表記を変えました
前編後編では無くなってます
計画性の無さよ…ぐぬぬ…
現在、博麗神社で行われてる夏祭りを満喫中の私達。にとりの射的屋さんを後にした私達が、次にやって来たのは…
てゐ:やぁやぁいらっしゃーい
ラディッツ:てゐ、今度はお前か。
鈴仙:姿が見えないと思ったら、こんな所に居たのね。
パチュリー:と言うか、貴方も店を出してたのね…
てゐ:小遣い稼ぎ目的でちょっとねー
はたて:で、売り物は…
てゐの御店には、赤や青、黄色等、色取り取りの兎が何匹も並べてあった
ラディッツ:何だ此奴等は?
てゐ:カラーヒヨコならぬ、カラー兎ってね。どう?御安くしとくよ
はたて:ねぇ、コレって大丈夫なの?
てゐ:何が?
はたて:えっと…
鈴仙:何がじゃ無いだろ!仲間を商品にするな!
てゐ:心配しなくても、大きくならないよ?
鈴仙:なって堪るか!てか、そう言う心配はしてない!
てゐ:鈴仙、大事な事を1つだけ教えてあげよう…
鈴仙:大事な事?
てゐ:生きてく為には、多少の犠牲は止むを得ないんだよ!
鈴仙:ドヤ顔で威張るな!
その直後、うどんげのバックドロップがドヤ顔でそう語ったてゐに炸裂した。凄く綺麗な姿勢だったよ
鈴仙:ったく、此奴は…
はたて:容赦無いね…
ラディッツ:今のは、中々良い一撃だったぞ。
鈴仙:有難うございます。
パチュリー:ラディッツ、次の所に行きましょ。
ラディッツ:おう。
さて…カラー兎屋さんの次に私達がやって来たのは、何だかおどろおどろしい感じの建物で…
ラディッツ:ホラーハウス?こんなのもあるのか…
フラン:何だか面白そう!御兄ちゃん、此処行きたい!
ラディッツ:俺は別に構わんが…
パチュリー:誰が居るのか、大体予想は付くけど…
鈴仙:私は、あんまり気乗りしないんですけど…
はたて:まぁまぁ花火までは時間もあるし、暇潰しに入って行こうよ
鈴仙:えっ?あ、ちょっと?
フラン:レッツゴー
パチュリー:子供ね…
中に入った私達は、早速御化けによる御出迎えを受けた…それは…
???:おぉ…どぉ…ろぉ…けぇっ!
はたて:うわっ!
鈴仙:ひいぃっ!
私達の前に突如姿を現したのは、坊主頭で蒼白い肌をした白い着物の女の子だった。暗闇からいきなり現れた為か、はたてさんは少し驚き、うどんげに至っては飛び上がって驚いた挙げ句尻餅を付いてた。だけど、その声には聞き覚えがあって…
フラン:あ、小傘だヤッホー
ラディッツ:小傘だな。
鈴仙&はたて:えっ?
パチュリー:まぁ予想通りね。
???:こ、小傘って誰の事かな?わちきは通りすがりの御化けであって…
フラン:その一人称。
パチュリー:幼稚な脅かし方。
ラディッツ:気で分かる。
鈴仙&はたて:・・・
小傘:あーもう!
悔しそうにマスクを取ると、その下からはいつもの小傘の顔が現れた
はたて:な、何だ…坊主頭だったのも顔が蒼白かったのも、全部マスクを被ってたからだったんだ…
鈴仙:お、脅かさないでよ…
小傘:いや、立場的に脅かしてナンボなので…
パチュリー:まぁそうね…
ラディッツ:まぁ結果を見ると、5人中2人を驚かせた訳だが。
小傘:むぅ…もうちょっとイケると思ったのになぁ…
フラン:そのマスク、良く出来てるね。
小傘:あ、コレは仙人様がわちきの為に作ってくれた物なんですよ。
はたて:まさかの手作り?
ラディッツ:あの仙人、暇なのか…
ザーボン:話し声が聞こえると思えば、こう言う事か…
フラン:あ、ザーボンだ。
私達と小傘の話し声を聞き付けて、ザーボンが姿を現した。彼の姿は、口に鋭い牙を生やし、黒いマントで体を覆っている。彼の青い肌と合わせて、それはまるで…
はたて:その格好って、もしかして西洋の妖怪のドラキュラ?
ザーボン:御名答。
パチュリー:内装は和風な感じなのに、脅かし役が西洋の妖怪って…せめて統一しなさいよ…
ラディッツ:てか、こりゃもう只の仮装大会だろ。
ザーボン:紫様の発案なので、私に言われても…
ラディッツ:また紫絡みか…彼奴が何を考えてるのか、未だに分からんな…
鈴仙:確かに…
パチュリー:彼女が良く分からないのはいつもの事じゃない…
小傘:もう!何で出て来てるんですかザーボンさん!コレじゃ、ちっとも脅かし役にならないじゃないですか!
ザーボン:ス、スミマセン…つい…
ザーボンに対して、猫パンチの様にポカポカと攻撃する小傘。それを見て、何だかホッコリした私達だった…
はたて:あの2人、すっかり仲良くなったみたいだね。
フラン:だね
鈴仙:微笑ましい光景ですねぇ
パチュリー:いやいや、御化け屋敷でホッコリしてどうするのよ…
ラディッツ:まぁそうだな…
因みに、2人の師匠である仙人の人は、現在見回りがてら食べ歩きの最中なんだとか…ザーボンと小傘と別れ、私達は御化け屋敷の奥に進んだ。其処は、辺り一面に御墓が置いてあった。薄暗い中にある御墓って、それだけで雰囲気出るよね?
