誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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既にグダグダして参りました


第159話

私の名前は河城にとり。幻想郷ナンバーワンの科学力を持つ河童さ。ある日、私の発明したゲームの世界に入れるメカが誤作動し、其処に居た皆を巻き込んでしまった。真っ暗な空間で目が覚めると…何と、体が縮んで(ドット絵になって)しまっていた!更に間の悪い事に、ゲームの世界では皆の飛行能力や特殊能力がほぼ全て封じられている事が発覚した。恐らく、ゲームをクリアしなければ元の世界には戻れないだろう…私達は、この世界の情報を集める為に街に繰り出す事にした…この先、何が私達を待っているかは分からない…だけど、この世界の全ての謎は必ず解き明かして見せる!見た目はドット絵!頭脳は天才的!その名は、河城にとり!

 

魔理沙:って前置きが長いわ!何してるんだお前!

 

にとり:いや、こう言う掴みは必要だろ?

 

魔理沙:掴みってか、ネタの無断使用であちこちに喧嘩吹っ掛けてるだけじゃね?

 

にとり:丸パクりじゃないからセーフセーフ。

 

魔理沙:そ、そうなのか?うーん…

 

アリス:訳の分からない事言ってないで、コレからどうするか話し合わない?

 

魔理沙:だ、だな…

 

ラディッツ:で?情報を得るにはどうすりゃ良いんだ?

 

輝夜:RPGで情報を得る場所と言えば、人が沢山集まる場所…つまり酒場と相場が決まってるわ。

 

フラン:酒場かぁ…

 

鈴仙:まだ昼過ぎですけど、御店やってますかね?

 

輝夜:取り敢えず行ってみましょ。

 

と言う訳で、私達は情報を求めて酒場へとやって来た。昼間にも関わらず、数人の人間達が飲み食いしてた。さて、どんな話が聞けるのやら…

 

酒場の店主:ん?アンタら、此処等じゃ見掛けない顔だな。ひょっとして旅の人達か?

 

輝夜:えぇ最近冒険を始めたばかりの新米冒険者よ

 

酒場の店主:やっぱりそうか。まぁ大したもんは出せないが、ゆっくりしてってくれ。

 

フラン:有難う

 

ラディッツ:早速で悪いが…アンタ、何か事件の話を聞いた事はねぇか?

 

酒場の店主:ん?事件か…そう言えば…

 

アリス:何か御存知なんですか?

 

酒場の店主:此処から北に進んだ所に村があるんだが…どうやら、その村を我が者顔で支配してる連中が居るらしいんだ。

 

ラディッツ:そんな奴等がね…

 

鈴仙:その人達の特徴とか分かりますか?

 

酒場の店主:蝙蝠みたいな羽根を生やした幼い女の子と、それに従う女が居ると聞いたが…

 

アリス:蝙蝠の羽根を生やした女の子…

 

フラン:それって…

 

鈴仙:何か、良く知ってる人が頭に浮かんで来ましたよ…

 

魔理沙:だな…

 

酒場の店主:アンタら、何か知ってるのか?

 

アリス:あ、えっと…

 

ラディッツ:その村には、此処から北に行けば着くんだよな?

 

酒場の店主:あぁ、そうだが…アンタ達、彼処に行くつもりなのか?

 

ラディッツ:あぁ、そうだ。

 

輝夜:私達の仕事は、世界を救う事なの。その為には、色々な経験をしておく必要があるから。

 

酒場の店主:そうかい…まぁ行くつもりなら止めはしないが、くれぐれも無理はしない様にな?

 

ラディッツ:御忠告どうも。皆、行くぞ。

 

フラン&輝夜:おぉーっ

 

情報を得た私達は、酒場を出て街の広場に集まった

 

ラディッツ:さっきのオッサンの話に出た奴等ってのは、十中八九彼奴等の事だよな…

 

魔理沙:だろうな。

 

鈴仙:にとりさん、コレは一体どう言う事ですか?

 

にとり:どうも何も…あの機械には、私達の事や今まで私やアンタ達が経験した戦いのデータをインプットしてあるんだ。

 

アリス:はぁ?

 

ラディッツ:て事は何か?彼奴等だけじゃなく、今まで俺達が戦って来た連中が出て来るって事なのかよ?

 

魔理沙:敵だけじゃなく、今回みたく元の世界じゃダチとして付き合ってる奴等と敵対する展開だって有り得るって事なのか?

