誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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スミマセン、御待たせしました


第171話

此方の世界の幽々子達との勝負に勝ち、奪われた作物を取り戻した後、幽々子達と共に村に戻った俺達。で、今は謝罪がてら村の連中に事情を説明してる最中だ

 

ラディッツ:と言う訳で、今のこの状況に至る訳だ。

 

村長:事情は分かった…だが…

 

幽々子:貴方達には、本当に申し訳無い事をしたわ。ゴメンなさい。

 

妖夢:申し訳ありませんでした。

 

村長:・・・

 

頭を下げる幽々子達だが、村の連中は複雑な表情を浮かべている

 

ラディッツ:被害者であるアンタ達にとっちゃ、この状況に納得のいかん所もあるだろう。

 

幽々子:無罪放免で済むとは思っていないわ。私達のせいで、どれだけの人達が飢えて苦しんだ事か…逃げも隠れもしないから、煮るなり焼くなり御好きにどうぞ。

 

妖夢:・・・

 

村長:いや、構わん…

 

妖夢:えっ?

 

村長:我々は、奪われた作物さえ戻って来てくれさえすれば構わん。犯人達も、こうして心から謝罪をしているのだ。責める訳にもいかんだろう。

 

妖夢:皆さん…有難うございます…

 

幽々子:せめてもの罪滅ぼしに、この村が完全に元通りになるまで手伝わせて頂くわ。

 

村長:あぁ、そうしてくれると助かる。

 

アリス:コレで、村の子供達が飢えで苦しむ事も無くなるのね。

 

魔理沙:今回の難事件も、私達の力でバッチリ解決だぜ

 

その瞬間、再び腹の虫の音が鳴り響いた

 

妖夢:幽々子様…

 

幽々子:だ、だってぇ…

 

フラン:私も御腹空いちゃった…

 

鈴仙:もう…フランさん…

 

ラディッツ:村長、再び村の奴等を全員集めてくれ。今晩は事件解決を記念して宴だぜ。

 

村長:良いだろう!宴と知れば、皆も喜ぶ筈だ!

 

ラディッツ:手間を掛けさせるな。

 

村長:構わん。では、また後でな。

 

ラディッツ:あぁ。さて…幽々子に妖夢、お前達にも調理を手伝って貰うぞ。

 

妖夢:はい!勿論です!

 

幽々子:えっと…出来れば、私は食べる専門で…

 

妖夢:幽々子様、働かざる者食うべからずですよ。

 

幽々子:…はい…

 

輝夜:こうして見ると、本当に私達の世界の彼女達と何ら変わらないわね。

 

アリス:そうね。

 

そして、時間はあっと言う間にその日の夜になった。再び村の全員が広場に集まり、既に飲み始めてる奴等まで居やがる…

 

輝夜:賑やかねぇ

 

アリス:来たばかりの時に感じた暗い雰囲気は、今は全く感じられないわね。

 

鈴仙:そうですね皆さんとっても楽しそうです

 

にとり:アンタ達、御疲れさん今回もやってくれたみたいだね

 

ラディッツ:あぁ、何とかな。

 

魔理沙:私に掛かれば、ザッとこんなもんさ

 

アリス:コラコラ、貴方1人の力じゃないでしょ?

 

魔理沙:わ、分かってるってのそんな事…

 

アリス:本当かしら…

 

村長:村の皆を救ってくれたお前達には、本当に感謝しているぞ。

 

ラディッツ:気にするな。俺達は当然の事をしたまでだ。

 

鈴仙:そうですよ

 

魔理沙:あ、でもどうしてもって言うなら、謝礼くらい貰ってやっても良いんだぜ?

 

アリス:まーりーさー?

 

魔理沙:なーんてな!冗談だよ冗談!だからその怖い顔を引っ込めてくれアリス!

 

アリス:全く…

 

村長:それはともかく、村の何人かが宴の為の調理を手伝いたいと言っていたから連れて来たぞ。

 

輝夜:あら、有難う

 

ラディッツ:助かるぜ。

 

村長:フフフ…さぁ皆!我々の手で、宴を盛り上げる最高の料理を作り上げるのだ!

 

他全員:おぉーっ!

 

その宴は、明け方まで絶え間無く続いた。老若男女、皆が皆限界まで食って飲んで歌って踊って、この宴を楽しんでやがった。次の朝、俺達はその村を発つ事にしたんだが…

 

村長:お前達には、色々世話になったな。

 

ラディッツ:気にするな。

 

フラン:それで、次は何処に行けば良いの?

 

鈴仙:えっと…ちょっと待って下さいね、地図で確認しますので…

 

俺達は、地図で次の目的地が何処かを確認し始めた

 

アリス:此処から南にある…橋?を渡って更に少し進んだ所に街がある様に見えるけど…

 

幽々子:此処から南と言うと…

 

妖夢:恐らく、温泉で有名な街ですね。

 

フラン:温泉があるの?

 

妖夢:はい。

 

幽々子:私達も入りに行った事があるけど、凄く気持ち良かったわよ。

 

輝夜:そんな事を聞いたら、行かない訳にはいかないわね

 

アリス:今回や前回みたく、その街でも何か起きてるかも知れないけどね。

 

魔理沙:お前って奴は…

 

ラディッツ:まぁ何かあるかも知れんと考えるのは悪い事じゃねぇよ。

 

フラン:御兄ちゃん、温泉だよ温泉早く行こう

 

ラディッツ:そう急かすな。じゃあ、俺達はもう行くよ。

 

村長:そうか、分かった。

 

妖夢:本当に御世話になりました。有難うございました。

 

幽々子:貴方達の旅の無事を御祈りするわ。

 

ラディッツ:有難うよ。それじゃあな。

 

俺達は、村長や此方の世界の幽々子達に見送られつつ、次の目的地に向けて移動を開始した。次の場所はどんな所なのかね…

 




小悪魔:親父ィの「最高の料理を作り上げる」ネタを下さった方、有難うございました。作者のポンコツっぷりが露見しましたね。

作者:畜生めぇ!ファーハーハーハーハー!

小悪魔:さて、次回はどうなりますやら…
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