フランさんの発案で、ラディッツさんと混浴する流れになった私達。フランさんや御姫様は元よりノリノリで、鈴仙さんは御姫様に何か吹き込まれた後乗り気に、私も思う所あってそれを了承。唯一ブーブー言ってた魔理沙も、私達の説得により結局は折れた。私達を待っていたにとりも誘い、了承を得た。ラディッツさんには先に入浴して貰い、遂にその時が来た…
ラディッツ:ったく…何でこんな事になったんだか…
フラン:御待たせー
ラディッツ:むっ…
湯船に浸かってゆっくりしているラディッツさんに少し…いや、かなり遅れて、私達は浴室に入った。そんな私達の格好はと言うと、皆揃ってバスタオルを1枚体に巻いただけの姿だった…
ラディッツ:お前ら、何て格好してんだよ…
鈴仙:ス、スミマセン…
魔理沙:しょうが無いだろ!にとりの研究所に行った時には、まさかこんな事になるとは思わなかったから、水着なんか用意して無かったんだからよ!
ラディッツ:まぁそりゃそうか…誰もこんな事になるなんて予想してねぇだろうよ。スマン。
魔理沙:いや、別に謝んなくて良いんだけどよ…
ラディッツ:と言うかにとり、お前も来たのか?
にとり:まぁね。私もアンタには色々世話になってるしさ。とは言っても、今の私はこんな姿(ドット絵)だから色気も何もあったもんじゃないけど、その辺は勘弁してよ?
ラディッツ:あ、あぁ…
フラン:まずは、皆で背中の洗いっこしよう
アリス:それは良いけど…誰が誰の背中を流してあげるの?
フラン:あ、それを決めて無かった…
魔理沙:おい…
輝夜:ラディッツさんは、そのままでちょっと待っててねすぐに決めるわ
ラディッツ:急がんで良いぞ。
話し合いの末、2人1組(にとりはドット絵姿の為、残念ながら頭数には入れていません)で背中の流し合いをする事になったんだけど…
フラン:2人1組になるのは良いとして、誰が御兄ちゃんの背中を流してあげるの?
輝夜:それを今から決めるのよ。
アリス:具体的にはどうするの?
輝夜:私は鈴仙を推薦するわ
鈴仙:ファッ!?
フラン:まさかの推薦式?
アリス:こう言う時は、皆にチャンスがある様にじゃんけんで勝負するのが良いと思うわ。
鈴仙:で、ですね!賛成です!
輝夜:あら残念…余り殿方を御待たせしちゃいけないわね。もうそれで良いから、始めましょうか。
フラン:よーし!絶対勝つよー!
魔理沙:えーい!もうどうとでもなれってんだ!
で、十数回に渡るあいこを繰り返した末、彼の背中を流す権利を得たのは…
アリス:WRYYYY!
はい、私でした。て言うか、この雄叫び?は私がやるべきじゃ無い様な気がするんだけど…まぁ良いわ…
フラン:むぅ…
輝夜:残念…
魔理沙:マジかよ…
鈴仙:無念…
因みに、フランさんは御姫様と、魔理沙は鈴仙さんとのペアになったわ
ラディッツ:やっと決まった様だな。
アリス:えぇ、御待たせしてゴメンなさいね。それじゃ、此方に来て座って貰えるかしら?
ラディッツ:おう。
と言う訳で、それぞれのペアに別れて背中の流し合いが始まった訳だけど…
ラディッツ:にしても、意外だったよ。
アリス:何が?
ラディッツ:女の事を全て理解してる訳じゃ無いが…お前みたいなタイプは、こう言う事には消極的なもんだと思ってたんだが…
アリス:あら、私だって何とも思っていない人にこんな事はしないわよ?
ラディッツ:どう言う事だ?
アリス:分からない?
ラディッツ:スマン…
アリス:もう…本当に鈍いのね…
ラディッツ:・・・
アリス:コレは、私の貴方に対する感謝の気持ちよ。
ラディッツ:感謝?
