誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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小悪魔:最近ますます駄作っぷりが目立ってますね。

作者:ぬわーっ!

小悪魔:こんな駄作を待って下さっている皆様、いつも有難うございます。では、本編をどうぞ。


第170話

どうも皆さん、アリスよ。村の作物を奪った犯人は、此方の世界の幽々子と妖夢だったの。で、私達は作物を取り戻す為に彼女達と戦う事になったわ。開始早々、幽々子と妖夢は無数の斬撃や光弾を撃ち出して攻撃して来た。対する私達はと言うと、此処に辿り着くまでに結構修行(レベル上げ)をしてたからか、余り苦もせずに相手の攻撃を回避出来てる訳で…

 

妖夢:くっ…ちょこまかと逃げ回ってばかりじゃないですか!やっぱりバカにしてますよね?

 

魔理沙:バカにはしてないぜ?コレが修行を積みまくった私達の実力だってだけさ。

 

妖夢:くっ…

 

アリス:魔理沙、余り調子に乗ると痛い目見るわよ?

 

魔理沙:大丈夫大丈夫さて、此処で軽く私の妙技を見せてやるぜ!

 

鈴仙:妙技?

 

妖夢:何をするつもりか知りませんが、させませんよ!

 

そう言うと、魔理沙は妖夢に向かって勢い良く突進して行った。対する妖夢は、地を這う斬撃を連続で飛ばして迎撃して来た

 

魔理沙:そんな技当たるか!そら!行くぜ!

 

魔理沙は妖夢の攻撃を完全に見切って回避した後、妖夢のすぐ横を素早く駆け抜けた

 

妖夢:折角のチャンスだったと言うのに、攻撃を外してしまいましたね。

 

魔理沙:いや、狙い通りだぜ?

 

妖夢:えっ?

 

魔理沙:フフン…妖夢、コレなーんだ?

 

魔理沙が自慢気に妖夢に見せたのは、彼女が背中に携えていた筈の刀だった

 

妖夢:ちょっ…いつの間に?

 

魔理沙:さっきお前の真横を駆け抜けた時にスリ盗ったんだ。中々のもんだろ?

 

鈴仙:まさか、盗賊として活躍する時が来るとは…

 

アリス:全く…油断も隙も無いわね…

 

妖夢:か、返して下さい!

 

魔理沙:言われなくても返してやるさ。私に刀は扱えないからな。

 

魔理沙はスリ盗った刀を真上に放り投げた

 

妖夢:私の刀…

 

妖夢は刀を受け止める為に走り出そうとした。けど…

 

魔理沙:鈴仙!今だぞ!

 

妖夢:えっ?

 

鈴仙:妖夢、ゴメン!

 

走り出そうとした妖夢の真後ろに素早く移動した鈴仙は、妖夢の後頭部に重い手刀を打ち込んた

 

妖夢:こんな手で…やられるなんて…幽々子様…スミマ…セン…

 

手刀を受けた妖夢は、その場に倒れ込んでしまった

 

魔理沙:見たか盗賊や遊び人だって、やろうと思えばやれるって事だよ

 

鈴仙:何かちょっと罪悪感…

 

アリス:同じく…

 

私は、妖夢の刀を受け止めた後、気絶して倒れ込んだ彼女の近くに置いた

 

幽々子:妖夢がやられた様ね…だけど、奴は四天王の中で最弱…奴を倒したくらいで良い気にならない事ね。

 

フラン:四天王?

 

ラディッツ:何の話だ?

 

幽々子:言ってみたかっただけ

 

輝夜:ラディッツさん、その辺りは突っ込まない方向で1つ。

 

ラディッツ:よく分からんが…

 

輝夜:さぁ、次は貴方の番よ!

 

ラディッツ:スマンが、此方も引き下がる訳にはいかんのだ。アンタを倒して、俺達は先に進ませて貰うぜ。

 

幽々子:来なさい!全力で勝負よ!

 

ラディッツ:良いだろう…行くぜ!

 

フラン:おぉーっ!

 

輝夜:さぁ!お前の罪を数えろ!

 

全員:はあぁぁぁっ!

 

一方で、ラディッツさん達と幽々子の激しい戦いが繰り広げられていた。あの3人を相手にたった1人で戦えるとか、腐っても6ボスと言う事かしら…戦い始めて10分以上経ち、互いの気力も体力も限界が来ていて…

 

幽々子:フ…フフ…中々やるわね…

 

輝夜:貴方もね。

 

その時、御腹の音が盛大に鳴り響いた

 

魔理沙:こんな時に腹の虫かよ!てか誰だよ?

 

アリス:わ、私じゃないわよ?

 

鈴仙:私でも無いです!

 

輝夜:私も違うわ。こう言う時って、そう言ってる人が犯人ってオチがベタよね?

 

魔理沙:バ、バカ言うな!さっきたらふく食って来ただろ!

 

幽々子:・・・

 

フラン:もしかして…

 

ラディッツ:アンタか?

