ゆっくりしてってね
こんにちは、アリスよ。今回も私が皆の様子を解説して行くわよ。火山から噴き出す禍々しい気とやらの正体を調べる為、街の近くにある火山にやって来た私達。だけど…
魔理沙:あっちぃ…何だよコレ…クッソ暑いぞ…
鈴仙:うぅ…汗で身体中がベタベタして気持ち悪いよぅ…
魔理沙:火山の中ってこんなに暑いのかよ…
ラディッツ:情けない奴等だな…
輝夜:ラディッツさんは平気そうね?
ラディッツ:この程度の暑さなら全く問題ねぇよ。昔仲間と共に星を侵略して回ってた時は、超高温環境だったり極寒環境だったりってのはザラにあったしな。それに、毎日鍛えてるからな。
フラン:私も平気御兄ちゃんとトレーニングしてるからね
鈴仙:私も一応トレーニングしてるんだけどなぁ…
魔理沙:てかラディッツ…お前の髪、見てるだけで暑苦しいんだよ!いっそバッサリ切れ、この野郎!
ラディッツ:アホな事抜かすな。サイヤ人の頭髪は、生まれた時から生え揃ってて、増える事は無いんだ。だから、一度切ると二度と生えて来ねぇんだぞ。
アリス:と言う事は、貴方って生まれた時からずっとその髪型なの?
ラディッツ:そうなるな。
フラン:でもさ御兄ちゃん。この間、朝洗面所で髭を剃ってたよね?
ラディッツ:髪は増えたりせんが、髭は普通に生えるからな。
フラン:あ、そうなんだね。
輝夜:いっそ、髭も生えて来ない仕様なら楽なのにね。
ラディッツ:まぁな…
魔理沙:もう駄目だ!暑過ぎて耐えられん!ちょっと水分補給させてくれ!
鈴仙:あ、じゃあ私も…
魔理沙と鈴仙は、水分補給をする為に水筒を取り出して飲み始めた。と言うか、人間である魔理沙はともかく、妖怪兎の鈴仙まで暑さに参っているとはコレ如何に…
魔理沙:うっ…
鈴仙:コレは…
輝夜:鈴仙?
フラン:魔理沙、どうしたの?
魔理沙:生温くて不味い…
鈴仙:まぁ無いよりかはマシですけどね…
輝夜:あらまぁ…
フラン:仕方無いよね、場所が場所だし…
魔理沙:だぁーっ!暑い!誰か何とかしてくれ!
アリス:あんまり暑い暑いって連呼しないでよ。私だって暑いけど、我慢してるんだから…
ラディッツ:やれやれ…
魔理沙:髪もそうだが…ラディッツ!お前のその戦闘服姿も見てるだけで暑苦しいんだよ!てか、何でそんなもん着てる癖に汗すら掻いて無いんだよ!鍛えてるにしても、絶対おかしいだろ!まさかその戦闘服、中に冷却剤とかがたんまり入ってるとか…
ラディッツ:そんな訳無かろう。
魔理沙:いいや!絶対何か仕掛けがある!ちょっと貸せ!調べてやる!
ラディッツ:おいおい…
魔理沙は、暑さのせいでイライラしているからか、執拗にラディッツさんに絡み続けている。見兼ねた私は、そんな彼女を止める事にした
アリス:ちょっと魔理沙。暑くてイライラする気持ちも分からなくは無いけど、だからって彼に八つ当たりするのは御門違いも良い所よ。
魔理沙:むぅ…
ラディッツ:構わんぞアリス。俺は気にしてねぇからな。
アリス:なら良いけど…
さっきも彼の話にチラッと出ていた事だけど…こうして彼と話をしていると、彼が元々数々の星に侵略行為を繰り返していて、しかも其処の人達を躊躇無く殺していた極悪人だったなんて、私には思えない…
輝夜:暑さに耐えられないなら、良い物があるわよ?
魔理沙:良い物?
鈴仙:何ですか?
輝夜:ジャジャーン!永琳特製の、飲むと忽(たちま)ち涼しくなる薬よ!
満面の笑みを浮かべつつ、竹林の御姫様は茶色の小瓶を取り出した。しかし、私達は見落とさなかった。その小瓶のラベルに、ドクロのマークがしっかりと描かれている事を…
フラン:えーっと…
ラディッツ:姫さん、それは止めとけ。
輝夜:あら、どうして?