アリス:えぇ。ついさっき、貴方はマグマの中に落下しかけた私を助けてくれた。ゲームの世界とは言え、貴方が居なければ私は今頃…だから有難う。
ラディッツ:あぁ、そう言う事か…気にするな。仲間を助けるのは当然の事だ。まぁ守れて良かったとは思うがな。
そう言うと、彼は私に微笑み掛けて来た。思わず顔が赤くなるのを感じた
アリス:…貴方って、結構モテるでしょ?
ラディッツ:其方方面は良く分からん…
彼の事は色々聞いていたけど、コレは筋金入りね…戦闘種族のサイヤ人にとって、戦闘欲と食欲以外の事は二の次三の次だとか、兎に角鈍感過ぎて見ていてイライラする(情報元は某魔女さん)とか、他にも色々と…
アリス:…貴方に惚れた女の子は、きっと色々苦労するわね。
ラディッツ:そんな物好きな奴が居るもんかね…
コレを本気で言ってるんだからもう…まぁ自信家過ぎるよりかは好感が持てるけどね…その後も色々話しながら、私もラディッツさんに背中を流して貰った。緊張したけど、悪くは無かったと思う。他の皆も髪や体を洗い終え、私達はゆっくりと湯船で一息吐いてる最中よ。良かった、混浴イベントは特に何事も無く終了…
フラン:そう言えば、1つ気になってた事があったんだけど…
ラディッツ:何だ?
フラン:御兄ちゃんってさ、胸の大きな女の子と小さな女の子、どっちが好みなの?
地雷臭しかしない質問を無邪気に持ち出したフランさんに対して、私達は再び固まってしまった。何事も無かった等と、その気になっていた私の姿は御笑いだったわ…
ラディッツ:おい、いきなり何の話だよ?
フラン:御兄ちゃんって、パチェや亡霊の御姉さんと結構仲が良いよね?
ラディッツ:まぁな…
フラン:かと思えば、はたてさんや妹紅さんとも仲良くしてるみたいだし…
言わずもがな、前者が胸の大きな人達で後者がその逆の人達って事よね?と言うか、後者は何故その人達をチョイスしたのか…彼女達も、貴方にだけは言われたくないと思う…と言うのは余りにも失礼過ぎるので、口には出さないでおこう…
輝夜:ラディッツさん、その辺についてはどうなのかしら?正直に答えてくれて良いわよ?
他全員:・・・
私も含め、その場の女性陣の目線が彼に集まる。さて、彼の答えは…
ラディッツ:女の価値は、胸の大小なんぞで変わる様なもんじゃねぇ。一番大事なのは中身だろ。
フラン:おぉ、格好良い
輝夜:だけど、無難過ぎてつまらない答えね。
鈴仙:姫様…
アリス:フフ、硬派なのね。
にとり:こんな状況なのにブレないねぇ、アンタは…
フラン:で?結局御兄ちゃんはどっち派なの?
ラディッツ:話を戻すな。もう良いだろ、その話は…
フラン:えー?気になるじゃん。
ラディッツ:心配しなくても、胸の大小なんかでお前達を嫌いになる事なんてねぇからよ。
魔理沙:ナチュラルにそう言う事言うなよ。ったく…サイヤ人ってのは、どいつも此奴もこんな奴ばっかりなのかね…
にとり:もう出るよ。明日からも、この世界での冒険は続くんだからね。
フラン:はーい
鈴仙:ですね。ちょっと長湯し過ぎてしまいました…
輝夜:ふぅ、中々充実した時間だったわ
魔理沙:んー…まぁ悪くは無かったけどさ…
アリス:明日からも頑張りましょうね。
ラディッツ:あぁ、言われるまでも無い。
色々あったけど、コレで温泉の街での事件も一段落した。私達は翌日からの旅に備え、その日は眠りについた…
今更ながら、ラディッツは結構モテる設定です
フランは、恋愛と言うよりは兄として好きな感じ、はたてはまだ友人としてって感じですが、パチュリー、鈴仙、妹紅は完全に異性として好意を持ち、幽々子さんは料理により胃袋を掴まれている、美鈴や妖夢は武人としての純粋な敬意、レミリアは彼を気に入っており、輝夜は茶飲み友達的な感じです
今回の件で、アリスがその恋愛戦線に参戦し、また関係が少し複雑になってしまいました…
描写が下手でスミマセン