誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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御待たせしました


第178話

フランさんの発案で、ラディッツさんと混浴する流れになった私達。フランさんや御姫様は元よりノリノリで、鈴仙さんは御姫様に何か吹き込まれた後乗り気に、私も思う所あってそれを了承。唯一ブーブー言ってた魔理沙も、私達の説得により結局は折れた。私達を待っていたにとりも誘い、了承を得た。ラディッツさんには先に入浴して貰い、遂にその時が来た…

 

ラディッツ:ったく…何でこんな事になったんだか…

 

フラン:御待たせー

 

ラディッツ:むっ…

 

湯船に浸かってゆっくりしているラディッツさんに少し…いや、かなり遅れて、私達は浴室に入った。そんな私達の格好はと言うと、皆揃ってバスタオルを1枚体に巻いただけの姿だった…

 

ラディッツ:お前ら、何て格好してんだよ…

 

鈴仙:ス、スミマセン…

 

魔理沙:しょうが無いだろ!にとりの研究所に行った時には、まさかこんな事になるとは思わなかったから、水着なんか用意して無かったんだからよ!

 

ラディッツ:まぁそりゃそうか…誰もこんな事になるなんて予想してねぇだろうよ。スマン。

 

魔理沙:いや、別に謝んなくて良いんだけどよ…

 

ラディッツ:と言うかにとり、お前も来たのか?

 

にとり:まぁね。私もアンタには色々世話になってるしさ。とは言っても、今の私はこんな姿(ドット絵)だから色気も何もあったもんじゃないけど、その辺は勘弁してよ?

 

ラディッツ:あ、あぁ…

 

フラン:まずは、皆で背中の洗いっこしよう

 

アリス:それは良いけど…誰が誰の背中を流してあげるの?

 

フラン:あ、それを決めて無かった…

 

魔理沙:おい…

 

輝夜:ラディッツさんは、そのままでちょっと待っててねすぐに決めるわ

 

ラディッツ:急がんで良いぞ。

 

話し合いの末、2人1組(にとりはドット絵姿の為、残念ながら頭数には入れていません)で背中の流し合いをする事になったんだけど…

 

フラン:2人1組になるのは良いとして、誰が御兄ちゃんの背中を流してあげるの?

 

輝夜:それを今から決めるのよ。

 

アリス:具体的にはどうするの?

 

輝夜:私は鈴仙を推薦するわ

 

鈴仙:ファッ!?

 

フラン:まさかの推薦式?

 

アリス:こう言う時は、皆にチャンスがある様にじゃんけんで勝負するのが良いと思うわ。

 

鈴仙:で、ですね!賛成です!

 

輝夜:あら残念…余り殿方を御待たせしちゃいけないわね。もうそれで良いから、始めましょうか。

 

フラン:よーし!絶対勝つよー!

 

魔理沙:えーい!もうどうとでもなれってんだ!

 

で、十数回に渡るあいこを繰り返した末、彼の背中を流す権利を得たのは…

 

アリス:WRYYYY!

 

はい、私でした。て言うか、この雄叫び?は私がやるべきじゃ無い様な気がするんだけど…まぁ良いわ…

 

フラン:むぅ…

 

輝夜:残念…

 

魔理沙:マジかよ…

 

鈴仙:無念…

 

因みに、フランさんは御姫様と、魔理沙は鈴仙さんとのペアになったわ

 

ラディッツ:やっと決まった様だな。

 

アリス:えぇ、御待たせしてゴメンなさいね。それじゃ、此方に来て座って貰えるかしら?

 

ラディッツ:おう。

 

と言う訳で、それぞれのペアに別れて背中の流し合いが始まった訳だけど…

 

ラディッツ:にしても、意外だったよ。

 

アリス:何が?

 

ラディッツ:女の事を全て理解してる訳じゃ無いが…お前みたいなタイプは、こう言う事には消極的なもんだと思ってたんだが…

 

アリス:あら、私だって何とも思っていない人にこんな事はしないわよ?

 

ラディッツ:どう言う事だ?

 

アリス:分からない?

 

ラディッツ:スマン…

 

アリス:もう…本当に鈍いのね…

 

ラディッツ:・・・

 

アリス:コレは、私の貴方に対する感謝の気持ちよ。

 

ラディッツ:感謝?