ラディッツ:いや、どうしてって…
アリス:その薬を飲むと、十中八九涼しくをマッハで通り越して冷たくなっちゃうと思うわ…
魔理沙:てか、何でそんなもん持ってんだお前!
輝夜:コレは、鈴仙を実験体にして効果を試す様にと永琳が作って置いていた物よ。で、私も試しに妹紅にコレを盛ってやろうかと思ってちょっと分けて貰ってたんだけど…良く考えたら、こんなので死ぬ様な奴なら苦労はしてない訳だし…何て思って仕舞ったまま、今の今までコレの存在を完全に忘れてたわ
笑顔でとんでも無い発言をした御姫様に対し、私達は言葉を失ってしまった…
鈴仙:知りたく無かった衝撃の事実が明らかに…出来れば、忘れたままで居て欲しかった…と言うか師匠…私、何か気に障る様な事をしたでしょうか…
ラディッツ:姫さん、其奴は絶対に使うな。永琳に返しておく事を強く推奨する。
鈴仙:そして、未来永劫封印して下さい!
輝夜:善処するわ
絶対使わないとは言わない辺りに不安を覚える私だった…
ラディッツ:ま、まぁ兎に角だ…まだ汗が出ていて、こうして騒げる内にさっさと奥に進んじまおう。街の事も含め、色々手遅れになる前にな。
フラン:だ、だね!
アリス:そ、そうしましょうか!
魔理沙:よ、よっしゃ!こんな所からオサラバする為にも、さっさと黒幕を倒しに行こうぜ!
鈴仙:は、はい!
輝夜:あら?何だか分からないけど、皆やる気満々になったみたいね
色々言いたい事はあるけど、今は一先ず置いておくとしましょうか…この異変の元凶を倒す為…決意を新たに、私達は火山の最奥部へと歩みを進めた。激闘開始までもうすぐだわ…
火山の異変を起こした元凶とは…
メインキャラの設定お浚いコーナー(有り得ない設定もありますが)
ターレス
ラディッツと同じくサイヤ人の下級戦士として生まれたが、戦闘力が低かった為に親に捨てられた
後にラディッツの母親であるギネに拾われ、幼少期をラディッツ達と共に過ごした
成長してすぐに星を発った為、惑星の崩壊に巻き込まれはしなかった
宇宙の壊し屋として方々を旅した後、地球でラディッツの弟であるカカロット(悟空)と戦ったが敗北
極悪人であった為に地獄に落ち、スピリッツ・ロンダリング装置で魂を洗われた
しかし、そのすぐ後に今回の黒幕達により装置が破壊され、魂を肉体に戻された地獄の極悪人達の大脱走と言う大事件が起きた
この時、ターレスは魂を洗浄されていた為に大脱走には加担してない
事態を収拾するにあたり、紫や時の界王神、地獄の閻魔達の総意(一部は不本意ながら)により、ターレスは肉体を与えられ、悪人達の討伐任務を言い渡された後、紫の手で幻想郷側の戦力として幻想入りした
先に幻想入りしていたラディッツと再会し、互いに憎まれ口を言い合いつつも無事を喜んだ
サイヤ人らしく戦いが大好きで、魂を洗浄されているにも関わらず生前と同様にSっ気があり、野心家のままでもあるが、素直で無いだけで実は結構丸くなっている
現在は、椛を部下に迎えてドラゴンボール集めの旅をしている(椛の項目を参照)
戦闘力は、幻想入り時は地球で悟空と戦った最大値の57万だったが、椛との修行もありメキメキと成長中
犬走椛
妖怪の山の警備の仕事をしている白狼天狗で、千里先をも見通す能力を持つ
初出は妖怪の山編
地獄から復活したサイヤ人ナッパと彼が作り出した栽培マン達により、仲間達を皆殺しにされてしまい、彼女もいたぶられてしまっていたが、其処に駆け付けたラディッツやターレス達と共に共闘
ナッパを撃破し、敵討ちに成功した後、何でも願いが叶うドラゴンボールの存在を知る
ターレスから、仲間達を蘇らせる手伝いをしてやると言われ、大天狗に申し出て警備の仕事を一時的に辞め、彼の部下となって共にドラゴンボールを集める旅をする事にした
ターレスには絶対の忠誠を誓っており、共に強くなる為に毎日修行をしているのは勿論の事、彼に幻想郷の事を教えたり、彼の身の回りの世話をしたりして楽しく過ごしている
戦闘力は修行により成長中で、現在1万7千程度(ターレスの部下だったダイーズより僅かに上)