誇り高き弱虫の幻想郷生活   作:パラリズム

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ゆっくりしてってね


第190話

鈴仙です。Drウィローとその一味を倒し、闇に閉ざされた大陸を救った私達。次に訪れた大陸にある村は、私達が到着した時には既に崩壊してしまっていました。街の至る所に穴が空いており、其処から太く巨大な樹の根が突き出ており、それが建物を破壊していると言う訳です。村人の姿は見えず、安否が気掛かりです。とその時、私達の前に黒幕が姿を現しました。その黒幕とは、元の世界ではラディッツさんの昔馴染み兼同胞であり、私達にとっては頼もしい仲間の1人でもあるターレスさんと、天狗の御三方だったんです。只でさえボロボロの街をコレ以上破壊される訳にはいかないと、私達は場所を変えて彼等と戦う事にしました

 

ターレス:さぁて、まずは小手調べだ。貴様等、コイツ等(天狗3人)と戦って見せろ。コイツ等に勝てねぇザコじゃ、俺と戦う資格はねぇからな。

 

そう言うと、ターレスさんは樹の上に移動して腰掛けました

 

魔理沙:3人に任せて、自分は高みの見物ってか?良い御身分だな。

 

アリス:えっと…私、彼の強さがイマイチ分からないんだけど…其処の所はどうなの?

 

ラディッツ:アイツは、俺やフラン…いや、今まで俺が幻想郷で出会った奴等や戦って来た敵達の誰よりも強いぞ。悔しいが、アイツの戦闘力が本物そのままなら、今の俺達じゃ手も足も出んだろうな。

 

アリス:それが本当なら、コレってかなり絶望的な状況なんじゃ…

 

ラディッツ:かもな…正直、奴等と戦うのは全く気が進まんが、こんな所でくたばる訳にはいかん。俺達には帰る場所があり、待ってくれてる奴等が居るんだからな。

 

フラン:うん、そうだね。

 

アリス:じゃあ、手分けして3人の天狗達を倒してしまいましょう。但し…

 

鈴仙:くれぐれも油断はしない様に…ですよね?

 

アリス:話が早くて助かるわ。

 

魔理沙:へへへ…お前等でコレからの戦いの為のウォーミングアップをさせて貰うぞ!

 

輝夜:それは、自信満々に突っ込んだ割には全く敵わず、逆に敵にやられてヘタレるフラグかしら?

 

魔理沙:や、やられる訳無いだろ!どっかの野菜王子じゃあるまいし!

 

輝夜:あら、ゴメンなさいね

 

椛:何の話をしている!

 

文:ウォーミングアップで御終いにしてあげますよ!

 

はたて:覚悟しなさい!

 

天狗達は、私達を分断する為に散開しつつ襲い掛かって来ました。フランさんと魔理沙さんの所には文さん、姫様とアリスさんの所には椛さん、そしてラディッツさんと私の所にははたてさんがそれぞれやって来ました

 

ラディッツ:くっ…まさか、お前と敵対するハメになるとはな…

 

はたて:何かやり難そうじゃん。もしかして、女とは戦わないとかそんな感じ?

 

ラディッツ:・・・

 

はたて:って、そんなタイプには見えないね。まぁ取り敢えず…アンタ達は此処でゲームオーバーだよ!

 

はたてさんの弾幕が私達を襲いますが、修行を積んだ私達ならばそれらを見切るのは簡単に出来る…筈なんですが…ふとラディッツさんの方を見ると、回避こそ成功している様ですが、その表情は凄く辛そうであり、動きもいつもより鈍くなっていました

 

鈴仙:ラディッツさん!しっかりして下さい!姿形こそ同じですが、彼女は私達の良く知ってる彼女じゃないんですよ!

 

ラディッツ:・・・

 

鈴仙:本物の彼女は向こうの世界に居ます。もしかしたら、居なくなった私達を心配してくれているかも知れません。

 

ラディッツ:・・・

 

鈴仙:貴方がさっき言っていた通り、私達には帰る場所があります。待ってくれてる人達が居ます。此処で倒れる訳にはいかないんです。辛い気持ちは良く分かります。ですが、一刻も早くその人達を安心させてあげる為に此処は…

 

ラディッツ:…お前の言う通りだ。頭では分かってても、いざとなるとな…さっきお前達に偉そうに言っときながら、自分がこのザマじゃ世話ねぇな。だが、今のお前の言葉で本当に目が覚めた。有難うよ。

 

鈴仙:いえいえ

 

はたて:敵前でイチャ付くなんて、随分余裕じゃない!なら、2人仲良く殺してあげるわ!

 

はたてさんは、私達に狙いを定めて両手を前に突き出し、其処から光線を撃ち出して来た

 

ラディッツ:鈴仙、手伝え!奴を倒す!

 

鈴仙:はい!

 

ラディッツ:コレでも…食らいやがれ!

 

鈴仙:はあぁぁぁっ!

 

私は、ラディッツさんとほぼ同時に光線を撃ち出しました。私達の光線は、はたてさんの光線を完全に無効化しつつ突き進みました

 

はたて:そ、そんな…あぁぁぁぁっ!

 

私達の光線は、彼女に見事に直撃しました。しかし、消し飛ぶまでは行かず、ボロボロになって地面に落ち、倒れたまま肩で息をしている状態です

 

はたて:くっ…この私が、こんなにアッサリやられるなんて…遠慮は要らない、早く殺しなよ…

 

ラディッツ:断る。

 

はたて:…は?

