誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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この小説に興味が無ければ…避難する準備だぁ!


第179話

皆さんどうも、鈴仙です。今回は私が解説役を任されました。精一杯頑張りますので、宜しく御願いしますね。さて…突然ですが、私達は今…フィールドを全力で走りながら超巨大な魔物率いる魔物の群れから逃げ回っている最中です…

 

鈴仙:ひゃあぁぁっ!

 

魔理沙:うおぉぉぉっ!何でこうなったんだ!

 

アリス:って、貴方のせいでしょ!このおバカ!万が一此処で死ぬ様な事になったら、毎晩貴方の枕元に化けて出てやるから覚悟しなさい!

 

魔理沙:そりゃ無理な話だ!だって、この世界じゃ死んでも棺桶になるだけなんだからな!

 

にとり:無駄話してないで逃げる事に集中するんだ!

 

魔理沙:言われるまでも無いぜ!

 

えっ?何でこんな事になってるのかって?そうですね、まずはこうなるに至った経緯を説明すべきでした。えっと…事の始めはほんの数分前、フィールドの魔物達を相手に修行をしていた時まで遡ります。皆さんも御存知の通り、私達は修行の甲斐もあって気弾若しくは弾幕を撃てる様になりました。その御蔭で、道中の魔物達との戦いがグッと楽になった訳なんですが…

 

魔理沙:ハッハッハッ!弾幕を撃てる様になった私達にとって、雑魚モンスターなんぞ怖れるに足りん!

 

アリス:あんまり調子に乗ってると、足元を掬われるわよ?

 

魔理沙:心配性だなぁ、アリスは…まだ本調子じゃない上に装備も無いとは言え、こんな奴等に遅れを取る事は断じて無いぜ!

 

フラン:魔理沙、ノリノリだね

 

輝夜:連戦連勝だもの、無理も無いわね

 

にとり:だけど、完全に調子に乗ってるねぇ…

 

ラディッツ:油断するなよ。何処に何が潜んでるか分からんのだからな。

 

鈴仙:そうですよ…

 

魔理沙:お前らまで何言ってんだよ?こちとらまだまだ余裕だっての。どうせなら、こんな雑魚共とは比べ物にならないくらいの…それこそ、見上げるくらいにバカデッカい魔物でも出て来て欲しいもんだな。

 

そう言って、魔理沙さんは近くにあった手頃な岩に向けて弾幕を撃ち込んだんです。そしたら、その岩が音を立てて動き出したではありませんか…

 

魔理沙:おっ?何だ何だ?

 

アリス:まさか…

 

私達が見ている前で、その岩…いえ、岩だと思っていた物が正体を現しました。何とそれは、背中に岩の様な突起物のある超巨大な魔物だったんです…

 

魔理沙:うおぉぉぉっ!何だ此奴は!?

 

その魔物は、鋭い目で私達を睨み付け、すぐに空を仰いで咆哮を上げました。すると、辺りの魔物達が次々に集まって来たではありませんか…

 

鈴仙:あわわわ…

 

にとり:おいおい…

 

アリス:コレ、もしかしなくても相当マズい展開だったりして…

 

魔理沙:ハッハッハッ!願ったり叶ったりとは正にこの事だな!歯応えの無い雑魚ばっかりで退屈してた所だ!図体だけデカくても無意味だって事、見せてやるぜ!フラン!輝夜!行くぞ!

 

フラン:了解!

 

輝夜:某巨大な魔物を狩るゲームをやり倒して、総プレイ時間と全魔物の討伐数及び全武器の使用回数をカンストさせた、伝説の大剣使いの異名を持つ私の実力、今こそ見せる時が来た様ね

 

ラディッツ:何の話をしてるんだ?

 

アリス:あの人の今の職業は武闘家だから、剣なんか使って無い筈だけど…

 

鈴仙:姫様!それ違うゲームです!て言うか、最早RPGですら無いです!

 

魔理沙:私達3人の弾幕、しっかりと味わいな!

 

フラン:コレでも食らえっ!

 

輝夜:それそれぇっ

 

姫様達3人は、その巨大な魔物に向けて一斉に弾幕を放った。しかし、魔物は怯む事無く全ての弾幕を掻き消してしまったんです

 

魔理沙:ダニィ!?

 

フラン:嘘!?

 

輝夜:あらまぁ、全然効いてないって感じね…

 

姫様の言う通り、その巨大な魔物には弾幕なんか全く効いていない様に見えました。次の瞬間、魔物の口から横薙ぎの熱線が放たれました

 

ラディッツ:うぉっ!?

 

鈴仙:うひゃあっ!

 

アリス:キャアッ!

 

にとり:おわぁっ!

 

その熱線を何とか回避した私達でしたが、熱線が当たった地面は派手に穿たれており、当たれば間違い無く無事では済まない事が理解出来ました。そして、その巨大な魔物は再び咆哮を上げ、私達を追い掛け始めました。それに追従する様に、その魔物が呼び出した取り巻きの魔物達も私達を追い掛け始め、今に至ると言う訳です…その後も、ラディッツさんや私は魔物の動きを止めようと気弾や弾幕を撃ち込んだんですが、コレまた全く効き目がありませんでした

 

輝夜:あの魔物、相当御立腹な様ね。

 

鈴仙:そりゃそうですよ!ゆっくり休んでる所を邪魔された様な物ですし!