はたて:今度は御墓か…結構雰囲気出てるね…
鈴仙:作り物と分かってても、ちょっと怖いですね…
ラディッツ:だが、辺りから悪意の類いは一切感じん。何の心配も要らんさ。
フラン:冷静だね、御兄ちゃん。
ラディッツ:まぁな…
その直後、奥の方からグチャグチャと言う音が聞こえて来た
鈴仙:な、何々?
パチュリー:何の音かしら?
ラディッツ:奥の方からだな…
恐る恐る音がする方に向かった私達が其処で見た物…それは、何かを一心不乱に食べている人の後ろ姿だった…
鈴仙:ひっ…
うどんげが短い悲鳴を上げた瞬間、その人は食べる事を止め、顔だけをゆっくりと私達の方へ向けた。
???:見ぃ…たぁ…なぁ…
鈴仙:ひゃあぁぁっ!
うどんげの悲鳴とその人の余りの迫力に、私もちょっと驚いちゃった。だけど、冷静に見るとその人はコレまた私達が良く知ってる人で…
フラン:アレ?貴方…
ラディッツ:幽々子じゃねぇか。
幽々子:ラディッツ君…皆ぁ…
その人は、亡霊の御姉さん、幽々子だった。何故か涙目だった。うどんげを落ち着かせた私達は、事情を聞く事になったよ
ラディッツ:で?アンタはこんな所で何してたんだ?
幽々子:紫に誘われて御化け屋敷で待機してたんだけど、待機中に凄まじい空腹感に襲われて…それで我慢出来ずに…
ラディッツ:こんな場所で飯食ってたってか?
幽々子:うん…
幽々子の足元を見ると、生ハムの塊やソーセージの束なんかが置いてあった。つまり…
はたて:さっきの音の正体は、彼女がコレを食べてた音だったと…
フラン:そうなるね。
鈴仙:多分、今日一番ビックリしました…
パチュリー:全く…人騒がせな…
ラディッツ:やれやれ…こんな薄暗い所で飯食ったって美味くねぇだろ。軽いもんで良けりゃ、外で何か奢ってやるが?
幽々子:えっ?本当に?
ラディッツ:あぁ。
幽々子:んもう大好きよ、ラディッツ君食べちゃいたいくらい
ラディッツ:俺は食っても美味くねぇぞ?後、危ねぇ発言は止めとけ。
幽々子:はーい
パチュリー:ちょっとラディッツ。貴方、さっき私達に奢ってたのに、御金は大丈夫なんでしょうね?
ラディッツ:心配は要らん。キチンと貯金してあるからな。
パチュリー:うーん…それならまぁ…
鈴仙:そう言えば…幽々子さん、さっきの生ハムとかソーセージとかって、何処から持って来たんですか?
はたて:多分、祭りの出店のじゃ無いよね?
幽々子:敢えて言おう…白玉楼の冷蔵庫からくすね…ゲフンゲフン…借りて来たと!
はたて:その台詞、別の人の奴だから!それから、貴方既に死んでるし!
鈴仙:後で妖夢に謝っておいた方が良いですよ?
幽々子:ある人は言ったわ…バレなきゃ良かろうなのだ!
はたて:それ、確か“勝てば良かろう”だから!後、多分バレるから!
幽々子:バレへんバレへん
フラン:アハハ…
ラディッツ:やれやれ…
パチュリー:怒られても知ーらないっと…
御化け屋敷を出た私達は、出口で待ってた妖夢とも合流して一緒に行く事になったよ。だけど、私達と一緒に来る為に持ち場を放棄した事と、白玉楼の冷蔵庫の中身を勝手に持ち出した事がバレちゃって、幽々子が八雲のオバ…御姉さんと妖夢の2人に平謝りしたらしいんだけど…それは、御祭りのすぐ後の御話…
元ネタを簡単に解説(全部幽々子さん)
・御化け屋敷で登場した時、ハムやソーセージを食べながら振り向くシーン
初代バイオハザードで、洋館に入って最初の廊下の突き当たりで、ケネスを補食していたゾンビが振り向くシーン
もう一度言います、食べてたのはハムやソーセージです
・バレなきゃ良かろうなのだ!
ジョジョ第2部のカーズの台詞「勝てば良かろうなのだぁぁぁ!」から
彼方は結局負けたし、此方も結局バレましたとさ…
・敢えて言おう
機動戦士ガンダムのギレン・ザビの演説から
「敢えて言おう!カスであると!」と続く
・バレへんバレへん
懐かしいアニメ、ボボボーボ・ボーボボのキャラ、ところ天の助の台詞から
3バカ文明との戦いの中で、ボーボボと首領パッチがフュージョンし始めた時に、何故か天の助が入り込んで行った際の台詞
普通にバレバレでしたが、その結果滅茶苦茶強い合体戦士が誕生…マジで!?
・借りて来た
魔理沙の決め台詞(?)「死ぬまで借りてくぜ」が元ネタ…分かり難くてスミマセン
盗んだんじゃない、死ぬまで借りただけ…何と言うジャイアニズム
幽々子さん、もう死んでますけど(笑)