アリス:・・・

 

アリスが1歩前進すると魔理沙が1歩後退し…を暫く繰り返した後、アリスは項垂れて元の場所に戻って来た

 

アリス:私、魔理沙に何をしたの…

 

鈴仙:えっと…それは…

 

パチュリー:私達の口からはちょっと…

 

アリス:ラディッツさん、出来れば説明を…

 

ラディッツ:簡単に言うと、お前は魔理沙の事をしつこく追い回した挙げ句、彼奴の初めてとやらを奪おうとしたって所だ。

 

アリス:うぇっ?

 

ラディッツ:幸い、未遂で終わった様だがな。

 

初めてとやらが何なのか、俺にはさっぱり分からなかった。だが、女のアリスにはそれが何なのか理解出来たらしく、顔を引き攣らせてやがった

 

アリス:な、成る程…だから、魔理沙は頑なに私に近付かない様にしてるし、目を合わせてもくれないのね…何と無く理解したわ…

 

ラディッツ:今はそっとしておいてやれ。

 

アリス:そうするわ…私、数少ない友達を失ったかも知れないのね…

 

ラディッツ:暫くすれば、いつも通りに接して貰える様になるさ。

 

アリス:だと良いんだけど…それはそうと、貴方達に何か御礼がしたいわ。

 

ラディッツ:礼なんか要らんさ。

 

鈴仙:私は、師匠に言われた事をしたまでですから。

 

パチュリー:あの化け茸を野放しに出来なかったからやった…それだけよ。魔理沙も同じくよ。

 

アリス:そうはいかないわ。此処まで御世話になっておいて何も無しでハイさようならじゃ、私の気が収まらないもの。

 

ラディッツ:むぅ…

 

幻想郷に来てすぐ、フランが暴走した事件を解決した時も、レミリアに似た様な事を言われた気がするな…

 

アリス:遠慮せずにウチに寄って行って頂戴。まぁ御礼と言っても、御茶と御菓子くらいしか出せる物は無いけど…

 

鈴仙:ラディッツさん。折角の御誘いですし、此処は受けておくべきでは無いかと。

 

ラディッツ:そうか?

 

鈴仙:はい。寧ろ、此処で断る方が彼女に対して失礼だと思います。

 

ラディッツ:そんなもんか…パチュリー、お前はどうする?

 

パチュリー:まぁ良いんじゃない?どうせ暇だし…レミィだって、少しの寄り道くらいは多目に見てくれるんじゃないかしら?

 

ラディッツ:そうか…じゃあ、悪いが少しだけ寄らせて貰うぞ。

 

アリス:えぇ、どうぞ。

 

パチュリー:魔理沙、話は聞いてたわね?いつまでもそんな所でビクビクしてるなんて、貴方らしく無いわよ?

 

鈴仙:早く来ないと、魔理沙さんだけ置いて行っちゃいますよ?

 

魔理沙:えっ?あ、ちょっ…ま、待ってくれ!

 

てな訳で、俺達はアリスの家に邪魔して茶と菓子を御馳走になる事になった




多分、次回で魔法の森編は終わりですかね

アリスのキャラについては、やっぱり此方の方が良いかな…

此方とは言わずもがな、常識人で冷静沈着、心優しい出来る女なアリスの事です

あ、魔理沙にハッスルしまくる変態アリスも嫌いじゃないですよ(黙れ)
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