 

アリス:えぇ。ついさっき、貴方はマグマの中に落下しかけた私を助けてくれた。ゲームの世界とは言え、貴方が居なければ私は今頃…だから有難う。

 

ラディッツ:あぁ、そう言う事か…気にするな。仲間を助けるのは当然の事だ。まぁ守れて良かったとは思うがな。

 

そう言うと、彼は私に微笑み掛けて来た。思わず顔が赤くなるのを感じた

 

アリス:…貴方って、結構モテるでしょ?

 

ラディッツ:其方方面は良く分からん…

 

彼の事は色々聞いていたけど、コレは筋金入りね…戦闘種族のサイヤ人にとって、戦闘欲と食欲以外の事は二の次三の次だとか、兎に角鈍感過ぎて見ていてイライラする(情報元は某魔女さん)とか、他にも色々と…

 

アリス:…貴方に惚れた女の子は、きっと色々苦労するわね。

 

ラディッツ:そんな物好きな奴が居るもんかね…

 

コレを本気で言ってるんだからもう…まぁ自信家過ぎるよりかは好感が持てるけどね…その後も色々話しながら、私もラディッツさんに背中を流して貰った。緊張したけど、悪くは無かったと思う。他の皆も髪や体を洗い終え、私達はゆっくりと湯船で一息吐いてる最中よ。良かった、混浴イベントは特に何事も無く終了…

 

フラン:そう言えば、1つ気になってた事があったんだけど…

 

ラディッツ:何だ?

 

フラン:御兄ちゃんってさ、胸の大きな女の子と小さな女の子、どっちが好みなの?

 

地雷臭しかしない質問を無邪気に持ち出したフランさんに対して、私達は再び固まってしまった。何事も無かった等と、その気になっていた私の姿は御笑いだったわ…

 

ラディッツ:おい、いきなり何の話だよ?

 

フラン:御兄ちゃんって、パチェや亡霊の御姉さんと結構仲が良いよね?

 

ラディッツ:まぁな…

 

フラン:かと思えば、はたてさんや妹紅さんとも仲良くしてるみたいだし…

 

言わずもがな、前者が胸の大きな人達で後者がその逆の人達って事よね?と言うか、後者は何故その人達をチョイスしたのか…彼女達も、貴方にだけは言われたくないと思う…と言うのは余りにも失礼過ぎるので、口には出さないでおこう…

 

輝夜:ラディッツさん、その辺についてはどうなのかしら?正直に答えてくれて良いわよ?

 

他全員:・・・

 

私も含め、その場の女性陣の目線が彼に集まる。さて、彼の答えは…

 

ラディッツ:女の価値は、胸の大小なんぞで変わる様なもんじゃねぇ。一番大事なのは中身だろ。

 

フラン:おぉ、格好良い

 

輝夜:だけど、無難過ぎてつまらない答えね。

 

鈴仙:姫様…

 

アリス:フフ、硬派なのね。

 

にとり:こんな状況なのにブレないねぇ、アンタは…

 

フラン:で?結局御兄ちゃんはどっち派なの?

 

ラディッツ:話を戻すな。もう良いだろ、その話は…

 

フラン:えー?気になるじゃん。

 

ラディッツ:心配しなくても、胸の大小なんかでお前達を嫌いになる事なんてねぇからよ。

 

魔理沙:ナチュラルにそう言う事言うなよ。ったく…サイヤ人ってのは、どいつも此奴もこんな奴ばっかりなのかね…

 

にとり:もう出るよ。明日からも、この世界での冒険は続くんだからね。

 

フラン:はーい

 

鈴仙:ですね。ちょっと長湯し過ぎてしまいました…

 

輝夜:ふぅ、中々充実した時間だったわ

 

魔理沙:んー…まぁ悪くは無かったけどさ…

 

アリス:明日からも頑張りましょうね。

 

ラディッツ:あぁ、言われるまでも無い。

 

色々あったけど、コレで温泉の街での事件も一段落した。私達は翌日からの旅に備え、その日は眠りについた…

 




今更ながら、ラディッツは結構モテる設定です

フランは、恋愛と言うよりは兄として好きな感じ、はたてはまだ友人としてって感じですが、パチュリー、鈴仙、妹紅は完全に異性として好意を持ち、幽々子さんは料理により胃袋を掴まれている、美鈴や妖夢は武人としての純粋な敬意、レミリアは彼を気に入っており、輝夜は茶飲み友達的な感じです

今回の件で、アリスがその恋愛戦線に参戦し、また関係が少し複雑になってしまいました…

描写が下手でスミマセン
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