皆さん御機嫌よう、アリスよ。私達は、道中の魔物達を倒して修行をしながら次の目的地である温泉の街に到着した所よ。其処には、色々な種類の温泉が並ぶ大きな街で、沢山の人で賑わっているみたいね。そして、街の傍には大きな山が聳え立っていた。只、約1名妙な姿をしているからか、街の人達に不思議そうな目で見られたけど、それは余り気にしない方向で…
フラン:温泉温泉
ラディッツ:御機嫌だな、フラン。
にとり:そんなに温泉が楽しみなのかい?
フラン:うん
鈴仙:見た所、結構大きな街みたいですね。コレは期待出来そうです。
魔理沙:泳げるくらいデッカい風呂とかありそうだな
ラディッツ:それくらいの規模の風呂なら、毎日入ってる。別に珍しくも何ともねぇがな。
魔理沙:そりゃ、お前やフランはそうかも知れないけどさ…
輝夜:見た感じ、普通の物以外にも色んな種類の温泉が楽しめるみたいね。折角だし、皆で温泉巡りって言うのも良いわね。
フラン:皆で温泉巡り…
魔理沙:楽しそうだな乗った
アリス:楽しむのは構わないけど、周囲への警戒は怠らない事。
ラディッツ:その通りだ。何が起きるか分からんからな。
魔理沙:頭の堅い奴等だなぁ…もっと気楽に行こうぜ
アリス:あのねぇ…
フラン:皆、早く早く
輝夜:はいはい
魔理沙:よっしゃ!全部制覇してやるぜ!
にとり:その意気だ!付き合うよ!
鈴仙:行きましょう
皆大ハシャギで温泉巡りを始めた。私とラディッツさんは、肩を竦めながらその後に続く。街の人達からの情報収集も怠らずにキチンとしないと…
ラディッツ:街の人間に聞いた話だと、この街の近くには火山がある様だな。
アリス:火山って、街の近くにあるあの大きな山の事よね?
ラディッツ:そうだ。で、その火山がこの街に色々な恵みを齎しているらしいな。
アリス:その恵みの最たる物が、この街の名物である温泉だと…
ラディッツ:そう言う事だな。
アリス:余り考えたくは無い事だけど…もし万が一、あの火山が噴火なんてした日には…
ラディッツ:そうなったら、恵み所か街が壊滅する事態になるだろうな。
アリス:・・・
ラディッツ:コレも街の人間に聞いた話だが…あの火山が噴火する事は滅多に無く、下手に刺激したりしなけりゃ何の心配もねぇんだとさ。
アリス:そうなのね。何かゴメンなさい、縁起でも無い事を言っちゃって…
ラディッツ:気にするな。万が一火山に異変があった時は、街に被害が出る前に俺達が何とかすりゃ良い。
アリス:簡単そうに言うわね…
ラディッツ:フン…
魔理沙:ラディッツ!アリス!そんな所で何やってんだよ!
にとり:御二人さん、イチャつくのは程々にしときなよ?
輝夜:早く来ないと、置いて行っちゃうわよ?
フラン:御兄ちゃーん!早く早くー
鈴仙:此方ですよー
アリス:フフ、御呼びが掛かってるわよ?御兄さん?
ラディッツ:やれやれ…今の所は大丈夫そうだし、ゆっくり休むとするか。
アリス:えぇ、そうね。
極一部の発言に激しくツッコミたい気持ちをグッと堪えつつ、私達は他の皆と一緒に温泉巡りを再開した。温泉饅頭や温泉卵等の名物を味わいつつ、色々な温泉で身も心も癒された。普段ならば余り関わらない人達と、こうして親睦を深めるのも悪くないわね。この日は特に何事も無く、平和なまま1日を終えた。温泉と平和な時間を満喫した私達は、街の宿で一泊する事にした。私は、このまま何も無ければと思いつつ眠りに就いた…だけど、この思いは儚く砕かれる事になってしまった…まさか、先のラディッツさんと私の会話が、後の事件の盛大なフラグとやらになってしまっていた事を…火山の奥深くに渦巻く悪意が、街の人達に牙を剥こうとしている事を…そして、この後に私の中に今まで無かった新たな気持ちが芽生える事を…この時の私は知る由も無かった…
???:さぁて、宴を始めるか…平和惚けした人間共が、絶望しながら逃げ惑う姿…今から楽しみだ…ククク…
この後に起きるある事件、その中でアリスに芽生える新たな気持ちとは…
こう言う小説とかを考えている内に、今まで何とも思って無かった(って言ったらファンに失礼だが)キャラをドンドン好きになってしまう不思議…
東方を知ってからずっと嫁キャラだった魔理沙や、元から好きだったメイン4人(フラン、パチュリー、鈴仙、はたて)、椛や小傘はともかく、幽々子さんやアリス、妹紅も今では大分好きなキャラになってしまっています(笑)