第146話
どうも皆さん!私は、紅魔館の門番を務めている紅美鈴と申します。さて、いきなりですが問題です。私は今何をしているでしょうか?っていきなり言っても分からないですよね。スミマセン…では、答えを御教えしましょう。私は今、ラディッツさんや妹様と一緒に重力室でトレーニングの真っ最中です。最初は辛かった重力室での修行も、毎日繰り返している内に体が慣れて来て、現在3倍の重力までなら問題無く体を動かせる様になりました。いやぁ、慣れって怖いですね…
ラディッツ:フランも美鈴も3倍の重力は問題ねぇ様だし、そろそろ負荷を増やしても良い頃合いだな。
フラン:次は何倍にするの?
ラディッツ:そうだな…次はこの2倍、6倍の重力にしてみるか。
フラン:おぉーっ!
美鈴:とその前に、少し休憩しませんか?やり過ぎても逆効果ですし。
ラディッツ:それもそうだな。フラン、やる気になった所に水を差す様で悪いが…
フラン:ううん、大丈夫だよ
と言う訳で、私達は休憩の為に重力室から外に出ました
フラン:体が凄く軽い
美鈴:トレーニングが終わる度に思う事ですが、何だか、自分の体じゃないみたいな不思議な感じがします。
ラディッツ:あぁ、そうだな。
パチュリー:貴方達、毎日毎日飽きずに良くやるわね…
私が外に出てすぐ、テラスで本を読んでいたパチュリー様が呆れた様に声を掛けて来ました
ラディッツ:強くなる為には、1日でもサボる訳にはいかんからな。
パチュリー:私から見れば、貴方達皆十分に化け物みたいに思えるんだけど…まだ足りないの?
ラディッツ:当たり前だ。こんなんじゃ、親父にも彼奴等にも遠く及ばん。もっと力が欲しいんだ。
パチュリー:フーン…
フラン:パチェも一緒にやろうよ皆でやれば、きっともっと楽しいよ
パチュリー:断固拒否するわ。貴方達みたいな体力御化けに、私が付いて行ける訳無いでしょ。
フラン:そっか…
ラディッツ:パチュリーにはパチュリーのペースってもんがあるからな。無理強いは良くないぞ。
美鈴:そうですよ。強くなる為に無理をして、その結果体を壊してしまってはいけませんからね。
フラン:はーい
パチュリー:貴方達、本当に仲が良いわね。
美鈴:そりゃ、毎日一緒にトレーニングしてますからね。コレで仲良くならない方がおかしいってもんです。
パチュリー:そんなもんかしら…
フラン:御兄ちゃん、この後ちょっと時間ある?
ラディッツ:コレと言って予定はねぇが、どうかしたのか?
フラン:もし良かったら、弾幕修行に付き合って欲しいんだけど。
ラディッツ:弾幕修行か…
フラン:うん。私だって、今よりもっと強くなりたいの。御兄ちゃんや美鈴やパチェ…ううん、この世界の皆を守れるくらいに。
美鈴:妹様…
ラディッツ:良かろう。休憩が終わり次第相手になってやろう。
フラン:わーい♪有難う♪
ラディッツ:美鈴も来い。フランとタッグを組んでな。
美鈴:しかし、私達が相手では其方が不利なのでは?戦闘力的な意味で…
ラディッツ:言ってくれるじゃねぇか。俺だって、此処に来たばかりの頃より数段強くなった筈だ。それに、少しくらい厳しく無けりゃ修行にならんからな。
美鈴:成る程、それは確かにそうですね。
フラン:よーし!美鈴!私達で御兄ちゃんをギャフンと言わせちゃおう!
美鈴:そうしましょう!強くなったのが自分だけでは無い事を、その身に教えてあげますよ!
ラディッツ:上等だ。2人纏めて返り討ちにしてやるぞ。
パチュリー:やれやれ…どいつも此奴も暑苦しいったら無いわね…
暑苦しいとか戦闘バカだとか言われたって構わない。笑われて行こうじゃありませんか。私だって、もっともっと強くなりたい。この拳で、紅魔館の皆さんを守るんだ。この気持ちは、ラディッツさんや妹様にだって負けていないつもりです。そんな気持ちを胸に、私達の修行は日が沈むまで続きました。あ、勿論休憩は挟みつつでしたよ?その日の御夕飯は、いつもより数段美味しく感じました
美鈴視点で日課のトレーニングを描いてみました
さて、次回は…
因みに、ラディッツはフランや美鈴の事を考えて控えめな重力でトレーニングしてます
まぁフランも美鈴も既に重力に慣れて来てますが