 

アリス:どうしてくれるのよ魔理沙!

 

魔理沙:しょうがないだろ!普通、あんな所に魔物が居るなんて思わないしよ!

 

アリス:だとしても、貴方が軽弾みな行動さえしなきゃこんな事にはならなかった筈なのに!

 

魔理沙:あんな所に居たあの魔物が悪いんだ!私は悪くねぇ!私は悪くねぇ!

 

アリス:・・・

 

輝夜:師だと思っていた人に利用されて取り返しの付かない大事件を起こして、自分の非を認めずに一度は皆に見放されたけど、色々あって今までの生き方を反省し、生まれ変わる意味を込めて断髪した後、世界を救う程立派に成長した某赤毛の親善大使みたいね

 

鈴仙:何ですかそれ…

 

輝夜:此方の話よ

 

フラン:攻撃が全然効かないんじゃ、どうしようも無いよ!

 

ラディッツ:まぁやっちまったもんはしょうがねぇし、攻撃が効かねぇなら足掻くだけ時間と体力の無駄にしかならんだろう。せめて、何処か体を休める事が出来る場所があれば良いんだが…

 

アリス:と言われても…

 

フラン:皆!彼処に神殿みたいな建物があるよ!

 

鈴仙:えっ?

 

フランさんが指差した方を見ると、確かに大きな神殿らしき建物があるのが見えました

 

輝夜:あら、本当だわ。

 

ラディッツ:しめたぞ!一旦彼処に避難して、体勢を立て直すとするか!

 

鈴仙:さ、賛成です!正直、私もう体力の限界が近くて…

 

ラディッツ:この程度で限界が来るとは、まだまだ修行が足りねぇな。

 

鈴仙:スミマセン…

 

フラン:元の世界に戻ったら、うどんげも私や御兄ちゃんと一緒に重力室で修行しようよ。そしたら、もっと強くなれるよ?

 

ラディッツ:それは良いな。お前さえ良ければ、一緒にどうだ?

 

輝夜:折角の御誘いよ鈴仙、そうしなさいな

 

鈴仙:えっと…考えておきます…

 

誘って貰えたのは素直に嬉しいんですが…正直、私なんかがこの人達のハイレベルな修行に付いて行けるかどうかが分からない訳で…

 

アリス:うーん…何だか、都合が良過ぎて嫌な予感しかしないんだけど…

 

魔理沙:一々細かい事は気にすんなって!

 

アリス:貴方は少しくらい気にしなさいよ!

 

にとり:皆急げ!あの神殿に避難する準備だぁ!

 

色々言い合いながらも、私達は間一髪の所で神殿の中に走り込む事に成功しました

 




久方振り(?)の、メインキャラの設定資料コーナー

有り得ない設定、キャラ崩壊要素、若干のネタバレ等が盛り込まれております

それでも良いぞぉ!と言う方は、何なりと御覧下さい

ザーボン
フリーザ軍の参謀を務めていた美青年戦士
自分の美しさに絶対の自信を持つナルシストだが、変身すると醜い化け物になる(本人はそれを嫌っている)
DBスパーキングネオのifストーリーの1つ、美しき野望編の後の設定
自分の欲望の為に主であったフリーザや同僚であったドドリア達を出し抜き、神龍の力によって永遠の美しさを得たが、すぐ後にフリーザにバレてしまった
其処にやって来た悟空と共にフリーザと戦うも苦戦、危機に瀕するが、フリーザの兄であるクウラが動いた事でフリーザの意識が其方に向いて危機を脱した…かに見えたが、始末したと思っていたドドリアとグルドは生きており、今度こそ完全に彼等を始末した
しかし、悟空は地球のドラゴンボールで地球に戻された為にその場に取り残されてしまった
悟空の乗って来た宇宙船で星から脱出しようとしたが、操作方法が分からずに脱出出来ず、フリーザ軍とクウラ軍の戦いで崩壊する星と運命を共にした
悪人だった為に地獄に落ちたが、既に悪人達の大脱走事件は始まっていた
彼は、主や仲間を裏切ってしまった為に行き場を無くしていたが、そんな彼を救ったのは幻想郷の賢者である八雲紫だった
紫は、彼が悪人と知りながらも居場所を与える代わりに自分達の力になって貰えないかと交渉、魂を洗われてこそいない物の、閻魔や神の了承(かなり渋々)を得た後に肉体を与えられて復活した彼は、幻想郷側の新たな戦力として紫、藍と共に幻想入りした
かつてフリーザ共々下に見ていたサイヤ人と共闘する事には少々戸惑いがあるが、人生をやり直す機会と新たな居場所を与えてくれた紫達には心から感謝している
後に、唐傘御化けの多々良小傘と運命的な出会いをし、彼女共々仙人の茨木華扇の弟子として新たな人生を歩み出す(フリーザ軍とは完全に縁を切った事になる)
主な生活内容は、小傘や華扇の生活の補助と彼女達との修行
恐怖による支配しかしていなかったフリーザと違い、共に食事をしつつ気軽に話したり、共に買い出しをしたり、冗談混じりに笑い合える彼女達との今の生活をとても気に入っている
彼女達との修行により戦闘力はグングン増しており、変身せずとも3万は軽く超えている
華扇や紫、藍の事は様付けで呼んでいる
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