 

幽々子:だ、だってこんなに激しく戦ったのよ?仕方無いじゃない!

 

ラディッツ:やれやれ…

 

ラディッツさんは、戦闘体勢を解いた

 

幽々子:どうしたの?戦いはまだ終わって無いわよ?

 

ラディッツ:いや、もう止めとこうぜ。コレ以上続けても、互いに体力や気力を無駄に消耗しちまうだけだ。

 

幽々子:そ、それは…

 

ラディッツ:空腹の相手に攻撃する様なゲスな真似はしたくねぇ。此処等で喧嘩は終いにして、一緒に飯でもどうだ?

 

幽々子:えっ?

 

魔理沙:お前、何言ってんだよ?

 

ラディッツ:いや、戦ってる内に小腹が空いちまってな。

 

フラン:じ、実は私も…

 

アリス:さっき食べてたのに?

 

フラン:う、うぅ…だって…

 

幽々子:貴方変わってるわね。

 

ラディッツ:良く言われるよ。

 

幽々子:フフ…貴方の言う通り、この喧嘩はもう終わり。貴方達の勝ちよ。

 

ラディッツ:あん?

 

幽々子:このまま戦いを続けていた場合、私は空腹で力が出せずに倒されていた…だから降参よ。

 

アリス:変に潔いわね。

 

幽々子:本当の事よ。村から奪った作物も全て御返しして、村の人達にも謝罪するわ。

 

ラディッツ:その言葉に嘘は無いな?

 

幽々子:えぇ、神に誓うわ。

 

ラディッツ:分かった。皆もそれで良いな?

 

フラン:御兄ちゃんが良いなら

 

輝夜:私もそれで良いわ

 

魔理沙:不完全燃焼感が否めないけどな…

 

アリス:まぁトドメを刺して終わりって言う後味の悪い展開よりかは良いと思うけどね。

 

鈴仙:ですね。

 

ラディッツ:村人達も待ってる、急いで村に帰るぞ。

 

フラン:うん

 

ラディッツ:幽々子、アンタも一緒に来い。飯はそれからだ。

 

幽々子:分かったわ。妖夢、起きなさい。出掛けるわよ。

 

妖夢:ふぇ…?

 

奪われた作物を全て回収し、ついでに気絶していた妖夢を起こした私達は、村へと戻る為に移動を開始した




メインキャラのラディッツとの関わり(や設定)をお浚いするコーナー その3

妖夢
白玉楼の庭師兼幽々子の剣術指南役を務める二刀流の半霊剣士
ラディッツとの初顔合わせは博麗神社での宴会で魔理沙に紹介された時だが、ガッツリ絡んだのは冥界編になってから
最初はフランや妹紅達と同様に操られて登場(この時、冥界編での黒幕であったウィローの部下達と共に登場)
ラディッツと交戦し敗北するも、その後正気を取り戻してウィローを倒す為に共闘した
彼への恋愛感情と言う物は皆無だが、1人の戦士として彼を慕っている
幽々子が彼や他のメンバーに迷惑を掛けていないか心配する日々を送っている

幽々子
白玉楼の管理人を務める亡霊の御嬢様
紫同様にかなり長い間幻想郷で暮らしているが、のんびり屋で飄々とした性格のせいで貫禄を感じない
だが、冥界編でウィローに自らの生前の体を悪用されてしまった時は珍しく怒りを露にし、圧倒的な実力で彼を撃破、生前の体は霊夢の力で再び封印された
ラディッツの作る料理がかなり気に入っており、彼を白玉楼に誘う程である(ラディッツは、既に紅魔館と言う居場所がある為にそれを断った)
見た目とは裏腹にかなりの大食漢で、サイヤ人2人にも引けを取らない程良く食べる
彼女の場合も、恋愛と言うよりはラディッツの作る料理で胃袋を鷲掴みされただけの様だが…

アリス
魔法の森に住む、人形を操る能力を持つ魔女
面倒見が良く、心優しいしっかり者
魔女だが、パチュリーや魔理沙と違い体術も使い熟す
ラディッツとの初顔合わせは、妖夢と同じく博麗神社での宴会で魔理沙に紹介された時
メインとして登場したのは、魔法の森の化け茸騒動の時
化け茸(ビヤクダケ)の宿主にされ、変態化して魔理沙に襲い掛かると言う盛大なキャラ崩壊を見せたが、ラディッツ達に救われた
ラディッツへの印象は、「取り敢えず悪い人では無さそう」と言うくらい
今はまだ絡みが少ないが…


妖怪の山に住む鴉天狗で、文々。新聞と言う新聞を書いている新聞記者
幻想郷ナンバーワンのスピードを誇る
はたてとは新聞の売上を争うライバル関係
職業柄顔が広く、呼んでも無いのに何処からともなく姿を現す
少々騒がしく、パチュリーや妹紅からは「煩い方のブン屋」と言う扱いを受けている
ラディッツの事は、興味の尽きない取材対象として見ており、度々彼の事を取材しては記事にしている(最近は、はたての方が彼と共に居る事が多い)
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