誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ラディッツ、寺子屋の先生になる?(前編)

始まるのかー


第149話

私の名は藤原妹紅。不老不死の元人間だ。さて、私は今紅魔館にやって来ている。と言うのも…

 

ラディッツ:俺に寺子屋の教師をやって欲しいだと?

 

妹紅:あぁ、そうなんだ。

 

ラディッツ:何で俺なんだ?専属の教師が居るんじゃねぇのか?

 

妹紅:その専属の教師が、最近忙しくて余り休めて無いらしくてな。其奴は私の親友だから、体調を崩さないか心配でな。

 

ラディッツ:成る程な…だが、俺に教師の経験は殆どねぇぞ?

 

妹紅:殆どって事は、少しは経験があるのか?

 

ラディッツ:あぁ。とは言え、外の世界に居た時に甥っ子の勉強を見てやってた程度だ。修行の合間にな。

 

妹紅:フム…因みに、甥っ子の年齢は?

 

ラディッツ:確か、当時は5歳だった筈だ…

 

妹紅:5歳か…

 

ラディッツ:まぁその程度の経験しかねぇんで、俺に教師が務まるとは思えんぞ?

 

妹紅:心配は要らない、教えるのは小学生低学年…つまりアンタの甥っ子と同じレベルの勉強だからさ。但し、人数が多い上に騒がしい奴ばっかりだけどな。

 

ラディッツ:ほぅ…

 

妹紅:どうだろう…引き受けて貰えないだろうか?

 

ラディッツ:・・・

 

レミリア:良いじゃない、受けてあげなさいよ。

 

ラディッツ:レミリア…

 

レミリア:何事も経験よ。それに、トレーニングの息抜きにもなる筈よ。

 

咲夜:此方の仕事は私達に御任せ下さい。

 

レミリア:妹紅。勉強を教える相手は、人間の子供達なのかしら?

 

妹紅:いや、妖怪の子供達が相手だ。

 

レミリア:と言う事は…

 

咲夜:妹様がいらっしゃるクラスですね。

 

ラディッツ:そうか、彼奴が居る…

 

妹紅:もう一度頼む。私の親友の為に、アンタの力を貸してくれ。

 

私は、ラディッツに対して深々と頭を下げた。コレも彼奴の為だ…

 

ラディッツ:お前には色々世話になってるから、断る訳にもいかんな。

 

妹紅:それじゃあ…

 

ラディッツ:上手くやれるかは分からんが、出来るだけの事はしてやるよ。

 

妹紅:そうか!助かる!

 

ラディッツ:それで?俺はいつ寺子屋に行けば良いんだ?

 

妹紅:明日の朝から夕方までの間だ。

 

ラディッツ:急ではあるが、了解した。お前のダチに宜しく伝えといてくれ。

 

妹紅:あぁ、分かった。それじゃ、私はコレで失礼するよ。色々と用事もあるからな。

 

ラディッツ:あぁ、またな。

 

ラディッツに了承を得た私は、紅魔館を後にして早速人里に向かった。その理由は勿論、彼奴にこの事を伝える為だ

 

???:そうか、引き受けてくれたか。

 

妹紅:あぁ。彼奴ならきっと上手くやってくれる。お前は何の心配もせず、ゆっくり休むんだな。

 

???:フフ…妹紅が認めた殿方だ、心配等してないさ。取り敢えず、挨拶だけはしておくべきだろうな。

 

妹紅:あぁ、そうだな。

 

視点変更(ラディッツ)

 

その日の夕食時、俺は紅魔館の皆に事情を説明した

 

フラン:じゃあ、明日は御兄ちゃんが私達に勉強を教えてくれるんだね?

 

ラディッツ:そうなるな。

 

フラン:そっか…御兄ちゃんの授業、楽しみだなぁ

 

パチュリー:また面倒事を安請け合いして…本当に大丈夫なの?

 

ラディッツ:さぁな…

 

パチュリー:さぁなって…

 

ラディッツ:やれるだけやってみるさ。

 

パチュリー:・・・

 

小悪魔:ラディッツ様が先生ですか…どんな先生になるんですかね?

 

美鈴:最初は教師達ですら御手上げ状態の問題児だらけだったクラスを、時には真っ向からぶつかり、時には優しく触れ合って行き…その内に、生徒全員から慕われる様になる熱血教師だったりして

 

咲夜:一昔前の学園ドラマじゃあるまいし…

 

小悪魔:美鈴さんは、そう言うの好きそうですよね。

 

美鈴:それはもう

 

パチュリー:熱血教師なんて、彼のキャラじゃないわよ。

 

フラン:でも、万年引き籠もりだったパチェを更正させた実績がある訳だからねぇ…

 

咲夜:それはまぁ…

 

小悪魔:確かに…

 

パチュリー:う、煩いわね…

 

レミリア:まぁ兎に角、紅魔館の名を汚さない様にしっかり頑張って来なさい。期待してるわよ

 

ラディッツ:過度な期待はするなよ?ったく…

 

妖怪のガキ共を相手に、教師経験ほぼ皆無な俺が何処までやれるかな…




ごくせん、金八、GTO等々、熱血先生が活躍する学園物は全部好きです

特にごくせんが…(笑)

それはそうと、次回に続きます
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