 

ラディッツ:負けた奴の命までは奪わん。お前達は罪を犯した、生きて償え。

 

はたて:…甘い人達だね…

 

ラディッツ:自覚はしてる。

 

はたて:・・・

 

視点変更(フラン)

 

御兄ちゃん達は勝ったみたいだね。次は私と魔理沙の番。相手は、煩い方の天狗…もとい文さんだったね

 

文:はたてがやられましたか。まぁ彼女は私達の中では最も弱いんで、やられても仕方無いですかねぇ…

 

魔理沙:お前もすぐに負けるんだ。今の内に念仏でも唱えとけよ?

 

フラン:何処からでもどうぞ

 

文:私も甘く見られた物ですねぇ…不愉快ですよ!

 

文さんは団扇で風を起こし、その風に乗って空中を高速移動しながら風の刃で連続攻撃を始めた

 

魔理沙:うぉっと!文の奴、此方の世界でも凄い速さしてやがる!てか、速過ぎて奴の姿が全く見えないぞ!

 

フラン:えっ?

 

魔理沙:えっ?

 

フラン:魔理沙、あの速さでギブアップなの?

 

魔理沙:あ、あぁ…まぁいつもなら対応くらいは出来るだろうけど…何せ、今は能力が制限されてたりして本調子じゃ無いしな…

 

フラン:そっか…じゃあ、文さんは私が倒しちゃっても良いよね?

 

魔理沙:お、おぉ…まぁ別に構わないけどさ…

 

フラン:それじゃ…フラン!行きまーす!

 

私は、大ジャンプして空中を動き回る文さんの眼前まで一気に移動した

 

文:…へっ?

 

フラン:ヤッホー

 

文:ななな、何で貴方なんかが私のスピードに付いて来られるんですか!

 

フラン:動きが見えたからだけど?

 

文:み、見えたですって?仲間内で一番を誇る私のスピードが?

 

フラン:うん

 

文:あ、有り得ません!只の冒険者風情が私のスピードに付いて来られる等と、その様な事があろう筈がございません!

 

フラン:所がどっこい!リアルだよ!

 

文:くっ…なら、コレでも食らって下さい!

 

文さんは、私に向けて弾幕を連射して来た。その弾幕は、全て私をしっかりと捉え、辺りを弾が被弾した際の煙が覆った

 

魔理沙:フラン!

 

文:やりましたか?

 

フラン:何なのかなぁ?今のは?

 

私は、煙を吹き飛ばしながら姿を現した

 

文:ダニィ!?

 

フラン:それじゃ、今度は此方の番だね

 

文:ま、待って下さい!せめて明日まで!明日まで御待ち下さい!

 

フラン:だが断る!

 

文:くっ…こうなったら…避難する準備だぁ!

 

文さんは、脱兎の如く逃げ出した。私は直ぐ様彼女の眼前に移動し、行く手を塞いだ

 

フラン:何処に行くのかなぁ?

 

文:わ、私のスピードが敵わないなんて…ば、化け物…

 

フラン:私が化け物?違う…私は悪魔だよ

 

そして、私は文さんの顔をしっかり掴み、そのまま猛スピードで移動を開始した

 

文:な、何をする気ですか?

 

フラン:貴方の行き着く先は只1つ!

 

文:ちょっ…止め…

 

フラン:奥義!岩盤破砕撃!

 

私は、文さんの顔を掴んだまま何故か後ろにあった大きな岩盤に突撃し、それにクレーターが出来る勢いで叩き付けた

 

文:ま、参り…ました…

 

フラン:アハ

 

私が手を離した瞬間、文さんはその場に力無く崩れ落ちて気を失った

 

魔理沙:フラン、お前結構エグいな…

 

フラン:命までは奪って無いから大丈夫だよ。

 

魔理沙:お、おう…てか、私の出番無かったなぁ…

 

フラン:さて、残るは…

 

一方、御姫様とアリスと戦ってた椛はと言うと…私達が戦ってた間に、既に倒されちゃってたみたい

 

椛:こ、この私が出落ちとは…不覚…

 

輝夜:貴方じゃ実力不足だわ。出直して来なさいな。

 

アリス:コレは酷い…何と言う手抜き…じゃなくて出落ち…

 

椛:くっ…まだです…私達には、まだあの方が…

 

御姫様達にやられた椛は、ターレスが向かった樹の上へ向かって移動して行った

 

輝夜:あら、逃げて行っちゃったわ。

 

アリス:彼に報告しに行ったのかしら?

 

その後、私達は合流した訳で…

 

ラディッツ:お前達、無事だったか。

 

輝夜:えぇ楽勝だったわ

 

魔理沙:私達も…と言うか、フランが1人で片付けちまったよ。若干ネタ多めだったけどな。

 

フラン:エッヘン

 

ラディッツ:そうか。ネタの方は良く分からんが…良くやったな。

 

フラン:うん私頑張った

 

鈴仙:コレで、残るは…

 

他全員:・・・

 

気絶したはたてさんと文さんを安全な所で寝かせた後、私達はターレス達が向かった樹の上へと移動を開始した

 




最後が手抜き過ぎてスミマセン

フランの戦いだけ使い古されたネタばかりなのもスミマセン

天狗トリオの命を奪うまではしていません

ターレスとの戦いを残すのみ(皆生きてますが)

今までの敵と違い、圧倒的な戦闘力を誇る彼を相手にして、どう戦いますやら…

誤解の無い様に解説しておきますが、ラディッツ達は今飛行能力がありません

そして、一行の中で一番強いのはフランです

完全とは言わずも半不老不死で、能力も凶悪。能力が無くても身体能力がかなり高いので…
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