 

にとり:勿論。

 

魔理沙:マジかよ…

 

ラディッツ:彼奴等と戦う事になっちまうのか…気が引けるぜ…

 

フラン:私も…

 

にとり:まぁ本物とは全然違う様に、データを色々と弄ってるからさ。

 

ラディッツ:むぅ…

 

アリス:けど、倒さなきゃゲームクリアも出来ない訳だし…

 

鈴仙:やるしか無いんでしょうね…

 

魔理沙:ウダウダ言ってても仕方無いよな…

 

輝夜:そうと決まれば…北の村に向けて出発よ!

 

立ち上がって歩き出した瞬間、何処からか飛んで来た小さな石ころが鈴仙の頭に当たった。その結果、鈴仙のHPが0になり、棺桶に変化してしまった…

 

鈴仙:うえぇぇっ!?

 

魔理沙:ちょっと待て!まだ街の中から1歩も外に出て無いのに、何で既に棺桶になってんだよ!

 

鈴仙:私が聞きたいですよ!何ですかコレ?

 

輝夜:おぉ、鈴仙…死んでしまうとは何事だ…的な?

 

鈴仙:えっ?コレ、私死んだ扱いなんですか?何処からか飛んで来た小さい石ころが頭に当たっただけなんですけど?

 

アリス:皆見て!鈴仙の職業が変わってるわ!

 

ラディッツ:何?

 

輝夜:コレは…

 

鈴仙の職業欄にはこう書かれていた…“スペランカー”と…

 

輝夜:スペランカーよ!スペランカーだわ!懐かしい

 

鈴仙:何で嬉しそうなんですか姫様!て言うか、スペランカーってなんですか!コレって職業なんですか?

 

輝夜:スペランカーって言うのは、ちょっとした段差を飛び降りただけですぐに死んでしまう程虚弱体質な探検家の事よ。

 

鈴仙:使えない!絶対使えないじゃないですか!

 

ラディッツ:にとり、コレはどう言う事だ?鈴仙の職業は、確か遊び人じゃなかったか?

 

鈴仙:ラディッツさん!私はそれを承諾した覚えはありませんからね!

 

にとり:どうやら、あの爆発のせいで本来なら起こり得ないバグが発生してるらしいね。

 

鈴仙:バグで虚弱体質にされてちゃ堪りませんよ!虚弱体質はパッチェさんだけで十分ですよ!

 

アリス:彼女、此処に居ないけどね…

 

ラディッツ:どうやったら鈴仙を元に戻してやれるんだ?

 

にとり:教会で蘇生すれば、一先ずは大丈夫だと思うよ。

 

ラディッツ:教会か…

 

魔理沙:ったく、世話の焼ける兎だなぁ…ん?何か息苦しい様な…

 

魔理沙が自分のステータスウインドウを見ると、何と緑色に染まっていた。そして、その下には毒と書かれていた…

 

魔理沙:待て待て待て!何で街を出てすら居ないのに毒食らってんだ!何で旅始めたばっかなのにウインドウ緑色なんだよ!歩いただけで体力減るから動けないぞ!

 

アリス:魔理沙…

 

フラン:コレもバグなの?

 

にとり:恐らくは…

 

魔理沙:ふざけんな!そうだ!アリス、お前僧侶だったよな?頼む!何とかしてくれ!

 

鈴仙:私も是非!

 

アリス:いや、私まだレベル1だし…回復術すら覚えて無いから…

 

魔理沙:そ、そんな…

 

ラディッツ:やれやれ、仕方ねぇな…ちょっと待ってろ。

 

そう言うとラディッツは、鈴仙の入った棺桶と毒状態の魔理沙を担ぎ上げて教会に行き、最初に持っていた少ない資金で鈴仙の蘇生と魔理沙の解毒(とついでにバグの修正)を行った

 

鈴仙:スミマセン、ラディッツさん…まだ出発すらしてないのに、多大な御迷惑を…

 

魔理沙:この恩は必ず返すぜ…

 

ラディッツ:気にするな。

 

初っ端から色々なトラブルに見舞われつつも、私達は街の外に出た。そして、道中の魔物でレベル上げと資金稼ぎをしつつ、酒場の店主に教えられた北の村を目指して移動を開始したのだった。正直、前途多難なスタートである事は否めないけど…

 




小悪魔:作者さんは、鈴仙さんと魔理沙さんが嫌いなんですか?

作者:そそそ、その様な事があろう筈がございません!ただ、元ネタが確かこんな感じだったから…丸パクりじゃなくて、若干アレンジしてるけど…

小悪魔:元ネタとは?

作者:銀髪天然パーマが特徴の侍が主人公の漫画で、ゲームに入ってワチャワチャしてた回。主人公が最初から毒持ちでウインドウが緑色、マヨラーの人が足をぶつけて棺桶になってスペランカーかよ!ってネタだった筈。で、にとりのドット絵はかなり際どかったドラ〇エ回のネタ。

小悪魔:・・・
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